朝倉かすみという作家は、聞いたことはなかっただけに嬉しいかぎり。
「平場の月」朝倉かすみ
山本周五郎賞をとった作品だと知り、ミーハー的に購入。
心理描写が繊細で、心地よい。
ストーリーは出すのが憚れるが、死と恋愛、私がたくさん生き、くぐり抜けたことと重ねてしまい、泣けて泣けて仕方がなかった。
1960年生まれ。私より年下である。
俗的に読む。新宿二丁目で私に世間を教え、いつの間にか私たちの前から姿を消して、静かに亡くなっていた、しのぶさんを、一緒に世話になり、先に逝ってしまった先輩を、ずっと思いだし、後悔し、感謝しながら、ずっとずっと泣いていた。
「平場の月」朝倉かすみ
山本周五郎賞をとった作品だと知り、ミーハー的に購入。
心理描写が繊細で、心地よい。
ストーリーは出すのが憚れるが、死と恋愛、私がたくさん生き、くぐり抜けたことと重ねてしまい、泣けて泣けて仕方がなかった。
1960年生まれ。私より年下である。
俗的に読む。新宿二丁目で私に世間を教え、いつの間にか私たちの前から姿を消して、静かに亡くなっていた、しのぶさんを、一緒に世話になり、先に逝ってしまった先輩を、ずっと思いだし、後悔し、感謝しながら、ずっとずっと泣いていた。