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佐野洋 長く愛読した社会派推理

2013年04月30日 22時12分07秒 | わたしごと
 たしか1986年に、公安警察が、共産党幹部の自宅を盗聴した事件があった。まさに国家権力は、その維持・継続のためには、「手段を選ばず」で、政治の卑劣さ、冷徹さに恐れ戦いたのだが、この事件をモチーフにして、佐野洋は、「卑劣な耳」というミステリーを書いた。
 短編の推理小説は、きっと何十冊もあるのだろうが、古本屋にいくと決まって、彼の短編集を一冊買ったものだった。
 文庫本を買って読むたびに、「あっ、これ読んだものだ」と、後悔することもあったが(苦笑)。

 九条の会などでの活動も含め、年老いてからも、社会から目をそむけずに発言を続けていた、信念の人だった。

「名物批評コラム「推理日記」の連載などで知られた、作家で推理小説界の重鎮、佐野洋(さの・よう、本名・丸山一郎=まるやま・いちろう)氏が27日午後9時25分、肺炎のため川崎市内の病院で死去した。84歳。葬儀・告別式は故人の遺志で行わない。後日、お別れの会を開く。

 「短編の名手」といわれ、読売新聞記者時代の昭和33年、推理作家デビュー。39年、「華麗なる醜聞」で日本推理作家協会賞。48年から月刊誌「小説推理」に名物批評コラム「推理日記」を39年間連載し、日本推理作家協会理事長も務めた。

 平成9年、日本ミステリー文学大賞。21年に菊池寛賞受賞。代表作に「事件の年輪」など。」(産経)
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牧伸二

2013年04月29日 17時20分15秒 | わたしごと
 小学生のころ、「笑点」での歯切れ良い談志の毒舌と、「大正テレビ寄席」の牧伸二のウクレレ漫才は、欠かさずに見ていた
番組でした。
 そのころの私は、典型的なテレビっ子だったので、この2つだけが「お気に入り」というわけではなかったけれども、たいがい
見ていたことを考えれば、「かなり好き」だということかもしれない。

変幻三日月丸
スーパージェッター
ちろりん村とくるみの木
夢であいましょう
プロレス中継 交互に放映されたディズニーランド
ズバリ当てましょう
笛吹き童子
少年ジェット
鉄人28号
マグマ大使
パーマン
ルーシーショー
宇宙家族ロビンソン


牧伸二も、私の「笑い好き」に投影しているにちがいない。


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ラッキーな期待はずれ

2013年04月28日 21時38分38秒 | 素人の劇評
4/28(日)14:00
「アベンジャーズ」カプセル兵団
八幡山 ワーサルシアター

 ヒーローものと聞いていたので、「ああ、アクション中心の活劇なんだ」「かつて後楽園遊園地で見た○○レンジャーを、ちょっとだけ大人の会話を入れた程度か」と、たかをくくり、期待もせず(劇団に失礼)、八幡山に向かいました。また、同行してくれた田中さんにも「あんまり今回は期待しないほうがいいかも」とか「なんか日替わりで俳優が好き勝手にストーリーをいじくるみたい。よほどのことがないかぎり、毎日どんな劇になるかわからない企画は、たいがいうまくいかないものだし」と、言い訳の先発をしていました。

 さて、劇を観た印象を。一言で言えば、「期待(もちろんマイナスの)を裏切り、よかったよかった」、です。
 アクションは皆無、チラシにあったように、現役の、引退したヒーローが、先輩の葬式に参列した際の会話劇です。そのやりとりが、実に巧み(脚本も役者の演技も)で、会場も笑いの渦に。
 喪服姿のダンディなヒーローたちが、それぞれに個性的であり、それをうまく生かした演出も心憎いかぎり。
 期待していなかった分だけ、さらに楽しみ倍増といった感じがしました。

 役者も、そして観客も一体となって楽しんだ、約2時間の公演、好演。
 とくに「ゲスト」なぞ呼ばなくても、それだけで私は満足でした。
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2人の「期待の星」は 権力に巻き込まれてしまうのか

2013年04月28日 10時41分51秒 | 教育を考える
 今回は初回とあって、まだ何も発言できなかったのか、また発言したが受け入れられなかったのかは、まだ分からないが、2人だけに「活躍」に期待するのは、委員会の構成からして、なかなか難しいものだと思える。
 それを支える、周辺の支援、情報の伝授など、周到な「準備運動」が必要だろう。

「4月25日、都教委定例会の傍聴席(20席)はほぼ満席だった。「君が代」処分への関心の高さをうかがわせた。冒頭の報告事項を終え、いよいよ非公開の処分議案に入る直前、傍聴者の中から「君が代処分をやめてください!」の声があがった。複数の人が「処分をするな」「減給は違法」などのボードを持ち、教育委員に訴えた。この日、都教委は、今春の入学式で「君が代」不起立をした3人の教員に対する処分を決定した。3月の卒業式に続き、連続5回目の不起立をした田中聡史さん(都立板橋特別支援学校)は減給10分の1・1ヶ月、他の二人(都立大森高校)は戒告処分だった。昨年2012年1月の最高裁判決で、減給以上の処分は原則違法とされたにもかかわらず、都は3月に続き田中さんへ二度目の減給1ヶ月の処分を言い渡した。

最高裁判決以前の「君が代」処分は、戒告、減給1ヶ月・6ヶ月、停職1ヶ月・3ヶ月・6ヶ月の順に加重されていった。今回、都教委がこの累積加重処分に踏み込めなかったのはなぜだろうか。最高裁判決の重みとともに、直接の申し入れや電話・FAX・メールで届く「処分をするな」の元教員・市民の声、「東京新聞」特報欄の(君が代不起立)再発防止研修批判などが、都教委に少なからずプレッシャーを与えたことは十分考えられる。処分を繰り返す都教委が何よりも恐れているのは世論なのだ。

今春、猪瀬都知事は二名の新教育委員を任命した。(教育委員は全部で6名。他に内館牧子、竹花豊、木村孟委員長、比留間英人教育長)。一人は、女子柔道の暴力告発問題でサポート役を引き受けていた山口香氏。もう一人はイジメ問題などでマイノリティーの立場から積極的に発言をしている乙武洋匡氏だ。これらの問題では、まっとうな人権感覚を発揮した両氏が、基本的人権の中でも最上位におかれるべき「思想・良心の自由」に対してはどのような態度をとったのか。定例会の議論の内容はわからないが、少なくとも教育委員の一員として、両氏の責任は免れない。「みんなちがって、みんないい」(乙武氏のことば)の中身が問われている。 (佐々木有美)」(レイバーネット日本)
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体罰と権力関係

2013年04月27日 22時20分17秒 | 教育を考える
 少なくとも、私の受けた教育、経験した学校生活の実態とは、かけ離れた数字である。
 「二倍を超え」たといっても、これは調査活動が強まったからであり、「増えた」ことにはならない。

 私の小学校時代には、私語をするとチョークを投げる男の先生がいたし、当番などで遊んでいると、次の授業が始まってもずっと廊下に立たせている女性教師もいたし、子どもの前で「お前はバカだ」と罵倒することに、生き甲斐を感じているようなおじいさん先生もいた。
 さらに中学校では、イーゼルを投げつけ、気にくわないと拳を振り上げて殴りかかる美術の先生がいたし、ここにもチョークを投げつける先生、宿題忘れには「往復びんた」をお見舞いする、若い男性の先生もいた。
 私だけが、「体罰」の濃縮された環境にいたとは考えられないから、全国で考えれば、あと一桁や二桁は多くなるに違いないと予想できる。

 「生徒・児童と教員とが、権力関係にあることは当然のことであるから」として、体罰を肯定する議論があるが、それは暴論である。たとえ、もともと「上」と「下」があるとしても、それだけから体罰を容認することはできない。


「平成24年度に全国の公立小中高校で体罰を行った教員は、今年1月末段階で840人に上り、23年度(404人)に比べ2倍を超え過去最多となったことが26日、文部科学省の調査で分かった。大阪市立桜宮高校の男子生徒が自殺した問題を受けて緊急実施。体罰への社会的関心の高まりを受けて学校現場での把握が進んだとみられ、これまで多くの体罰が見過ごされてきた実態が浮かび上がった。

 今年1月までの10カ月で、各教育委員会が把握した処分済みと処分検討中の教員を集計。文科省は子供や保護者にアンケートして24年度全体の件数を再調査するよう求めており、今後大幅に増える可能性が高い。国公私立全校の結果とともに6月に公表する見通し。

 体罰の内訳は中学校が416人で最も多く、高校が220人、小学校が189人、特別支援学校が15人だった。1人の教員が体罰を複数人に行ったケースもあるため、被害児童・生徒は1890人に上った。

 体罰を行ったのは、小学校では授業中が51%で最も多かったが、中学、高校では部活動中が最多で、それぞれ32%、42%だった。

 「打撲」を負わせた教員は99人で、「外傷」が64人、「鼓膜損傷」が30人、「骨折・捻挫など」が23人。3分の2のケースでけがはなかった。

 体罰の内容は「素手で殴る」が479人と処分対象者の6割近くを占めた。「つねる」「頭突きする」「給食を食べさせない」といったケースもあった。

 体罰把握のきっかけは、最多が「教員の申告」(39%)で、「保護者の訴え」(36%)などとなった。

 都道府県別では大阪の96人が最多で、福岡77人、岐阜64人と続いた。一方、岩手はゼロで、ばらつきがみられた。文科省は調査前から自主的に把握に努めるなどした県は件数が多くなったとみている。

 文科省は「これまでは『これくらいなら許される』という考えもあったと考えられる。今後も体罰禁止の取り組みを徹底させていきたい」としている。」(産経)
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めとめ先輩の死

2013年04月21日 21時50分07秒 | 思い出を語る
大学のサークルの先輩「めとめ」が亡くなった。
夫婦揃って先輩だから、「いつでも会える」と、高をくくっていたのですが、
前回の先輩(2011.8)につづき、またも「話ができないまま」の別れです。

「めとめ」は、松戸の市議会議員として、長い間活躍していたとのことですが、そのことすら
きちんと私は把握していなかったのでした。
奥さんとは電話で何度も話していましたし、彼が入院していたことも知ってはいましたが、
あのパワフルな彼が「死ぬわけがない」と、見舞いにも行かず、いずれ退院したら祝いに
いってみよう程度に考えていたのでした。

ネットで、議員時代のことを検索してみると、市議会の議員さんのブログに、こんな記事を
見つけました。
2006年9月7日の記事です。

「9月6日、松戸市議会9月定例会一般質問の3日目、山口博行議員(日本共産党)の最後の一般質問がありました。
 その力量は、行政も議員も認めるところです。引退を惜しむ声は本当に多く、議場の、あるいは議場の外の人たちが聴きいる中、最後の質問は行われました。
 今期は山口さんの隣の席でずいぶん教えてもらえてよかったっけとか、私が議員になる前の議会傍聴を続けていた頃に、山口さんの質問で議場の雰囲気が一変したことがあったっけとか、常任委員会がいっしょで視察先で話したこととか、様々なシーンを想い出しつつ、私も聴きいりました。
 市政全体の筋道の話で将来を案じての締めに、いつもの厳しさは見られませんでしたが、議場全体から拍手が起きました。傍聴席での拍手は禁じられていますので私は控えましたが、もう彼の一般質問が聴けないのは、心底、残念です。」

穏やかで、おそらく彼が声を荒げたことなど、1回もなかったと思うくらい、相手の目線で考え、的確なアドバイスをしてくれた先輩でした。
私たちのサークルは、いわゆる「社会科学」系のもので、いつも「日本の未来は」「私たちの生き方は」など、熱く語り合ったものでしたが、彼の言葉は、その一つ一つが、「後輩」にとっての羅針盤でした。

大学を卒業して、1度たりとも話をしていなかったこと。
悔やんでも悔やみきれない思いです。

サークルのみんなと、一時期「空白の期間」を作ってしまった、私の「身から出たさび」「自業自得」なのですから。

めとめ、ありがとうございました。
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二転三転の醍醐味 「チチキトク」えにしにっき

2013年04月21日 21時28分07秒 | 素人の劇評
4/21(日)13:00
「チチキトク」えにしにっき
池袋 シアターKASSAI

最後まで、真相はどうなのか分からないという展開に、わくわくしながら観ていました。 もしかして、途中でわけがわからなくなったお客もいるのだろうなあと思うくらいの「二転三転」です。 私なりに楽しめたのですが、前述のように、「複雑さ」がウリだとしたら、それはあまり感心されるものではないと感じました。もちろん展開の妙として評価されるのでしょうが、客に向けて演じる以上、観ている側が、余計な負荷を抱えるのであれば、私なら、それは「ほしくないな」と思えるのです。 とはいえ、今回の「煩雑さ」は、許容範囲かなと・・・ 役者さんの演技は、みな個性豊かな面々で、それぞれの役を見事に演じていたと思い、好感が持てました。友情出演の方々のおかげなのか、また劇団の持っている力なのか、その両方なのか。役と劇団と俳優さんとが対応していないため、なんとも言えないのですが、チームワークも素晴らしかったと思います。 ひとつだけ苦言です。「笑いをとる」ことについてです。 意識的に笑いをとろうとする場面が何カ所もありましたが、正直ひとつも笑うことができませんでした。(私の斜め前の男性は始終声を出して笑っていましたが) そのほとんどが、声を張り上げてのせりふ。 そして無理矢理、「ここで笑え」といった見え見えのせりふの感があります。 施設の女医の甲高い声、母親(2人とも)の大きなパフォーマンスに合わせた叫びにも似た声。 そんなにしないでも笑えるものです。 「力む」よりも「力を抜いた」笑いのほうが、劇の内容からしてよかったのではないでしょうか。 生と死、あの世とこの世。 幸と不幸。 観る人、それぞれに感じるものがあったと思われる公演、好演でした。
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星屑の町 楽しい「芝居」でした

2013年04月14日 00時51分09秒 | 素人の劇評
4/3 14:00の部
星屑の町 だるま座 荻窪の専用劇場

かつて「でんすけ劇場」という、人情喜劇専門の劇団があり、テレビでもよく放映されていたのを思い出しました。 藤山寛美の「あほなおっさん」の芝居も然り。 「星屑の町」を観ている中で、私の小学生時代の、ふたつの喜劇劇団のことを、ふと思い出しました。 これだけ個性的な役者が揃っていれば、なにをやっても楽しい芝居になるものです。 私のイメージする「演劇」とは、少し次元が異なりますが、楽しい「お芝居」だったことにはまちがいない。素直に、腹の底から笑いました。
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さあ いよいよ

2013年04月07日 23時34分02秒 | わたしごと
私にとっては最後の1年間が始まります。
明日の始業式のあとに、子ども達に手渡す学級通信もできあがり、
風呂に入って寝ることにしよう。
持ち上がりの子ども達ではあるが、気持ちはリセット。
新しい私と、新しい子ども達とで、また未知の1年間を拓いていこうと思う。
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