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息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

杉田議員の「言い訳」 私たちの誤読のせい?

2018年10月28日 07時41分35秒 | 言葉の勘違い
 大学生時代、映画「橋のない川」を上映し、「差別」の不当性を訴えようとしたときのこと。角材を持ち、ヘルメットをかぶって実施を妨害しようと、会場に乗り込んできた集団に対して、私たちの中の1人が「そんな馬鹿な真似はやめろ」と叫んだことがあった。
 すると、「お前らなあ、今<馬鹿>って言っただろう。馬鹿っていうのはなあ、馬や鹿の皮を剥いで暮らしていた被差別民を侮辱した言葉なんや。この差別者どもが」と言い返された。
 私たちの何人かは、この罵声にひるんでしまったものもいて、彼らを押し返そうとする力が、やや小さくなった感もあったが、先輩が、「私たちの無知で、そんな語源があったとしたら、率直に謝る。ただ、そのことが、暴力で上映を阻止してもいいということとは繋がるものではない。おひきとり願いたい」と諭し、彼らを会場から追い出し、なんとか上映にこぎつけることができた。

 言葉は難しい。あとで調べてみると、馬鹿の語源について、彼らの言ったことは、ほとんど「こじつけ」「とってつけた」ものだったようなのだが。
 彼らが「確信をもって」「大声で」言ったことで、私たちも一瞬「本当かもしれない」→「私たちがやっていることは、実は間違っているかもしれない」と思ってしまったのだから。

 あの杉田議員が、例の「LGBT」についての寄稿について、弁明する文章が25日に発表された。
 よく読んでみることにする。

 「・・・不用意に「生産性」という表現を用いることより 誤解や論争を招いてしまったことや、結果として不快に感じたり、傷付いた方々がいらっしゃることを重く受け止めております。・・・」

 「新潮」の、もとの文章も引用してみる。

 「例えば、子育て支援や子供ができなカップルへの不妊治療に税金を使うというのであれば、少子化対策のためにお金を使うという大義名分があります。しかし、LGBTのカップルのために税金を使うことに賛同が得られるものでしょうか。彼ら彼女らは子供を作らない、つまり「生産性」がないのです。そこに税金を投入することが果たしていいのかどうか。にもかかわらず、行政がLGBTに関する条例や要項を発表するたびにもてはやすマスコミがいるから、政治家が人気とり政策になると勘違いしてしまうのです。

 2つ、ひっかかった。
 1つ目は、これは単に「生産性」という言葉を使ったから・・・といった問題ではないということです。子どもを作らない者には、税金を使うなということ。言葉1つ入れたか入れないかの問題ではないのだ。これだけでも、まやかしの「弁明」となる。
 2つ目は、「誤解」という言い方。言い換えれば、「私はきちんと説明している」、しかし読み手が「誤読」「曲解」しているのだ。だから問題とされたことは、あくまで「結果として」であるから、まあ、読み違えて怒った人には重く同情するが、今度はもっと分かるようにしますね。
 といったところか。

 「誤解を招いた」という言葉を、政治家はよく使うが、それは「おれはちっとも悪くない。ちょっと言葉が足りなかったのだ。結果として読者が読み違えたことはまずかったが」といった、責任のすり替えに他ならない。

 そんな三流の議員がここまで厚かましく議員を続けていられるのは、私たち三流の有権者のおかげなのだろう。 悔しい限りだ

 
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自分の意思で管理職になれ

2018年10月24日 19時49分43秒 | 教育を考える
 私の同僚で、管理職になったものは、その理由や動機について、「なりたくなかったのだけれどね」「校長に、やれやれと勧められたからね」と、「言い訳」がましい言葉を発する。
 失礼ながら、「じゃあ、やめたほうがいいんじゃない?」と、嫌みな言い方をしてしまったこともあった。
 これまで勤務した学校で、9割方の「管理職の新人」がそんなことを言っていた。(今の学校も、「やりたい」と言って目指しているのは1人だけ)

 なんと夢のない「志望理由」なのだろう。
 主体性のない人たちなのだろう。
 と、悲しくなってしまう。

 私が労働組合に所属しているせいもあるのかもしれない。
 組合にとって、管理職は敵(そんなふうに思っていないのに)だから、穏やかに反応してほしいとの配慮なのかもしれない。

 私が、学級担任固執型の「堅物」なので、気を損なわないようにとの気遣いなのかもしれない。

 管理職になろうとする気持ちは、分からないこともない。
 上からの押しつけはありながらも、「こんな学校にしていきたい」「こんな管理職になりたい」とする気持ちは大事なものだと思う。
 
 それなしに、周りに押されて、いやいやなるのなら、それこそ「辞めたほうがいい」。

 管理職を目指すなら、自分なりの管理職像を、学校像をもってからにしてほしい。

 残念ながら、同じ組合員だった同僚が、管理職になったとたんに、上には忖度し、下には抑圧的な
 態度をとる、典型的な「転向」をしてしまった例もあった。

 
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課題多く その圧力に金縛り

2018年10月24日 00時05分12秒 | わたしごと
 やりたいこと、やらなければならないことが、たくさんありすぎて、身動きとれないこと。
 そんなことありませんか。

 今の私が、まさにそれ。

 子どもたちの個々の課題を細かくまとめ直したい
 小説を読みたい
 あ、道徳について、自分なりに考えをまとめたい
 同僚の、今抱えている困難をなんとかしてあげたい
 サークルのみんなと密に連絡を取り合いたい
 母から言われた「ミッション」に早く手がけたい
 家族でもっと教育論議をしたい
 来年からのことを、じっくり考えたい
 毎日のトレーニングを三日坊主の連続にしたくない
 音のない場所、1人になれる場所で、思索を巡らしたい
 京都に行きたい
 途中で止まったままの原稿を再スタートさせたい
 経済的に余裕がほしい(笑)
 今年の「バラ」本を完成させたい

 きりがないほど頭に浮かんでくる。

 ひとつひとつ着実に。

 これしか解決法はないのだが。

 
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麻生氏の自虐的、しかし本人は気付かないギャグ

2018年10月23日 23時58分46秒 | 言葉の勘違い
「麻生太郎副総理兼財務相は23日、東京都内で開かれた自民党麻生派の河野太郎外相のパーティーで、「(河野氏が)政治家として今後伸びるのに何が欠けているかと言えば、間違いなく一般的な常識だ」と語った。財務省の一連の不祥事などで失言も多い麻生氏だけに、党内から「麻生氏には言われたくない」と失笑も漏れた。」(毎日新聞)

 きっと誰もが笑った記事ではないでしょうか。
 ただ、当の本人は、そのギャグに気付く様子はないでしょう。

 最近、「あなたにだけは言われたくない」という言葉が、よく聞かれますが、河野氏からすれば、まさにそれ。

 一方、国民の側からすれば、こんな人物が、国の中枢でふんぞり返っていること自体、とても笑ってばかりはいられないのですが。
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目先を変えた 姑息な提案 教員の過密労働

2018年10月20日 11時34分27秒 | 教育を考える
「小中学校の教員の長時間労働が問題となるなか、文部科学省は15日の中央教育審議会の「学校における働き方改革特別部会」に、教員に1年単位の変形労働時間制(変形制)を適用した場合の勤務時間のイメージを示しました。1日9時間近い所定労働時間を学期中の一般的な働き方として想定しています。長時間労働の是正を求める現場の声に応えるものにはなっていません。
1年単位の変形制は、業務の繁閑に合わせて労働時間を調整するものです。労働者の労働時間管理を困難にすることで残業代未払いの温床になっています。現在、教員を含む地方公務員は法律で適用できないことになっています。
 文科省が示したイメージは、夏休みなどの長期休業期間の労働時間を短縮し、その分を学期中に割り振ることで年間通じた労働時間を平準化するもの。週3時間割り振ると年15日間、週4時間だと年20日間の休みが新たに確保できるとしています。
 現在、教員の所定労働時間は7時間45分ですが、文科省のイメージでは週5日のうち3~4日は労働時間が8時間45分になります。
 同日の部会では、労働組合のアンケートで変形制に否定的意見が多いことを挙げ導入に危惧を表明する意見や、長期休業期間も部活動や研修など多くの業務があることから本当に教員の休み確保につながるのかとの疑問が相次ぎました。」(しんぶん赤旗)

 ことの本質を見失う提案だ。
 根本は、教員の働き過ぎなのだ。
 教員の心身の疲弊、授業の質の低下、保護者とのトラブルの深刻化・・・などが引き起こされる「諸悪の根源」なのだ。

 それをかわすようにして出されたもので、いったい何が解決されるというのだろう。
 「夏休みにたくさん休めるから、今はとにかく身を削ってでもがんばろう」と、教員が納得するとでも思っているのだろうか。

 残業代は出ない。学年会、テストの採点、教材研究すら、時間外に行えば「私的なもの」として、勤務とはされない現実。
 
 私たちの、馬鹿正直な「真面目さ」を利用した、詐欺的なものでしかない。
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松本人志氏は 人のいないところでご意見を

2018年10月14日 21時40分21秒 | こんなもの いらない
 16歳のアイドルタレント自殺について、

「みなさん原因を突き止めたがるじゃないですか。でも正直言って、理由なんて一つじゃないと思うんですよ。いろんな複合的なことが重なって許容範囲を超えちゃって、それこそ水がコップからあふれ出ていっちゃうんだと思うんですね。これが原因というのがないんですよ、ないからたぶん、遺書もないんです」

 そう、松本人志氏の言う通り。死んだ理由なんか、当人しかわかるものではないです。
 もしかすると、本人にも分からない場合もあるかもしれません。
 だから、松本氏の言うことは、至極当然、当たり前のことです。

 その上で「突き止めることは不可能で、もちろん僕は事務所が悪くないとも言えないですし、言うこともできないんですけど、でもね、我々は番組でこういう自殺者が出て、こういうニュースを扱うときに、なかなか亡くなった人を責めづらい、責められないよね。ついつい、かばってしまいがちなんやけど、僕はやっぱり死んだら負けやということをもっと、みんなが言わないと。死んだらみんながかばってくれるっていう風潮がすごく嫌なんですよ」とし「死んだら負けやともっともっと教えていくべき」と持論を展開した。

 そう、これも当然ですね。
 死んでしまうより、とにかく生きてみなさい。死んだら負けですよ。
 これも、もっともな考えです。(微妙に私の考えとは違うところもありますが)

 しかしながら、松本氏の言っていることを、アイドルタレントの自殺と事務所への遺族の提訴といった現在に発すると、この「まっとう」な意見が、次のように受け止められると思うのです。

 ①みんな死んだものをかばうけれど、死んだものにも非があるのだ。死んだものは、所詮弱いのだ。(そして悪いのだ)

 ②自殺の原因なんて、分かるものではない。事務所の問題にしても、それが自殺の原因かどうかは、本人にしか分かるものじゃない。
  つまり、妙にかばったり、裁判に訴えたりするのは、愚の骨頂である。

 ちょっとオーバーな言い方になりましたが、松本氏の持論は、今回の自殺の要因を探求する人たちに、水をかけるようなものであると言えるでしょう。

 マスメディアの中で、好き勝手にもの申す彼ですが、思いつき、野次馬的な発言により、誠実に生きようとする営みにケチをつける役割を担っていると思える。

 あなたの発言は、自宅のトイレで。
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歌はそんなに必要なのか

2018年10月13日 18時41分10秒 | あれこれと
よく「癒された」「勇気づけられた」といった言葉を聞く。
みなさんは、そうなのかもしれないが、私にはどうもあてはまらないようだ。

歌詞に感動できないでいるからだろう。
あまりに前向きな歌詞に出くわすと、むしろ白けてしまうのだ。

詳しくはまた。
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甘く考えていた加計氏の誤算

2018年10月08日 11時14分51秒 | わたしごと
 部下の勇み足
 会談は記録にも記憶にもない

 この2点で乗り越えられると踏んだのだろう
 加計氏の、記者会見を小馬鹿にした姿勢が、さらに疑惑を深くする結果となってしまった

 だから、県の文書にも目を通すこともなく
 したがって、「勇み足」以前から、首相との会談を求めていたり、その内容を報告したいとする文書にも、考えが及ばなかったのだ
 
 勇み足だとしても、安倍首相は、会談が虚偽ならば、「やってもいない会談」を口実にし、学校開設を進めたことに対して、正式に抗議または認可取り消しを行うべきだろう
 それすらできないようでは、「お友達」へ、不当に利益誘導したことに他ならない

 「ていねいに説明」
 もうそんな虚言はいい
 行動で納得させてほしい

 
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ときおり顔をつらつかせる 「蛍の光」 3,4番

2018年10月07日 06時41分17秒 | こんなもの いらない
 「蛍の光」
 ポピュラーな歌だが、3番、4番の存在について知っている方は少ないかもしれない。

 <三、筑紫の極み、陸(みち)の奥、
海山遠く、隔つとも、
その眞心(まごころ)は、隔て無く、
一つに尽くせ、國の為。

 【解説】九州の端や東北の奥まで、海や山々によって遠く離れていても、真心はただひとつにして互いに国の発展の為に尽くそう。

 ※「つくし(筑紫)」=九州の古い呼び方 「みちのおく」=陸奥。東北地方

 四、千島の奥も、沖繩も、
八洲(やしま)の内の、護(まも)りなり、
至らん國に、勲(いさお)しく、
努めよ我が背、恙(つつが)無く。

 【解説】千島列島の奥も沖縄も、日本の国土の守りだ。学を修め職を得て、どこの地に赴こうとも、日本各地それぞれの地域で、我が友よ、我が夫よ、我が兄弟よ、どうか無事にお元気で、勇気を持って任にあたり、務めを果たしていただきたい。

 ※「やしま」=八島、八洲。日本の国の古い呼び方 「いたらんくにに」=国の至る所で 「いさおしく」=勇ましく 「せ」=背、夫、兄。兄弟とか友 「つづがなく」=お元気で>

 歌詞と解説については、「愛国心」に燃える「日本教育再生ネットワークのブログ」から引用させていただいた。

 それほど国民に浸透していないことにホッとしている私だが、素朴な愛国心が、排外的で、偏狭なナショナリズムに変質し、世論が「独断的な国防意識」に浸ってしまう可能性は限りなく大きい。

 戦争に繋がるものは、細心の注意を払って、ひとつひとつ芽を摘んでいかなくてはならない。

 

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全員三流政治屋集団 この劣化ぶり

2018年10月07日 06時19分32秒 | あれこれと
 全体として否定されているものについて、その一部を執拗に評価するとしたら、それは「肯定」を表明していることなのだ。

 またしても閣僚から、その類の発言が飛び出した。
 そして、それを正面から批判する言動が、自民党内部から起こっている気配がない。
 劣化極まった政権の象徴ともいえる現象だ。
 そもそも、そんな三流の政治屋を選んだ安倍晋三氏自身が、三流にも及ばない政治屋なのだから、想定内といえばそうなのだが。
 「他に任せる政治家がいない」という理由で、かろうじて首相になっているだけの人物だけのことはある。

 西日本新聞の社説が、的を射た論じ方をしているので引用する。

 <時代錯誤の認識である。しかも、教育行政を担う文部科学相の発言だというから断じて看過できない。
 内閣改造で初入閣した柴山昌彦文科相が就任会見で教育勅語について「現代風にアレンジした形で、今の道徳などに使えるという意味で普遍性を持っている部分がある」などと語った。
 その一部にせよ、要は教育勅語を評価する発言だ。「道徳教育に使える」「普遍性を持つ」と踏み込んでおり、文科省のトップとしてあまりにも不適切ではないか。
 野党は「認識違いが甚だしい。昔だったらすぐクビだ」などと猛反発し、今月下旬に召集される臨時国会で、柴山氏と任命した安倍晋三首相の姿勢を追及する構えだ。
 柴山氏はきのうの閣議後会見で「教育勅語を復活させると申し上げたわけではない」と釈明したが、同時に「友人を大切にするとの考えは現在の教育にも通用するということで申し上げた」とも述べた。
 教育勅語には「いいことも書いてある」という論法である。残念ながら、過去も同様の見解が閣僚など政治家から繰り返し発信されてきた。
 確かに教育勅語には、父母への孝行や夫婦の和、博愛など道徳の項目を記している。しかし、教育学の専門家が指摘するように、それらは「天壌(てんじょう)無窮(むきゅう)ノ皇運(こううん)ヲ扶翼(ふよく)スヘシ」という文言に掛かる。つまり、天皇家の繁栄に臣民は尽くすべきだ-という主権が天皇にあった時代の皇国史観であり、国民主権の現在に通じるものではあり得ない。

 教育勅語が「忠君愛国」の軍国主義教育と結び付き、国民を破滅的な戦争に駆り立てた戦前の教訓を忘れてはならない。
 1948年に衆院で「教育勅語等排除に関する決議」、参院で「教育勅語等の失効確認に関する決議」が可決、成立している。過去に国会決議で「排除」「失効」した文書なのに、なぜ「亡霊」のようによみがえるのか。危うい戦前回帰の動きだと批判されても仕方あるまい。
 「現在の教育にも通用する」道徳の項目があるというのなら教育勅語を持ち出さずとも、それ自体を教えれば済むことだ。
 道徳は今春から小学校で「特別の教科」となり、検定教科書や記述による評価が導入された。中学校でも来年度から同様の制度が始まるが、この文科相の下で大丈夫かと心配になる。
 文科省は天下りや接待問題で2代続けて事務次官が辞任に追い込まれ、混乱の渦中にある。就任早々、自らの発言を巡る釈明に追われる大臣に組織立て直しの使命は果たせるのか。それも懸念せざるを得ない。  =2018/10/06付 西日本新聞朝刊=>

 
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清涼感ある劇団 「what's your destination?」 

2018年10月06日 22時03分45秒 | 素人の劇評
10/6(土) 14:00
「what's your destination?」 遊々団★ヴェール 第5回公演
下落合 TACCS1179(俳協ホール)

清涼感のある劇、また劇団です。ラストは「できすぎ」の感がありますが、そこに至る展開が、それをチャラにしています。したがって、お隣の女性が、ラストで涙していたように、感動的なものとして終わることができたと思いました。下ネタなしの一貫性も好感が持てました。
台本のストーリーが、やや荒いことが気になりますが、個性豊かな俳優陣が、埋め合わせしてもくれました。
清々しく、そして「生と死」とを真摯に表現しようとする意欲。買っています。
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桜木紫乃「ターミナル 起終点駅」

2018年10月04日 19時20分47秒 | こんな本を読みました
小学館文庫 ブックオフで108円
定価600円+悪税

いつも彼女の小説は、人生を価値付け、重くしてくれる。
短編集。
おそらく再読。(つまり、これまでいい加減に読んできていた証拠か)
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慌てふためく都教委 人権を語れぬ研修会

2018年10月04日 18時33分54秒 | 教育を考える
 研修会が終わり、会場を背にして歩きながら、
 「このハプニングは、いったい何人の教員が気付いたことだろう」と、淋しい思いがした。

 立川で行われた人権教育研修会。
 区部、市部の主幹、指導、主任、一般教諭の対象であるから、ほとんど各学校から1人は参加していることになる。
 会場の大ホールは、7割方埋まっているほどの大人数だ。

 「人権教育をさらに推進せよ」という趣旨の大研修会だ。

 都の方針について、指導部主任指導主事とかいう肩書きのえらい長い、若者が説明。

 続いて、奥多摩の小学校の実践報告。うーん、さしたる感銘はない。
 自己肯定感が上がったと報告があったが、この取組が功を奏したという確証はない。

 そして、「差別や偏見に立ち向かう~ハンセン病を生きて~」として、全国退所者連絡会副会長の石山春平氏の講演が行われた。
 隔離された生活の過酷さ、その中でも楽しいこともたくさんあったこと、職員の女性と結婚にまでこぎつけた苦労話など。
 最後に、「この世の中は、まだ差別や不自由がたくさんあります。たとえば、君が代のこと。いろんな考えがあっていいと思う。おしつけはぜったいにいけないと思います。」といった趣旨の言葉で締めくくった。
 人間味溢れた、楽しい講演であったと思う。

 そして、ここで面白い光景が。
 司会役の女性指導主事が(名前は忘れた)、最後の事務連絡と一緒に、
 
 「都教委は、学習指導要領と法令にもとづいた人権教育を行っていることを、あらためて確認しておきます」といった内容の言葉を(おそらく誰も気付かない程度の)小声で、追加説明したのだった。

 みな帰り支度、ほとんど聞いているようには思えない雰囲気の中でのもの。

 思わず嗤ってしまった。

 ああ、そうだよね。都は、人権人権と良いながら、日の丸は舞台正面に掲げろと命令しているし、君が代は歌え、歌わせろと、人権など吹き飛ばすような強い指導(威嚇)を繰り返しているし・・・
 そんなことは棚に上げて、ちょっと石山氏に突っつかれただけで、このありさま。
 太っ腹ではなく、すぐに「言い訳」をするなんて、よほどビリビリしているようだ。つまり、やましい。

 司会の指導主事は若い女性。みじめな、「ただのロボット」ぶりが、淋しいかぎり。勉強していないのか、出世のための演技なのか、はたまた本心で発したものなのか。

 帰り道、やはり「教育とはなんなのか」を、自問自答して、とぼとぼ歩いた。

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あまりに酷い内閣

2018年10月03日 07時18分25秒 | 言葉の勘違い
洒落を言っている場合ではない。
石井氏を除く閣僚19人全員が、「神道政治連盟国会議員懇談会」に加盟、「日本一会議」にも14人。

女性抜擢は忘れたのか。モリカケはどうする。沖縄はどう「真摯に」考えるのか。

不気味な内閣だ。
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タバコ 値上げしてました

2018年10月01日 19時21分39秒 | わたしごと
 私は、「ケントのSシリーズの白くて薄い1ミリのメンソールじゃないやつ」(そう言わないと、コンビニの店員さんが分かりません)を吸っています。
 今日から、410円が440円になっていました。これは、東京のコメダ珈琲店の、珈琲と同じ値段です。
 高いか安いかは、個々の感じ方、経済力によるのでしょうが、30円の値上げにより、約1000円の負担増となるのは、少しばかり辛いかな。
 1年で12000円と考えると、やはりこたえるなあと思ってしまいます。

 もう40年以上の、タバコとの付き合いですが、「峰」→「マイルドセブン」→「フィリップモリス」→「キャスター」→「ラーク」→「ケント」と、あちこち浮気しながら、現在のタバコに落ち着いています。

 電子タバコも、アイコスから始め(買ったその日に、筒の奥の爪を折ってしまい、「あ、こりゃだめだ」と。吸ってもみたのですが、とてもタバコの味とは遠い位置にあって、ホコリを吸っているようなテイストでした)、グロー、プルームテクも試したのですが、いずれも、タバコとは思えず、メンソールなら、まだましといった具合で使用しています。
 しかし、満足感はゼロ。やはり、ケントを主にしたタバコ生活です。

 いけないこととは知りながら・・・と、犯罪人の心境で過ごす毎日。
 
 意思が弱いのでしょうが、すでに「中毒者」なのですから、もう手遅れなのかもしれません。

 家の中では、当然御法度。
 玄関を出て、前の駐車場で、わびしく、空を眺めながら吸っています。

 
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