息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

枯渇した人材

2023年04月19日 17時35分09秒 | 教訓
4月だと言うのに、まだ私のもとに、「産休、育休代替教諭の募集」メールが届く。
今年度から、期間を繰り上げて採用されるようになったこともあるのだろうが、それにしても異常なことだ。
2日に1メールは、受け取るからである。
その繰り上げ採用ブラス退職者でやります希望する数が激減していること、新規採用の在庫も尽きているといったところか。
もはや「教育に希望をもてない」状況が蔓延してきている証拠だろう。
待ったなしのはずの、由々しき事態に国は自治体は、いったい何をしているのか。
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え、なになに これ?

2023年04月16日 23時30分50秒 | 教訓
学級通信第一号を手渡ししたときの、子どもの第一声。これまでみたことがないと言う。
忙しくて、それどころではないのだろう。
じゃ、広げる機会を探ろうじゃないか。今、学校が始まって7日。先週までに6号を出した。そしてみんなに配りまくっている。
隣のクラスが週1で出し始めた。他にもかすかに手応えが。
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居心地は悪くないが

2023年04月15日 06時33分43秒 | 教育を考える
長い長い2週間が終わった。3日から昨日まで。はじめは名も知らぬ職員の中で、後半は受け持った子どもたちの名前を覚えることでエネルギーを使う。マスクを装着した顔を、私はなかなか覚えられない。
新しい学校は、極端に会議が少ない。パソコンでそれぞれの担当からの連絡を見て動くことが多い。その分、自分の時間が増え、一応やりやすい仕組みを醸し出している。しかし。これも一長一短で、話し合うことが極端に少なくなるわけだから、いわゆる「教育論議」がほとんどない。私のように新しくやってきた者は、とにかくパソコンを見て、周りに「これ、どういう意味でしょうか?」「決まったことは、パソコンのどこに入れたらいいのでしょうか?」と聞きまくるしかない。若い職員が比較的多く、かなりアバウトな雰囲気も悪くない。前任校の、掲示板に貼るものや場所、授業の挨拶の一字一句まで統制されたのとは対照的である。(一応スタンダードはあるが)
それでも、やはり勤務は時間内には終わらない。私は6時半には学校に行き、できるだけ定時に退勤するようにしているが、それでも帰宅して、2、3時間は、教材研究、プリント作り、学級通信の作成をせざるを得ない。単純に計算しても、月に最低80時間は「残業」していることになる。働き方改革では、在校時間にしか光が当てられないし、持ち帰りの仕事にしても、先の裁判のように、「自主的な行為」であり正規の仕事ではないと見做されでしまうかもしれない。やらなければ、授業はボロボロになり、学級は崩壊、校務は停滞するはずなのに、「勝手にやった」と見做されるのだ。
働き方改革、すでに破綻しているシステムを改変しなければ、なにも解決はしない。

ちょっと余裕の、今回の土日。かわいい子どもたちのために、私も充電したいと思う。ほぼ日刊で出している学級通信(ここも発行している職員が少ない。受け持った子どもも「初めて見た」と言う)の記事をまとめようかな。映画も見たい。
2週間で読んだ本は「平場の月」だけ。前に途中で辛くなって「一時停止」していた小説だ。先が見えてしまい、「泣いてしまう」予感から投げ出したのだが、案の定、最後の数ページは涙で文字が揺れて仕方なかった。
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