息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

辻井喬氏 出自ゆえの苦悩

2013年11月30日 22時35分00秒 | わたしごと
「流通や外食、金融にまたがる企業集団「セゾングループ」を築き上げ、作家としても活躍したセゾン文化財団理事長の堤清二(つつみ・せいじ)氏が25日午前2時5分、肝不全のため東京都内の病院で死去したことが28日、分かった。86歳。葬儀・告別式はすでに済ませた。喪主は妻・麻子(あさこ)さん。後日、お別れの会を開く。」
「父は西武グループの創業者で元衆院議長の故・堤康次郎氏。異母弟は西武鉄道やコクドの会長を務めた義明氏で、確執があったとされる。清二氏は東大在学中、学生運動に傾倒。康次郎氏から後継者として認められず、傍流の百貨店部門を継承した。康次郎氏の秘書を務めた後、1954年に西武百貨店に入社。取締役店長を経て66年、社長に就任した。
 スーパーの西友や信販会社のクレディセゾンなど、多くの企業を育てた。専門店のパルコなどからなるセゾングループ代表となる。企業再建も手掛け、倒産した吉野家などを再生した。
 88年には世界有数のホテルチェーン、インターコンチネンタルホテルを約2800億円で買収するなど事業を拡大したが、バブル崩壊後は西武百貨店などの経営が悪化し、91年にセゾングループ代表を辞任。経営の第一線から退いた。2000年にはグループの不動産会社・西洋環境開発が特別清算を申請し、経営にかかわった清二氏は、私財提供を余儀なくされた。
 「辻井喬」のペンネームで詩人、小説家としても知られた。代表作に谷崎潤一郎賞を受賞した「虹の岬」や室生犀星詩人賞受賞の「異邦人」などがある。04年には康次郎氏を描いた「父の肖像」が野間文芸賞を受賞。日本芸術院会員で、12年に文化功労者に選ばれた。
 詩と出会ったのは若き日、肺結核で療養生活をしていた頃。体に障ることを案じた医師が「短いものなら」と、詩と漫画「サザエさん」を読むことだけを許可したからだった。西武百貨店入社と同時期に第1詩集を出版している。」(スポーツ報知)

 彼の生き方については、企業の経営者の家に生まれたものの、弟を後継者として指名され、自らは学生運動に傾倒し、リベラルな、左翼的な考えを一貫して持ち続けてきたことに、ずっと注目してきた。
そのような考えと、自らの企業主としての処世との矛盾を、常に意識しながら、思い悩みながらの生涯だったに違いない。

 それが文学への傾斜となっていくのだと思うが、そのような葛藤に「自分とはかけ離れた」ものとして、作品を読むこともなく時間だけが過ぎていってしまった。

 時勢に対する、その時々のコメントは、いつも注目して読んではいたが。

 希有な生涯を送った辻井氏のご冥福を願う。
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学力テスト結果 学校別公表容認は何をもたらすのか

2013年11月30日 22時10分24秒 | 教育を考える
「これまでの実施要領では、調査結果について個々の市町村名や学校名を明らかにした公表はおこなわないこととしていました。今回は、教育委員会が「自らが設置管理する学校の状況について、それぞれの判断において、公表することは可能」とし、市町村教委が学校別の結果を公表することや、都道府県教委が市町村教委の同意を得て市町村別や学校別の結果を公表することを認めました。

 その場合、単に平均正答数や平均正答率などの数値のみの公表は行わず、結果についての分析や今後の改善策を示すこと、学校側と公表する内容や方法について事前に相談すること、数値を一覧にした公表や順位をつけた公表は行わないことなどを条件としました。」

と、報道記事にはあるが、普通の親や市民の関心は、分析内容や改善策ではなく、もっぱら数値や順位である。

文科省は、なぜころころと主張を変えるのか、それについては一切きちんとした説明はない。
つまり、無責任な態度だと言われても、返す言葉がないだろう。

誤答を分析して、次の指導に生かす。
それ以外で、テストの結果を外に出す必要はない。
いや、外に出してはいけないものであろう。
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秘密保護法案の強行採決

2013年11月27日 23時18分06秒 | こんなもの いらない
自由民主党 自由勝手に 「民主主義とは多数決のことだ。何が悪い」とばかりに
            党利党略を駆使する政党

やはり公聴会も「アリバイ作り」にしかすぎず

廃案にするために ありとあらゆる知恵と力を 個々 チーム 団体で
結集しよう

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モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝

2013年11月25日 22時03分03秒 | わたしごと
疲れ切って、なにもしたくないのをいいことに、新宿にぶらっと出かけて、ピカデリーで
「モンティ・パイソン ある嘘つきの物語 グレアム・チャップマン自伝」を見てきた。

「第2次世界大戦中の1941年、イングランドのレスターに生まれたグレアム・チャップマンは、ケンブリッジ大学へ進学するとジョン・クリーズに出会い、パイプをくわえて医師の資格を取得。やがて、後に伝説となるコメディチーム“モンティ・パイソン”に参加する。自己分析の結果、7:3の割合で自分はゲイだと認識した彼は酒に溺れた後、禁酒。何本か映画を作り、何人かとセックスし、ロサンゼルスへ移り住む。そして最後は異星人にさらわれて宇宙へ……。赤裸々だが本当にすべて真実なのか……?それは誰にも分からない……。」

マッド・アマノと同様、私の青春時代のさしかかりにおいて、「こんな笑いもあったのか」と教えてくれたモンティ・パイソン。

この映画もはちゃめちゃである。
嘘かどうかもわからないままの自伝。しかし、人が一生を振り返って語ることなど、「こうした」というよりも「こうありたかった」が
大半なのではないか。
チャップマンは死んでしまったが、彼が語ったとしても、こんな映画になっていたかもしれない。

私も、どんな人生を語るのか。いや、語りたいのか・・か。
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学芸会は楽しいが・・・

2013年11月24日 12時10分27秒 | わたしごと
やっと学芸会終わり。
楽しい取り組みだったが、やはり疲れる。

その間に、秘密保護法案は採決をにらむところまできていた。
国(と言うよりも、自民党、政権党、時の支配層)に都合の悪いことは
堂々と隠し通せる、そんな社会になってはならない。

猪瀬氏の5000万円。
これほどしどろもどろの、変転する弁解はなかなか見ることはできない。
彼の不誠実さ、金銭感覚の庶民との違い。
やはり前知事同様、三流政治屋なのだろう。
早期の降板を祈る。

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テンポ良く 個性豊か

2013年11月16日 21時38分58秒 | 素人の劇評
「シット☆コム」ZIPANGU Stage
11月16日(土)14:00の部
大塚 萬劇場

笑いをとるには、間が大切だと言われているが、それすら吹き飛んでしまうほど
テンポ良く、軽快な台詞のキャッチボールを繰り返して、あっという間の90分と
なった。
正直言って、ストーリー自体はあまり独創的でも奇抜でもない。
しかし、それでもなお、客から「爆笑」をとれるのは、俳優陣の個性であり、練習量
であると思う。
テレビ局、生放送を前にアクシデント発生。その解決、処理にあたふたするスタッフ。
常に時間との闘い。
客もスタッフの心情とシンクロするように、一喜一憂していたと感じた。(会場は、知人、
家族が多かったこともあったのだろうが)
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学芸会 間近

2013年11月16日 01時12分23秒 | わたしごと
舞台に上がってから下りるまでが、みんなの役。
せりふのないときの演技こそ、自分の演技を開発、工夫できる、すてきなもの。
スポットも音も、舞台も、みんな自分たちでやってしまおう。

こんな呼びかけでスタートした練習。
みんなどんどん演技の数や質が高くなっています。

私の体力は低くなってきてますが・・・
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落合恵子氏の連載を読み続けて

2013年11月10日 20時55分02秒 | わたしごと
先週の土曜日で、東京新聞夕刊に連載されていた「この道」が終了した。
執筆者は落合惠子さん。
127回の連載。
ずっと楽しみにして、読み続けてきたものだけに、終わりとなると、やはり寂しいものだ。

最後の記事では、「評決」の酔いどれ弁護士の言葉を引いている。

「もし、正義を信じたいと願うなら、まずは自分自身を信頼し、正しく行動するのです。正義は誰の心にもあるのです。」

読み方、感じ方は様々であろう。
彼女は、「子どもたちのいのちと未来」が、正義のよってたつ源だという。

次の世代に、たとう未完成だとしても、誇りうる地球、社会を残す、ということなのだろう。

セイヤングから、ずっとともに老いてきて、ちらちらと注目していただけに、彼女の健康と、まだまだ衰えない意志とを願う。
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「君がいく先に 光がさすように」 しんみりと

2013年11月09日 23時15分03秒 | 素人の劇評
11月9日 14:00の部
「君がいく先に 光がさすように」演劇企画ハッピー圏外
下落合 TACCS1179(俳協ホール)

市井の、ごく平凡だと思われる女性にも、これだけの歴史の重みがある。
そんなことを深く考えさせられた劇だった。
戦争に、いわれのない差別に、立ち向かい、翻弄されながらも、常に
「前に向かって生きていく」。
押しつけがましい台詞や、ねじ曲げられた状況の設定もなく、素直な気持ちになって
物語の中に入り込んで観ることでできた。(元恋人の出現時期にはやや合点がいかなかったが)

この劇は、主演女優が、交代で出演している。私は、塚本茉莉子さんが主演の組を見たが、気丈で
働き者、優しさの伴った役を、「はまり役」という言葉がぴったりするくらいこなしきっていたと
思えた。
大声の役と、調子のよすぎる笑いの役については、当初とまどって観ていたが、芯がくずされている
わけではなく、アクセントとして「まあいいか」程度の印象となった。

ここの劇団も「年配者」のいない若者集団である。今回の劇でも、1人いただけでも、もっとしっとりと
したものになったにちがいないと思えた。

劇団の名前からして、もっと軽い劇になるのかなと「誤解」していた。
「シェルブールの雨傘」を思い出しながら、涙腺を少し弛めて魅入ってしまった。

すてきな劇に、感謝。
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島倉千代子さん死去 

2013年11月09日 09時19分56秒 | わたしごと
たしか中学生の時だったと思う
床屋に行き、そこでラジオから流れてきた曲が「愛のさざなみ」
報道では「人生いろいろ」が、小泉さんの横柄な答弁と重なって有名だが
私にとっては、こちらのほうが思い出深い

調べてみると、1968年とある
つまり私が15歳のときだ
記憶と合致

「この世に神様が 本当にいるなら
あなたに抱かれて わたしは死にたい
ああ湖に 小舟がただひとつ
やさしくやさしく くちづけしてね
くり返すくり返す さざ波のように

どんなに遠くに 離れていたって
あなたのふるさとは 私ひとりなの
ああ湖に 小舟がただひとつ
いつでもいつでも 思い出してね
くり返すくり返す さざ波のように」

今でも、空で歌える
作詞 なかにし礼 作曲 浜口庫之助
浜口庫之助のメロディーも、斬新なものだった
たしか「人生いろいろ」も彼の作品ではなかったかな

彼女の、細かく震える歌声は、他の歌手にない独特のものだった
強いような、それでいて庇護したくなるような心もとさ

身内の自殺、保証人となって被った借金、癌との闘病など、波瀾万丈
それこそ「人生いろいろ」だったとは思うが
「国民歌手」にふさわしい歌手人生だったのではあるまいか

一方的ながら、「知り合い」がどんどん減っていくことは寂しい

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秘密保護法案の審議始まる

2013年11月08日 22時43分26秒 | こんなもの いらない
保護法案というよりも、秘密隠匿法案と言うのに近いもの。
なんらかの力をふりしぼって廃案にしなければ、と思う。

なにをすればいいのか。
なにが有効なのか。
なにができるのか。

まずは、法案のあらまし、本質を知ること。

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死ぬまでにしておきたいこと

2013年11月05日 21時37分28秒 | わたしごと
家系図などないものだから 私から四代さかのぼると
もう 私と
私の ご先祖様は
どこから やってきたのか
だれから つながってきたのか
まったく わからない

そして 前を見ようとして
未来を 見据えたいと思うのだが
そんなことは 星占術師も 知識人と言われる人にも
わからないのだから
私に できるはずもない

時間の流れの中でも
私は 孤独なんだな

宇宙の 百数十億年の 時間の流れの中で
たまたま 今 この瞬間に 生を受けた
一匹の生物

同じ 時間帯に生きてきた ヒトも イヌも カメムシも
ダンゴムシも アメーバも
みんな ひとりぽっちの仲間だ

そんな 未来も 過去も 分からぬ
憐れむべき同胞のために

地球に 棲息する あらゆる
孤独な生命の ために

水平線と 大宇宙の 見える
崖に よじ登り

だれにも 遠慮することなく

思いの丈
大声をあげて
吠えるように
連帯の気持ちをこめて

泣き続けたい

涙が 一滴残らず 出尽くすまで
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盛田隆二「身も心も」

2013年11月04日 17時14分55秒 | こんな本を読みました
いずれはこんな場面が、私にも訪れるかもしれない、いや、訪れるだろうと思いながら読み進めていた。
妻を亡くして、放心状態の男が、絵画のサークルで出会った女性により、心を立ち上げていく。
しかし、それもつかの間、男は脳梗塞で倒れてしまう。直前に告白された女性の過去と、2人の行く末とが、
小説の後半を色づけていく。

彼の小説は、きわめてストレートなヒューマニズムを押し出してのものばかりだ。
それが私にとっては、安心して読むことができる所以でもあるのだが、逆に考えれば、「人生、そんな綺麗には
いかない」と、歯がゆく思う読者もいるかもしれない。

私は、そのまた反対で、「人生、そんな綺麗にしたいものだ」と思うから愛読者となっているしだい。
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ラッキーな勘違い

2013年11月03日 23時05分49秒 | こんな本を読みました
思考の自由人の文章を読みたいなと思い、「種村季弘」氏の本を検索して購入しようとして、
なにを間違えたか、「穂村弘」氏の本を買ってしまった。
なんてばかなことを・・・と後悔し、それでも「買ってしまったのだから」と、ページを
ぱらぱらとめくってみると・・・

それが実に面白い。しかも、種村季弘氏よりも、ずっとずっと思考の自由度が高いかもしれない。

「絶叫委員会」 これが本のタイトル。

読み進めているうちに、どうもこの文体、どこかで・・・
そうだ、「そうだ、短歌があるじゃないか」の著者。

言葉にこだわり、素朴に感動する。
やや、「無理矢理」感もあるのだが、引用する「一文」は、その選択と解説とが絶妙だ。

電車の中では読まないほうがいい。
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