息苦しい世の中で 自由に語り合える空間を

自由でも民主でもない この日本を もっともっとよりよく変えていくことができるように たくさんの知恵を語りましょう。

「風立ちぬ」

2013年08月25日 20時38分28秒 | わたしごと
堀辰雄の「風立ちぬ」のイメージを抱いて、
きっと3.11に関して、人間の尊厳を描いているのだろうと、
最近の「改憲」の動きに一石を投じるにちがいないと、
戦前の非人道的な社会が色濃くでているのだろう、
そんな期待をもって映画館に行った人は、きっとがっかりするに違いない。
そのどれもが「曖昧」であり、「遠巻き」であるからだ。

単純に娯楽映画として観ればいい。
企画書にも、強調されているのは「自然の美しさ」である。
そんな「気楽」さで観るといい。
そうすれば、なかなか面白い映画である。
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「残穢」小野不由美

2013年08月25日 12時18分50秒 | こんな本を読みました
内容紹介には「怨みを伴う死は「穢れ」となり、あらたな怪異の火種となるのか──。畳を擦る音が聞こえる、いるはずのない赤ん坊の泣き声がする、何かが床下を這い廻る気配がする。だからあの家には人が居着かない──何の変哲もないマンションで起きる怪奇現象を調べるうち、浮き上がってきたある「土地」を巡る意外な真実。著者九年ぶりの五〇〇枚書き下ろし、戦慄のドキュメンタリー・ホラー長編。 」
とありました。

土地につきまとう「穢れ」の伝播、伝染から、つぎつぎと怪奇な出来事が連鎖して起こるといった内容。その土地の過去を探っていくことで、数々の猟奇的な事件が明らかになっていく。
一気に読み終えてしまうほど、ストーリーとしては面白くできていると思いました。
今私たちが構えている家や土地の「過去」について、深く考えたり調べたりすることはまずないだろうと思います。
ときどきそんな気持ちになることはあるのですが、実際に行うとなると、それはえらい手間と暇がいることでしょうから。
この土地で、たくさんの人が、家族が、生まれ、悲哀の人生を送り、死んでいったにちがいないとは、いつも思ってはいるのですが。

小説自体は、引き込まれるように読ませられました。
ややかけ離れた理由で「山本周五郎賞」をとったことも納得します。
ただ、私には、「遠巻きの理由」という感じであって、ストレートに「受賞にふさわしい作品か」と考えると、やや疑問が残ります。
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こねこのぴっち 絵本原画展

2013年08月25日 00時00分37秒 | わたしごと
明日までの開催と聞いて、有楽町の教文館に行ってきました。
大胆な線なのに、完成するとじつに繊細で柔らかな絵となる。そんな「魔法」の絵がずらりと並んでいる。
どちらかというと「ハンメルンの~」のほうが、私にとってはなじみのあるフィッシャーなのですが、
「ぴっち」もすばらしい。
49歳で亡くなったことは、なんとも残念なことです。
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イチロー 藤圭子 橋下 都教委

2013年08月22日 23時31分27秒 | わたしごと
イチローが日米通算4000安打。気の遠くなるような数字である。
「積み重ね」と一言で言うのはたやすいが、それを続けるだけの日々の肉体と精神の管理があってのもの。
それができるからこそ「天才」なのだろう。
とても私にはできないことだ。

藤圭子が自殺したかもしれないという。
原因などはよく分からないし、追って報道されても、私にはぴんとこないだろう。
高校生の私には、「強烈なデビュー」だった彼女。
目が涼しく(むしろ冷たいというほうが正確か)、唇が妙に色っぽかった。
「京都から博多まで」は、私のウォークマンに入っている。

橋下氏が従軍慰安婦を巡る自らの発言に対する非難決議を採択した米サンフランシスコ市議会に、「事実誤認に基づく」として決議の撤回を求める公開書簡を送ったことを明らかにした。
吉田氏からの公開質問状は無視なのか。
それこそ彼の事大主義がみえみえである。姑息な人物だ。

東京都教育委員会は22日、来年度に都立高や特別支援学校で使う全教科の教科書を採択した。国旗・国歌の記述を理由に都教委が各校に「使用は適切でない」との通知を出した実教出版の高校日本史教科書の使用を申請した学校はなかった。
都教委は、実教出版の「高校日本史A」と「高校日本史B」が国旗掲揚と国歌斉唱に関して「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記した一文を問題視。6月末に「都教委の考え方と異なる」との見解をまとめ、都立学校に通知していた。
当たり前だ。権力を盾にして「脅し」をかけているのだから。

月がきれいだ。
地上は汚い。
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「モンスター」百田尚樹 「無垢の領域」桜木紫乃

2013年08月20日 21時39分35秒 | こんな本を読みました
「モンスター」は、「輝く夜」の短編がなかなか素敵な作品集であったので、つづけて購入。今回は長編を選ぶ。
「永遠の0」は、ベストセラー嫌いの私の習癖から避ける。
整形手術を繰り返して「絶世の美女」となった女性の物語だが、女性、男性の描き方があまりにも、一般的であり、一面的ではないかと
思わせ、最後まで読み切ったものの、かなりの違和感が残った。
もちろん、整形という「処世」についての考え方、社会にねじまげられた「美男・美女」像などについて、共感できるものはあるが、小説
として登場する人物は、ステレオタイプであり、深み、葛藤など、どうも感じ取ることができないで読み終わってしまった。

それに対して「無垢の領域」の人物の心理描写は、読み応えがある。
作者特有の、「性愛」に対しての遠慮ない描写などは、より現実味があって、それを文章として表現できる力には脱帽。
社会性に関しては、やや物足りないが、読み応えは十分。(「ホテルローヤル」は賞を獲得したが、私にすれば、彼女の作品の中では
完成度のもっとも低いものだと思える)
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歴史から目をそむけてはならない

2013年08月20日 20時37分35秒 | 教育を考える
島根、鳥取では、「子ども達に残酷な場面を見せるのはいかがなものか」として、学校図書館での「はだしのゲン」の閲覧の
自粛を要請していたとのこと。
もちろん子どもにとって、過度な、刺激的なものを見せることについては、ある程度の配慮は必要だろう。
しかし、この「残酷さ」こそが、私たちの先祖が犯した侵略戦争の事実なのだ。
基本的には、それこそ観る必要のあるものなのだ。

この背後には、市議会などへの「ウルトラ愛国者」集団の署名、陳情などがあることは自明のことである。
おそらく同じような趣旨で集まった、この集団は、
「自虐的な日本の歴史を教えるな」
「戦争は聖戦であり、侵略、略奪、強制された慰安婦など存在しなかった」
「子ども達には、むごい戦争の実態を見せるべきではない」

それが今度は、行政側から「半強制」となって降りていく。

率直に反省するということは、「自虐」とは違う。
反省することなく、自国の歴史を自画自賛する姿は見苦しい。
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夏色プリズム 進化・発展に期待

2013年08月19日 00時20分38秒 | 素人の劇評
8/18 15:00の部
「クロスワールド」夏色プリズム
北池袋 新生館シアター

この劇団は2回目の公演。1回目に好印象を与えてくれた劇団です。

「オリジナルで、しかも初回の公演としては、すぐれた作品だったと思いました。いくつか私の頭に引っかかったり、ここは修正したほうがいいなと思ったところはありますが(これはあとで)、近未来の(いや、もうすでに現実かもしれません)、しかも重いテーマ。これからの長い劇団の再演により手直しをして、さらに磨いていけばいいのだろうと期待もこめて、「良かった」という総評を。 ひとつ感心したことがあります。それは、7人(だと思いました)の出演者全員が、台詞の言い回しの乱れもなく、おそらくは「十分に練習したのだな」と思わせるだけの劇であったことです。最近いくつか観た劇団にはなかったことです。当たり前のようですが、なかなかできないことです。その練習量があってこそ、劇の内容も、稽古の中でさらに深まり、進化するものだと思うのです。 この点では、自信を持っていい「すぐれた」劇団だと評価できます。「ああ、きっとこれから伸びていくだろうな」と。
人の生きてきた歴史を評価することはとうてい不可能なことです。おそらく神ですら、「そんなことはできない」と答えるものでしょう。ですから、それが誰かの「専決」となった場合、その役を授かった田中の機械的判断は合点がいきます。ですから「情を挟まぬ」という流れは、私は自然に受け入れられました。残酷ではあっても。
さて、いくつか注文です。内容と演出、混在します。
①暗闇の中での破裂音、インパクトある演出だとは思うのですが、私は苦手です。(苦笑)ちなみに私の座席の周りのお客は、軒並み椅子から飛び上がっていました。大きな劇場なら差し支えないのですが、ここのようなステージが間近の場合、ちょっと恐怖心が蓄積されます。私は暗転のたびに身構えてしまいました。どこの劇団か忘れましたが、「暗転の際に大きな音が出るときがございますので・・・」の前置きがありました。検討してもいいのかなと。
②田中の「失敗」は、無理があります。「生きるはずの両親」の事例など、それまでにもたくさん遭遇するはず。判断を変えたにせよ「それが運命」としないことには、この職はやっていられないと思います。別の「失敗」を検討すべきかと思いました。
③役者さんは適材適所で、好感を持てました。田中役の柘植さんも、適度に「重み」を感じさせました。先にも書きましたが、台詞、滑舌がいいですね。
④奇跡の復活は「情に流された」せいなのでしょうか。(笑)残酷であってもよかったのでは。これがなくても、クローンも「一個の人格」だとわかります。それでよかったよかったなどと感じるものではありません。ラストをうまく書き換えられると締まったものになるのではないかとも思いました。

原田さんから、挨拶を受けました。光栄です。予想より、ずっとずっと若く、「好青年」の印象。次回、そしてそれ以降の発展に期待をして。」
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意欲的な社会派劇団に敬意

2013年08月13日 11時48分56秒 | 素人の劇評
8/12(月)14:00
「オレンジの迷信行動」ナイスコンプレックス
新宿 サンモールスタジオ

4連続観劇
これも「アンケート」の回答の引用です。

「至近な事件を扱い、しかも「練りに練った」構成にしていることの、劇団の意欲に頭が下がります。この事件は、あまりにもマスコミ、「世論」(この言葉も曖昧ですが)に振り回され続けていただけに、それをどのように展開させるかと興味を持って魅せていただきました。 両天秤にかけたものにしてしまったのかなと、やや不満足な点はあるものの、逆に言えば、バランスのとれた劇となったのではないでしょうか。 その展開の仕方も、ノンストップの切り替えで、あっという間に2時間が過ぎてしまいました。 俳優さんの演技も、先に指摘されていた「気になる噛み方」の方の存在もわからないほど。きっとここを読んで必死に練習したのではないでしょうか。 私には、むしろ「絶叫」の方に、ちょっとばかり「うんざり」してました。そんなに声を嗄らすまで叫ばなくてもいいのに・・・ あとは、内容の感想です。
光市の事件は、安田弁護士の選任、橋下氏の「やめさせろ」発言と、その後のバッシング現象、実名本の出版、一気に死刑制度存続に対しての感情的な世論の形成など、私たちを冷静にさせることなく、むしろ翻弄されつづけてきた事件だと記憶しています。
私は「人間の判断は間違えるものだ」「冤罪は常につきまとうものだ」という理由から、死刑制度は廃止すべきだと考えています。もちろん被害者家族の感情も無視できませんし、死刑がなくなることで犯罪がはたして増えることはないのか、などということも心許ないものなのですが。
あ、劇に戻ります。箇条書きに印象を。
①前半の「法学入門」。賛否両論あるでしょうが、これはこれで私には序章としてよかったと思いました。「罪と罰」、この二つを混同している風潮がありますよね。それに対する警鐘という意味でも価値はあったと思いました。
②老婆の誕生日を「5/3」にしたので、てっきり憲法の権化と思っていましたが、劇団の方に聞いたところ「死刑制度」とのことでした。聞き間違いだったのかもしれませんが、観ている客には、もっとすっきりとした演出でもよかったのでは。
③最後の台詞が「死には死を」のような内容だったと思います。これは別の台詞にしないと、せっかくバランス感覚で展開していた劇が、一気に「死刑は当然」に傾いてしまいます。ここはもっと含蓄のある言葉にしてはどうかなと思いました。

とはいえ、観劇のあとで、光の事件、死刑制度について、あらためて学び直そうという意欲が湧いてきました。
私にとってこんな気持ちにさせることは、観劇後になかなかないものです。
ありがとうございました。リピーターになりますので、次回も期待しています。」
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方向性がつかめない劇でした

2013年08月11日 23時14分15秒 | 素人の劇評
8/11 14:00
助六恋愛相談所 コント作家ユニット 6L工場
新宿 シアターミラクル

三日連続で劇を観ています。(明日も観ます)
今回は、ちょっと不思議な劇でした。というよりも「よく分からない劇」。
これも「コリッチ」の「観てきた」の欄に書いたものです。

「正直、「面白い」にはほど遠い劇でした。(すみません) 6人の作家の競作だからなのでしょうか、また、それぞれをつなげようとしてうまくいかなかったのか、それとも「不条理」的な劇として、客を寄せ付けないという劇団の方針なのか、私にはわかりませんが、見終わったときに、とても疲れてしまったことを覚えています。 笑いをもっととることを目指しているならば、もっともっと劇の流れを単純にしなければならないでしょうし、言葉の、演技の奥底に、情念やら思想などを盛り込みたいのなら、もっと鋭い演技と台詞の精選が必要だと思います。 「コント」という言葉を標榜しているところを見ると、やはり客がゲラゲラと、腹を抱えて笑うことを目指しているのだと思えます。 笑いというのは、「意外性」「奇抜」などの前提として、劇、劇団に対しての「安心感」があると思うのです。「ああ、ここはきっとこんな風に展開するのだ」「その間に、きっとなにかあるにちがいない」といったもの。そこで予想通りの「意外」に安心して笑える。ちがうかなあ。 今回の劇は、落ち着いて観ていることができないでいました。「風」が読めなかったからです。ですから、白装束も、すきやきも、なにもかも、よく分からないままで、カーテンコールの時間となってしまいました。 他のお客さんはどうかは不明ですが、私には「楽しめる」ものとはなりませんでした。」
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体罰 もっとあっても不思議ではない

2013年08月10日 22時08分07秒 | 教育を考える
今年度に限った調査であるから、なんとも言えないが、これが「これまでに~」という質問だとしたら、その数は桁違いに増えることだろう。
私も、記憶に鮮明なものでも、二件、痛々しい思い出として記憶している。(昔のことだからとして免罪されるつもりもない)
これまでの私の教職経験では、あからさまに体罰をしていた教員は、ほんのひとにぎりである。
どちらかと言えば、露骨で嫌みな叱責をする教員が多かったこと。こちらのほうがずっと気になっていた。
言葉の「体罰」だと思うのだが、新聞に載るような暴言、差別発言の、ちょっと手前の言葉を子どもに投げつける。
いわゆる「見せしめ」の時もあり、従順でないことを揶揄して発せられる時もあり、これらは多分に、その教員の「人間性」に関わっていることが多かったように思える。
体罰はもちろん肯定できるものではないが、ただ「いけません」ではなく、その背景についてよくよく考えていかないと、いつまでたっても根絶できないだろう。
背景としては、職場の人間関係、階層(他の教員から「あなたのクラス、ちょっとうるさいわね。ちゃんと厳しく指導している?」などと言われれば、その言われた教員は、とたんに子どもに対して管理的になることは、いつもいつも辟易して見てきたことだ)、日本の文化の特徴、学習すべき内容の吟味(道徳では、「権利」と「わがまま」はほとんど同義になっているという、悲しむべき現実がある)など。


「全国の国公私立の小中高校などで、2012年度に体罰をした教員が6721人にのぼることが、文部科学省が9日に発表した実態把握調査で分かった。大阪市立桜宮高での暴力事件を受け、児童・生徒や保護者にアンケートをするなど綿密な調査を実施した結果、前年度調査(404人)の17倍近くに増えた。被害を受けた児童・生徒は1万4208人にのぼる。

 調査対象は全国の小中高校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校。初めて国立、私立でも調べた。高校の発生率が高く、公立では全高校の21・8%で、私立では29・1%で体罰があった。

 6721人のうち、公立の教員は5415人。国立は20人、私立は1259人だった(高専を除く)。学校ごとにみると、小学校1559人、中学校2805人、高校2272人などとなった。 」(朝日新聞)
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機関銃のような言葉遊びに抱腹 しかし

2013年08月10日 21時46分01秒 | 素人の劇評
8/10 14:30
「バカの瞳はもれなく綺麗」GORE GORE GIRLS
北池袋 新生館シアター

かつて勤めていた下板橋の隣の駅。池袋に近い町でありながら、くすんだ印象のあるところだ。
ちょうど国鉄が民営化する寸前。ここには、国鉄の家族寮があり、どこの家庭でも、民営化を受け入れる立場と、それを認めないで抗議を
続ける立場との選択で、苦渋の選択を強いられていたはずだ。

コリッチの「観てきた」欄に書いたものを転記。

「おもしろかったです。とりわけ言葉の選び方がいいですね。奇抜な比喩や定義づけが、機関銃のように発せられて、私もお客さんと一緒になって肩を震わせて笑っていました。 ただ、ただ、です。 私の好みとしては、このようなギャグやらコントに近いものだけでは、物足りなさも感じています。(「じゃ、コントってなんだ、ギャグってなんだ。演劇とどう違うのか」なんて言われても答えられませんが)後半になると、ちょっと「楽しいはず」の台詞が鼻についてきてしまいました。 ストーリーとか、表現・演技とか、そんなものを中心にした楽しみ方をしてきた私には、その「薄さ」が、物足りなさの理由だと思います。 こんなジャンルの劇もありだし、それで笑い転げているお客の存在も、まったく否定するものではありません。 笑わせることは、なかなか難しいものですから、それはそれで素晴らしい劇団です。 すみません。奥歯にものがはさまったような評し方で。 」
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切なく 重く すばらしい人生

2013年08月08日 20時31分38秒 | 素人の劇評
「しゃぼん玉の欠片を集めて」東京ハンバーグ
8/8 14:30 プレ公演
八幡山 ワーサルシアター

久しぶりに、俳優さんの役に惚れこんだといえる劇を観せていただきました。あまり私にはないことです。 登場人物は、どこにでもいる市井の人たちです。しかし、その誰もが素敵な表情をしている。誰もが、一日一日を真摯に精一杯生きている。それが伝わってきました。 おそらくは多分に脚本の力強さにあるのでしょうが、どの役柄も個性的で、重みを感じました。 個人的には、相原さんの魅力的な演技、表情、山岡さんの表に出さない隠れた演技を、じっと観ていました。 年寄りくさい言い方ですが、人生とは、なんと重く、切なく、それでいて素晴らしいものなのでしょうね。 少し褒めすぎかもしれません。 脚本と演じるものとが、うまくマッチした今回の劇。次回での更なる発展に期待。
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八月や 六日九日 十五日

2013年08月06日 21時43分34秒 | わたしごと
という俳句があります。(どこで見たのか、作者はだれかは思い出せません。どなたか知っている方がいましたら教えてください)
私の誕生日と妹の誕生日との間に、広島の原爆忌があります。
つまり、やや思慮深くなる日が三日続くという点で、両親に感謝しなければなりません。
とはいえ、広島忌のほうは、けっして楽しいというわけではなく、この1年間で、自分の生き方を振り返る日としても、また、社会の
遅々として進まない平和への道をたどる日としても、とても大事な六日なのです。


自民が勝ったせいで、沖縄も、原発も、憲法も、ますます油断できない重要なテーマとして、ひきつづき私たちの「たたかい」に委ねられる
ことになりました。
国民の多数の意見との「ねじれ」は、ますます広がっているのだという感触だから、です。

のほほんと老いている場合ではありませんね。


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まだまだ幼いのに

2013年08月05日 15時02分36秒 | わたしごと
今日で還暦だと!
若い時に思っていた境地にさしかかることなく、相変わらず精神年齢は、18を越えないでいる。
やればなんでもできるような錯覚を持ち続けているし、笑顔の可愛い女性を見れば振り返り、くだらないと思いながらも、志村けんの演技にバカ笑いもする。
きっとこのまま肉体だけが衰えていくのだろう。

年をとって、さすがになにがあってもうろたえることが無くなってきたことは嬉しいかぎり。

量子力学の本を、立て続けに読んでいるが、興味がつきない反面、分からないことだらけ。
私たちの感覚を越えた世界だけに、理解することに骨が折れる。

麻生、橋下、安倍、石原
こんな無知で狡猾で非常識なものに、日本の、世界の未来を託すわけにはいかない。
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東京、神奈川 教育委員会の傲慢

2013年08月02日 00時02分38秒 | 教育を考える
「あの手口に学んだらどうかね」
と言った麻生氏を先取りしたのではないだろうが、
特定の教科書の申請を見直すよう、高校の校長にこっそりと打診していることが判明した。
東京といい、神奈川といい、どうしてこんなに知的レベルの低い教育委員会なのだろうか。
なんと傲慢な考えなのだろうか。 


「神奈川県教育委員会が、県立高校で来年度使用する教科書について、実教出版の「日本史A」「日本史B」を申請した校長に再検討を求めていたことが30日までにわかりました。採択審議前の県教委の行為に現場の教職員らは「不当介入だ」と指摘しています。

 県立高校の教科書は、各学校の申請を受けた県教委が毎年審議・採択しています。ある学校の教職員によると、県教委は再検討を求めた際、審議過程で学校名が明らかになるとした上で「外部団体からの圧力があるかもしれない」などと説明したといいます。

 両教科書は、「日の丸掲揚・君が代斉唱」について「一部の自治体で公務員への強制の動きがある」と記述しています。

 県教委高校教育指導課の久保田啓一課長は「日の丸掲揚・君が代斉唱」について「教職員の責務だと考えており、(両教科書が記述している)『強制』という言葉は合わない」と主張。両教科書は、不採択の可能性があるために再検討を促したと認めました。

 県教育運動連絡センターの加藤誠事務局長は「教科書の採択は県民の前で公に行われるべきです。審議前に圧力をかけて申請を変えさせようとする県教委のやり方は、採択過程を闇の中に置く不当な介入で許されません」と指摘しています。」(赤旗記事より)
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