正さん日記

世の中思いにつれて

やりたい放題、今度はカジノ法案採決へ

2016-12-01 14:05:42 | 政治

 安倍晋三内閣は本当にやりたい放題のことをやっている。安倍首相を支持する立場の人達から見ると実行力がある首相と見るかもしれないが、安倍氏に批判的立場から見ると、暴走にしか見えない。

 しばらく表に出ていなかったIR法案(カジノ法案)について突如議員立法の形で登場したと思ったら、もう明日には衆議院内閣委員会で採決に入るとのことだ。

 IR法案は、これで直接カジノを解禁するのではなく、カジノを容認する法案作りを政府に促すための法案だそうだ。

 この法案に熱心なのが、自民党とともに、2度目の大阪万博誘致を目指す松井一郎大阪府知事が代表になっている日本維新の会で、カジノが出来るようにし外国人観光客を増やすことが主要な目的なのだそうだ。

 もちろん、自民党内ではカジノ法案には熱心な議員が多くいて、今回は自民党と日本維新の会が組んで陽の目を見させるつもりだ。

 これで困っているのが公明党で、急きょ党内議論をしているが、結局は自民党に捨てられたくないから賛成に回るのではなかろうか。

 元維新の会の議員でこの法案に賛成する議員がいる民進党は、結局、反対することになりそうだ。

 言うまでもなく、国内でカジノが自由にできるようになれば、これにどっぷりつかって生活破壊に繋がる人が多く出るのは自明だ。

 そうなると、結局は、政府は余分な税金を使ってこれらの人達を救済することにもなる。安倍氏は「美しい日本」とか言っているが、カジノにまみれた日本は決して美しい国とは言えない。

 この他、安倍内閣は、年金額の縮小を目的にした年金制度改革法案、70歳以上の高齢者医療費の最高額を引き上げる法案、制度が成り立たないことが明白なTPP法案、法案ではないが、1兆円も掛けて役に立たなかった高速増殖炉「もんじゅ」の後継として、原発6000発分の48トンあるというプルトニュームを燃やす「高速実証炉」の開発などもう止まらない。

 しかし、このまま行け行けどんどんで前に進めていくと、もうあと戻りできないのが怖い。

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