えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

演出

2024-05-17 | AMG C43
先日書いたように、MパフォとメルセデスAMGを同列とするならば、明らかにメルセデスAMGは分かりやすい。
M135iでも、M140ⅰでもそうだったが、スポーツモードに入れて明らかに排気音が変わるような仕組みはない。
M340ⅰなども高回転域では素晴らしい音がするとも聞きますが、モードの切り替えでの3千回転ほどでは鳴らないだろう。

皆が皆、あの排気音が欲しいわけではないのも承知していますが、明らかに特別と分かる音がすることによる満足という部分を私は感じます。
M135iなどのエンジン始動の時の軽く吹かす程度の音の品の良さというのはありますが、走っている時のサウンドとしては回してこそという部分もあります。
それに比べC43などは、3千回転に乗るか乗らないかあたりから、明らかにAMGマフラーであると分かる音がします。
「C63に比べると」なんて意見もある様ですが、V8となんて比べませんし、この少し甲高くなる音がいい。
それでもって、3千回転ほどで楽しめる音は、回さず(飛ばさず)とも楽しめるのは大きい。
都市部を走っていると、早朝や夜でなければ踏めるところなんてたかが知れていますから。

また、乗り心地に関しても言えるのだと思います。
M340IとC43を比べたならば、きっと誰もがC43の乗り心地が固いと感じるのではないでしょうか。
それくらいMパフォというシリーズは、ノーマルモデルから乗り換えても違和感はない。
正にそのシリーズのハイエンドモデルと言えるものです。

メルセデスAMGというのは、それがC43やA45であっても、C250やA250の一つ上のグレードではないと感じます。
もちろん今の時代に普通に乗れることを想定した作りなのですが、その落としどころが絶妙です。
ゴルフ6Rの様な突き上げから緩和されるのは、きっとシートの造りとホイールベースなのだろうと思われます。
M140Iなど、いっそもっとハードでもいいのじゃないかとも思えますが、そうしないのが流儀なのでしょう。
私の様にポルシェが欲しいと考えるような者には、走りにブランドであるBMWやルノースポールなどが合っていると感じていましたが、少し違ったようです。
FRの気持ちの良い走りに見る軽さと、四駆の安定感のある低重心の走りの違いを同じ日に首都高で感じ、後者を選ぶ自分がいるのかもしれない。

そう思ってしまうのは、335iと同じDセグワゴンボディであるC43のせいである部分も大きい。
実はC43に乗れば乗るほど、335iとは別のジャンルにあると気が付きます。
Mパフォが付いていないFシリーズなのですから較べるものではないのですが、あれだけのエンジンを積んでいるのでつい較べてしまう。
335iは乗り心地も良い、サルーンカーのジャンルだったのだと今気が付きます。

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