えまちゃんと

C43(S205)日記とチャリ少し

Twin Air

2015-01-14 | 車関連
興味はあったが、なかなか見る事もなかったツインエアに触れた。
フィアットグループの革新的な2気筒エンジンを載せる500(チンクェチェント)である。
当然にダウンサイジングとなり、1.4Lエンジン比で58%の燃費向上と出力は同等を維持するという。
従来型の1.2Lとの併売であるが、なんとこの880ccのツインエアの方が車両価格は上である。

前置きはこれ位にして、初めて握るステアリングから室内空間の作り方まで何か洒落ている。
見た目だけではなく、質感や使い勝手も悪くない、いやむしろいい。
クリープのないスタートに戸惑いながらも、走り出せば小排気量車となんら変わらず。
シングルクラッチに慣れた私には、更に小さいエンジンでは腕の見せ所とばかりにアクセルワークを楽しもうと試みた。
そしてちょっと踏み込み3000回転を超える頃からのエンジン音に驚く。
正にバイクの様であり、その加速感は私の経験の中から探せば「SR」の様だと感じました。
そう、ヤマハの400ccシングルである。
バイクでは特段わくわくする加速ではないのだが、これが小さい車体に載ると俄然楽しいのだ。
この盛りあがりのあるトルク感と、あのサウンドは絶品です。
エンジンオブザイヤーに輝いたのは必然だったのでしょう。

何度も何度も踏み込んで、その加速と音を楽しんだ。
飽きない、この日常的に無理のない速度の中でこのフケを楽しめるのはそうない。
何ていい車なんだろう、欲しくてしょうがないくらいに。

その試乗の帰り道、後部座席の居住性を考えている自分がいた。
やはり3人家族以上でこれの1台持ちというのは現実的でないとの答えに辿り着く。
そんなことを考えさせるくらいに魅力的な1台であり、私にはMINIよりもグッときてしまうのだった。
何時かUsedを狙いたい。。
コメント
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