還暦も過ぎれば寿命に近づいて、古希を迎え米寿ともなると人生大往生である。
お釈迦様でさえ米寿にして旅立った。私達は、それ以上でも以下でも寿として、意識することが肝要である。ただ与えられて去る命は、感謝にして世界の有様を見せられた「今ある命」の性と捉えて、その位置を知る。私は今どこにあるのか、いるのかで今後の動作が知れてくる。私の歩んだ回路は、清くに雪がれて、
迷路となる事は無い。一途に魂は磨かれていく。心念の力は、道理に学んだ智恵の統一に由る心の判断、その一念、不可能を可能とする。意識は量子にして、同時を賄う。意識の在り方が不思議とする。フリーエネルギーであるために、自ら然りとなるのである。難しく思うのではなく、簡単に、たやすく思う事にある。
この世に、即身成仏は無く、難行苦行を必要とはしない。苦を経て楽が生まれるとするのは、次元の低さにある。重力に縛られている物理にあれば、縁はあなた方の意なる事、異なるものとして、常識を外せなければ、自由自在は得られない。
