何度も繰り返すことで正しいとなって、絶対となっていく。
太陽が東から昇り西に沈んでいく、この狂いの無い繰り返しが絶対となり、
正しいとなっていくために、日が正しいと書いて是という。太陽の運行を示している文字で、狂いの無い円運動となっている。これが法則である。唯一のエネルギーの法則で、すべてがこの法則の下、存在となっている。
これが円運動であるために、切れ目の無いものとなって、終わりも無くはじめも無いものとなって永遠となっている。すなわち、無くなることの無い動きとなっている。
無くなる事が無い為に、生命は、死が無い。生命自体エネルギーであるためである。
くるくると回るこの円運動が変化をもたらし、変化に応じた「別」がつくられている。
光があり、闇があり、昼と夜の別、男と女の別、時間と空間がつくられ、諸行無常となり、それが常住となっている。
変化の無いところには、時間も空間も無い。
常住が法である。無くなることの無いものである為に、なくなってしまったらということを思う必要は無い。
宇宙はエネルギーの法則で作られている。そのために、円運動となっていて、円い。
絶え間なく廻っている。それも高速で動いている。
円い容として有限である。その外側は何も無い。存在しない為に、
思うこともできないものとなる。
けっして、この有限を超えることは無い。
生命がエネルギーであるために、生物は何度も輪廻する。
その生き方もまた、円運動である。
循環、反復
繰り返すことで生きている。
人もまた円を描いて生きている。
行動範囲も円となっているために、行って来ますと言い、
12時を回りましたと時を告げ、呼吸は止まることなく繰り返し、心臓も、血液も
絶えず廻って止まることが無い。特別意識しなくても、無意識に繰り返す。
法が止まることの無い動きとなっている為である。
諸行無常であるために、物体は栄枯盛衰となり、跡形も無くなくなるが、
根本、生命は輪廻転生となって繰り返す。法がなくならないためである。
エネルギーの法則、円運動。これが万物、森羅万象の創造主である。そういう仕組み、システム、
唯一の下の出来事。これを神とは呼ばない。