「政治の春」はたたかってこそ

あけましておめでとうございます
皆様にとっては今年がすばらしい年でありますように。
今年もよろしくお願いします。

おめでとうとはとても言えない２００９年の幕開け…。
外ではイスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの空爆。すでに死者は３５０人を越えているという。
内では、住むところもなくテントで新しい年を迎えるという「派遣切り」の吹雪が舞う。

平和を願い、人間らしく働くことを願うのは誰しも同じ。
どんなに冷たい北風が吹いても、自然のは春はやがて、やってくる。
けれども、あきらめたり、黙っていては「政治の春」は訪れはしない。

たたかってこそだ。
戦争のない世界も、人々を苦しめている貧困からの脱出も。
惜しい人が亡くなったが、「憲法９条守れ！」とその魂の叫びは、「９条の会」となって全国津々浦々で活動を広げ、その声は燎原火のごとくにだ。

非正規労働者を寒空の下に放り出す、「派遣切り」が、相次ぐ中、派遣労働者が組合を結成し、いすゞやマツダなど解雇、雇い止めを撤回させるなど、たたかいは前進している。厚労省は「非正規切り」防止の通達を出した。

「政治の春」はたたかってこそだ。
２００９年はチャンスの年、政治を国民の手に。

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