真実一路くんのひとり言

だれがやっても同じやとあきらめず、一歩ずつ
長いものには巻かれず、真実を大切にして。

なぜ、海自がソマリア沖なのか?

2009-03-15 | 政治

海自護衛艦、ソマリア沖へ出航 武器使用なら海外任務初 アサヒコム
写真:ソマリア沖の海賊対策のため、出航準備をする護衛艦「さみだれ」(左)と「さざなみ」=14日午前10時11分、広島県呉市、本社ヘリから、高橋一徳撮影
ソマリア沖の海賊対策のため、出航準備をする護衛艦「さみだれ」(左)と
「さざなみ」=14日午前10時11分、広島県呉市、本社ヘリから、高橋一徳撮影


写真:護衛艦の活動地域護衛艦の活動地域



 アフリカ・ソマリア沖の海賊対策のため、自衛隊法に基づく海上警備(海警)行動での派遣命令を受けた海上自衛隊の護衛艦2隻が14日午後、広島県呉市の海上自衛隊呉基地から出航し、現地に向かった。海警行動での初の海外派遣で、国会承認は経ていない。警察活動の位置づけだが、武器使用に至れば自衛隊の海外任務で初めてとなる。
 出発したのは、呉基地所属の「さざなみ」と「さみだれ」。両艦乗員のほか、海自特殊部隊「特別警備隊」隊員や海上保安官ら計約400人が乗り込んだ。約1万2千キロ離れたソマリア沖のアデン湾で4月上旬にも活動を始める。
 麻生首相は式典で「危険と困難を伴う新たな任務だが、船舶の安全交通の確保を確信している」と激励した。
 海警行動では、正当防衛や緊急避難以外で人に危害射撃はできない。13日に閣議決定された海賊対処法案では、接近する海賊船を停止させるための船体射撃を認めている。
 現在、米国や欧州連合(EU)、中国など約20カ国も艦艇や航空機を派遣している。

■動画 海自護衛艦、ソマリア沖へ出航 

海賊を懲らしめるために、なぜ、海自がソマリア沖なのか?国際協力に遅れをとってはならない?すでに20ヶ国も派遣されている。そんなに必要なのか?もっと他に貢献の仕方はないのか?結局、海外派兵に道を開くことなのでしょうか?
報道によると護衛艦2隻には「死体安置所」まで設置されているという

〈関係者によれば「三人が安置される広さ」です。「交戦による海賊の死者を安置するのが目的だが、自衛隊員の犠牲者もありうる。それは隊員に動揺を与えるので絶対に口にしない」と言います。 ある隊員は「インド洋の燃料補給の派遣でも『戦争にいくつもりで行け』といわれたが、今度はそれ以上の覚悟を要求される。幹部は交戦も想定している」と指摘します〉

明らかに憲法違反ではないのか!なし崩し的に「武力行使」なのか、こんなことが許されていいはずがない。

ソマリア沖派兵に抗議

日本共産党の志位和夫委員長は十四日、遊説に先立ち訪れた仙台市で記者会見し、政府が前日、自衛隊をソマリア沖に派兵するため、現行自衛隊法にもとづく海上警備行動の発令を決め、さらに派兵新法案も国会提出したこと、十四日には実際に海自護衛艦二隻が出航したことに党として厳しく抗議するとともに、新法成立を許さない決意を表明しました。発言の内容は次の通りです。


 一、麻生政権は、ソマリア沖に海上自衛隊の護衛艦の派遣を強行した。現行自衛隊法にもとづく海上警備行動というが、これは日本近海を想定してのものであり、これを根拠に世界のどこにでも自衛隊を派兵するなど、とうてい合理化しえないものだ。現実の銃撃戦に直面する危険の大きい派兵を、こんななし崩しのやり方ですすめたことに、わが党は厳しく抗議する。
 一、政府は、なし崩しに派兵の既成事実を先行させながら、「海賊対策」名目の新法案を強行させようとしている。この法案は、現行法が「日本関係船舶」に限定している保護対象をすべての船舶に広げるとともに、武器使用基準を拡大して、これまで基本的に「生命・身体の保護」のために限っていた武器使用を、「任務遂行のため」にも拡大している。「任務遂行」のための武器使用は、「憲法九条の禁ずる武力行使に該当することがないとはいいきれない」としてきた従来の政府見解に照らしても絶対に許されない。
 新法案は、自民、民主がめざす、海外派兵の恒久法への突破口としても、きわめて危険な意味をもつものである。わが党は、新法案に強く反対するとともに、廃案に追い込むために国民とともに全力をあげる。
 一、そもそも海賊とは、犯罪行為であり、その取り締まりは警察力によるべきものである。日本は海外派兵ではなく、周辺国の沿岸警備強化のために、財政的・技術的な支援をおこなうことこそ必要だし、周辺国からも求められていることである。
 問題の根本的解決のためには、ソマリアの内戦終結をはじめ、崩壊したソマリア国家とこの地域を政治的、経済的に安定させるための国際的な協力が不可欠であり、日本はそれを促進する外交努力こそはかるべきである。

真実一路くんより 
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香り溢れる月ヶ瀬梅渓

2009-03-15 | Weblog











奈良の月ヶ瀬梅渓に初めて行ってきました。梅林とは言わず梅渓とあってなかなか見応えのある名張川の渓谷に咲く梅一万本です。メジロが飛び交い、渓谷に流れる梅の香りに日頃の鬱憤が吹き飛ぶよう。梅の加工品(試食して名前覚えていない)もおいしい。探してみてください。

真実一路くんより

※梅まつりは、3月31日迄ですが開花状況や交通アクセスはコチラから
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