トリからキノコ 自然見て歩き

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マルバシャリンバイの花

2017-10-23 | 樹木 草花


今日は24節気の霜降 霜が降りる頃なのだが 今朝大型台風が過ぎ去り 久し振りに陽が出て暖かい日だった
陽気もおかしいが どうしたことか5月頃に咲くマルバシャリンバイの花が今頃咲いていた

バラ科の常緑低木 大きさは60cmほどだった
シャリンバイの名は 葉が車輪状に集まり 花がウメに似ているので付けられた
花は5月頃に枝先に円錐花序を出し 1㎝程の花を多数つける
実はナシ状果で1cmほどの球形 11月にかけて黒く熟す 実は硬くて苦い
樹皮は奄美大島で大島紬を染める染料として使う

葉が細くて縁全体に鋸歯があり 幹が直立して小高木状になるのをシャリンバイと言い 樹形が低く株立ち状で葉が丸くわずかに鋸歯のあるものを変種でマルバシャリンバイと言う ただ中間型もあり区別は難しいので 一律にシャリンバイと言うこともある

コメント
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