トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ウメ

2012-02-29 | 樹木 草花


今日は4年振りのうるう年のうるう日
朝から雪が舞って久しぶりの雪見だった

寒さで遅れていた梅がやっと2、3分咲き程になってきた
梅は咲く前の1,2月の気温に花の時期が左右される

梅のウンチク
ウメ:バラ科サクラ属 学名Prunus Mume Sieb et Zucc
Mumeはウメの古名 Siebはシーボルト Zuccは友人ツッカリーニで二人で学名を付けた

中国より伝来しこのエキゾチックな花に貴人文化人は教養の高さを示すものとして盛んに歌や詩の材料にした
万葉集には梅の詩が118種読まれていて ハギに次いで多い
紫宸殿の前庭は「左近の梅 右近の橘」が植えられていた
又烏梅(うばい・・梅の燻製・薬用)と言って薬としても利用された

枕草子(清少納言)には「木の花は濃くも薄くも紅梅 サクラの花びらおほきに色よきが・・」と言って桜より梅に傾倒している

花の兄:梅のこと 花の弟は菊
梅見月:旧暦2月 梅初月:旧暦12月
歳寒三友(さいかんのさんゆう):おめでたいもの 中国の文人画で好まれる画題・松竹梅のこと
松梅桜:花札で1月2月3月 揃うと赤短という役になる

県木:茨城県(水戸の黄門様) 福岡県(菅原道真(天神様))


梅のウンチクはいくらでもあってキリが無いので終了

3枚目の写真はリョクガクバイ(緑萼梅・ガクが緑色)で一輪咲いていた
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ラクダムシ

2012-02-28 | 虫類


松の木に巻いてあるこも巻きをそっと剥がしたら テントウムシの集団越冬に加えてラクダムシの幼虫が居た

中ほどのにょろっとしたムカデ風の虫がそれ

アミカゲロウ目ラクダムシ科でこの科はラクダムシ一種のみ 大きさは17mmほどあった
幼虫は松の樹皮下にいて越冬する 主に松の穿孔虫を食べる肉食系

成虫は5~7月頃現れ 翅があり一見黒っぽいハチに似ているというがまだ会ったことが無い

名前が面白い
前胸(翅の付け根から頭部)が細長く伸びていて 静止するときにこの前胸を持ち上げる性質がありこの時の恰好がラクダに似ている

ヒョイとめくった藁の中に居たくらいだから結構あちこちにいるような気がするがお初でした
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ウグイス

2012-02-27 | 野鳥


都心周辺の小さい公園でも良くチャッチャッという鳴き声(地鳴きと言う)を耳にする
但し説明の時には声100回で姿1回と言っている
藪からの中に居てチラチラとは見えるが中々姿をはっきりとは見せてくれない

久しぶりに目の前に現れてうろちょろしてくれた
ウグイスの写真は随分撮ったがこんなにはっきり撮れたのは初めてで嬉しかった

ウグイスは日本国内を季節移動する鳥で 東京周辺では11月初めころ現れて冬を過ごし
3月上旬に初音 4月の初めころには姿を消す

ウグイス科の鳥で雌雄同色 大きさは小鳥には珍しくオスメスで大きさが違う オス15.5cm メス13.5cm
繁殖期にはオスがご存じ「ホーホケキョ」(法 法華経)と囀り 直径200mほどの縄張り宣言と花嫁募集を行う
メスがやってきてうまくつがいになッたかと思うと すぐに次のメスを誘うべく囀りを行う
多い時には6~7羽のメスと番うこともあるそうだ
縄張りの中に数羽のメスが子育てをするが争いはないそうだ
けなげにもメスは1羽で巣作りから子育てまで行う

初音がそろそろ聞こえる頃 今年はどこで聞くだろうか
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タメフン

2012-02-26 | 小動物 他


ミズキの大木の枝にタメフンがあった
多分狸のタメフンだと思う

狸は糞をする場所を決めていてそこでする 言わば共同便所
一頭で4~5か所決めた場所がある
家族単位でするのでフンによって情報交換もしているのではないかと言われている

このフンをよく見ると白いものが点々とある
銀杏の種・・ギンナンだ

ミズキも大木になるイチョウに芽を出されても迷惑だろうが 実が動物によって食べられ種子が運ばれる広がってゆくさまが分かる
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葉痕

2012-02-25 | 樹木 草花
 

今年はウメもサクラも開花は例年より遅くなりそうだ
まだ葉も花も展開していない冬の楽しみは樹木の葉痕

秋に落葉した葉の跡が枝に残っている
左から アジサイ ムクロジ カラスザンショウ オニグルミ 

アジサイ:てっぺんの冬芽(頂芽)は芽鱗が無く裸芽で葉脈が見え幼い葉がむき出し 
顔の中の目や口(鼻?)に見える斑は維管束痕で水分養分の通り道だった

ムクロジ:ハート型で大きい 笑った顔? サル顔? 顔の上の出っ張りが新しい芽で芽鱗に包まれている

カラスザンショウ:これもサル顔かなー 維管束は3個で一個一個が大きく良く見るとC字型 おでこの場所の冬芽は3枚の芽鱗に包まれている

オニグルミ:大きくてT字型 羊そっくり 維管束痕は3カ所に集まっている おでこの冬芽は葉芽






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ウサギ

2012-02-24 | 小動物 他


雪原を行くと点々とウサギの足跡が伸びていた
二つ横に並んだ跡が後ろ足 縦に二つあるのが前足

ウサギと言うと昔お坊様から聞いた今昔物語に載っている仏教説話を思い出す

サル キツネ ウサギの3匹が居る所へ貧しい身なりの老人がやってきて 何か食べ物を下さいと頼んだ
サルとキツネはあちこち走り回り食べ物を持ってきて火を熾し老人に与えたが ウサギは何も持ってくることが出来なかった
嘲笑されたウサギは「どうか私をお召し上がりください」と言って火に飛び込んだ
たちまち元の帝釈天の姿に戻った老人はウサギの行為を徳として 衆人に知らしめるため月にウサギを連れて行った

ざっとこんな話だったと記憶している
大震災からそろそろ一年近いこの時期 中々示唆に富んだお話だ
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ワカケホンセイインコ

2012-02-23 | 野鳥


公園の脇の民家のの軒先にエサ籠がぶら下がっていて ワカケホンセイインコが群がっていた

ワカケホンセイインコ(輪掛本青鸚哥)はオウム目インコ科の鳥で大きさは40cm程 体重115g 尾が長く全体の半分ほどある
オスは首に輪を掛けたような筋がありメスはこの筋が無い ホンセイ(本青)は緑色のこと

インド南部スリランカの鳥で農作物を荒す害鳥なので捕まえて安く輸出した
色はきれいだし言葉も良く覚え ワカケダンスと呼ばれる特有の面白いしぐさもあり人気でかなりの数日本にもやってきた

逃げたり放たれたりしたものが野生化し(篭脱けと言う)今やどこでも見られるほど数が増えている
都心周辺部では東京工業大学(目黒区)のキャンパスに1000羽近くの集団塒がある
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福寿草

2012-02-22 | 樹木 草花


福寿草の花が綺麗に咲いていた

キンポウゲ科の多年草で 春を告げる花の代表
福寿草の名前は新年を祝う意味もあり 別名元日草(がんじつそう)朔日草(ついたちそう)
但し毒草である・・キンポウゲ科の植物は毒草が結構多い

春植物(スプリング エフェメラル・・春のはかない命の意味)
春緑生の植物を春植物とも言う スプリングエフェマラルと言われている
春に花が咲き夏までに光合成を行い 夏には地上部は枯れて翌年の春まで地下で過ごす
フクジュソウ イチリンソウ カタクリ等
落葉樹林の林床に多い・・落葉樹の新葉が出る前の明るさを利用して生活を営み 林床が暗くなるころには地上の生活を終える

花言葉:永久の幸福 思い出 祝福 幸福を招く

我が家の福寿草はまだやっと芽を出した程度 永久の幸福は今少し先か・・ 
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カワウ

2012-02-21 | 野鳥


頭が白くなったカワウが居た
11月頃になると繁殖羽になり頭が白く足の付け根に白い斑が出る
カワウは季節を問わず冬でも繁殖する
一夫一妻で小枝を集め巣を作る

今では糞害 悪臭 農林や水産被害で悪者扱いである

1970年代には水質悪化でエサの魚が少なくなり3000羽程しかいなくなり絶滅が心配された時期もある
その後1980年代には公害規制による河川の浄化で魚が増えそれと共にカワウも復活してきた
現在は60000羽程はいるだろうと言われている

コロニーをつくり多数で一緒に居るので樹木が枯れる 魚は一日500gも食べるので漁協で放流したアユなどが被害に遭っている
農林水産被害70億円 他の生き物に対する生態系に悪影響があるなどで1970年鳥獣保護法による狩猟鳥になった

はてさて数が減れば心配だし 増えれば生態系やあちこち人の生活に影響するし難しい

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クビキリギス

2012-02-20 | 虫類


今頃バッタが居た
少しは暖かいのだろうかネコヤナギのフカフカしたビロードの花芽にしっかりと捕まっていた

頭部が尖り大きさが6cmほどありクビキリギスのようだ
やや大型のキリギリスで 緑色型 褐色型 稀には紅色型も居る

成虫で越冬する
春になるとジーと聞こえる声で鳴く
鳴くのはオスで左右の前翅をこすり合わせて音を出す
左前翅が上側(コオロギは左前翅が下)になって音を出す
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ナミテントウ

2012-02-19 | 虫類


こう寒いと虫たちも樹皮の中や枯草の中に隠れて中々見つからない

樹木に付いている名札をひっくり返すと意外といろんな虫が居る
名札の裏にナミテントウがひっそりと一匹隠れていた
集団越冬すると聞いていたが仲間にはぐれたか一匹だった
  
ナミテントウは二紋型(写真)四紋型 紅紋型 斑紋型などの模様を持つものが居る
どの紋の個体も紋に関係なく交尾するので生まれてくる子供どんな紋型で出るか生まれるまで分からない

ナミテントウは植物に害をなすアブラムシを食べるので益虫とされている
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オナガ

2012-02-18 | 野鳥


オナガが猫に襲われて動けなくなって保護された
地上で餌を探すこともあるのでそんな時にやられたのだろう

オナガはカラスの仲間で(スズメ目カラス科)声もグェーイグエーイなどとあまりきれいな声ではない
都心でも良く見かけるが関東以北に留鳥として居て 関西にはいない分布が局地的な鳥

大きさは37cmと言うが尾が長く体の半分以上占める
黒い頭に薄いブルーの羽が素敵な鳥だ
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コイ

2012-02-17 | 小動物 他


公園の池と言えば鯉は付き物
パン屑などをやって 子供たちが大喜びの風景はごく日常的なものでほほえましい

最近は鯉を外来種として駆除し始めた所がある
野生種は琵琶湖 四万十川の一部にしかいないのだそうだ

その1 池底を撹拌しながら泥と餌を一緒に吸い込むので池底のヤゴや貝などに被害が出る
その2 排泄物が水質悪化 また水底を撹拌捕食のため濁り水草に影響がある

ミシシッピーアカミミガメやブルーギルを捕獲駆除し始めたのが割合最近と思っていたら 今度は鯉である
もうどこもかしこも人が手を入れないと自然が保てなくなっているようだ
これまで散々自然破壊してきたので当然と言えば当然かも・・
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マガモ

2012-02-16 | 野鳥


マガモのオスの上尾筒はカールしていると聞いたが初めてしっかりと見た
こんなにカールしているのは珍しいのかもしれない

マガモは中部以北の山地の湖沼で一部繁殖しているが ほとんどは冬鳥として渡来する
大きさは59cm カルガモとほぼ同じ大きさ

アヒルの原種 更にアヒル(アオクビアヒル)とマガモを掛け合わせたものがアイガモ
好きでよく食べる「かも南蛮」などではこのアイガモが使われる

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白いカラス

2012-02-15 | 野鳥


昔カラスは白い鳥だった
神様にお願いして他の色になるところ 赤もいい 緑も良い 黄色も素敵となって それなら全部の色を塗ったらもっと素敵になると塗ったら真っ黒になってしまった
と言うお話があった

上野不忍池で白っぽいカラスが居た
白化のカラスだ

他のカラスと一緒に水浴びをしていた
色の違いなど気にもならないらしい 気にして差別するのは人間だけかも・・
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