トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

モミジの紅葉と黄葉

2012-11-30 | 樹木 草花


モミジ 漢字で書けば紅葉なので紅葉するのがモミジと思っていたら 黄葉するモミジもある
紅葉しているのはイロハモミジ 黄葉しているのはヤマモミジ

この木をずっと見ているが毎年黄色く色ずく
ヤマモミジには黄葉する木もあるようだ

モミジは漢字で紅葉にプラスして黄葉にすべきと自論を展開の積りで念のため辞書を引いたところ
もみじ:「紅葉 黄葉」上代は「黄葉」平安以後は「紅葉」と書く例が多い とある

黄葉をモミジと読むとは知らなんだ 昔から黄色のモミジを分かっていたんだ
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テイカカズラの紅葉

2012-11-29 | 樹木 草花


テイカカズラはキョウチクトウ科の常緑つる性木本
常緑ではあるがところどころに紅葉した葉が見える
中の方の紅葉した葉は間もなく落葉する クスノキなどにも落葉する葉は紅葉することがある

なのだがツルの先端の方に付いていて紅葉した葉は落ちないで春先に緑の葉に戻ってしまう
何とも不思議なことだ

綺麗に見事な色に赤く紅葉したのだが 何のため? どうして? どうやって緑色に戻る?

テイカカズラの茎や葉は 乾燥して煎じて飲めば解熱 強壮の効果がある
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けやきの紅葉と黄葉

2012-11-28 | 樹木 草花


公園のケヤキが赤っぽく紅葉している木と 黄色く黄葉している木の2種類が有った
どういう具合でそうなったのか同じケヤキなのに不思議

ケヤキ:ニレ科 日本の代表的な落葉高木の一つ 各地に天然記念物に指定された巨樹や銘木がある
日本一は山形県東根市の大ケヤキ 樹齢1500年以上と言われている

JR山手線の目白駅の脇に「むさしの1号」と言う種類のケヤキが植えられている
枝が横に張り出さずに真っ直ぐに伸びているので街路樹には適しているようだ


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オオミズアオ

2012-11-27 | 虫類


オオミズアオの幼虫が枝にぶら下がっていた
大きさは7cmほどだった 丸々として元気そう

蛹で越冬する 食草はサクラ クリ ウメなど

成虫(6月)


ヤママユガの仲間(ヤママユガ科)でこの仲間はみんな大きい
世界最大の蛾ヨナクニサンもこの仲間
オオミズアオも大きさは10cm位はある

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トビにエサ遣り

2012-11-26 | 野鳥
  

遊覧船で湾内を観光して居たら早速ウミネコがやって来た
船内で売っているかっぱえびせんを差し出すと飛びながら上手に取ってゆく

5分もしないうちに大型の鳥トビがやって来てエサを食べだした
大きな羽が船にぶつかりそうで直接手からは食べられないが 放り投げてやると急降下 急旋回目の前を大きな羽がよぎる

翼開長はウミネコ120cmで大きな鳥だが トビは160cmとさらに大きい
それが目の前を飛び回るのだから迫力ある
カモメには随分出会って餌を投げたが トビは初めてでとても面白かった

野鳥にエサを与えると水を汚す等環境に良くない や鳥自身にも悪い影響を与える と言うのであちこちでエサ遣り自粛の声を聴く

怒られそうだが楽しくって面白かったのでまた機会が有ったらやりそうだ

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天橋立 股のぞき

2012-11-25 | 旅行


日本三景のうち天橋立だけまだ見ていなかったので行ってきました
股のぞきをすると竜が天に昇るように見える とか どうでしょう

以下天橋立散策マップより
天橋立は陸前(宮城県)の松島 安芸(広島県)の宮島と共に日本三景の一つに数えられる景勝地である
「丹後国風土記逸文」に 国を産まれた伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が天に通うために梯(はし)を作られたが 命(みこと)が寝ていられる間に倒れ伏したと言う記事があり これが名の起こりである
「日本三景」という発想が最初に見られるのは林春斎が寛永20年(1643年)に天橋立を松島・厳島と共に「三処奇観たり」と述べた「日本国事跡考」
その後元禄2年(1689年)に福岡藩の儒学者 貝原益軒が天橋立を旅行した記録「己巳紀行」の中に初めて「日本三景」という言葉が登場する
神秘的で美しい姿は 野田川から流れ出る砂粒と外海から流れ来る砂粒とがぶつかり合って出来たと考えられている
約500年前に描かれた雪舟画の国宝天橋立図には現在より短い天橋立が描かれている
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タイワンヒゲナガアブラムシ

2012-11-24 | 虫類


11月はアブラムシがかなり活発に出てくる
1年に30世代以上を繰り返すアブラムシもいると言う

タイワンヒゲナガアブラムシは成虫では腹部中央が黒色になる
ノゲシ ニガナ レタス などの汁を好む
特にレタスの害虫として名を馳せている

初夏の頃に密度が高くなり 夏場も繁殖は盛んで 11月に第2の山があり11月中旬~12月中旬にピークを迎え 無翅胎生雌虫で越冬する

アブラムシは小さな虫だが生活環は複雑で寄生を換えないタイプ 換えるタイプ 無翅の時期 有翅の時期 単性と両生世代などと入り組んでいる
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ホソヒラタアブ

2012-11-23 | 虫類


普通は3月から10月ころまでが出現期なのにホソヒラタアブが飛んでいた

飛ぶのが上手く 空中停止しながら器用に飛んでいる
大きさは1cm程の小さなアブで花の蜜や花粉が大好きで花に良く来る身近なアブだ
成虫で越冬する

このホソヒラタアブがやって来たのがネコヤナギ
普通は3月早春の頃に咲く花なのにもう咲いている 狂い咲きかな
雌雄別株で咲いたのは雄花
葯は赤く花粉は黄色

ホソヒラタアブに花粉をご馳走したのはいいが 体に付けて運んで貰う花粉の行き先の雌花は 回りを見ても咲いていない

3月に花が咲き 3月にホソヒラタアブが出てくればお互いハッピーだったのにくたびれもうけのネコヤナギでした
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サネカズラ

2012-11-22 | 樹木 草花


真っ赤な美味しそうな かのこ菓子を思わせるような実が生っている

サネカズラ:マツブサ科の常緑つる性木本
樹皮からとった粘液を整髪に使ったので別名ビナンカズラ

 
左が雄花 右が雌花 8月頃に咲く
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ぬば玉

2012-11-21 | 樹木 草花


大分前にヒオウギの花をアップしたのだが この季節実がついた
真っ黒い7,8mmの球形をしている
黒く光沢があり「ぬば玉」「うば玉」と呼ばれる
その漆黒さはあまりに黒いので「黒」の枕詞として使われた

ヒオウギ(桧扇):アヤメ科 山地の草原に生える多年草 観賞用に栽培されている 葉が扇状に出る
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アオマツムシ

2012-11-20 | 虫類


朝晩はだいぶ寒くなって来たのに アオマツムシがまだ頑張っていた
葉の上で体を暖めているようだ 日差しを浴びた葉は20度にもなると言う
流石に夏の頃の元気はなく近寄っても動かない

中国大陸原産で明治の頃に日本にやって来た帰化昆虫
繁殖力が強く夏の虫としてすっかり定着した
夏の間は街路樹などでリーリーとかん高い声でよく鳴いている
サクラ カキ モモ等の葉を食べる
大きさは3cm位だった
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ケヤキ

2012-11-19 | 樹木 草花


ケヤキが見事に黄葉を見せてくれている

ケヤキには2種類の葉がある
葉の写真の右の小さい葉は葉の付け根に小さい種が付いている
この種付の葉は他の普通の葉に比べて小さく早くに茶色くなり枝ごと落ちる
黄葉するころに茶色の葉が沢山あれば実成りが良いとわかる

種は葉が付いているお蔭で落葉するときや地面に落ちてからも 風を受けてあちこちに散らばることが出来る

見慣れたケヤキにも隠れた工夫が色々あるものだ
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ハイイロチョッキリ

2012-11-18 | 虫類
 

ドングリの標本を作ろうとあちこちから色々なドングリを拾ってきた
少ししてみるとクヌギとツクバネガシのドングリから蛆虫状の幼虫が出てきた

ドングリを食害する虫はハイイロチョッキリと何種類かのシギゾウムシだ
右がクヌギ 真ん中がツクバネガシのドングリと出てきた幼虫

成虫は長い嘴でドングリに穴を開け体を入れ替えて卵を産む
卵はおよそ40日ほどで孵り幼虫となって地面に潜り 6月頃に蛹から成虫になって出てくる

ハイイロチョッキリの成虫
 
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フヨウ

2012-11-17 | 樹木 草花


フヨウの木に実が生っていた
果実は熟すと5裂する
早速分解してみると中には耳のような形の種に淡褐色の長い毛が生えている
風に乗って種が散布される風散布のようだ

フヨウ(芙蓉):アオイ科の落葉低木 大きいものでは4m位になる
古くから栽培されていて伊豆半島 紀伊半島や温暖な地方では野生化している

花は7~10月 10cm以上はある大形の花で艶やか
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コバネイナゴ

2012-11-16 | 虫類


かなり寒くはなってきたが まだまだ虫たちも頑張っている

コバネイナゴは名前の通り翅が小さくて腹部が見えている

稲の害虫として有名で かっては稲田に住んでいたが最近は農薬散布が定期的に行われて 休耕田や河原の草原に追いやられていた
お蔭で稲の被害は減ったが イナゴも一時は減ってしまった
最近は少し増えて都心の公園でも見かけることがある

イナゴ科で大きさは4cmほど イネ科の植物の葉がが食べ物 卵で越冬する

子供の頃に疎開先でこのイナゴをしょうゆ味で煮たものを食べさせられた
第一にちゃんとしたイナゴの形をしている上 足だか骨だか分からないが口の中がジャリジャリして これだけは嫌だった
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