トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

サンコウチョウ

2014-07-31 | 野鳥
 

ヒ ツキ ホシ ホイホイホイと鳴くのでサンコウチョウ(三光鳥)
オスは尾が体の2倍ほどもあり オスメスともブルーのアイリングが印象的
繁殖地が本州から台湾周辺のみに限られている日本を代表する夏鳥の一つ

夏鳥として本州以南の良く繁ったうす暗い林にいる
空中採食や葉先で停空飛行をして昆虫類を捕える
大きさはオス45cm メス18cm
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ヨシゴイ

2014-07-30 | 野鳥


池の蛇籠の上をヨシゴイが歩いていた

ヨシゴイは葭原湿地などに生息するので「葭原のゴイサギ」の意味でこう呼ばれている
新潟下越地方の伝説・・多くの男にだまされて自殺した娘がこの鳥に化けて夜な夜な男を待ち伏せする・・と言うことから「ゆうれいどり」「ばかどり」と呼ぶ方言が有る

夏鳥として渡来し水田湿地葦原などに住む
茂みの中で行動し水際で魚やカエルなどを待ち伏せして捕える

大きさは37cmで日本のサギの仲間では一番小さい
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相馬野馬追

2014-07-29 | 旅行
  

今日は土用丑の日
特上蒲焼が¥3500とか・・

南相馬市で行われた相馬野馬追を見てきた
行った日27日は お行列 甲冑競馬 神旗争奪戦が行われた

行列は400騎もあったと言う 小さな子供の乗った馬もいたが暑くて疲れたのか泣きべそだった
競馬と言うものを見たことがないが 多分先頭から最後まで何秒かの差でゴールだろうが こちらは忘れたころにやって来る馬もいる牧歌的なレースもあって面白い
神旗争奪戦は打ち上げられた2本の神旗がゆっくり落ちて来るのを勇猛果敢に奪い合うのだが 砂埃がひどく良く見えないうちに終わり興奮だけが残った

その昔相馬家の祖と言われる平将門が軍事訓練として行ったものが1000年以上も受け継がれ続いている

会場まで行く道筋の川俣や飯館村では除染作業中の旗竿が風にはためいていて人影もなくさみしい光景だった
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ネジバナ

2014-07-28 | 樹木 草花


日当たりの良い草地や芝生に紅紫色の花を横向きのらせん状につける
花は右巻きのものも左巻きのものもある
捜すと途中から巻き方を変えるものもある

なぜ捩じれて花が付くかと言うと 花茎に沢山の花が並ぶため花同士が邪魔しあった結果 まっすぐ一列よりらせん状にの方が花の数を稼げるから

根には紡錘根と呼ばれる栄養倉庫を作り数年かけて栄養を貯め その栄養を一気に使って花をつけて 大量の種を飛ばす そのあと親株は枯れてしまう 
ラン科の植物で野生のランでは一番身近な花だ
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ヤブレガサ

2014-07-27 | 樹木 草花


ヤブレガサの花が咲いていた
春先に若い葉が出始めの時に傘を半分つぼめた角度で切れ込みの深い葉が出る様子からヤブレガサという

特徴のある葉はよく見るが花は初めて意識してみた
キク科で花期は7~10月 10mm位の花が茎の上に咲く
7~10個くらいの両生の頭状花が付く
雌しべの先の柱頭は2裂して反り返り輪のように見える
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ワサビカレバタケ

2014-07-26 | キノコ


全体特にヒダを齧ると辛みが有るワサビカレバタケ
夏から秋にかけて林内に群生し落ち葉を分解する

傘は表面にやや不規則な放射状のしわが有り なめし皮色で乾けば淡色になる
ヒダは傘と同色又は淡色 柄は傘よりも淡色
辛みをスパイスにと思ったが食毒不明
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キツネノエフデ

2014-07-25 | キノコ


誰が名付けたのかキツネノエフデというメルヘンチックな名前
狐がまだ人の近くにいたころの名残りの名前だろうか 漢字で書けば「狐の絵筆」

頭部と柄部の境がはっきりしなで傘を持たない
結構悪臭がする 食毒不明

梅雨頃から秋にかけて地上に出る小型菌 10cm弱ほどの大きさだった

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オニヤンマ

2014-07-24 | 虫類


日本では最大のトンボがオニヤンマ
子供の頃はあこがれのトンボだった

大きさは10cm程 黒地に黄色の縞状と深緑色の複眼が印象的
羽化は植物などに定位して夜に行われるが時に朝見ることもある
羽化後は林地に移り成熟すると水辺の戻る
交尾は木の枝などにぶら下がり長時間に及ぶ

飛び出すとあまり止まらないタイプの大型のトンボは止まる時は概ねぶら下がって止まる
ヤンマのほとんどオニヤンマなどがそれである
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オオイトトンボ

2014-07-23 | 虫類


今日は24節季の大暑 梅雨も明けて暑さ真っ盛りの季節となる

子供の頃には番っているトンボは「ほかけ」と呼んでいた

番っているトンボは前がオスで 尾の先をメスの首筋に差し込み メスは尾の先をオスの腹に当てて受精する

オオイトトンボは交尾の後連結したまま水面近くの植物の中に産卵する

トンボに依っては雌だけが産卵するもの 「ほかけ」のまま後のメスが水面を打つように産卵するもの(アキアカネなど) 「ほかけ」のオスメスが水の上30cm程の空中で 波打つように体を動かしてばらまくように産卵するもの(ナツアカネやノシメトンボなど)様々な産卵方法が有る
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ルリビタキ

2014-07-22 | 野鳥


関東地方は今日梅雨明けした
6月5日に梅雨入りして今日までに407mm(平年は270mm)の雨が降ったそうだ
降れば豪雨の印象が有る今年の梅雨だった

ルリビタキは青色のヒタキ科の鳥
留鳥又は漂鳥 亜高山帯の針葉樹林で繁殖し 冬は低山や山麓に移動する
冬には明治神宮など都心でも良く見られる

繁殖期は針葉樹のある林で生活し樹上で昆虫類やクモ類を捕える
非繁殖期には雌雄それぞれに縄張りを持ち樹上や地上で昆虫類や木の実などを食べる
大きさ14cm スズメ大
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キクイタダキとウソ

2014-07-21 | 野鳥


キクイタダキのお嬢ちゃんとウソのおじさんが何やら話し込んでいた

キクイタダキ(右上の小さい鳥)
頭頂の黄色の斑紋を菊に見立ててキクイタダキ
日本で一番小さい鳥 体長10cm 体重5g
留鳥又は漂鳥 山地から高山の針葉樹林で繁殖し冬は低山の針葉樹林に移動する
冬鳥として渡来するものもいて年によってみられる数は変化する
昨年は多く都市周辺の公園でも見られた

ウソ(オス)
フィッフィッと口笛を吹くような声
九州地方の方言で口笛を吹くことを「うそぶく」と言うのが名の由来
留鳥(漂鳥)又は冬鳥 体長16cm
本州中部以北の亜高山帯の針葉樹林で繁殖し冬は各地の低山や丘陵地の落葉広葉樹林に移動する
オスは喉から頬にかけて赤みが有る
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ミヤコグサ

2014-07-20 | 樹木 草花


京の都に多かったのでミヤゴグサ 花の形が烏帽子に似ているので別名エボシグサともいう

道端や草地に生えるマメ科の多年草
マメ科の多くは左右対称の蝶形花をつけるのが特徴
上の花弁1個を旗弁 左右の2個を翼弁 下の2個を竜骨弁という

葉腋から伸びた花柄の先に鮮やかな黄色の花が付く 大きさは1cm位
2個の竜骨弁は合着して筒状になりここに花粉が貯まる
虫が竜骨弁に止まると筒の先の穴から花粉があふれ出る
この時期の雌しべはまだ受精能力が無く 花粉が出た後 筒の外に伸びて柱頭が虫に擦られると 受粉できるようになると言う 小さな花にも自家受粉を避ける仕組みがちゃんと出来ている
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キキョウ

2014-07-19 | 樹木 草花


秋を代表する花キキョウ
漢名の桔梗を音読みにしてキキョウと言う
根茎を咳止めなどの薬として中国から入ったので桔梗の名も定着したらしい

開花した直後の花(左の写真)は真ん中の雌しべを黄白色の5個の雄しべが囲んでいる
雄しべが花粉を出し終わり倒れてから雌しべの花柱が開き先端が5つに開く
(3つに開いているのを見たこともある)
これは自家受粉を防ぐためのシステムで雄しべ先熟という

園芸種の白花桔梗
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オカトラノオ

2014-07-18 | 樹木 草花


長い花序を虎の尾に見立ててオカトラノオ

サクラソウ科の日当たりの良い草地に生える多年草の草花 
地下茎を長く伸ばして増える
花序の長さは20cm程もあった
花序の上部は垂れ 小さな花(1cmくらい)が下から順に咲く
雄しべと花冠の裂片は対生している これはサクラソウ科の特徴の一つ
花期は6~7月
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ヤブカンゾウ

2014-07-17 | 樹木 草花
 

ヤブカンゾウ(左)ノカンゾウ(右)の花が見事だ

ヤブカンゾウは有史以前に中国から帰化したと考えられている
花は雄しべと雌しべが花弁化して八重咲になり7~8月に咲く

ノカンゾウの花は単で普通結実しない

ヤブカンゾウの母種は中国原産のホンカンゾウで各地で栽培されている
漢名は「萱草」でカンゾウは日本語読みしたもの
ノカンゾウもホンカンゾウの変種とする考えもある

ホンカンゾウの仲間の花(ヤブカンゾウ ノカンゾウなど)は蕾を熱湯で湯がき天日干しにしたものが生薬「金針采(きんしんさい)」と言い消炎 利尿に効く
花若葉は食用になる 甘くて美味しらしい
特に若葉の根元の2~3cmの白い部分はそのまま酢味噌で食べると絶妙とか

ユリ科ワスレグサ属
ワスレグサの名は蕾を調理して食べると心配事を忘れるほど美味しい とか美しい花を見ていると憂さを忘れるから付けられたと言われる
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