トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ミツマタ

2014-03-31 | 樹木 草花


枝は必ず三つ又になって出て来るのでこの名が有る
ジンチョウゲ科の落葉低木 2mほどの大きさ

葉の出る前の3,4月に花が咲く
小さな花が30~40個ほどもついて丸い雪洞のようだ
花は両生で花弁は無く萼が目立つ
咲き初めは萼片の内面は鮮やかな黄色だがだんだん白くなる

樹皮の繊維が長くて強いので製紙原料にされている
今でも一万円札には使われていると聞くがどうだろうか
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アブラチャン

2014-03-30 | 樹木 草花


アブラチャンの花が咲いた
種子や樹皮に油を多く含み生木でも良く燃えるところから付けられた名前
チャンは瀝青のことでピッチやコールタールの総称

クスノキ科クロモジ属の落葉低木 5m程になる
雌雄別株で3~4月頃に葉の出る前に淡黄色の花が咲く
ダンコウバイの花に似ているがこちらは花に柄が有る
雄しべの葯が見えるので雄木のようだ

実は1.5cmほどの球形で9~10月頃に黄褐色に熟す
乾燥すると不規則に割れて球形で赤褐色の種子を一個だす
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クイナ

2014-03-29 | 野鳥


名前はクイクイと鳴くからクイナ(水鶏)
カエルを食べて鳴くので「食い鳴き」の意味であるとかの説が有る

都心の公園でもチラリと姿を見るが用心深いのか中々はっきりとは見えない鳥だ
水田 葦原 湿地などに棲み歩き回って昆虫や小魚草の実などを食べる

主に北海道と本州北部で繁殖し冬は本州以南で越冬する
嘴は赤く(冬は下嘴のみ赤い)上面は茶褐色の斑が有り下腹部に白黒の斑紋が有る
中々しゃれた色模様と見受ける 全長29cm
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コハクチョウとマガン

2014-03-28 | 野鳥


鴨を始め水辺の冬鳥たちも北帰行の真っ最中
コハクチョウの間に挟まれてマガンが仲良くしていた
距離が有ってピンボケです

コハクチョウ:冬鳥 全長120cm
嘴基部の黄色部分が嘴半分より短く先端が丸い
番と若鳥の家族群で行動しおもに水草などを食べる

マガン:冬鳥として渡来するが局地的 全長72cm
広い湖沼などで休息し周りの水田で採餌する
地上を歩きながら稲の落穂やマコモの実水草の葉や茎を食べる
コメント (2)
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メジロとカンザクラ

2014-03-27 | 野鳥


満開のカンザクラでメジロが蜜を吸っていた

メジロ:留鳥又は漂鳥 全長12cmと小さい
北日本のものは10月過ぎると暖地に移動する
この時に数十羽から百羽と言う大群で海を渡ったりするが 普通の小鳥は夜に渡るのにメジロは昼に渡る
よーく目を凝らして見ると小さい粒がピンピンと飛んでいるのが見えるそうだ

留鳥として暮らしている個体は一年中番いで一定の地域で生活し 季節移動するものは越冬中は小群れで区域を定めず動き回って生活する

花の蜜が大好きで舌の先は蜜を絡めやすいように筆状になっている

カンザクラ:ヤマザクラとカンヒザクラの交雑から生まれた栽培品種
早咲きの桜の中でも特に早く開花する
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フッキソウ

2014-03-26 | 樹木 草花


常緑の葉が茂る様子を繁栄に譬えてフッキソウ(富貴草)
一応草本になっているが雌雄同株の常緑亜低木

雄花は茎の上部に付きその下に雌花が付く
写真の左の花の一番下が雌花で花柱は2個で先端が反り返っている

雄花には雄しべが4個で葯は茶褐色 葯の下の白くて太い部分が花糸で花弁は無い
高さは20cm程だった
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ヨコズナサシガメ

2014-03-25 | 虫類


今日は5月の陽気とかで汗ばぬむほどの天気だった
ソメイヨシノも開花宣言が出た 春本番と言ったところか

桜の木にヨコズナサシガメが数匹蠢いていた
腰の回りの白黒班を横綱のまわしに見立てての名前

サシガメ類は捕食性のカメムシで ヨコズナサシガメは集団で行動し 獲物を捕る時も産卵も越冬も集団でする
越冬は幼虫で行う 肉食性のカメムシで食べ物は昆虫などの体液を吸う
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キタテハ

2014-03-24 | 虫類


日中はすっかり暖かくなって春ポカポカの陽気
暖かさに誘われてか今年初めての蝶を見た

キタテハが枯草の上で休んでいた
成虫越冬して出てきたばかりでまだ体力がないのかヨタヨタしているように見受けられる

カナムグラなどを食草にしている
3月~11月頃まで出て都市部にも結構多い
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ヒクイナ

2014-03-23 | 野鳥


水辺にヒクイナ(緋水鶏)が居た
胸腹などが緋色なのでヒクイナと呼ばれている

東北地方以北では夏鳥それより南では留鳥又は漂鳥
西日本では越冬例も多く南西諸島では留鳥
東京周辺ではあまり見られない

鳴き声は始めはテンポがゆっくりだがだんだんテンポが速まり突然堰を切ったようにけたたましく鳴く
葦原や草むらで生活し魚類昆虫類甲殻類などの他イネ科やタデ科の種子も食べる
全長24cm 雌雄同色
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ハッカチョウ

2014-03-22 | 野鳥


ハッカチョウが20羽ほど群で居た
現在の日本鳥類目録(鳥学会)では外来種の扱いになっている

台湾からその西側の中国の割合狭い範囲に生息している
沖縄には渡って来ることもあるが関東で見られるものは篭脱けの可能性が高いと言われている

全体が黒く額に冠羽が有り嘴は黄色っぽい剽軽な顔をしている
全長24cm 雌雄同色 ムクドリ科の鳥
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ヤマシギ

2014-03-21 | 野鳥


頭頂から後頭部にかけて黒い横斑が有るヤマシギ
公園の湿地に居た

北海道から九州 伊豆諸島で繁殖し北方のものは冬には暖地に移動する
ミミズを好んで獲るが昆虫類の幼虫 陸生貝類なども食べる

全長34cm 雌雄同色
見た感じはずんぐりむっくりと太った体型
数はそれほど多くはなく行く所へ行かないとなかなか見られない
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ユキワリイチゲ

2014-03-20 | 樹木 草花


ユキワリイチゲの花も真っ盛り
茎葉は茎頂に3個輪生しその中心から花柄を立てて菊の花に似た3cm程の花を上向きに咲かせる
花の色は白色から淡紅紫色で3~4月に咲く
花弁状の萼片は10~20個

葉は三角状卵型で鋸歯がありセリ科のミツバに似ている
葉は秋には地上に出ているためか冬の間に汚れて汚れたような淡褐色を帯びることが多い

本州の近畿地方以西四国九州に分布している
都心の公園でも植栽されており時折見かける
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アズマイチゲ

2014-03-19 | 樹木 草花


アズマイチゲの可愛い花が咲いていた
落葉樹林内や草地に生えるキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草

花は4cm程で萼片が花弁状で8~13個有る
白色で基部と裏面が少し紫色を帯びる

イチリンソウ属の花は3月に芽生えて4~5月に開花し6月には枯死する
わずか3か月程のの地上生活を送る典型的な春植物
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ヒメウ

2014-03-18 | 野鳥
 

日本のウ類の中では最も小さい種 全長73cm
日本のウ類はウミウ カワウ チシマウガラス ヒメウの4種
以前はペリカン目ウ科だったが新分類ではカツオドリ目ウ科となっている

北海道では留鳥 本州以南では冬鳥
岩棚や岩場のある海岸で見られることが多い
ウミウと一緒のことが多い
雌雄同色 ウ類の中でも体は特に細い

潜水して魚や甲殻類を捕る
他のウ類と同様に潜水後は岩場に止まって羽を広げて休む
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カンムリカイツブリ

2014-03-17 | 野鳥


頭の上の黒い冠羽が目立つのでカンムリカイツブリ
日本で見られるカイツブリの中では一番大きい 全長56cmある

冬鳥 青森県と滋賀県の一部では繁殖している
頸を長く伸ばしていることが多く大きく感じる
葛西臨海公園では渡りのこの季節には大きな群れになっていることが有る
雌雄同色 潜水して魚類を捕る

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