トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ナガボノシロワレモコウ

2012-06-30 | 樹木 草花


湿った草地に生える高さ1mほどの多年草
食堂の入口に鉢植えにされていた

花は枝先に付き円柱形で2~7cmで直立か下垂している
花弁はなく萼が3mmほど
花は上から下に向かって咲き進む この様な咲き方を有限花序と言うらしい
逆に下から上に向かって咲き進のを無限花序と言う

ナガボノシロワレモコウ(長穂の白吾木香):バラ科ワレモコウ属
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ナメクジ

2012-06-29 | 虫類


公園の柵の上にナメクジが這っていた
ごろんとしてかなり大きい 7cm位有った

ナメクジは元々は陸の巻貝で殻を持って居たらしいが殻が退化して 又は貝が進化して殻を失った
貝類が殻を失うのを「ナメクジ化」という
ウミウシなどがそうらしい

殻など無い方が運動は自由だし狭い空間に入って行けるから有利なのかも

ナメクジは害虫である
農作業や園芸の植物を食べてしまう 更には寄生虫や病原菌の宿主でもある
触ったら手を洗った方が良い

子供のころ見た映画で 美人妖術使いの綱手がナメクジの妖術を使って 宿敵青柳池の大蛇から生まれた大蛇丸と戦かってやっつけるのをワクワクして見たものだ
この綱手の亭主が児雷也でこれは蝦蟇の妖術使い
三すくみでナメクジは 蛇に勝ち 蝦蟇に負ける
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ヤグルマソウ

2012-06-28 | 樹木 草花


大きな葉のヤグルマソウ
20~40cmはあるだろう

葉を鯉のぼりの先端の矢車に見立ててヤグルマソウ

小葉5個からなる大形の掌状複葉

花が咲いていなくて残念だが 花茎は1mほどにも成り30cm位の穂状の円錐花序をだし白色の小さな花を多数つける

ヤグルマソウ(矢車草):ユキノシタ科ヤグルマソウ属 山地の湿った林内に群生する多年草
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レンゲツツジ

2012-06-27 | 樹木 草花


レンゲツツジ・・レンゲなのかツツジなのか
蕾の様子がレンゲに似ているツツジ 別名鬼躑躅

信州の安曇平で歌われている安曇節に「聞いて恐ろし見て美しや五月野に咲く鬼つつじ」と言う一節がある
可憐なヤマツツジに対して大型で真っ赤なレンゲツツジの花を鬼に見立てたもの
花は日本のツツジの中で最も大きい

レンゲツツジ:ツツジ科ツツジ属レンゲツツジ亜属 有毒植物 葉にアンドロメドトキシン 花にロドヤポニンを含み家畜は食べないので牧場などにも多く見られる
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タニウツギ

2012-06-26 | 樹木 草花


山道を歩いているとパッと明るい赤い花が目に留まる

本州の日本海側に分布 山地の日当たりの良い所ではごく普通に見られる
関東でも公園や庭などに良く植えられている
特にベニウツギと言われて花の色が濃い紅色の園芸種が植栽されている

タニウツギ(谷空木):スイカズラ科タニウツギ属 日本固有種

スイカズラ科の花は多くの属がある
他に スイカズラ属 ツクバネウツギ属 イワツクバネウツギ属 ガマズミ属 ニワトコ属
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オオカメノキ

2012-06-25 | 樹木 草花


ムシカリ又の名をオオカメノキとしても親しまれている
関東周辺では1000m付近から上部で良く見られる

葉が良く虫に食われるので「虫食われ」からムシカリ
葉が亀の甲羅に似ているからオオカメノキなどの説がある

白い装飾花は花冠が変化したもの
似たような感じのアジサイは萼が変化したもの

ムシカリ(オオカメノキ):スイカズラ科ガマズミ族 8月終わりころから実と花序の枝がが赤くなり秋も深まると見は黒く熟す
この頃には花序の枝の赤さと実の黒色が目立ち二色効果で鳥を呼ぶ
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トノサマガエル

2012-06-24 | 小動物 他


白馬の林の中の小さな池に居たカエル

背中中央の緑の線や色形から新浜で見たトウキョウダルマガエルと思って あら懐かしやと思ったのだが 分布域が関東平野 仙台平野 信濃川流域だそうで これは分布域が広く良く似たトノサマガエルであろうと思う

大きさは7cmほどあった
平地から山裾の水田や池 小川の周辺に生息している
動くものに反応し地表徘徊性の小さな無脊椎動物のほか 小型の蛙まで捕食してしまう
冬は土中で冬眠する

無尾目アカガエル科アカガエル属
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クロサンショウウオ

2012-06-23 | 小動物 他


山の小さな池の中をユラユラとサンショウウオが泳いでいた
水の中でいまいちはっきりしないがクロサンショウウオだと思うがどうだろう

クロサンショウウオ:日本固有種で準絶滅危惧種 大きさは20cm弱ほどあった
両生綱有尾目サンショウウオ科サンショウウオ属
昨日アップしたカエル類は 両生綱無尾目アオガエル科アオガエル属 ということでいずれも両生類

クロサンショウウオは夜間に林床を徘徊してミミズなどの土壌生物 地表徘徊の小動物を食べる
水中の生き物を食べているものとばかり思っていたが間違いだった
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モリアオガエルの卵塊

2012-06-22 | 小動物 他


山の林の中の小さな池にモリアオガエルの卵塊が有った

このカエルの卵は水辺に張り出した木の枝に産み付けられている
クリーム色の泡状の卵塊は中に300~800個の卵が入っている
孵化した幼生は卵塊から流れ出し水中に落下する

時は下でアカハライモリなどが捕食しようと待って居たりすることがあるというがそんな姿を見てみたい

モリアオガエルは文字通り青い(実際は淡緑色)色の蛙だがまだであったことが無い
本州 佐渡島 伊豆大島に移入されて定着している
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戸隠山

2012-06-21 | 旅行


戸隠へは時折出かけるのだが 今回は裏側の鬼無里(きなさ)へ行った
なので写真は裏側から見た戸隠山

戸隠山は1904m古くから修験の地と知られている

天照大神が天岩戸に隠れた時に 天手力雄命(たじからをのみこと)が岩戸を開け放り投げ 落ちた先を戸隠と名付けた という伝説がある

400万年~270万年も前には海底火山でその時の火成岩が山体を作っているとかで 貝 魚類 クジラなどの化石が出るそうだ
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フタモンアシナガバチ

2012-06-20 | 虫類


朝雨戸をあけたら小さなハチが飛び交っていた
雨戸に巣を作ったらしい
朝晩開けたてするのにこんな場所では安穏としてられないだろうに

さて早速写真撮影
アップしてやろうとカメラを近づけた途端ここに居た6匹が一斉に飛び出してきて襲われた
指先一か所をチクリ! 軟膏とばんそうこうで5分ほどで痛みが消えたのでホッとしたがやばかったかも・・

巣の大きさは3cmくらい ハチは20mm弱と言った大きさ
図鑑でで調べたらフタモンアシナガバチのようだ

スズメバチほどではないが巣に近づくと攻撃する とある
剣呑なので殺虫剤で駆除 可哀相だが仕方がない
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ラショウモンカズラ

2012-06-19 | 樹木 草花


山地のやや明るい林内に生える多年草
花冠の様子を羅生門の鬼の筋骨隆々な腕に例えた名前で面白い

花茎は直立し高さ25cm程
下唇の中央裂片に長い白毛が目立つ

シソ科ラショウモンカズラ属 花期は4~5月

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オオルリ

2012-06-18 | 野鳥


ピーリーッ ポピリーポピリー ジジーッとか ピージリリリリィリィ チリチリッ など多彩な声で綺麗になくオオルリ
頭の真上の枯れ枝に止まった

コマドリ ウグイスと共に日本の三鳴鳥とも言われるバードウォチャー憧れの青い鳥
昔は瑠璃鳥と言われて籠の中で親しまれていた

スズメ目ヒタキ科で大きさは16cmほど 夏鳥
英名はBlue-and-white Flycatcher 背中がブルーでお腹が白い
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スジチャタテ

2012-06-17 | 虫類


樹木の幹に何十匹と蠢いている5mmほどの虫 スジチャタテムシの幼虫だ
翅にある黒い帯模様が特徴
6~7月に出現し成虫になると飛び去ってゆく

チャタテムシ目チャタテムシ科の仲間
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マイマイガ

2012-06-16 | 虫類


大きな毛虫が幹を歩いている
頭の先の方に青色の その後に赤の斑点模様でなかなか素敵な配色 マイマイガの幼虫と分かる
大きさは6cm程

卵で越冬し卵塊は300粒ほどで初夏に1回孵化する
サクラ類 梅(バラ科) クヌギなどブナ科 ケヤキのニレ科など広範囲の植物を食べ時に害虫になるほど大発生する
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