トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

トウカエデの紅葉

2010-10-31 | 樹木 草花
          

小さな流れの脇に 葉の形を見るとトウカエデと思われる葉が紅葉していた
流れとあいまって中々風情のある風景だった
トウカエデは黄葉するものだと思っていたが紅くなるのもあると知った

唐から来た楓でトウカエデ 江戸時代享保年間に導入されたと言われている 
街路樹などに使われ 我が家の近くの駅の周辺ではずらりとこの木が植えられている
紅葉すれば素晴らしいのに せめて一斉に黄葉すれば又それはそれで見事と思うのだが未だ木が小さいせいかいつの間にかパラパラと散ってしまう

かちかち山雑木紅葉の色となりぬ (山口青邨)
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ツバメシジミ

2010-10-30 | 虫類
          

日当たりの良い草地の低いところをヒラヒラと飛んでいる
ヤマトシジミと似た感じだが飛び方は弱弱しく感じる
どうしてツバメと付いたのか知らないがツバメらしさは無い

後ろ翅に尾状突起(小さい)がありその基部に赤斑が有るので止まれば直ぐ分かる

幼虫はシロツメグサなどを食草にしている

写真は交尾の最中をお邪魔したのだが近づいても全く動ぜず中々のものだった
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ベニシジミ

2010-10-29 | 虫類
          

後ろ翅の外べりが橙色の帯で 全体が紅色っぽい見栄えのする蝶
足元をすばしこく飛び回り花の天辺にちょんと止まる
似た蝶は居ないので分かり易い

近くを何かが飛ぶと直ぐ追いかける
仲間作りに熱心なのか 戦闘的な性格なのか

スイバやギシギシが食草
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ヤマトシジミ

2010-10-28 | 虫類
          

ヤマトの国には何処でも居る翅が丸くて貝のようなのでヤマトシジミ
庭にも春先からつい先週まで絶えることなく いつもヒラヒラ地面に近いところを飛んでいた 小さいからか飛翔力はそれほど無くじっと待っていると数分で止まる

飛んでいるときは小さく白っぽい見栄えのしない蝶と思っていたが裏側が胡麻斑の綺麗な模様だった 表は薄い青で日が当たると光って美しい

庭の雑草のように生えているカタバミが幼虫の食べ物
イネやキャベツを食べる幼虫に比べなんとささやかなつましい食事ではないか
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イチモンジセセリ

2010-10-27 | 虫類
          

セセリチョウの仲間は色具合が蛾に似ていて子供の頃は蛾だと思っていた
セセリチョウは蛾から蝶に進化する途中にあるグループだという説もあるそうだ
蛾に似ているわけだ

昼間飛んでいるのが蝶 触角が太い 毛深い 羽を広げてとまるのが蛾と思っているが紛らわしいのも随分有って違いは明確ではない
ただ蝶は夜は飛ばないので「夜の蝶」はいない

イチモンジセセリ良く見ると目玉がクリッとして結構可愛いく飛び方もすばしこい
翅に白い点が一列に並んでいるのでイチモンジセセリ
幼虫はイネやエノコログサなどの葉を食べる お百姓さんには嫌われている
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ゴマダラチョウ

2010-10-26 | 虫類
          

先日アップしたアカボシゴマダラの仲間タテハチョウ科のゴマダラチョウ

オオムラサキもそうだがこの3種は幼虫(イモムシ)のとき背中に3~4対の突起があり分かり易く3齢から5齢幼虫で落ち葉の中などで越冬する

越冬を終えた幼虫はエノキを食べるので都心でも食草は沢山ある

写真は何をしていたか不明だがアジサイの根元の地面に止まっていた
草臥れたので一休みといったところか
初めてチャンと見たのでチョッとばかり興奮した
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クロアゲハ

2010-10-25 | 虫類
          

クロアゲハの仲間(大雑把にクロアゲハ類)は沢山居るのだろうが 今年一番多く見られたのはこのクロアゲハだった
黒い蝶と言えばほとんどがクロアゲハだった 何処にも居るという感じだった

なんとなくカラスアゲハも同じくらい居ると思っていたが一度出会ったきりだった
あとはモンキアゲハも一度(逗子) ジャコウアゲハは3度ナガサキアゲハは2度出会っている
興味が無くボーッと見ていて識別に気を使わなかった時と違ってなんか面白い

ナガサキアゲハの分布は近畿以南であったが最近関東でも見られる
これも温暖化の影響と言われている
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ナミアゲハ

2010-10-24 | 虫類
          

(ナミ)アゲハは割合ヒラヒラと不規則に飛ぶ
追いかけてもアオスジアゲハ程ではないが大型のチョウは速い
花のあるところで待っているとやってくる 果報は寝て待て!
吸蜜の時は赤色系の花が好きなようでツツジに居るのを良く見た

翅を開いているメスをオスが探して交尾が成立するが 黒と黄色の模様が見つけるときの信号になっているそうだ
今年も庭のミカンの木の周りを飛ぶ姿を何度も見た

ここ暫くアゲハとも会っていないが又来年元気でね
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アカボシゴマダラ

2010-10-23 | 虫類
          

奄美大島 加計呂島 徳之島など奄美諸島に分布しているチョウで最近都心でも見られるようになった
温暖化の象徴的なチョウとして注目されている

代々木公園や石神井公園で見かけた

幼虫の食草はクワノハエノキで南西諸島 九州などにはあるが関東ではほとんど無い
ニレ科の植物なので何か他のニレ科の植物を食草にしているのだろうと思う
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アオスジアゲハ

2010-10-22 | 虫類
          

もうそろそろ今年のチョウの季節は終わりに近い
今年は春から蝶のチョウ査(ヽ(`○´)/)に参加して身近な場所で何枚か写真を撮ったのでその中からアップ

アオスジアゲハ
このチョウがこんなに何処でも彼処でも居るとは思わなかった
行く先々の公園でほとんど見られた

幼虫はクスノキ科の植物を食べるのでクスノキが多い都心でも多いのかもしれない

飛ぶのが速い あっという間に見えなくなってしまい後を追いかけるのが大変だった
ただ特徴的な水色をしているので識別が容易で助かっている
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ピラカンサ

2010-10-21 | 樹木 草花
          トキワサンザシとタチバナモドキ
          
          トキワサンザシの花
          

一本の木に2色の実が付いている珍しいピラカンサ
と思って根元を見ると2本の木が寄せ植えで作ってあってチョッとがっかりした
赤い実がトキワサンザシで黄色がかって居る方がタチバナモドキ
花は5~6月頃に咲く

トキワサンザシ タチバナモドキ等ををひっくるめてピラカンサと言うらしい

そう言えば一本の木に2色の花が付く珍しい木が新宿御苑にあった
ゲンペイモモと言って赤と白の花が付いていた
春になったら又会いに行こうと思っている

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ヤブラン

2010-10-20 | 樹木 草花
          

植えた事は無いのだが庭にヤブランが出てきて花を咲かせた

ヤブランと言うがラン科ではなくユリ科の花
スズラン ハラン ノシランはユリ科 その他ランと言う名前が付いているがラン科ではない植物が多くある

植物は動物と違って植わって動かない物 ではあるが子孫はしっかりと動いて根を張る
その巧みな仕掛けは「実(種)」である
我が家のヤブランも鳥が何処からか種を運んできた
つまりは鳥に種を運ばせる巧妙な手管を駆使したのであろう

庭にはサンショウ シュロ マンリョウ ピラカンサその他多くの植物がいつの間にやら勝手に生えている

種子は空間を移動し 時に2000年前のハスの花が咲くように時間をも移動する
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パンパスグラス

2010-10-19 | 樹木 草花
              

大きさは3mに近い
体をピンと伸ばして堂々として触れば優しそうで柔らかなフワフワしていると思う
そのうち機会があったら触って見たい

イネ科の植物で南米大陸(ブラジル アルゼンチン チリ)の草原(パンパス)原産
和名はシロガネヨシと言う

日本のヨシやススキも大きさではとても叶わない
せめてヨシやススキは頭を垂れて情緒がある と 一句

葭原に真の雀のいてなきつ  (山口 誓子)
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ツルボ

2010-10-18 | 樹木 草花
            

霊園をブラブラしていたら ツルボがわんさかと咲いていた
花の時期には葉も少なく 地面から茎がスーゥと出ていて 頭に豪華にドッと咲いている姿は わんさか咲いていると実に見事

クロスズメバチだろうか虫たちも盛んに訪れていた

霊園などと言う殺風景地味な場所でこんな花に出会えるとは仏様のご利益かしら
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キダチチョウセンアサガオ

2010-10-17 | 樹木 草花
          

ご近所の庭に豪華賢覧に咲いているのを道路から盗み撮り

今まで「チョウセンアサガオ」と呼んでいたが間違いで「キダチチョウセンアサガオ」が正しい名前らしい
キダチチョウセンアサガオは木本で下向きにぶら下がった花を咲かせる
チョウセンアサガオは草本で上向きの似た形の花を咲かせる

園芸種名でエンジェルス・トランペット 
園芸品はネーミングがとても良い
ヘクソだのヨグソだの人前を憚るような名前は無い

ナス科の植物は時に有毒種があるが この木も有毒でスコポラミンやヒヨスチアミンとか言う神経に障りそうな名前の毒があるそうだ
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