トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ツクシ

2012-04-30 | 樹木 草花


ツクシ誰の子スギナの子
群馬ではツクシが真っ盛りだった

ツクシもシダの仲間で変わり種のシダだ
普通のシダは葉の表で光合成を行い 葉の裏にソーラスと呼ぶ胞子嚢を作る
ツクシは胞子を作る茎と光合成性を行う茎が分かれている

スギナと呼ばれる青々とした細い葉は栄養茎でもっぱら光合成で栄養分を作る
同じ地下茎から出ているのがツクシでこちらは胞子茎 葉は退化してハカマ(葉鞘)に変化している
ツクシのてっぺんから胞子を飛ばす

一束採って来たのを 頭を取りハカマを外し・・これが意外と面倒・・茹でたがほんの一塊り
ポン酢で頂きました 春の香り満喫
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リョウメンシダ

2012-04-29 | 樹木 草花


若青葉色の綺麗な色のシダが道端に繁っていた
裏表が同じような薄緑色のシダだからリョウメンシダ
群落が陽を浴びている様子は素敵だ

多くのシダは葉の裏側に胞子嚢群(ソーラス)と言われる赤っぽい色から黒い色のボツボツがあり 中に胞子がありこれが飛んで次世代が育つ
シダには花も実もない隠花植物

大雑把にいって植物は菌類から始まって 藻類 地衣類 コケ類 シダ植物 裸子植物 被子植物と進化してきた
シダ植物の時代から水分養分を通す管 維管束が発達して地上にへばりついていた体を高く伸ばすことが出来るようになった
そういう意味ではシダは画期的な進化をした植物だ
シダ 裸子植物 被子植物をを併せて維管束植物と言う

シダはどれもこれも似ていて識別がややこしいのが難点かな
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ルリハムシ

2012-04-28 | 虫類
 

色形そっくりな仲間が多いハムシ類

大まかな図鑑ではルリハムシで記載されているのでここでもルリハムシということでアップした

ハムシは日本で600種もいる
色や形も変化に富んでいて 大きさは数ミリ 名前の通り多くは植物の葉を食べる

ルリハムシは成虫で越冬し 幼虫はハンノキの葉などを食べる
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ミミガタテンナンショウ

2012-04-27 | 樹木 草花


山野の林に入ると変わった形の花でよく目につく
白い筋の入った暗紫色の花びら状のものを仏炎苞という

その仏炎苞の口辺が耳たぶのように張り出しているのでミミガタテンナンショウ
サトイモ科テンナンショウ属の花 有毒植物
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セリバオウレン

2012-04-26 | 樹木 草花


キンポウゲ科のオウレンと言う花があり 葉が2回3複出で小葉がセリの葉のように切れ込んでいるのがセリバオウレン
雌雄異株で雄花には雄しべが多く雌花には雌しべが多い

薬草として使われている
生薬名は黄連
漢方処方に配合され 根茎の部分が健胃 整腸 消炎に使われる
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コゴメイヌノフグリ

2012-04-25 | 樹木 草花


小さな可愛い花が咲いていた コゴメイヌノフグリだ
小さな白い花をお米に例えた名前

1961年に種子交換でヨーロッパから移入したもの
イヌノフグリの仲間だろうがどんな実を付けるのか楽しみ
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ドロバチの巣

2012-04-24 | 虫類


ドロバチの巣を見つけた

泥で作った巣に煙突状の入口があるところから別名エントツドロバチ
正式にはオオカバフスジドロバチ(大樺斑條泥蜂)らしい

入口の穴は出来上がると塞がれ上塗りされて 中にはガの幼虫などを運びその上の卵を産み付ける

中々綺麗な形の巣だと思う
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ダンゴムシ

2012-04-23 | 虫類


落ち葉の下に良く居るダンゴムシ
触るとまん丸くなって身を守る 子供の頃によく遊んだ虫の一つ

陸上にすむ甲殻類(エビ カニの仲間)で海岸で良く見るフナ虫もこの仲間
足は何本?・・7対14本です

ダンゴムシも種類があって普段見る触るとまん丸くなるのは「オカダンゴムシ」と言う
写真のように背中に白い斑があるのはメス?子供?
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クマバチ

2012-04-22 | 虫類


ぶんぶんぶんハチが飛ぶ♪
大きな羽音を立ててクマバチがホバリングするのをよく見る

体を見ると怖そうだが攻撃しなければ襲われることは無い

花の蜜や花粉を食べる
フジの花に良く集まるが ツツジのような筒の深い花は花筒の根元から外側に穴を開けて花蜜を吸ってしまう
花は花粉を運んで貰えなくて大迷惑

クマバチ:ハチ目コシブトハナバチ科
枯れ木などの木の根元に巣を作る 大きいものだと長さ30cm位にもなる
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手乗りスズメ

2012-04-21 | 野鳥


公園で手に乗せたエサをスズメガ漁っていた
なかなか可愛いもので出来たらやってみたいと思うが こうなるまでは相当長い時間がかかりそう

大分前に読んだ「スズメが手に乗った」(だったかな)と言う本があってやはり公園で手乗りスズメを見た主婦が 1か月頑張って手から餌を与えられるようになったそうだ
都心ではスズメが減っていると言う話もあり 野生のものは野生に! と言って目くじら立てる人多い
人にとって一番なじみの深い鳥の一つでまーいいではないかと思うがどうだろう

スズメ:スズメ目ハタオドリ科 大きさ14cm 雌雄同色
コメント (2)
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トビ

2012-04-20 | 野鳥


♪トンビがくるりと輪を描いた~~♪
海岸でトビが頭の上を悠々と飛んで行った

トビはもちろん鷹の仲間で海岸から高山まで分布している留鳥
屍肉やカエル 昆虫類 ミミズ 人の捨てた残飯 水産加工場の廃棄物などを上空を輪を描いて探す
大きさはおす59cm めす69cm 雌雄同色

巣はオスメス共同で作りその周りを縄張りとするが採餌は広い範囲で行う
2~3個の卵を2日おきに産むので最初と最後の雛は大きさがかなり違う
鷹の仲間では普通のことで食糧事情の悪い時は妹や弟は 姐や兄の餌食になることもある
なかなか辛い生き様だ
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アスナロ

2012-04-19 | 樹木 草花
アスナロはヒノキ サワラと共に日本固有種
関東ではあまり見かけない木だ
ヒノキ科の木で材は芳香があり耐朽性があるので建築材特に土台に使われる
「明日はヒノキになろう」として成れない木と聞いたことがあるが牧野富太郎によれば俗説とのこと
関西では俗に「アテ」と呼び財布に入れておくと当てにしなかったお金が入ってくると言う
自分の財布にも入れているが効果抜群・・だと良いのだが


アスナロ葉表



アスナロ葉裏

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サワラ

2012-04-18 | 樹木 草花
サワラの木も都心ではよく植栽されている
サワラ(椹):ヒノキ科雌雄同株でこの時期4月目立たない花が咲く
材はスギやヒノキと同じように建築材に使われるが 黄色みを帯び爪でも容易に傷つくほど柔らかいのでいまいち人気はない
材に匂いが無いので良く飯台に使われる
名前のサワラは「さわらぎ」の略でヒノキに比べてさわらか(やわらか)であることによる

サワラ表
葉先がヒノキより尖っている



サワラ裏
気候帯がX字型



サワラ球果 種

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ヒノキ

2012-04-17 | 樹木 草花
あちこち良く見かけるヒノキ
最近ではスギより価格が高いのでスギ代わって植えられ スギ花粉の後でヒノキ花粉が花粉症の原因になっている


材は日本の針葉樹の中で最も評価が高い
心材は淡い紅色で光沢があり香り高く 耐朽性あり腐りにくい
世界最古の木造建築の法隆寺がヒノキで出来ているのは有名
ヒノキは「火の木」の意味で昔この木をすり合わせて火を起こしたことによる

ヒノキ表



葉の裏側にY字型の筋(気孔帯)が見える 気候帯がY字に見えるのが特徴 
ヒノキ裏



ヒノキ実と種

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シジュウカラ

2012-04-16 | 野鳥


市街地の樹木のある庭園や公園 住宅地から山地の林など何処でも見られる身近な鳥だ
良く見れば色だって結構カラフル

この時期小鳥たちは子育て真っ最中
春先3月頃にはオスは木の穴などを物色してメスを誘う
上手く番になってメスが抱卵している時期までは求愛給餌も良く見られる
冬も番が離れないことが多いが 離婚して翌年は違う相手と番になることが10%ほどいる
人間より離婚率はずっと低い

シジュウカラ(四十雀):スズメ目シジュウカラ科 留鳥または漂鳥 大きさは15cm ほぼスズメ大
地上や樹上で昆虫類クモ類 草木の種子や実などを食べる
平安時代には「しじゅうからめ」室町時代から「しじゅうから」と呼んでいる
「しじゅう」は鳴き声から「から」は小鳥を意味する総称
俗にシジュウカラ一羽がスズメ40羽分の価値があるから
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