トリからキノコ 自然見て歩き

足の向くまま気の向くまま トリからキノコまで
自然の中が心地よい

ソケイ

2014-11-30 | 樹木 草花


ソケイの白い花が咲いていた ジャスミンと言ったほうが通りが良いかもしれない
この花の仲間は香りの良いものがあり 香料として利用されるものを総称してジャスミンと言う
モクセイ科の常緑低木 花期は7~11月

ジャスミンの仲間で香りの良いものではマツリカで ハワイではレイにして人気があり マツリカ茶などにもする
ハゴロモジャスミンは内側が白 外側が桃色の香りの良い花をたくさんつける
同じ仲間には キソケイ オウバイ ウンナンオウバイなどがあるがこれは香りがない
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キイロスズメバチの巣

2014-11-29 | 虫類


木立の中にキイロスズメバチの巣が有った

スズメバチ類の巣はパルプ性で丈夫な巣だ
材料は枯草の繊維をかじり取ったり木くずを唾液でよくこねたものを薄く伸ばして作られている
これは和紙と同じ原理でとても丈夫
外観はウロコ模様の壁で覆われて出入り口が一つ空いている
この壁はパイ皮のように何層にもなっている

スズメバチの仲間は1cmほどのクロスズメバチから4㎝程にもなるオオスズメバチまで16種類もいる
キイロスズメバチは25mmほどで中型のスズメバチ
冬になると女王蜂だけが生き残り枯れ木の隙間などで越冬する
この時期の巣は放棄されて空っぽで使われるのは1年限り
成虫はほかの昆虫類 ハエ アブ セミ クモなど数十種類 何でも狩り又樹液などを食べる
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ヨコヅナサシガメ

2014-11-28 | 虫類


木に付いていた名板をめくったら わんさかとヨコヅナサシガメの幼虫がいた
腰の周りの白黒模様を横綱の回しに見立ててヨコヅナサシガメと言う
名前の通り大型のサシガメで成虫は2㎝程はある

サシガメ類は捕食性のカメムシであまり集団ではいないが ヨコヅナサシガメは獲物を狩るときも 産卵や越冬も集団で行う
幼虫で越冬し5月頃に成虫になる
インドから中国にかけて分布する帰化種
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ルリビタキ

2014-11-27 | 野鳥


今シーズンも早々とルリビタキ
オスが青いヒタキ類なのでルリビタキ

亜高山帯針葉樹林で繁殖し 冬には人里へ降りてくる留鳥(漂鳥)
この時期(非繁殖期)にはオスメスに関係なく縄張りを持ち その中を規則正しく動き回って昆虫類や木の実を採食する
全長14㎝でスズメ大
可愛くて綺麗な色模様で人気がある
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カワラヒワ

2014-11-26 | 野鳥


エサ台にカワラヒワ(河原鶸)がやって来た
川原や農耕地に住むヒワ類 住宅地付近でもごく普通に見られる
ヒワはアトリ科の鳥の総称で 「ひはやか」(小さく繊細でたおやかなこと)から来た語という

九州以北で主に留鳥として居て平地から低山の林にすむ
北方のものは冬には暖地に移動する
市街地の公園や街路樹でも普通に繁殖する
ヒマワリの種を好みエサ台にもよく来る
全長15cm スズメよりチョッと大きい
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クサギ

2014-11-25 | 樹木 草花


枝や葉に強い臭気があるのでクサギ(臭木)という

クマツヅラ科の落葉小高木
夏から9月にかけて樹冠に芳香のある花を多数つける
白い花びらが落ちると 萼が実を包んで残り秋になると赤く色付き星の形に開く
その真ん中に藍色に熟した実が輝き 赤と藍色のコントラストが素晴らしい

花の時期には蜜を出すのでアゲハチョウの仲間がやってくる
秋にはツートンカラーの2色効果の実に惹かれて鳥が食べにやってくる
茹でれば臭気は消えるので 若葉は産毛があって柔らかく人が食べられ 藍色の実は染料に 葉を日干しして煎じて飲めば息切れ 頭痛 めまい等に効果ある
なんとまー素敵な木ではないか
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キチジョウソウ

2014-11-24 | 樹木 草花


良いこと(吉事)があると開花するというキチジョウソウ(吉祥草)

ユリ科の林内に生える常緑の多年草
花茎は10㎝程で淡紅紫色の花を穂状につける
花被片は1㎝で反り返るので雄蕊が目立ち 下半部は筒状に合着する

実は液果で赤く熟す
本州関東以西 四国 九州に分布する
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オガタマノキ

2014-11-23 | 樹木 草花


オガタマノキの実が豊作だ
オガタマノキ(招霊の木)は神社に良く植えられ神事に使われる

モクレン科の常緑高木で15mほどの高さがあった
春先に3㎝位の香りのよい花が咲く

果実はブドウの房状で熟すと赤くなり果皮が裂開する
1個の袋果にやはり赤い皮を付けた種子が2,3個入っている
種子をそっと引っ張ると糸状のものが出てきてぶら下がる
ヒヨドリなどの鳥が種を食べる
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セスジツユムシ

2014-11-22 | 虫類


キリギリスの仲間のセスジツユムシ
背中に筋が入っているのでこの名前が付いた
肉食のキリギリスは体も太くて見るからに獰猛だが 草食のセスジツユムシは細く優しい感じがする

大きさは30mm位 卵で越冬する
色々な植物の葉を食べる 植物食のキリギリスは大あごの中に発達した臼歯がある
鳴き声はあまり高い声ではなく チチチ ジーッチジーチと夜になく
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オオミズアオ

2014-11-21 | 虫類


朝晩は大分寒くなってきたがまだまだ虫たちは元気だ
オオミズアオの幼虫が木の枝にいた

成虫は10cmもあるヤママユガ科の 淡い緑色の大型のガで主に春先と夏に現れる
幼虫はクヌギなど様々な広葉樹を食べる
これから蛹になって越冬する

成虫(6月のもの)
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キバラヘリカメムシ

2014-11-20 | 虫類


綺麗な色のキバラヘリカメムシ
背は灰褐色で腹は黄褐色 脚は黒褐色で上部に黄白色と色彩豊か

ニシキギ マユミ ツルウメモドキなどの植物の実を好み他の植物ではあまり見ない
大きさは15mmほどで群れていることが多い
成虫で越冬する
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ナンキンハゼとスズメ

2014-11-19 | 野鳥


ナンキンハゼの実が実りスズメが群がって食べに来ていた

ナンキンハゼ
トウダイグサ科の落葉高木で 10m以上にはなる中国原産の紅葉の美しい木
11月頃に褐色に熟して裂開し3個の種子を出す
種子は白いロウ物質の仮種皮に包まれていて 指先でこすると簡単に取れ黒い種子が顔を出す
かっては種子からロウや油を採った

小鳥(スズメ)
小鳥たちは虫が少なくなってきたこの時期から種子をよく食べる
種子が選ばれる順番は クスノキが最も早く 次いでトウネズミモチ ナンキンハゼそしてクロガネモチ
実に最も多く脂肪分が含まれているのがクスノキであり最も少ないのがクロガネモチである
つまり小鳥たちは脂肪分の多い実を選択的に選んでいる
脂肪分が少ないクロガネモチ マンリョウ ピラカンサなどは他の果実が食べ尽くされた後に食べる

ナンキンハゼであるが人には有害と言われているが小鳥は平気で食べている
毒に強いのか?毒を中和するような酵素を持っているのか?不明
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ミヤマホオジロ

2014-11-18 | 野鳥


都心の公園では珍しいミヤマホオジロが葛西臨海公園に出た

冬鳥として渡来し平地から山地の明るい林や低木林の林縁に住む
顔の黄色と黒の配色 頭の冠羽が特徴の美しいホオジロ類
都心でもよく見られるホオジロと比べて 深山の鳥と言う印象があってミヤマホオジロいうのかもしれない
大きさは16㎝ 草の種子 昆虫類 クモ類などを捕食する
なかなか見られずきれいな鳥なので人気は高い
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ホテイアオイ

2014-11-17 | 樹木 草花


水辺にホテイアオイ(布袋葵)の花がまだ頑張って咲いていた
葉柄の膨らんだ部分を7福神の布袋様に見立てての名前

熱帯アメリカ原産のミズアオイ科の多年草
日本には明治の中期に観賞用として渡来した
繁殖力が強く水面を覆うほどに繁茂するので害草として嫌われる一面もある

葉柄の中部が多胞質になってふくらみ浮き袋の役目をしている
花序は12cmほどあり淡紫色の花が1日で全部開き翌日には茎ごと曲がって水に沈む
花は5cm程で上側の一個の花被片が大きく紫色のぼかしが有り中心に黄色の斑がある素敵な色具合
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フクロミモクゲンジの実

2014-11-16 | 樹木 草花


袋状の実をたわわに付けたフクロミモクゲンジ(袋実木ゲン子)
モクゲンジはその昔 無患子(むくろじ)と間違えてこの字を当てたため その読みモクカンシがモクゲンジニに転訛したと言う
一般にはオオモクゲンジと言い 別名フクワバモクゲンジ マルバモクゲンジがある

ムクロジ科モクゲンジ属の落葉高木で20m位有った
花は9月頃に大型の円錐花序を直立し黄金色の小さな花を多数つける
英名はgolden-rein tree(黄金色の雨の木)
実は袋状で11月頃には淡紅色になる
中の種は7mmほどの黒色で数珠に使用した
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