きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

味噌の仕込み・2020/4

2020-04-11 | つぶやき
しんどいけど、糀ファクトリーに材料を発注しちゃったから、もう気張るしかない
12月以来の、4か月あけて、もう一樽しこんでみた........................

今回の分量は

◆大豆・1.4㎏
◆米糀・2.5㎏
◆塩・850g

大豆を少し増やしてみた、たぶん「1.4㎏」だと思う
というのも1.5㎏を煮て、適当に除いたから正確にはわからん

関東でいうと4月に仕込むのは気温が高すぎて遅いけど
こちらではまだ、最低気温がマイナスになる日もあるから(雪ふるし)
関東でいったら1月に仕込んでるのと同じかな、もっと寒いくらいかな

桜はまだ1ヶ月先だし、梅雨はなく夏の暑さも短いし湿度は低い



この糀屋さんの「材料表」では・・・・・・・

大豆は「1.4㎏」で換算.............

◆西京みそ・糀3.0㎏・塩360g(5%)・煮汁360~540cc・・・1ヶ月
◆白みそ・糀2.0㎏・塩540g(9%)・煮汁360~540cc・・・3ヶ月
◆中みそ・糀2.0㎏・塩630g(10%)・煮汁360~540cc・・・10ヶ月
◆標準みそ・糀2.0㎏・塩720g(12%)・煮汁180~360cc・・・1年
◆赤みそ・糀2.0㎏・塩810g(13%)・煮汁180~360cc・・・・1年半
◆長熟赤みそ・糀2.0㎏・塩900g(15%)・煮汁180~360cc・・・2年
◆麦みそ・糀3.6㎏・塩540g(7%)・煮汁360~540cc・・・3ヶ月


これでいうと、うちの味噌はどれにも当てはまらない


長年愛用していた永平寺ご用達の「米五」の割合は..........

◆大豆1.3㎏・米糀1.5㎏・塩650g・・・・・だったかなぁ

これは田舎味噌と呼ばれる、色の濃い赤味噌だった
気温と湿度の高い関東で漬けていたし

関東にいたとき、すでに糀と塩を増やして漬けていた
それでも濃い色だった、味は甘味とコクが増していたけど

同じ割合で北海道で漬けてみたら、熟成が遅いようで色が白く仕上がり
そのせいか甘味も強く、ぜんぜん違う味噌みたいになった

おもしろいねぇ

だから北海道味噌は「白」が主流なんだな、甘いけど塩分は濃い



ここの「生糀」にしてから、味は美味しいんだけど
困ってることは「匂い」が強いってこと、発酵臭が強い

味噌を熟成してるうちはいいけど、小分けして冷蔵庫へ移すと
その部屋が味噌臭くなるし、朝のおつゆを拵える時もけっこ~臭う

これが本当の味噌の匂いなのかな、それとも糀が多いせいかな


次回は上記の表示通りに仕込むかもしれない、中みそか標準みそ

郷にいては郷に従え

とりあえず来春までの「手前味噌」は確保!
あ~疲れてた、ふらふらで仕込んだけど、気持ちは楽になった



続けて、あすのギフ弁の支度
ハンバーグの仕込みやら、お土産の煮つけやら

夕餉の支度や後片づけや呑みながらやで、ゲロ疲れた
あいかわらず微熱はあるし(食欲もあるが)、喉もちょっと痛い


おっとも珍しくグッタリしていて、今日は外出をやめて買い物を頼んだんだけど
ぶ~ぶ~文句ばっかいって、やってはくれたけど品物は忘れるしぶ~たれるしで

はぁ~あたしなんて熱あんのに味噌仕込んで、家事してギフ弁まで拵えんのにっ(怒)
なんて~、一瞬ムカッとしたけど、もしかして?とも思いドキッともする................

あした風邪っぽかったら、ギフに会うのはやめなさい、とは言ったけど
どうせ人の言うことなぞ耳を傾けない人だから、行くんだろうな


どうぞご自由にだけど~




コメント (2)
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