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【cinema】maru's BEST MOVIE 2019

2019-12-31 22:13:25 | cinema

🎬【cinema】maru's BEST MOVIE 2019🎬

 

今年も残すところ数時間。早ーーーい💦 今年はホントにあっという間だった。今年は常に5本分くらい感想書けてない状態が続いてて、書いては新たに見ての繰り返しで終わらず😵 結局、今年一番楽しみにしていた2本も感想を書けないまま。そんな中でベスト出すのもどうかと思ったけど、毎年やっていることだし今年も出してみた😌

 

今年は現時点(2019年12月31日20:55)で224本鑑賞で、そのうち試写会を含めた劇場鑑賞は27本。全体数は去年より1本減って、劇場鑑賞数は2本増えた。試写会当たってても行けなかった数が結構多くて残念だった😢 

 

今年も2019年日本公開作品限定。洋画と邦画を分けるほど見れていないので一括して選出。レビュー記事書けてない作品は感想Tweetをまとめた記事にリンクしてある。記事書いたらリンクを張り直す予定。とりあえず直感で選んでみたので、後から良く考えると違ってくるかも? 

 

ということで、maru's BESTをドゥゾ♪(っ'ω')っ))


🥇1位:『ヒックとドラゴン 聖地への冒険




大好きなシリーズの完結編ということで公開をずっと待ってた。期待値MAXで公開初日に見に行ったけど、期待を全く裏切らない作品だった。シリーズの終わりとしても素晴らしかったと思う。記事が間に合わなかったのでTweetまとめ記事へリンク。これはちゃんと記事書きたいと思っている。


🥈2位:『この世界の(さらにいくつもの)片隅に



こちらも公開をずっと待ってた作品。既に公開された作品に約50分の映像を追加。元の作品も完成されていると思うけれど、追加されたシーンにより違う作品を見ているような感覚になった。いわゆるディレクターズカット版ということではなく、全く別の2つの作品を見ている感覚。とてもよかった。こちらも記事書けていないので、まとめ記事にリンク。後から記事を書く予定。


🥉3位:『グリーンブック



1位と2位を見るまでは暫定1位だった。重いテーマをしっかりと描きつつ、コミカルな部分もあって、ズッシリ重くならずに見れた。ロードムービーが好きなこともあり楽しめた。主演2人が素晴らしかった。


4位:『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド



業界モノ、バディムービー、サスペンスなどいろんな要素が詰め込まれていて楽しい。毎度、伏線が一気に回収されて行く感じはお見事。やっぱりタランティーノ作品は好き。


5位:『ジョーカー



見ている側も狂気の中にいるような感覚になる。超有名なキャラクターなので、賛否はあるかと思うけれど、一つの作品としてはとても良かったと思う。ホアキン・フェニックスがスゴイ こちらも記事書けてないのでまとめ記事へリンク。後日記事を書こうと思う。


6位:『ボーダー:二つの世界



不思議な世界観の不思議な話で、決して美しい話ではないのに美しさを感じる作品だった。好き嫌いが分かれそうだけれど、自分はとても好きだった。


7位:『アス



よく考えるとツッコミどころ満載なのだけど、とにかく見ている間おもしろくて目が離せなかった。ジョーダン・ピール監督の感覚はとても好き。


8位:『ハッピー・デス・デイ




ホラー好きの友達に誘われて見たらおもしろくてビックリ。そんなに怖くないし犯人捜しの要素もあるので、ホラー苦手な人でも楽しめる。自分では見なかったと思うので、拾い物だった😌


9位:『THE GUILTY / ギルティ



これは映画館で見て良かったと思った作品。集中して見ないとダメなので。音声だけでもちゃんと場面が想像できたし、飽きさせない工夫もされている。そしてまんまと騙された😅


10位:『アラジン




見る前は不安要素の方が大きくて、正直劇場で見なくてもいいかなと思っていた。でも、アニメ版の世界を損なうことなく、変更された部分が時代に合っていて良かったと思う。映像が良くて劇場で見てよかった。


次点:『アベンジャーズ / エンドゲーム



『アラジン』と迷ったのだけど、記事も書けてないのでベストテンからは外した。でも、シリーズの終わりとして良かったと思うし、なによりあの膨大な量のヒーローたちの見せ場を作りつつ、伏線回収してまとめ上げたのはスゴイと思ったので次点として追加。


猫枠:『ねことじいちゃん



作品としても良かったのだけど、全てのシーンに猫が映っているという、猫好きのための作品なので、ベスト10に入れるほどではなかったのだけど、主演猫ベーコンの名演もあり番外編として追加😃

 

まさかのアニメ作品がワンツーフィニッシュ😲 でも、どちらもとても好きな作品で、映画としてとても良かったと思う。


さて、今年も残すところあと2時間切った💦 今年もたくさん映画を見れて、平和に過ごせたことに感謝。今年もいろいろお世話になりました! 細々やっているブログだけど、訪問してくださってありがとうございます┏○ペコ 来年もよろしくお願いいたします😃

 

よいお年を~

 

【参考:過去のmaru's BEST】

maru's BEST MOVIE 2018

maru's BEST MOVIE 2017

maru's BEST MOVIE 2016

maru's BEST MOVIE 2015

maru's BEST MOVIE 2014

maru's BEST MOVIE 2013

maru's BEST MOVIE 2012

maru's BEST MOVIE 2011

maru's BEST MOVIE 2010

コメント (6)
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【Googleのロゴ】2019年大晦日

2019-12-31 00:42:02 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!

 

 

2019年大晦日

 

Wikipediaから引用!

 

大晦日(おおみそか)は、1の最後の日。

天保暦旧暦)など日本太陰太陽暦では12月30日、または12月29日である。

現在のグレゴリオ暦新暦)では12月31日

翌日は新年1月1日)である。

大つごもりともいう。

日本では、年神を迎えることにちなむ行事が行われる。


とのことで、由来としては・・・


旧暦では毎月の最終日を晦日(みそか)といった。

晦日のうち、年内で最後の晦日、つまり12月(または12月)の晦日を大晦日といった。

元々“みそ”は“三十”であり、“みそか”は30日の意味だった。

ただし、月の大小が年によって変動するので、実際には29日のこともあった。

後の新暦の12月31日を指すようになった。

 

大晦日を大つごもりともいった。

「つごもり」は、晦日の別名であり、「月隠り(つきごもり)」が転じたものである。

 

つごもりは「つきごもり」からなのね😲

文化としては・・・

 

日本における大晦日という慣習は、日本文化に古くからある「歳神様」(としがみさま)、

または「歳徳様」(としとくさま)への信仰に基づく儀礼から生じており、

これらは歳徳神などとも呼ばれるその年一年間を司る神様である。


大晦日の行事としては・・・


大晦日には、様々な年越しの行事が行われる。

年越しの夜のことを除夜(じょや)とも言う。

かつては、除夜は年神を迎えるために一晩中起きている習わしがあり、

この夜に早く寝ると白髪になる、皺が寄るとかいった俗信があった。


え!? 除夜って年越しのことなのね😲

しかも早く寝ると白髪になっちゃうのか😅


しかしこのロゴ何故カエルなのか?🤔

検索画面のロゴはこんな感じ

 

今年も一年お世話になりました┏○ペコ

来年もよろしくお願いいたします!

 

よいお年を~ 

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【cinema】『Girl / ガール』

2019-12-30 22:22:21 | cinema

2019.07.19 『Girl / ガール』鑑賞@HTC有楽町

 

実は感想記事書いてて、あともう少しで終わるというところで間違って削除してしまった💦 何を書いていたのか思い出せないし、書き直す気力もなくて放置。今となっては記憶も曖昧になってしまったけど、せっかく見たのでザックリとした感想を書いておこうかと思う。


 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「男性として生まれた15歳のララはトランスジェンダーで、近い将来性適合手術を受ける予定。ララは女性としてバレエダンサーになりたいと考えており、その願いを受け入れてくれたバレエ学校に通うため一家で引っ越す。しかし、ララは理想と現実の間で悩み、結果の出ない焦りからある行動に出る」という感じかな。ちょっと粗い感じがする部分もあったけれど、まるでドキュメンタリーのような感覚も含めて良かったと思う。

 

今作が長編第一作となるルーカス・ドン監督が、アンヘロ・テイセンスと共同で脚本も手掛けた。長編第一作目なので当然作品を見るのは初めて。第二のグザヴィエ・ドランって言われてるのだそう。個人的にはあまり第二の〇〇とかポスト××って呼称はあまり好きではない。誰かに影響を受けることは当然あるし、作風が似ていることもあるとは思うけれど、第二のって言われてしまった時点で本家を超えられない感じがしてしまうから。でもまぁ、そう言いたくなる気持ちは分かる気もする。


作品について毎度のWikipediaから引用しておく。『Girl/ガール』(Girl) は、2018年ベルギーのドラマ映画。ルーカス・ドンの長編監督第一作であり、ドンとアンヘロ・テイセンスが脚本を執筆した。本作が俳優デビューとなるヴィクトール・ポルスターを主演に、プロのバレリーナを目指すトランスジェンダーの女性を描く。

 

映画は第71回カンヌ国際映画祭ある視点部門で披露され、新人監督賞にあたるカメラ・ドールと、LGBTをテーマにした作品に贈られるクィア・パルムを受賞した。ポルスターはある視点部門の俳優賞を受賞した。映画は第91回アカデミー賞外国語映画部門のベルギー代表に選ばれたが、12月の最終候補リストを前に落選した。第9回マグリット賞では9部門にノミネートされ4部門で受賞を果たした。

 

本作の着想となったのは、ベルギー出身のトランス女性ダンサーであり、本作の製作過程にも関わったノラ・モンスクールである。本作はもっぱらシスジェンダーの批評家からは高い評価を得たものの、トランスジェンダーやクィアの書き手から性別違和や自傷の描写に関して批判された。批判を受けてモンスクールは映画を擁護している。

 

本作の着想となったのはベルギー出身のトランス女性ダンサー、ノラ・モンスクールである。2009年、当時18歳で映画学校の新入生であったドンは、モンスクールが所属するバレエ学校でポワントを学べるよう女子クラスに編入することを求めたことを報じた新聞記事を目にした。映画の主人公と異なり、モンスクールは女子クラスへの編入を断られ、その後バレエからコンテンポラリー・ダンスに軸足を移した。ドンは当初モンスクールにドキュメンタリーの制作を打診したが、彼女がこれを断ったため、ドンはモンスクールおよびテイセンスと劇映画の執筆を開始した。本人の希望によりモンスクールは脚本のクレジットに残らなかった。

 

主役のキャスティングは演者のジェンダー不問で行われた。14〜17歳の約500人(うち6人がトランス女性)がオーディションを受けたが、演技とダンスの技術を十分に兼ね備えた俳優が見つからなかったため、製作陣は映画に登場する他のダンサーを先に配役することに決めた。このグループキャスティングの過程で見出され主演に抜擢されたのがポルスターである。モンスクールはポルスターの配役に関わり、また撮影現場を訪れた。ポルスターは3か月にわたって発声やトウシューズを使ったダンスの訓練を受けた。撮影には両親の了承の下、当時14歳のポルスターのヌードシーンが含まれた。その際には顔と下半身が同一画面内に映らないよう注意が払われた。

 

Rotten Tomatoesは47件の批評に基づき、高評価の割合を85%、評価の平均を7.59/10、批評家の総意を「『Girl/ガール』はダンサー志望者の物語を、相応に魅力的な品位をもって困難なテーマに取り組む痛ましいドラマに用いている」としている。Metacriticは14件の批評に基づき74/100という「概ね好評」の加重平均値を示している。


と、長々引用したけれど、最初の方に書いてあるトランスジェンダーの方々から批判を受けたという部分について詳しく書かれている部分については、かなりのボリュームで抜粋する部分のチョイスが難しいので丸ごと割愛させていただく🙇

 

見たいと思った理由は実話ベースということと、実際に男性のバレエダンサーがトウシューズで立って演じているということ。見る前はララを演じるヴィクトール・ポルスターについてよく知らなかったのだけど、ご本人は身体的な性と精神的な性が一致しているシスジェンダーなのだそう。ということはポルスターは自分が男性であると認識している男性であるということ。主役ではなく男性ダンサー役でオーディションを受けて抜擢されたそうだけれど、外見アプローチ含めて素晴らしい演技だったと思う。

 

映画はヴィクトールという少年がララという少女として生活しているところから始まる。母親不在の説明ってあったっけ? とにかく父親のマティアス(アンリ・ワリトアルテ)と幼い弟の3人暮らし。ララを女性として受け入れてくれるバレエ学校に入学するため、一家で引っ越してきたばかりらしい。フランス語だったのでてっきりフランスが舞台だと思っていたのだけど、ベルギー映画なので舞台はベルギーなのかな。フランス語圏ではない土地に越してきたらしく、タクシー運転手をしている父親は結構苦労している様子。

 

全体的にあまり説明的なセリフがなく、映像や会話の流れなどで見ている側が想像する感じ。主人公のララもセリフがあまりない。それは男声を嫌ってるという演出でもあるのかなと思ったりするけど違うのかな🤔 ララは感情をあまり表さず、じっと耐えていることが多い。とはいえ、とても意志が強く頑固で、それが少し痛々しい。その辺りの見せ方はポルスターの演技を含め良かったと思う。

 

どの程説明があったのかは描かれていないけれど、生徒たちはララがトランスジェンダーであって、女性としてダンサーを目指していることは聞かされているらしい。女生徒たちのララを受け入れるようでありながら意地悪な感じが絶妙で、後にララをさらに追い込むことになる男性器を見せろというシーンなどは、彼女たちの底意地の悪さと共に、性への好奇心も感じて、こういう無神経さのようなものが差別につながるのだと思ったりした。

 

とはいえ、男子生徒側のララへの反応があまり描かれていないのは少し不満が残ったかな。ララを"女性"として受け入れることの影響は、たとえば更衣室やシャワーを共有することになる女生徒たちの方が大きいのは間違いないのだけど、男子生徒たちはララを女性としてホールドしたりして体に触れたりすることもあるわけで、その辺りのことも描かないと平等ではない気がした。描いていたかもしれないけれど、自分には一部の女生徒だけが意地悪だという印象しか残らなかったので。

 

見たかった一番の理由は主人公がバレエダンサーを目指しているから。バレエシーンがたくさん見られるかなと思ったので。ララは前の学校では男性ダンサーとしてレッスンをしていたようで、ポワントで立つのは初めて。なので周りの女生徒たちからは後れを取っている。その辺りの焦りもララを追い込む要素となっていて、その見せ方も良かったと思う。

 

ポワントで立つというのはトウシューズを履いてつま先で立つこと。男性がトウシューズを履いて踊るトロカデロ・モンテカルロ・バレエ団などもあるけど、ポワントで立つだけなら筋力があるから男性の方が楽だと聞いたことがある。足の裏の筋肉、ふくらはぎ、太腿、腹筋、背筋全ての筋肉を使ってバランスをとるので、そう言われればそうかもしれない。とはいえ、私自身はポワントでしっかり立てているか怪しいけれど😅

 

ララ役のヴィクトール・ポルスターはきちんとレッスンしてポワントで立ったそうで、男性ダンサーと筋肉の使い方などが違い苦労したらしく、女性ダンサーは大変だと思ったと語ったのを何かの記事で読んだ。でも、そもそも基礎があるのでバレエの動きとしてはとてもキレイだったと思うし、女性ダンサーとしても美しかったと思う。ただねぇ・・・

 

バレエはあくまで題材の一つであって、見せたいのはララの苦悩や焦りなのは分かるのだけど、あまりにもアップ多用で全身がほとんど映らず、せっかくヴィクトール・ポルスターがポワントで立っているのに気の毒になるくらい。自分のようにバレエシーン目当てで今作を見る人は少ないかもしれないし、バレエ映画というわけではないけれど、主人公の中でバレエは重要なのだし、女性ダンサーとして踊るよろこびも感じているハズなのだから、その辺りしっかり見せて欲しかったなと思う。

 

ララの父親マティアスは息子がトランスジェンダーであることを受け入れていて、手術を受けて完全に女性になることを応援している。ララがどの時点から自分がトランスジェンダーであることを意識したのか、またいつ女性になることを望んだのか、父親はそれをどのように受け入れたのかは描かれないので不明。でも、父親が全力でララを守ろうとしていることは、ララだけじゃなくて見ている側の支えにもなっている。

 

ララは近々性適合手術を受ける予定で、医師たちもララの気持ちに寄り添いながらも、焦らずに進めて行くことを諭すのだけど、女性ダンサーへの道を踏み出したララとしては、早く完全な女性になりたいと思っている。ダンサーとして成功するということは、周囲との競争でもあるわけで、女性として生まれて来た他の生徒たちに比べてスタート地点から不利。

 

今年引退された吉田都さんがロイヤル・バレエ学校に編入した際、欧米人の同級生たちの手足の長さやハッキリした顔立ちと比較し、とてもコンプレックスだったと語っていた。誰かと競争しなければならない時、自分の不利な要素がコンプレックスとなってしまうことは理解できる。まして"女性"ではないのだからなおさら。

 

今作がトランスジェンダーの方々から批判された理由の一つに"女性の体"に固執していることがあったようだけれど、単純にトランスジェンダーとして男性の体を嫌悪しているということじゃなくて、女性ダンサーという夢に向かう上でのコンプレックスというように自分は受け取った。そういう意味では、芸術を生み出すための苦悩というテーマに無条件で感動してしまう自分には合っていたように思う。

 

更衣室やシャワー室でも裸になることができないため、ララはいつも1人で障碍者用?のトイレに閉じこもって着替えをしていて、男性器をテーピングで押さえている。そのため炎症を起こしてしまい、手術を延期するように言われてしまう。延期の理由はララの精神的な不安定さもあると思うけれど、この提案が結果ララをさらに追い込んでしまう。

 

合宿に参加し女生徒たちに男性器を見せろと迫られる。これは完全ないじめ。合宿の途中で帰宅したララは、とんでもない行動に出る。氷で冷やして男性器を切り落としてしまうのだった。これは衝撃的。ララはここまで追い込まれてしまっていたということ。

 

女生徒たちがララに意地悪をしたことは、必死で居残り練習をしたララがめきめきと上達し、役を掴んだことが面白くないということもある。彼女たちにも焦りがあるということなのでしょうけれど、いじめは絶対に許してはいけない。本人たちが悪ふざけだと思っていたとしても、人を追い込んでいることを自覚してほしい。いじりといじめは違うと言う意見もあるけど、個人的にはいじりもいじめだと思う。

 

帰宅した父親に発見されたララは救急車で運ばれる。シーン変わって人でにぎわう街中を歩くララ。すっきりとした表情。ララが女性ダンサーとしての夢を叶えたのかは分からない。でも、女性になるという夢は叶えたのかなと思う。とはいえ、希望に満ちた終わりと単純に受け取れないものを自分は感じたかな。製作者側の意図は分からないけれど、バレエダンサーの夢は諦めてしまったのではないかと自分は思ったので。でも、それがララを解放したのかなとも思った。明確に結果を見せていない以上、受け取り方はそれぞれでいいのかなと思う。

 

それなりに人数は出演していたけど、ほぼ2人芝居という印象。父親マティアス役のアリエ・ワルトアルテが良かった。父親だっていろいろ不安があるだろうに、我が子のために出来ることは全てしてあげようという思いが感じられたし、悩み苦しむ我が子を理解しようと共に悩む姿もリアルだった。

 

そして、ヴィクトール・ポルスターが素晴らしい。前述したとおりシスジェンダーだそうなので、外見アプローチ含めて全て演技ということになる。出演時には14歳だったそうなので、まだ少年らしい華奢な外見がプラスに働いたこともあるだろうけれど、本当に少女にしか見えない。仕草が少女以上に女性的で、なんともいえない色気がある。バレエシーンもとても良かったと思う。この役はヴィクトール・ポルスター以外は考えられない。難しい役どころを繊細に演じていたと思う。触れれば壊れてしまいそうでありながら、意志の強い頑固さもあり、ララという人物をしっかり形作っていたと思う。

 

この1本でトランスジェンダーのことが理解できたわけではないけれど、心と体が一致しない辛さは分かったような気がする。同じアパート内に住む青年への恋心も描かれていて、青春映画としても見ることができるし、バレエダンサーとしての夢を追う物語としても見ることが出来る。賛否はあるかもしれないけれど、自分は好きだった。

 

『Girl / ガール』公式サイト

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【動画】宇野昌磨選手 メダリスト・オン・アイス EX

2019-12-27 00:14:48 | 【動画】ShomaUno

【動画】宇野昌磨選手 メダリスト・オン・アイス EX

 

 

 

全日本フィギュアスケート選手権のエキシビションとなる「メダリスト・オン・アイス」での宇野昌磨選手のEX演技。実は昌磨が何を滑るのかってアンケートがTwitterのTLに流れて来てた。ステファン・ランビエルが振り付けた「La Vie en Rose」という意見も多かった。自分もそう思ってた。当たってニヤリ😀 てっきりランビ先生への配慮だと思ってた。昌磨ってそういう子だよねと。

 

そしたらなんと、ファンのためにこの曲を選んでくれたのだそう! どんな時も見守ってくれていたファンの方のために滑ろうと思ったと😢 こういうところなんだよね昌磨が好かれるのって。自分の想像のさらに上を行く。ホント真央ちゃんと似てるわ。

 

さて「La Vie en Rose」は2016-2017シーズンのEX曲。シニア2年目のこのシーズンは3曲のEXがあったこともあり、あまり見なかった印象。でも太めのストライプのシャツで滑っていたのが印象的だった。この時の演技と並べた動画をTweetしてた方がいて、その違いにビックリ😲

 

表情がグッと豊かで柔らかくなった。腕の振り体の使い方が大きくなって、しなやかで柔らかい。2016-2017シーズンの演技がダメだったわけでは決してなく、この時の少年らしさの残る演技もとても良いのだけど、グッと男っぽさが上がった! これはランビコーチ効果か?! もちろんそれもあると思うけれど、苦しかった時期を経て得たものがたくさんあったんだろうな。

 

大会後のインタビューでオリンピックの銀メダルが重圧になっていたことを語った。思った以上の結果が出てしまい、その結果に値する成績を残さなければならないと自分を追い込み、スケートを楽しめなくなってしまっていたのだそう。そういえば、昨シーズンの世界選手権から崩れているんだよね。世界選手権前に勝ちを意識して勝ちに行く的な発言をしたのは、そういう気持ちがあったからなのか。こればっかりは、その立場に立たなきゃ分からないことだよね🤔

 

スケートを楽しめないままシーズンに入った結果、歪が出たのがフランス杯8位という結果だったんだろうと思う。あの時はネイサン・チェン選手との直接対決でもあった。ネイサンに敬意を持っている昌磨。勝ちたいという思いもあっただろうし、恥ずかしくない演技をと思っていただろうに。

 

ただ、昌磨は何度転んでも決して逃げることなく挑み続けた、最後まで全力で滑った。その姿に感動した観客たちからショーマコールが起きた。その体験が昌磨を救ったんだろうな。酷い演技をしたのに拍手をもらえたことに感動し涙を流した。そこで何かが変わり、ランビ先生のもとで滑る楽しさを再び取り戻した。

 

そして全日本。選手だから勝ちたいと思っていたとは思うけれど、それよりも自分の納得できる演技をと思っていたんじゃないかな。SPではノーミスで105.71点という高い点数が出たけれど、FSでは以前よりもジャンプ構成は低くなっているし、大きなミスはなかったものの完璧な演技ではなかった。


でも、優勝という結果が出たのは、やっぱり昌磨がジャンプの総てを耐えたからだし、スピンやステップもきちんとこなしたから。もちろん優勝はうれしかっただろうけれど、それ以上に何かを掴んだ大会だったんじゃなかな。コーチも決まってこれからの道筋が見えたというか。

 

今日(2019.12.26)公式サイトでメッセージを公開した昌磨。"最後に、皆さまに本音を言います。僕は僕のままで充分で、、今のままで本当に幸せです。これからもマイペースに頑張りますので、皆さまもマイペースに、のんびりと見守ってください。"とのこと。タイミングもメッセージも絶妙 

 

長くなったけど、とにかく昌磨がスッキリと前を向けたみたいで良かった😌 頑張れ昌磨!!

 

Shoma Uno Gala EXP Japanese Nationals 2019

この衣装素敵✨



アンコールのグレスピステップ入ってる動画見つけたので追加!


Shoma UNO - La Vie En Rose & encore (Great Spirit) -

2019 MOI (Another Ver.) - 宇野昌磨 - アンコールグレスピver.

グレスピステップ キレッキレ

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【Googleのロゴ】2019年ハッピーホリデー 3日目

2019-12-25 00:26:06 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



2019年ハッピーホリデー

3日目


今日はクリスマスってことで、毎度のWikipediaから引用


クリスマス(Christmas)は「キリストのミサ」という意味で、

一部の教派が行うイエス・キリストの降誕祭。

あくまで誕生を祝う日であって、イエス・キリストの誕生日ではない。


 キリストの誕生日じゃないの


毎年12月25日に祝われるが、正教会のうちユリウス暦を使用するものは、

グレゴリオ暦1月7日に該当する日にクリスマスを祝う。

ただし、キリスト教で最も重要な祭と位置づけられるのはクリスマスではなく、復活祭である。


キリスト教に先立つユダヤ教の暦、ローマ帝国の暦、およびこれらを引き継いだ教会暦では,

現代の常用時とは異なり、日没を一日の境目としているので、

クリスマス・イヴと呼ばれる12月24日夕刻から12月25日朝までも、

教会暦上はクリスマスと同じ日に数えられる。

したがって、教会暦ではクリスマスは「12月24日の日没から12月25日の日没まで」である。


キリスト教国(en:christendom)以外でも、年中行事としても楽しまれ、

ジングルベルなどのクリスマスソングは多くの人に親しまれている。


うーん💦 この時点でもう難しい😅


新約聖書には、イエス・キリスト誕生日を特定する記述は無い。


 そうなの


概要、起源、名称などの記載が続くけど長いので割愛😌

日本のクリスマスを少し抜粋して終わりとする。


1552年(天文21年)に周防国山口(現在の山口県山口市)において、

カトリック教会イエズス会)の宣教師であるコスメ・デ・トーレスらが、

日本人信徒を招いて降誕祭のミサを行ったのが、日本で初めてのクリスマスである。

しかし、その後江戸幕府禁教令によってキリスト教は禁止されたことで、

明治の初めまでの200年以上の間、隠れキリシタン以外には全く受け入れられることはなかった。


思ったより早くてビックリ😲


日本でクリスマスが受け入れられたのは、

1900年(明治33年)に明治屋が銀座に進出し、

その頃からクリスマス商戦が始まったことが大きな契機であった。


なんと! まさかの明治屋😲


昭和初期の頃、銀座渋谷道玄坂から浅草にいたるまでの

多くのカフェや喫茶店においてはクリスマス料理の献立を用意し、

その店員はクリスマスの仮装をして客を迎えた。


1948年(昭和23年)7月20日に「国民の祝日に関する法律」が施行され、

大正天皇祭は休日から外されたが、

以降もクリスマスは年中行事として定着し、行事も盛大に行われるようになった。


なるほど。

しかし・・・


日本でもクリスマスは大きなイベントとして定着したが、

やはり本場のキリスト教圏と比べるとその規模は小さいという指摘もある。

2014年に旅行サイトのスカイスキャナーが発表した

「宗教的あるいは個人的、思想的な理由などでクリスマスを祝う習慣がなく、

クリスマスの大騒ぎを避けたいと思っている」人に勧める

「クリスマスを避けるために行く国トップ10」のランキングでは、

イスラム国家サウジアラビアアルジェリアイランや、

仏教国のタイ社会主義国家の中国北朝鮮などを押さえ、日本が1位となっている。

「サンタをたまに見かけるかもしれないが、

日本はクリスマスが祝日でなく、12月25日も人々は普段通り仕事をする」ためである。


あら~😅


検索画面のロゴはこんな感じ


よいクリスマスを~🎄🎅

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【shopping】2019年買ってよかったモノ👛

2019-12-24 23:33:21 | shopping

【shopping】2019年買ってよかったモノ

 

今年はあまり買う物もないかと思ったけれど、やっぱりいろいろ買いました😌 ということで、買ってよかったモノたちを順位をつけずご紹介😳


LAPUAN KANKURIT ポケットショール MARIA グレー|scope


 

3年間悩み続けたラプアンカンクリのポケットショール。温かい。そして素敵✨ これは買ってよかった1位かも。記事はコチラ

 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ラプアン カンクリ / ショール ウィズ ポケット マリア [LAPUAN KANKURIT / Shawl with Pocket Maria]
価格:11000円(税込、送料無料) (2019/12/24時点)

楽天で購入

 

 

lovi Momi-no-ki 25cm × lovi Ball|desingshop

 


今年は買うと決めていた! 6月のスーパーセールで早々と購入。ボールが足りずに追加購入。かわいくて大満足😳 記事はコチラ

 

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【最大30%offクーポン】北欧 lovi クリスマスツリー Momi-no-ki 25cm/ナチュラル
価格:5830円(税込、送料別) (2019/12/24時点)

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iittala FLORA bowl|scope

 

 

これも3年くらい悩んだ。12月23日まで特別価格になってたのでポチ。あまりのかわいさに追加してしまった😃 記事はコチラ

 

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イッタラ / フローラ ボウル80mm クリア [iittala / Flora]
価格:3300円(税込、送料別) (2019/12/24時点)

楽天で購入

 


 

コンバース オールスター WR サイドゴア HI|Amazon

 

 

素敵ブロガーさんのところで見かけて欲しくなるも売切れ💦 ダメもとでAmazon見てみたら在庫アリ。めちゃめちゃお気に入りで大活躍✨ 記事はコチラ

 


 


 

Holmgaard Flora 12cm パープル ロング|scope

 

 

買う予定はなかったのだけど、scope別注カラーのパープルがとっても好みのアメジストカラーで思わずポチ。かわいくてお気に入り😍 記事はコチラ

 

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ホルムガード / フローラ フラワーベース 12cm [Holmegaard Flora 花瓶 一輪挿し]
価格:3300円(税込、送料別) (2019/12/24時点)

楽天で購入

 

 

AVIOT TE-D10g ワイヤレスイヤホン|AVIOT公式ストア 

 

 

 

ワイヤレスイヤホンが欲しいと思ってて、デザイン、音質、価格で自分の中で折り合ったのがコレ。とっても快適✨ 記事はコチラ

 


 



ということで、今年もいろいろ買いましたね😅 でも、全部買ってよかったと思っているのでOK。来年カーテンを買い替えたい😌  

 

過去記事

2016年の記事

2017年の記事

2018年の記事

 

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【cinema】『IT イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』

2019-12-24 21:07:40 | cinema

2019.11.03 『IT イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』鑑賞@TOHOシネマズ錦糸町楽天地

 

テレビ放送でいいかなと思ったけど、大好きなジェシカ・チャステイン出てるし、こういう作品こそ大画面で見た方がいいかなと思い、劇場に行ってきた。

 

 

ネタバレアリです! 結末にも触れています!

 

「血の誓いから27年後、ルーザーズ・ブラザーズのうち1人デリーに残っていたマイクから招集がかかる。それぞれ別々の生活を送っていた仲間たちはデリーに戻ってくるが・・・」あらすじとしてはこんな感じかな。あらすじじゃないか😅 イヤ前作で一度は解決したのに再招集されたということは、仲間たちが再び立ち向かい退治するであろうことは目に見えているので。これはなかなか面白かった。ジャンルとしてはホラー映画なのだろうけど、主人公たちの成長物語でもあったりして見ていて飽きない。3時間近くある長尺だけど一気に見てしまった。

 

アンディ・ムスキエティ監督作品。『MAMA』、『IT / イット "それ"が見えたら、終わり』そして今作を含めて全作品見ている。『MAMA』を見て独特の感覚がおもしろくて、今回見てみようと思った理由の一つでもある。

 

作品について、毎度のWikipeidaから引用しておこうと思ったのだけれど、どうやら前作に追記する形で書かれていて、「キャッチコピーは、『また、会えたね。』。R15+指定。」という文言のみで、あとはキャスト紹介だけという悲しい感じになっている😢

 

さて、毎年恒例の今年のベスト10を今年も選出しようと考えているのだけど、なんと鑑賞済み作品の感想が今作を含めて6本書けてない💦 そのうち4本は今年公開作品なので、記事を書きたいのだけど、どう考えても間に合わない😫 しかも、あと2本新作見る予定だし。ということで、4本については簡略化した感想記事にしたいと思う。と、言いつつ毎回ダラダラ書いちゃっているけど😅 まぁ、一応断り書きとして書いておく😌

 

冒頭、お祭りのようなところでゲイのカップルが人目もはばからずキスをしているところから始まる。このカップルに数人の青年たちが絡み後をつけてくる。反発したエイドリアン・メロン(グザヴィエ・ドラン)は青年たちにボコボコに殴られた挙句、橋から川に落とされてしまう。彼を助けようとして岸に降りた恋人の青年は、ピエロがエイドリアンを殺すのを目撃する。今回の主人公たちは知っていたので、関係なさそうな人物についてずいぶん時間を割くなと思ったらグザヴィエ・ドランだったからなんだね🤔

 

このニュースを受けて、一人デリーに残り図書館司書として働いているマイク・ハンロン(イザイア・ムスタファ)はかつての仲間たちを招集する時だとばかり、ルーザーズ・ブラザーズのメンバーに連絡をする。

 

ビル・エンブロウ(ジェームズ・マカヴォイ)は映画の脚本家として成功しているが、結末がいつもアンハッピーなため評判が良くなく、それが原因で女優の妻との間もギクシャクしている。子供の頃太っていたベン・ハンスコム(ジェイ・ライアン)はダイエットに成功しすっかりイケメンになっており、有名建築家として成功している。リッチー・トージア(ビル・ヘイダー)はコメディアンとして成功。エディ・カスプブラク(ジェームズ・ランソン)は保険会社に勤めており、結婚して幸せに暮らしている。ベバリー・マーシュ(ジェシカ・チャステイン)は夫とアパレル企業を経営し成功しているが、夫からDVを受けている。

 

と、それぞれ社会的には成功しているけれど、どこか満たされないものを感じている登場人物たちは、マイクからの連絡に恐怖を感じつつもデリーに向かう約束をする。しかし、会計士として成功し結婚して幸せに暮らしていたスタンリー・ユリス(アンディ・ビーン)は、バスタブで手首を切り自殺してしまう。マイクからの電話を受けるまでに彼らの日常を映すことで、それぞれの現在の状況や抱えている問題を見せるの上手いし、ここまでの流れがよどみなく来た分、スタンリーの自殺で不穏なものがさらに広がる感じはよかった。

 

デリーに着いたメンバーたちは中華料理店に集まる。ベンはベバリーに熱い視線を向ける。ベンのベバリーへの気持ちが丸わかりでドキドキ💓 しばし楽しい時を過ごすけど、フォーチュンクッキーが運ばれてくると雰囲気が一変する。クッキーの中からクリーチャーが現れて襲ってくる。6人は必死に抵抗するが、それは6人にしか見えていなかった。

 

スタンリーの家に電話をすると、彼の妻が出てスタンリーが自ら命を絶ったと話す。それを聞き恐怖を感じたエディとリッチーは、直ぐに帰るとホテルに戻ってしまう。

 

一方、ルーザーズ・ブラザーズをいじめていたヘンリーは、父親を殺害して精神病院に収容されていた。そこにペニーワイズが現れて、彼を逃がしてしまう。

 

マイクは自宅でもある図書館へビルを連れて行き、自ら調べたペニーワイズの退治方法を伝える。これあまりよく理解できなかったのだけど、以前先住民がペニーワイズ退治するためにある儀式を行のだけど、それにはそれぞれが過去の恐怖と向き合い、アイテムを手に入れる必要があるらしい。

 

マイクとビルがホテルにやって来て、エディとリッチーを説得。全員で儀式を行ってペニーワイズを退治するために、過去のトラウマが残る出来事があった場所に行き、アイテムを手に入れて来ることにする。ここからの展開はロールプレイングゲーム的でもあり、ホラー要素の多い部分で楽しかった。

 

例えば、ベバリーは以前住んでいた家に向かうと、そこには老婆が住んでおり中に入れてくれる。老婆が席を外した時に密かに隠した手紙を探し出す。27年前に受け取った詩が書かれたラブレターで、ベンが贈ったもの。すると老婆の姿が豹変して襲い掛かって来るが、なんとか脱出に成功する。この老婆のクリーチャーは監督の『MAMA』のクリーチャーを思い出して好きだった。

 

同じくクリーチャーに遭遇するのは薬局へ吸引器を取りに行ったエディ。地下室から母親の声が聞こえてきて、向かうと何故かそこにベッドがあり母親が寝ている。そして、その母親がクリーチャーになって襲ってくる。このクリーチャーの造形も好きだった。なんとかホテルに逃げ帰ったエディはヘンリーに頬を刺されてしまうけれど、なんとか反撃する。

 

ビルはあの日弟ジョージーが消えた排水溝へ来ていた。するとペニーワイズが現れて引き込まれそうになるが、なんとか振り切りジョージーが持っていた折り紙の船を手に入れる。そこにスケートボードに乗った少年が通りかかる。排水溝に近寄らないようにとビルが注意すると、少年はバスタブの下から声が聞こえると言いビルを驚愕させる😲

 

ビルは血でメッセージが書かれたスケートボードを発見する。あの少年の身に危険が迫っていると感じたビルは、少年を追って遊園地へ向かう。ミラーハウスに入る少年を追うも、ミラーに惑わされて近づけない。するとペニーワイズが現れて少年を食い殺してしまう。酷い😣

 

図書館で待っていたマイクはヘンリーに襲われてしまうが、駆けつけたリッチーがヘンリーを殺害する。ベバリー、ベン、エディもやって来る。ビルは怒りが頂点に達し一人でペニーワイズと対決すると言って、皆の制止を振り切って出て行ってしまう。気持ちは分かるが落ち着け!

 

しかしここはメンバーの方が落ち着いていた。ビルがあの廃墟の前に立っていると、メンバーが現れて一緒に戦おうと言う。だって儀式をして倒すってことでアイテムを集めていたのに、一人で対決するって言われてもね😅 正直この部分はいらなかったかなと思うけれど、まぁよし。

 

中に入るとクリーチャーたちが襲ってくるけど、何とか地下道を通って洞窟に辿り着く。それぞれのアイテムを集めて燃やして儀式を完成させるが、ペニーワイズが現れる。ペニーワイズはマイクが嘘をついていると告げる。実は先住民たちは儀式を行ったものの、ペニーワイズに逆襲されて殺害されてしまっていたのだった。なんと😲

 

ペニーワイズは巨大なクモのような形になって襲ってくる。これね。以前NHKで放送されたドラマ版を見ていたので、ペニーワイズが宇宙生物で巨大なクモのような形になるのは知ってたのだけど、顔の部分だけペニーワイズのままでちょっと笑ってしまって全く怖くなかった😅 でも、このペニーワイズと戦っている間にリッチーをかばってエディが亡くなってしまう。

 

さらにメンバーたちが手を取り合って、呪文や「お前はただのピエロだ」などと唱え始めると、役者たちが熱演すればするほどおもしろくなってしまって、ちょっと笑ってしまった😅 イヤ、もちろんいい意味で。

 

しかし、その儀式が功を奏しペニーワイズは小さくなっていく。小さなピエロ人形のようなサイズになったペニーワイズの心臓を取り出し、全員で掴んで握りつぶすとペニーワイズは絶命する。

 

すると洞窟が崩壊し始める。リッチーはエディの遺体を運び出そうとするけれど、ビルとベンが引き離し連れて行く。なんとか廃墟内に戻るけれど、水が流れ出てきて溺れそうになる。たしかここでビルはジョージーの姿を見たと思う。これで許されたってことだったような🤔 ベバリーは溺れながら諦めそうになるけれど、ベンはベバリーに愛を告白し、ベバリーを救い出す。

 

実はベバリーはあのラブレターをビルからだと思い込んでいて、それを知ったベンを絶望させていたのだけど、ベンのアイテムが肌身離さず持っていたベバリーからのメッセージだと知り、あの詩を送ったのはベンであることに気づくというシーンがあった。ベンの27年間の片思いが実るのはうれしいけれど、これは太ったままではダメだったのかね? まぁ太っているのは健康上よくないし、体を鍛えて美ボディを作り上げることはいいことだと思うけれど、痩せたからってイケメンになるとは限らないし🤔

 

イヤ別にイケメンになってもいいし、ベンが痩せたことは過去の自分のコンプレックスを克服したということではあるわけだからね。ただ、外見が不細工なのはダメってなってしまう危険性があるかなとちょっと心配になったので😌

 

話を戻す! 無事に廃墟から脱出したメンバーたち。すると廃墟が崩れて跡形もなく無くなってしまう。この潰れ方もなかなか面白かった。崩壊するんじゃなくて、文字通り潰れちゃう感じ。

 

自殺してしまったスタンリーから手紙が届いていた。27年間ずっと怯えて生きて来た自分には、もう一度ペニーワイズと戦う勇気はなく、皆の足を引っ張ってしまうと考えて自分を消すことにしたのだというものだった。この手紙を読んでいるということは、ペニーワイズを倒すことに成功したのだろうから、これからも勇気をもって生きて行ってほしいと書かれていた。

 

ルーザーズ・ブラザーズは解散し、それぞれデリーを去って行く。ベバリーとベンは共に生きる道を選択したようで、クルーザーで寄り添う姿が映っていたけど、DV夫とは離婚できたのか?と思ってしまったり😅 最後にビルがデリーを去るシーンで終わりだったかな? ちょっと記憶が曖昧になってしまった😵

 

前述したとおりドラマ版を見たことがあったので、結末はペニーワイズの正体や最終形は知っていたし、結末も分かっていたのだけど楽しめた。前作をちょっと忘れてしまっていた部分もあったのだけど、それを補完するような映像も入っていたので問題なし。

 

キャストは皆よかったと思う。ホラー映画での演技って軽視される傾向にあるけど、こういう作品こそリアリティを持たせる必要があるから演技力って大切だと思う。皆それぞれ27年前に虐待やいじめに合ってトラウマを抱えている役だけれど、中でもさらにゲイであることに悩んでいたリッチーのビル・ヘイダーが、弱さも嫌な面も巧みに演じていて見事。ベンのジェイ・ライアンはベバリーに向ける熱視線にドキドキした😍

 

ベバリーは支配的な父親に虐待されていて、夫にもDVにあってしまうけど、そういうパターンって実はよくあるのかなと思う。何故かは分からないけど。原作どおりなのか不明なのだけど、製作側には間違いなく、メンバーたちの過去のトラウマが現在にも影響しているってことを描きたかったのだと思うので、ベバリーがやっとこの負の連鎖から抜け出せたってことは重要なのかなと思うので、その辺りに説得力を持たせたジェシカ・チャステインはさすがだなと思う。

 

ビルのジェームズ・マカヴォイも良かったと思う。前述したとおりルーザーズ・ブラザーズのリーダーはビルなのだと思うけれど、リーダーシップを発揮しつつも、本人も弟を死なせてしまったというトラウマを抱えているため、時々暴走してしまう感じを的確に演じていたと思う。そして、忘れちゃいけいないのがペニーワイズのビル・スカルスガルド! オーディションにピエロ🤡の恰好で現れて、CG処理しようと思っていた斜視も自分で演じたのだそう😲 怖いというよりはちょっとコミカルな感じで何故か憎めない。それが正解なのか不明だけど、熱演していたことは間違いない。

 

どちらを先にキャスティングしたのか不明だけど、子役たちが大人の俳優たちに似ていて、つながりがとっても自然。約1名全く外見が変わっておりましたが😅 賛否あるかもだけど、監督の前作『MAMA』が好きだった自分としては、クリーチャーの造形は好きだった。特にベバリーの部屋に出現した老婆。

 

どの程度原作通りなのか不明なのだけど、前述したとおり製作者側の意図としては虐待やいじめがどのくらい人を傷つけるのか、そしてその人の人生にまで影響を与えてしまうのかということを描きたいのだと思うので、その辺りのことはとてもよく伝わって来た。血の誓いでつけた手のひらの傷が消えたのは、ペニーワイズを倒すミッションを終えたということだけじゃなくて、トラウマを克服したという意味なのだと思う。そして、その心の傷に向き合うのは大人になってからでもいいし、自殺を推奨しているわけではなく、向き合えないなら逃げてもいいということなのではないかと思う。

 

そうそう! ビルがリサイクルショップで自転車を買うのだけど、その店員役で原作者のスティーヴン・キングがカメオ出演しております😃

 

ホラー映画が苦手な人でも怖くないし、そんなに残虐なシーンもないので大丈夫だと思う。少年が大人になってトラウマを克服する話としてもよく出来ていると思う。前後編の完結としてとてもきれいにまとまっていると思う。まだ上演している映画館あるようなので是非是非。

 

『IT / イット THE END "それ"が見えたら、終わり。』公式サイト

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【Googleのロゴ】2019年ハッピーホリデー 2日目

2019-12-24 00:40:11 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



2019年ハッピーホリデー

2日目


本日はクリスマスイヴってことで、毎度のWikipediaから引用


クリスマス・イヴ(Christmas Eve)、クリスマス・イブは、「クリスマス当日の夜」である。

教会暦における12月25日の夜、

すなわち常用時における12月24日の夜を指す英語の音訳である。

日本では、誤って「クリスマス(12月25日)の前夜」と認識されることが多い。

日常会話では単に「イヴ」と呼ばれることがある。

 

語源としては・・・

 

「イヴ」(eve) は「evening(イブニング)(夜、晩)」と同義の古語

even」の語末音が消失したものである。

 

イブの日付としては・・・

 

ユダヤ暦およびそれを継承する教会暦では、日没をもって日付の変り目とする。

したがって、この種の暦を採用する教会では、

クリスマス・イヴの日没からクリスマスを起算するため

「クリスマス・イヴ」は既にクリスマスに含まれている。

つまり、「クリスマス・イヴ」とは「クリスマスの前夜」ではなく、

その言葉の通り、正に「クリスマス当日の夜」なのである。

ただし、キリスト教国(en:christendom)においても常用時の概念を用いて

「クリスマスの前夜」と説明することがある。

転じて、俗に12月24日全体を指すこともある。

 

とのこと。

"教会での祭り"や"過ごし方"の記述もあるけど割愛

日本に関する部分を少し抜粋

 

日本では「恋人と過ごす日」と言う認識が「家族と過ごす日」とされる欧米諸国よりも多く、

宗教的なものではなく、ただのイベントとしての捉え方が多い。

祝日ではない上に年末なので企業によっては仕事が増えることもあり、

クリスマスやクリスマス・イヴにどうするかという決まりや風習はない。

だが日本でもイルミネーションなどで街は賑わい数日前からクリスマス、

クリスマス・イヴ関連の商品が店頭に並んでいる。

 

とのことで、古くは・・・

 

日本のクリスマス・イヴのパーティの記録は、明治時代初期から残っている。

1875年に、中村正直の自宅に日本国外の家族が集まってクリスマス・イヴを祝った。

昭和初期から、日本のクリスマス・イヴはカップルが一緒に過ごす日でもあった。

 

とのこと😌

 

検索画面のロゴはこんな感じ

 

 

よいクリスマスイヴを~🎄🎅


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【動画】宇野昌磨選手 全日本フィギュアスケート選手権2019 FS

2019-12-23 01:09:43 | 【動画】ShomaUno

【動画】宇野昌磨選手 全日本フィギュアスケート選手権2019 FS

 

 

国立代々木体育館で開催された全日本フィギュアスケート選手権2019での宇野昌磨選手のFS演技。ちょこちょこジャンプで危ないシーンがあったものの、全体的にまずまずの出来だったなと思う。なにより昌磨が楽しそうに演技していたので良かった😌

 

冒頭の大技4Fはやや耐え気味だったけれどGOE1.28点の加点。続く4Tは軸が斜めになりながらも着氷し耐え気味ながら0.48点の加点。3Aはキレイに着氷したように思うけれど加点は1.20点。ランビ先生が左に傾いちゃったねとキスクラで語っていた3Loはバランスを崩して手をついて-0.33点の減点。4T+2Tはキレイに決めて2.99点の加点。3S+3Tもキレイに入ったように思うけれど加点は0.79点。最後の大技3A+1En+3Fは3Aが耐え気味になったため、キレイな3連にならなかったけれど意地で1En+1Fをつけてジャンプの重複を回避! しかしこれにも0.80加点がついてるのね😅

 

うーん💦昌磨に勝ってほしいけれど、正直4Fや4Tに加点がついたのはちょっと疑問が残るかな~😣 自分としては採点の疑問について長年戦ってきたので。これまでの昌磨の演技に過剰に盛られていると感じたことはないし、今回のこの加点がついている感じもスケ連推し選手に比べれば盛られているとも思わないけど、モヤる部分ではあるかな。

 

スピンはフライングキャメルスピンがレベル4で0.64点加点、フライング足替えコンビネーションスピンがレベル4で0.85点加点、コンビネーションスピンがレベル4の1.95点の加点。ステップシークエンスもレベル4で1.40点加点。これは文句なし! 184.86点でFS1位。合計290.57点と国際試合ではないので非公式ながらシーズンベストで優勝🥇

 

今回フジテレビではアイスタッツというスケーティングの軌道やジャンプなど各エレメンツの実施ポイント、さらに軌道を色分けしてスピードの変化が見れる画像を出してくれた。昌磨のこのプログラムは解説の本田武史氏が語っていたように、カーブが多用されていてエッジワークが上手くないと滑れないプログラムだと思う。ジャンプがなかなか上手くいかないのは、このプログラムの難しさの中で跳ぶことの大変さなのかなと思う。

 

試合後のインタビューで自分も他の選手もベストではない中での優勝であると語る昌磨。昌磨は頭のいい人だな。ちゃんと他者を立てることを知っている。今回の全日本選手権で得たものとして、ちゃんとコーチが決まったことをあげていた。試合ではなくて試合に向けての練習でのコーチの必要性を感じたとのこと。その上でステファン・ランビエルコーチの存在に支えられと語り、さらに樋口美穂子先生以外で感謝できる人に出会えると思わなかったと。昌磨。・゚・(ノД`)・゚・。 さり気なく、でもしっかり美穂子先生にも感謝を述べるとか素晴らし過ぎる

 

正式発表は年明けとしつつ新コーチはステファン・ランビエルが決定! 3月の世界選手権と2月の四大陸選手権に選出された。フィギュアスケートの名物記者ジャッキー・ウォンの昌磨がSPで良い演技をしたことを"Friday Feels"と伝えたTweetにいいね💕したネイサン・チェン選手がワールドで待ってるよ! ネイサンも四大陸にも出るかもだけど😅 とにかく2人のガチ対決が早く見たい!!

 

【フジテレビ公式】全日本フィギュアスケート選手権2019<男子フリー第1位・宇野昌磨/演技+インタビュー>

優勝おめでとう

新衣装もイイね

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【Googleのロゴ】2019年ハッピーホリデー

2019-12-23 00:28:03 | Google's logo

毎度のGoogleのロゴがこんなことに!


2019年ハッピーホリデー


ハッピーホリデー🤔

検索画面の一番最初に出て来たWeblio辞書によりますと・・・


英語圏(主に米国)における年の瀬挨拶一種

主に「メリークリスマス!」の代替として用いられる。

クリスマスキリスト教における宗教行事であることを背景に、

他の宗教を持つ人々顧慮する場合に用いられるという。


ハッピーホリデーのホリデー休日)には、クリスマス感謝祭元旦などが含まれる

Happy Holidays」は直訳すれば「よい休日を」程度の意味で、

特に季節限定する表現ではないが、年末年始以外の時期にはふつう用いない。


とのこと。

メリークリスマスって言っちゃダメなの?🤔


どうやらChristの文字が入っているため抵抗を感じるキリスト教徒の方が多いのだとか。

訂正! キリスト教徒の方ではなく、"キリスト教徒以外の方"の抵抗が多いの間違いです🙇

 

で、何故このタイミングなんだろ?

調べてみたけどよく分からず😢


検索画面のロゴはこんな感じ


Happy Holiday🎄


追記

コメントでご指摘いただいて記事修正しました。

コチラの記事を参考にして書いたのですが、読み間違えていたようです😅

「メリークリスマス」は言っちゃダメ?|SIRABEE

×キリスト教徒の方

キリスト教徒以外の方

失礼いたしました🙇

コメント (4)
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