・*・ etoile ・*・

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【cinema】『ラジニ・カーント★チャンドラムキ』

2006-09-16 16:28:24 | cinema
'06.09.15 Tと『ラジニ・カーント★チャンドラムキ 踊る!アメリカ帰りのゴーストバスター』@シアターイメージフォーラム

スーパースター!ラジニ・カーント主演のインド映画。『ムトゥ~踊るマハラジャ』の主演がラジニ・カーント。あれから10年くらい経つのか? その後も何本か主演映画が来ていたけど、最近は見かけていなかった。どうやらスーパースターらしく政治家になって欲しいというファンの要望が多く、本人としてはその意思がないので、いろいろゴタゴタしていたらしい。そんなワケで5年ぶりの日本公開作品とのこと。

「優秀な精神科医サラヴァナンは、親友センティルの結婚式のためにアメリカから帰国。2人の新居は忌まわしい事件が起きた館。本家の人々と館に移り住んだ後、センティルや妻ガンガの命を狙う事件が頻発する。サラヴァナンは何とか2人を救おうとするが・・・」という話。インド映画は長い。この作品は165分。インドでは映画の途中にインターミッションが入るのが普通だそうで、たいていの映画はそれらしい画面が入る。前半と後半で話のトーンががらりと変わってしまったりするので、そのまま続けて見るとそのギャップが面白かったりする。

インド映画といえば歌と踊り。いわゆるラブシーンができないので感情の高まりを歌と踊りで表現しているとのこと。このシーンがすごくて大抵1曲で主役の男女は何着も衣装を着替え、たくさんのバックダンサーを従えて踊り、場所さえも変わる。今回の目玉ダンスシーンは何故かトルコで撮影。後にも先にもトルコは一切関係なし(笑) スポンサーの関係なのか、単純に風光明媚なところで踊りたいのか不明だけど、以前見た映画では明らかにブダペストなのにイタリアだと言い張っていたし(笑) その辺のいいかげんな感じもとっても好きな理由。バカにしているのではなくて、それがインド映画だから!

大抵は前半は派手なアクションシーン(飛ばされ方がハンパない)やダンスシーンなど、陽気でコメディータッチなことが多く、いろんな要素が詰め込まれていて「これでどうまとまるのか?」と心配になるくらいいい意味で破綻してたりする。それが後半は一気にシリアスになったりして、気がついたら話がきれいにまとまってたりする。この作品もご同様。前半いろんな人が出てきていろんな要素が盛り込まれている。特にタイトルのチャンドラムキの悲劇を絡めてミステリー調になっていたのは面白かった。

そして意外な展開! なんとなく犯人は分かっていたけど、まさかそんな理由とも思っていなかったし。いろいろ複雑な部分を一気に片付けてしまうの感じは、すごい手腕というよりも強引だったりもする。ただ、その強引さもインド映画の魅力だったりするし、何よりスーパースターの魅力ゆえ! ラジニから目が離せません! ムトゥから約10年全く衰えていない。どう贔屓目に見ても胡散臭いオッサンにしか見えないのにモテモテ。それも納得(笑) なんでもアメリカで優等生メダルを獲得した精神科医なのだそう。優等生メダルって一体何?(笑) まぁこれは字幕がおかしいだけかもしれないけど…。

彼は自分の命をかけて犯人に立ち向かう。導師の力を借りつつ精神科医の立場から最新の療法を使って犯人を直すと言う。下手をしたら命はないらしい。それが・・・(爆) もう! このシーンだけでも見る価値あり! っていうか必見! 死ぬかと思った(笑) 美人女優ジョーティカーの熱演含めて必見っ!


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【event】勝手に観光協会握手会

2006-09-10 15:09:02 | event
'06.09.09 Tと勝手に観光協会握手会@TOWER RECORD新宿

なんと! 先週の無念のサイン会から一週間。またしてもMJに会えるイベントが! しかも今回は盟友安斎肇氏と一緒のイベント。これは行かないとっ! 前々日から風邪による胃腸炎&口唇ヘルペスという最悪のコンディションの中行ってきた。

勝手に観光協会とは、勝手に全都道府県の観光名所を視察し、ご当地ソングやポスターを作成する活動。スカパーで放送中。残すところ2~3県になっているはず。

前回(?)のMARTY FRIEDMANのサイン会と同じ7Fのイベントスペースにて開催。20:00~と遅めのスタート。前回の教訓を生かして整理券を入手。「勝手に観光協会vol.1・2」を購入すると整理券が貰える。なんと60・61番目。やった!

19:30~階段に並びゾロゾロと会場入り。会場にはそれなりに人だかりがしてたけど、整理券を持ってる人が少なかったので垣根が外されてしまった。見えない! 前に詰めるのはいいとしても垣根もなくすのはどうだろう? 明らかに私達を押し退けた人もいたし(怒)

なんとか無理な態勢でなら見える位置をキープ。割と時間通りにお2人登場。実は既に14:00~横浜店にて同イベントを開催済み。空き時間で飲んでおられたようで、かなりできあがっている。ご本人たちも自覚されているようで、トークは無理と歌のみ。横浜店ではトークばっかりだったらしい。トークが全くないのはちと悲しかったけど、ご当地ソングを聴けたのはうれしい。5曲くらいやった。

その後、握手会。サインはあらかじめDVDの背表紙の裏にしてあって握手後もらえる。サインもして欲しかったな~ 意外に早く順番がきた。緊張。まずはMJから。絶対質問しようとずっと考えてた。「般若心経(★)集まったんですか?」と聞いてみた。「集まったんですよ!」とのこと! おめでとうございます。10月タモリ倶楽部で放送予定とのこと。要チェック!

続いてAHこと安斎さんに握手してもらう。しかし、お2人ともお酒臭い(笑)顔も目も真っ赤。これはサインはムリだ…(笑)私達の後10人くらいで終了。お二人が帰るのを見届けて終了。幸せだ~☆


(★)アウトドア般若心経:看板などから般若心経の全文字を写真に撮って集めるというもの。

勝手に観光協会vol.1(宮崎県/高知県)

勝手に観光協会vol.2(徳島県/千葉県)


勝手に観光協会HP

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【nephews】お食い初め

2006-09-04 00:55:10 | nephews
'06.09.03 甥っ子Kちゃんお食い初め

甥っ子第2弾Kちゃんのお食い初め。お食い初めっていうのは生後初めて食事をさせる儀式。もちろん食べさせるマネをするだけ。生後100日前後で行う。新調したお膳を用意するのが本式らしい。家には祖父が私のために新調してくれたお膳セットがある。宴会などで出されるお膳の小さいバージョン。かなりかわいい。でも今回は省略。とりあえず鯛の尾頭付きとお赤飯を食べさせるマネをして終了。

Kちゃんは5月23日生まれなので4ヶ月ちょっと。お兄ちゃんのTちゃんは色白でやや髪が少なめだったのに対して、色黒で髪がフサフサでしかもクセ毛。目が大きくて目力があって外人の赤ちゃんみたいだ。ハワイとかの(笑) かわいい!

お兄ちゃんのTちゃんは近所の小学生のお兄ちゃんに「危険人物」と呼ばれているらしい(汗) 元気なのはいいことだけど…。ちと心配。




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【MJ】「みうらじゅんマガジンvol.1 みうらじゅんサイン会」

2006-09-03 00:22:18 | MJ
'06.09.01 みうらじゅんサイン会@青山ブックセンター六本木

これ! 100名限定のMJ新刊発売記念イベント。8/17に電話受付だったらしいけど、ケータイサイトでこの情報を知ったのが18日。もちろん間に合わず(涙)Tが問い合わせてくれたけど整理券はすでに配布済み(号泣)とりあえず遠目でも見たいってことで行く!

2F売り場に机と椅子が置かれスペースが作られている。普通のお客さんもいるので全然近くで見れそう。とりあえず邪魔にならない近くの場所をキープ。19:00少し過ぎてMJ登場。相変わらずぷら~っと現れる。軽い挨拶程度でトークなどはなし。サイン会が始まる。

「みうらじゅんマガジンvol.1」と「みんなのちんぱい」の2冊がイベント対象商品。1冊だけでもOKみたいだけど、2冊買えば2冊ともサインしてくれらしい。画数が多くない名前の人はブロック体(?)みたいな文字で名前を書いてもらっていた。おなじみのカエルも描いてくれてるぅ。 うらやましい(涙)

この日は一人ぼっちイベントだったため全体的に淡々とした地味な印象ではあったけど、質問にもきちんと答えていたり、写真も気軽に撮らせてくれたりとイイ人だった。

MJが発信しているモノやコトが好き。MJがイイ人だとかそういうことは関係ないけど、MJが興味を持ったモノやおかしいと感じたモノが好きなわけだから、やっぱりMJ個人には興味がある。だから近くで見れるのはやっぱり幸せ。尊敬してます!

みんなのちんぱい(宝島社) 1,400円


みうらじゅんマガジンVol.1(白夜書房) 1,500円


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【cinema】『フラガール』

2006-09-02 23:43:08 | cinema
'06.08.31 Mッスと『フラガール』試写会@科学技術館サイエンスホール

またもMッスが当選! ホントよく当たる。おこぼれにあずかって行ってきた。南海キャンディーズのしずちゃんがフラダンスを踊るってことしか予備知識がなかったので、てっきりコメディーなのかと思っていたけど違った。

「昭和40年、福島県いわき市の炭鉱では大規模なリストラが進んでいた。会社が打ち出したのは常磐ハワイアンセンターの建設。その目玉として炭鉱の女性たちによるフラダンスチームが結成される。ド素人の彼女たちを指導するため東京から講師がやってくるのだが・・・」という話。王道なストーリー展開でクサイセリフ満載だったにもかかわらずホロリとしてしまった。

講師のまどか役が松雪泰子。この先生がスゴイ(笑) '60年ファッション(これかっこいい!)に身を包み、タバコは吸うし、酒はあおるし、屈強な炭鉱の男たちにも喧嘩を売る(笑) 松雪泰子ピッタリという感じ。よく知らないけど(笑) 目の下の隈も含め大熱演です。銭湯の男湯に乗り込み高橋克己演じる生徒の父親に殴りかかるシーンは圧巻。先生の都会的センスや男らしい(?)生き方が炭鉱町に影響を与えていく。そもそも地方は排他的で変化を受け入れない傾向がある。その気持ちも分かるし、でも変化していかなければならない事もあるとも思う。その葛藤がよく分かる。変化を全く受け入れられない人もいるけど、頭では受け入れなくてはならない現実を感じている人たちもいる。そういう人たちは口では先生を悪く言いながらも気になって仕方がない。豊川悦司演じる洋二郎もその一人。多分、詳しく描かれないけど二人は後に恋愛関係になるのでしょう。

最初に集まった生徒は4人。この中にしずちゃんもいる。しずちゃんデカイ! フラガールの主役紀美子役は蒼井優。正直、炭鉱の娘には全く見えない。でも、鼻っ柱の強さや、思春期特有の自分の感情を素直に出せない感じは良かったと思う。紀美子をフラガールに誘う親友役の徳永えりが良かった。特別演技が上手いとは思わなかったけど青春映画はそんな感じがいいこともある。全員そんなじゃ困るけど(笑)

いわき市に炭鉱があったなんて全く知らなかった。実は舞台になった常磐炭鉱は本州最大の炭鉱だったらしい。そんな感じだから炭鉱の暮らしもさっぱり分からない。正直、こんなに貧しいかな?と思ったけど、昭和40年といえば高度成長期で都会はともかく地方都市はまだまだ貧しかったのかも。それにしても戦後か?というくらい貧しい。そんな貧しい町の少女たちが家族のためとか、ここから抜け出したいという悲壮な思いでフラにかける感じは王道ながら感動。

早苗のエピソードも王道ながらホロリ。早苗の父親(先述の高橋克己)は変化を受け入れられないタイプ。危機感は感じているのだろうけど、結局自分を変えられなかった。当時はまだ母親を亡くした娘が幼い弟や妹を置いて自分の道を歩むことは難しかったのかもしれないけど、やっぱり父親を横暴だと思うのは自分勝手に生きている私のわがままなのかも。早苗の選んだ道は間違ってはいないと思うけど、そこから一歩踏み出さないととも思ってしまう。同時に「時代」も感じる。「自由」を主張して自分勝手に生きるのも違うとも思うし・・・。

炭鉱での悲劇的な出来事や、紀美子と母親の関係、村人と先生の対立、先生と生徒の関係、そして感動のラストまでホント王道中の王道! クサイセリフ満載! でも感動してしまった。不思議・・・。フラダンスシーンは良かった。どこまで本人たちが踊っているのか分からないけどスゴイ。ダンスシーンでよくある上半身ばかり映して足元映さないって不満もあまりなかった。フラシーンは見る価値ありかも。


『フラガール』公式サイト

コメント (1)
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