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【nephews】甥っ子2号の作品

2011-09-30 00:00:00 | nephews
忘れてたので今更アップ!幼稚園の敬老の日イベントで、甥っ子2号が作った… 多分タヌキ(笑) http://t.co/rKVPcm1h #pikubo Posted at 11:20 PM




http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『親愛なるきみへ』(試写会)

2011-09-28 00:22:52 | cinema
'11.09.18 『親愛なるきみへ』(試写会)@赤坂区民センター

某お友達から招待券を頂いた。実はこれyaplogで当選したのだけど『ゲット・ラウド』の試写会にお誘い頂き、どうしても見たくてそちらを選択。すごく気になっていたので、見れて良かった♪

東京国際映画祭(TIFF)のプレイベント上映会ということで、昨年の様子などの映像で構成された映画祭の紹介VTRの上映後、関係者の方から今年のオープニング作品とクロージング作品、その他オススメ作品の紹介があった。ブラピ主演のクロージング作品『マネーボール』と、グレン・クローズ主演の『アルバート・ノッブス』が気になった! 本作と関係ないので、そろそろ本題へ(笑)


ネタバレありです! ごめんなさい、辛口かも・・・

「2001年春、夏休みで帰省していた大学生のサヴァナは、陸軍特殊部隊に所属している休暇中のジョンと偶然出会い恋に落ちる。ジョンは兵役を終えたら除隊する約束をし、任地へ赴く。しかし、ある事件により2人の運命は大きく変化し・・・」という話で、これは青春純愛映画。そして、家族愛でもあり、ヒューマンものでもあるのかな・・・。その辺りは監督のラッセ・ハルストレム風味という感じもするけれど。うーん。ザックリした感想をtweetしておいたけれど、2人の若者らしい真っ直ぐさはすごく良くて、とっても清々しくて良かったのだけど、彼女の選択がなぁ・・・

2006年世界で最も読まれた恋愛小説「きみを想う夜空に」の映画化。原作者は『きみに読む物語』、『最後の初恋』の著者でもあるニコラス・スパークス。両作品とも未見で未読、この作品も未読。なので、どこまで原作どおりなのかは不明。前半部分の2人が恋に落ちていく部分に関しては、若干急ぎ足な気がしないでもないけれど、丁寧に描かれていたと思う。ただ、ジョンが以前はちょっと素行が悪かったというような描写が入ったり、サヴァナに恋するライバル男子の存在とか、ちょこっと入れてくるわりにはそんなに生かされていない部分が気になったりはするけれど、それで流れを壊してしまうということはない。サヴァナもジョンもとっても真面目な若者で、若者特有の潔癖とも言える真っ直ぐさが不器用に感じる部分もあるけれど、2人の恋愛自体もさることながら、2人の人柄にも好感が持てて、見ていてとっても微笑ましかった。2人がお互いを大切に想って、お互いの取り巻く世界を知ろうとし、尊重している感じもよかった。

ジョンは父親と上手くいっていない。ジョンの父は軽度の自閉症なのではないかとサヴァナから指摘を受ける。上手くいっていない理由はおそらくそこにある。子供はいつか親を越えて行くものなのだと思うけれど、おそらくジョンはそれを普通の少年よりも早く迎えてしまったのかもしれない。その原因についても病名までは分からなくても、何となく気づいていたのだとは思う。ただ、やっぱり認めたくはなくて、それが逆に父親に対する失望とか、苛立ちになってしまっていたように思う。毎週日曜日にはラザニアを作り、趣味のコイン収集に没頭する父親の姿を見ているのが辛い感じ・・・。ジョンの父親のように障害があるわけではなくても、親が突然小さく見えて悲しくなったり、寂しくなったりすることは、誰にでもあるんじゃないかと思う。だから、とっても切ない。でも、ジョンはサヴァナに病名の指摘を受けたことにより、父親のことをきちんと見つめ、そして理解し受け入れることが出来たんだと思う。この親子関係は父親役のリチャード・ジェンキンスの素晴しい演技によって、とっても感動的に描かれている。

サヴァナがジョンの父親が軽度の自閉症であることに気づいたのは、彼女の隣家の息子が自閉症だったから。自閉症については詳しく分からないので、毎度のWikipediaで調べてみたけれど、難しいので簡単に引用すると、社会性や他者とのコミュニケーション能力に困難が生じる発達障害の一種。特徴としては、対人相互反応の質的な障害、意思伝達の著しい異常またはその発達の障害、活動と興味の範囲の著しい限局性が上げられる。健常者との境界もあいまいで、自閉症児者の中には驚異的な記憶力を有していたりする、いわゆるサヴァン症候群と呼ばれる能力を持つ場合もあるとのこと。隣家の息子の症状のについては、見ていただけでは分からなかったけれど、父親以外の他人にはほぼ関心を寄せないのに、サヴァナにだけは心を開いている。サヴァナが大学で何を専攻しているのか説明があったか忘れてしまったけれど、彼女は両親の牧場を開放し、自閉症児を馬と触れ合う施設を作りたいと考えている。その影響は間違いなくこの少年によるもので、彼に対する思いが、後に2人にとって重大な決意を彼女にさせることになる。

休暇を終えたジョンは、任務終了後除隊しサヴァナと過ごす日々に希望を持って、任地へ戻る。任地はメールも携帯も通じない僻地で、さらに短期間で移動するため、唯一のコミュニケーション手段である手紙も簡単には届かず、届く順番も違ってしまう始末。それでも、お互いの夢や未来を信じて互いに励まし合う。特に、ジョンは他に娯楽がないので、サヴァナからの手紙が唯一の心の支え。彼女の手紙を待ち焦がれてる感じがとっても伝わってくる。サヴァナにとっても、もちろん心の支えではあるだろうし、いくら戦地ではないとは言っても、遠く離れた特殊部隊の恋人を心配する気持ちは分かる。ただ、どうしてもジョンの方が切羽つまった感じがしてしまうのは事実で、この時点ですら多少温度差を感じてしまったことが、後のサヴァナの決断を素直に受け入れられなかったことの原因かもしれない・・・。

2人の運命を狂わせたのは9.11。ジョンの所属するチームは任期延長を選択する。もちろん強制ではないけれど、チームの士気が高い中では自己主張出来ない感じはよく分かる。わずかに与えられた休暇、18時間しか滞在できなくてもサヴァナの元に帰るジョン。でも、サヴァナの中には何か切れてしまった部分があったように思う。男の人は言い訳することを潔しとしないところがあって、詳しく言わなくても分かってもらえるだろうと思うようだけれど、女性としては分かってはいても言葉にして欲しかったりする。ジョンはきちんと自分の気持ちを説明しようとしていたと思うけれど、思わぬ邪魔が入ったりして十分に気持ちが伝わらないまま、再び任地に戻ることになってしまう。この辺り、とっても歯がゆいのだけど、ドラマの盛り上げとしてはありだと思う。空港での父親の姿が悲しい・・・。再び離れてしまった2人。いつ戻れるのか分からないし、戦地に赴くわけだから、無事戻れるかも分からない。その不安の中で、ジョンはやっぱりサヴァナへの思いと、彼女の存在を心の支えとしていくけれど、手紙は次第に届かなくなっていく。そして、ある日彼女から別れの手紙が届く・・・。

以下、ネタバレありです!

ジョンは自暴自棄となり戦地で負傷して帰宅、サヴァナと再会し真実を聞くこととなる。隣家の自閉症児の父親であるティムは末期の癌で、息子を残していくことを心配していた。ティムはサヴァナを愛していたし、息子もサヴァナを慕っているので、彼女に全てを託したいとプロポーズし、サヴァナはそれを受け入れたというのが真相。あえて、ネタバレしてまで書いたのは、ティムが彼女を愛しているという描写がほとんどなく、あえて言えば前半部分に「彼女を不幸にしたら許さない」とジョンに告げる台詞くらいでは、ちょっと唐突な印象。仮に息子のために結婚したのだとしても、父親の心理として理解できないくはないけれど、そこまでしてサヴァナに託さなければならない理由が分かりにくい。彼の元妻についての説明があいまいで、ティムは常に旅行中だと周囲に説明している。ジョンが自分も後から真実を知り辛かったから、きちんと息子に伝えた方がいいと語るシーンがあるけれど、元妻と離婚したのか死別したのか不明。離婚したなら妻に託せばいいと思うし、死別したとしても、サヴァナじゃなければと思いつめる必要もないように思うし。確かに、彼女にしか心を開かないというセリフはあったけれど、その一言だけで若い女性の人生に背負わせる重荷を、見ている側に納得させるには、ちょっと説明不足な気がする。

イヤ、別にサヴァナの選択が間違っているとは言わないし、ジョンがいない間に不安になって、そばで優しくしてくれた男性に心動く気持ちも理解できなくはない。そもそもサヴァナが自閉症児に強い関心を寄せていたのは、この息子の存在が大きかったわけだから、彼に対する同情や愛情も理解できる。でも、心から愛する男性がいた場合、寂しさや同情から結婚してはダメでしょう。結婚しなくてもティムの看病はできるし、息子の行く末も別の手段はいくらでもあるハズ。その辺り、どうしてサヴァナがその結論に至ったかという経緯が一切描かれていないため、どうしても彼女に感情移入できないというか、納得できないというか・・・。そもそも、手紙の内容も別れをにおわす部分のみサヴァナの声で朗読されて、後はジョンが同僚に「他の男と婚約したんだ」と言うだけなので、見ている側としてはその辺りも本当なのか分からない。チラシなどで「書かれていなかった事実とは・・・」となっている以上、実際は別れたくなかったけれど、よっぽどの事情があって別れる決意をしたのだろう思って見ていたわけで、その理由がコレというのはちょっと・・・。自分もすごく寂しくてすがる人が欲しかったのだとしても、ジョンを裏切ってまでティムと結婚する最大の理由が癌や自閉症というのは、見ている側に対して言い訳っぽい気がしてしまう。

ティムがジョンに「彼女は自分を本当には愛していない。君に向けた眼差しは、僕には向けられなかった」と言ったり、別れ際必ず言っていた2人の合言葉「すぐに会おうね」を、サヴァナがジョンに言うシーンもあって、彼女の想いがまだ彼にあることが描かれる。そして、悲しい出来事や、感動エピソードを挟みつつも、思ったとおりのエンディングへ向かう。別にハッピーエンドがダメと言っているわけではないし、とても好感が持てる2人なので、幸せになって欲しいと思うのだけど、ここに着地させたいがために、今でもジョンを愛しているということを前面に出してしまったため、彼女の決断がより軽率だったように感じてしまう。前述したように、他に方法はいくらでもあったように思うので、何故ティムと結婚しないといけなかったのか納得しにくい。イヤ、これが第二次世界大戦中とか昔の話ならば、世間体やしがらみがあったと思うけど、21世紀の話だからね。まぁ、決断自体は原作どおりだろうから、映画の感想としては違うのかもしれないけれど(笑)

キャストは良かったと思う。ジョンのチャニング・テイタムは繊細で自分の感情を上手く出せない感じを上手く表現していたと思う。好みはいろいろあると思うけれどイケメンなのでは? 特殊部隊所属ということでかなりマッチョ。マッチョ苦手だけど(笑) サヴァナのアマンダ・サイフリッドは出演作目白押しだけど、意外にも見たのは初めて。美人で賢く、優しくて、自分の信念や夢を持っていて、ボランティア精神もあるという、ヘタをすると嫌味になりかねない役を自然に演じていたと思う。ただ、後半部分の彼女の決断部分が全く描かれていないため、ちょっと損だったかなと思う。真相を語るシーンは頑張っていたと思うけれど、それだけでは伝わりにくい。ただ、その後の「すぐに会おうね」と言うシーンでは、その後の反応も含めて良かったと思う。恋愛映画なので主演2人に好感が持てるかが重要だと思うけど、キャラも含め2人の好演によるところは大きいと思う。ティム役でヘンリー・トーマスが出ていてビックリ! 『E.T』のエリオットだよね? どうやら日本ではあまり知られていないけれど、アメリカでは演技派として評価が高いらしい。何より素晴しかったのはリチャード・ジェンキンス! 軽度の自閉症である父親は表情に乏しく、思いを伝えるのが苦手。でも、ジョンを愛しく思い、サヴァナのことも気に入っていることが伝わってくる。ジョンのために最大の努力をするけれど、上手く行かないシーンや、病院の廊下でのジョンとのシーンでは涙が止まらなかった。空港でジョンを見送り、サヴァナと2人きりにしてあげようと、外で待っている後姿が素晴しい(涙) この演出は良かった。『モールス』とあまりに違ったので、全然気づかなかった(笑) この演技は素晴しい!

2人の故郷(地名を失念・・・)の風景がすごく良かった! 海もあって森もあるみたいな・・・。特に牧場の風景が良かった。その辺りはラッセ・ハルストレム監督らしい感じもする。ハルストレム監督なので期待していたのだけど、ちょっと残念な感じだったかなぁ。前半が良かっただけに・・・。サヴァナの選択は原作どおりだとしても、見ている側に全然情報を与えない演出は、どんでん返し的なビックリ感動エピソードじゃないと純愛物の場合、見ている側としてはちょっと消化不良かも・・・。

なんだか、ここまで長文で辛口に書くつもりはなかったのだけど、気づくとこんなことになってた(笑) 酷評しているつもりもないし、ダメな作品ではない。リチャード・ジェンキンスは素晴しかったし、父子の関係は感動した(涙) 主演の2人もキャラも含めて好感が持てて、若者特有の真っ直ぐさがすごく好きだった。それだけに、後半が残念な気がしてしまったので、くどくど書きすぎてしまったかも・・・。すみません・・・

若者らしい恋愛作品、父と息子の家族愛、ちょっとメロドラマ好きな方にはオススメ。

『親愛なるきみへ』Official site


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【Agatha】ドヤ顔するアガサ

2011-09-28 00:00:00 | Agatha
・・・ ドヤ顔するアガサ ・・・
アガサ元気です!お留守番できて偉かったね v(δ∇δ) http://t.co/sMeghbYU #pikubo Posted at 06:19 PM



お友達のtomoyaさん曰く、ドヤ顔するアガサ(笑) 日曜日には弟一家が様子を見に来てくれたとはいえ、ほぼ3日間一人でお留守番してたからね。 ドヤ顔したって当然! 偉かったねアガサ!

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【Googleのロゴ】Google13周年

2011-09-27 00:38:41 | Google's logo
毎度のGoogleのロゴがこんなことに!



本日、9月27日はGoogle13周年なのだそう!
Googleのロゴたちがお祝いしちゃってる! カワイイ

HAPPY BIRTHDAY Google



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【voyage】奈良旅行 Part.3

2011-09-27 00:00:00 | voyage

奈良旅行:2011年9月24-26日(3日目)

 

10:46 JR奈良発 関西本線 → 10:57 JR法隆寺着 → タクシー乗車 → 中宮寺 → 法隆寺

 

 



中宮寺




本堂



本堂 こちらに菩薩様が


この旅一番のお目当ては中宮寺の菩薩様。あまりに有名な菩薩さま。この方ホントに宇宙的・・・ 小さなお堂の中に静かに座っていらっしゃるのだけど、その後ろには宇宙が見える。ずっと弥勒菩薩だと思っていたからかな? 弥勒菩薩は釈迦入滅後56億7千万年後に下生し人々を救うと言われている。片足をもう片方の膝に乗せ、その膝の上に頬杖をつき瞑想している形は弥勒菩薩の相。MJ(みうらじゅん)はずっとウルトラマン=弥勒菩薩説を唱えていたけど、円谷プロの方が認めていらっしゃるそうで、これは本当のこと。だから余計に宇宙的に感じるのかも。



とはいえ、お寺に伝わっているのは如意輪観音。確かに如意輪の形にも似ているのだけど、如意輪は直に座っている形で表されることが多いし、腕も六本が基本なのだけど・・・ まぁでも、お寺に伝わっているのがそうなのだから、如意輪さまなのでしょう!

 




法隆寺 どこ?



法隆寺 夢殿



夢殿のこの形は素晴らしい! 完璧な形! ちなみに日本武道館は夢殿の形を模しているんだよ♪←誰でも知ってるか(笑) 夢殿の中には聖徳太子のお姿を模したと言われる救世観音様がいらっしゃるけど、この時期残念ながら非公開。Fちゃんと来た時、公開中だったのでバッチリお会いした。本当に美しい仏様。


法隆寺 → ランチ@北小路 → 法隆寺




 


北小路



小路定食(650円)


法隆寺は正真正銘世界遺産! たしか日本の世界遺産第1号じゃなかったかな? そんな世界遺産の町なのに、何もない・・・ さすがに参道には修学旅行生など団体客対応の食事処やお土産屋さんなどあるけど、法隆寺まで向かう道も住宅街もしくは田んぼ・・・ のどか過ぎる! でも、そこがいい!! ってことで、法隆寺近辺でおいしい食事をしたいと思ったらこちら! 家族で経営されているような小さなお店だけど、その素朴さがいい。味もおいしくて、そして安い



再び法隆寺へ戻る。長い塀が続く道を抜けて金堂へ。といってもこの日は入らず。金堂には国宝の釈迦如来坐像がいらっしゃる。日本初の仏師といわれる止利仏師作。飛鳥時代の特徴であるアルカイックスマイルを浮かべていらっしゃる。




法隆寺_長い塀




法隆寺_金堂




法隆寺_参道



13:07 バス乗車 → 13:22 JR法隆寺発 → 13:33 JR奈良着 最後の散策(うめもり → 猿沢池 → ゐざさ → 今西商店)




奈良交通バス 鹿がカワイイ



せんとくんと記念写真♪



鹿がカワイイ奈良交通バスでJR奈良へ。いよいよ旅もおしまい。JR奈良に戻って最後の散策。といっても、ママンは観光案内でお留守番なので一人ぼっち(笑) 奈良は中心地区が狭いのであっという間に回れちゃうのも(・∀・)イイ!! 散策の目的は新幹線で食べる夕食の買出し! うめもりのわさび葉ずしと、いざさの柿の葉ずし。あと、1日目に奈良漬と一緒に買ったそうめんを買い足して欲しいとママンのリクエストがあったので今西商店へ♪ 全て完了( ・Θ・)ゞ 思い残すことなし!


14:39 JR奈良発 奈良線みやこ路快速 → 15:26 京都着 (京都駅構内散策)

 

もちろん自分も楽しむ気満々だったけど、今回の旅は親孝行プレイ旅だった。親孝行プレイというのはMJ(みうらじゅん)が考案したもので、親孝行ってやろうと思うとどうしても照れくさい。だから、これはプレイなんだと思えばいいのだと! まぁ、そこまで考えて旅してたわけではないんだけど、基本母親が行きたいと思っているところを中心に組んだ旅だった。もちろん、自分も室生寺や長谷寺は初めてだったので行けてよかった! 奈良は本当に大好きなので何度でも来たい


17:05 京都発 こだま674号 → 20:38 品川着

 

京都駅ではスタンプ押してもらって構内へ! もちろんみんな知ってるよね(笑) 伊勢丹などチラ見。デパ地下でさらにお土産買って無事こだま674号乗車! こだまだからここから長いよ~

 






うめもりのわさび葉ずし


夕食はうめもりのわさび葉ずし! 1個280円。けっこうボリュームあっておいしい♪


おまけ:地元駅 → 自宅

 





 


この旅で一番心配だったのは飼い猫のアガサがお留守番できるかってこと。猫ってエサと新鮮なお水さえ用意しておけば、2泊ぐらいは大丈夫だと聞いていたけど、なにしろ箱入り娘にしてしまったもので・・・(o´ェ`o)ゞ そんなにやつれた感はなかったので一安心したけど、この後お留守番させると心配でお昼寝できないみたいで、帰ってくるとグーグー寝るようになってしまった。やっぱりかわいそうだったかな・・・

 

お土産(自分用)


朱鳥の手ぬぐい、小鹿(半月みたいなお菓子)、農協ショップで買ったお茶パック×3


楽しかった~ また行きたい!!

 

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【voyage】奈良旅行 Part.2

2011-09-26 00:00:00 | voyage
奈良旅行:2011年9月24-26日(2日目)

9:00 ホテル前でタクシー乗車 → 猿沢池 → 室生寺

おはよー☆室生寺に来てるよ!素晴らしい!十一面観様素晴らし過ぎて涙が出たよ… これは五重塔! http://t.co/jeQEr36F #pikubo Posted at 11:41 AM


土門拳が逗留した橋本旅館


女人高野 室生寺

前日に予約したまほろばソムリエのタクシーに乗って一路室生寺へ! 室生寺って世界遺産じゃなかったっけ? なのに電車の本数もあまりなく、駅前にタクシーはなし、バスも1時間に1本あるかないかという・・・ 最初はビックリしたけど、行ってみて納得! これは不便でもこのまま残して欲しい! お寺に至るまでの山道からして結界なんだよね・・・ 本当に心が浄化されるような場所だった。


ここの雪景色を撮りたかったんだと思う!


金堂 十一面観音や十二神将はこちら


弥勒堂 国宝の釈迦如来坐像はこちら


まさに結界・・・

室生寺について詳しくは室生寺を見ていただくとして、行きたかった理由は土門拳が愛したお寺だから。といっても土門拳についてそんなに詳しいわけではないのだけど、体の自由が利かなくなっても雪の室生寺にこだわって、橋本旅館に泊まりこんだそうで、今日降らなければ帰るという日、雪が降ったのだそう! 感動・・・


日本最小の五重塔_1


日本最小の五重塔_2


日本最小の五重塔_3


五重塔を守った切り株

室生寺といえばの五重塔。日本最小の五重塔は実は以前台風で大木が折れ、屋根が崩れてしまう事故があった。現在は再建されているけれど、この美しい塔が全壊せずにすんだのは、切り株が倒木の支えになってくれたから。それが上の切り株。これも感動秘話

室生寺奥院参道で苔が落ちていたので戻しておいた!パワーいただいたので(笑) http://t.co/aR9AyJAf #pikubo Posted at 11:55 AM


室生寺の苔

まほろばソムリエによりますと木や苔など自然のものからはパワーがもらえるそうで、落ちていた苔はお礼に元に戻した方がいいとのこと。多分、また再生するんだろうね


梵字池

梵字の形をしている池。梵字全く読めないので読み方も意味も不明・・・


名物よもぎ餅

室生寺名物よもぎ餅。まほろばソムリエおすすめのお店で購入! できたてアツアツ! おいしかった~

室生寺 → 長谷寺 → 三輪そうめん → ホテル

長谷寺の登廊! http://t.co/a9sTNmX1 #pikubo Posted at 01:05 PM


長谷寺山門


長谷寺登廊

「源氏物語」にも登場する長谷寺。長らく行方不明になっていた頭の中将と夕顔との間に生まれた姫君玉蔓。数奇な運命を経て京に登る途中、願掛けに参った長谷寺で、光源氏の女房右近に見出され六条院に迎えられる。光源氏や母違いの姉とは知らなかった頃の柏木、血のつながりがないと知ってからの夕霧、光源氏の実子冷泉帝にまで想いを寄せられる美女だったけれど、意外にも無骨な髭黒の大将の妻となってしまう。最初は彼を嫌っていた玉蔓であったが、不器用ながら誠実な人柄に惹かれ彼の妻として幸せに暮らす。

と、長々書いちゃったけど源氏物語をベースにしたマンガ「あさきゆめみし」では、牡丹咲き乱れる登廊を登る玉蔓が描かれていて、一度は訪れたいと思っていた。

登ったよ! http://t.co/3WzbPLoy #pikubo Posted at 01:15 PM


登ってます!


頂上到着!

玉蔓の頃は草履とかだったのかな? 21世紀の女性はコンバースで登るよ! それでも疲れた・・・ 旅装束とはいえ着物姿で、めったに出歩かない姫君が登ったんじゃ、そりゃ足も痛むよ(´ω`;)


本堂 十一面観音はこちら

長谷寺といえば10m超の十一面観音様! すごい迫力!! 以前も書いたけど、普通何かを巨大化するとちょっとおもしろくなるよね? たとえば巨大ピザとか・・・ さすがにおもしろくはならないんだけど、逆に親しみやすくなる気はする。とにかくデカイ! これは必見!

前述したとり長谷寺といえば牡丹。牡丹の時期に来たいけど、混むんだろうなぁ・・・

遅いごはんで三輪そうめん♪ 冷やしそうめん900円 http://t.co/7rSbyXfm #pikubo Posted at 02:15 PM


森正


三輪そうめん

まほろばソムリエイチオシお店は1時間半待ち・・・ ってことで、2番目にオススメの森正でランチ。といっても、もう2時過ぎてるよ・・・ 外で食べたので寒かったけど、おいしかった♪ やっぱり三輪そうめん食べないとね!

ホテル → 東大寺 → 興福寺 → 猿沢池 → もちいどの商店街 → ホテル

東大寺南大門ライトアップ!これは運慶による阿形 http://t.co/xUSoF85M #pikubo Posted at 06:51 PM


南大門ライトアップ


阿形


阿形アップ

まほろばソムリエから東大寺のライトアップがこの日までやっていると聞いたので、ホテルで1時間ほど仮眠を取ってから行ってみることに♪ お疲れのママンは残念ながら不参加なので、一人ぼっちでとことこ歩いて行ってきた! ママンのご飯はスーパーで買っておいたので、一人で晩御飯食べちゃおうかと奈良町経由で行ってみたんだけど、カナカナは昨日行っちゃったし・・・ カレーのあーしゅらに行きたかったんだけど発見できず 暗くなってきたので東大寺へ向かった。

ということで南大門ライトアップ! 東大寺といえども夜は真っ暗。近鉄奈良駅前から東大寺に向かう道って、奈良でかなり大きな通りなんだけど、夜は真っ暗・・・ 車通りはけっこうあるけど、あんまり人も歩いてなくて夜はかなり寂しい・・・ 東大寺にたどり着いてもかなり暗い。そんな中浮かび上がる運慶&快慶による阿形&吽形がカッコイイ!

こちらが快慶による吽形 ママンはお疲れ休み中なので、現在一人旅中(涙)ちなみにライトアップは今日までらしい… http://t.co/cFAlrGnT #pikubo Posted at 06:55 PM


吽形


吽形 アップ

吽形もさすがの迫力! 境内にはもちろん入れないけど、この迫力は絶対見た方がいいよ!!


大仏殿ライトアップ


回廊も素敵

ということで、トコトコ戻って興福寺を抜けて猿沢池まで行く。商店街で夕飯仕入れよ(笑)


興福寺 五重塔_1


興福寺 五重塔_2


猿沢池

ケータイで撮ったので不思議な感じになっちゃってる・・・ 猿沢池とかちょっと怖いし(笑)

今日の夕食は諸事情によりこんな感じに… でも、めはりずしおいしかったよ! http://t.co/fB2XHilG #pikubo Posted at 09:35 PM


めはりずし@コンビニ

ということで、この日の夕食はコンビニで買っためはりずし。奈良といえば柿の葉ずしだけど、めはりずしも有名なんだよね♪ 梅干は長谷寺のお土産店街で購入

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【voyage】奈良旅行 Part.1

2011-09-25 00:00:00 | voyage
奈良旅行:2011年9月24-26日(1日目)
おはよー☆いい天気♪今日はこれから奈良旅行!晴れ女だから3日間きっちり晴れさすよ!(笑) #ohayo Posted at 07:04 AM

夏休みは一応7~9月中に取るように言われているけれど、人数が多いので調整もあるし、3月までに取ればOKという感じになっている。今年は節電のため、夏休み期間中に取るようにということで、10月を予定していた奈良旅行を切り上げて行って来た!

今回は、親孝行プレイ旅ということで、ママンと2人旅。どうしても中宮寺の如意輪観音様にお会いしたいということで、これはマスト! 室生寺と長谷寺も行きたい! ということで、一応下調べしつつ、今回は観光ガイドに徹することにする。親孝行プレイ旅だからね! イヤ、もちろんきっちり楽しみますけど(笑)

07:55 東京発 こだま637号 → 11:38 京都着 → 11:49 京都発 JR奈良線 → 12:33 JR奈良駅着


こだま637号

こだま637号新大阪行き無事発車! Posted at 07:58 AM

熱海に到着♪おにぎりブレックファースト(笑)真ん中がママンの鶏ごぼう、両端がmaruの!左が椎茸昆布、右が焼きたらこ♪ http://t.co/9xWnHdGV #pikubo Posted at 08:51 AM


左:椎茸昆布 中:鶏ごぼう 右:焼きたらこ

ランチ♪シャンピニオンサンド おいしいけど、パンの粉がすごくて真っ白に… http://t.co/MG4qSanq #pikubo Posted at 11:15 AM


シャンピニオンサンド

経費節減のため、新幹線は"こだま"をチョイス! だって旅行代金が片道800円安くなる! そもそもの値段設定は"ひかり"を利用したものなんだけど、"ひかり"が1時間に1本くらいしかないので、"のぞみ"の確率が上がる。ただ、"のぞみ"だと確実に割増料金が発生。一番人気の時間だと3000円以上割増になることも! まぁ、800円なら速さを取るよと言われるかもしれませんが、お寺散策って拝観料がかかるし、ランチ代になるし・・・ まぁ、ゆったり行きましょうってことで(笑)

観光案内所にて翌日の観光タクシー予約 → ホテルフジタ チェックイン → 興福寺へ向けて散策 (ひより・朱鳥 お土産購入) → 興福寺国宝館見学



せんとくんがお出迎え

観光案内にて衝撃の事実が! この日はこの後、奈良国立博物館の仏像達に会いに行く予定だった! なのに、今公開していないんですと・・・((゚Д゚;)) 今回の旅の目的であった室生寺、長谷寺は電車の本数もそんなにないし、駅からのバスも1日数本しかなく、さらにタクシーも駅前に居ないとのこと・・・ え?! 世界遺産なのに? でも、こういうところが奈良のいいところなんだよね! 以前、イギリス旅行した時に感じた、湖水地方の不便さも、ナショナルトラストが昔のままの姿を残す努力をしているから。奈良のそれはもう少しおおらかなもののような気がするけれど、変に便利にしないことが、そのまま保護につながることもある。

ということで、観光案内の方にご紹介いただき、観光タクシーの予約をする。タクシーの運転手さんのケータイに直接電話して予約! まほろばソムリエの予約に成功★ 個人的に運慶20歳頃の作品と言われる、大日如来様に会いに円成寺に行きたかったのだけど、これは全くの方向違いということで、今回は断念・・・

猿沢池からの興福寺! http://t.co/7dZltlNw #pikubo Posted at 03:05 PM


定番スポット 猿沢池

興福寺来た!国宝館で阿修羅様と再会! http://t.co/7zUkvFq0 #pikubo Posted at 03:11 PM


興福寺 五重塔

奈良国立博物館が休館中ということで、予定を変更して興福寺へ。興福寺はやっぱり人気スポット。混んでる・・・ barumix & Fちゃんと3人で来た時には、仮金堂にいらした阿修羅様達は国宝館にいらっしゃる。前回は公開されていた北円堂も今回は公開していない。ということで、とりあえず国宝館のみ観光することにする。

国宝館を建替えるため、阿修羅様達は上野にいらしたり、仮金堂に立ってらしたりしていたわけだけど、今は新しい国宝館で静かに立っていらっしゃる。以前の国宝館ではガラスケースの中だったけど、ケースはなし。なので背中も少し回り込めば見れる。とは言っても、上野の時のように360度というわけにはいかないけれど・・・ 今回、うれしかったのは天燈鬼立像と龍燈鬼立像に会えたこと! 左腕で燈篭を捧げているのが天燈鬼立像、頭に乗せているのが龍燈鬼立像。ちょっとコミカルでかわいらしい でも、スゴイ筋肉の描写! これは見れてよかった!!

15:20 天理行バス乗車 → 福智院 → 元興寺拝観 → 16:20 カナカナ カナカナごはん


前回は、時間が無くて拝観できなかった元興寺。奈良町にある小さなお寺。でも、ここ世界遺産なのです! ホントに小さくて静かなお寺。お庭も素敵で癒される。


元興寺_1


元興寺_2


元興寺_3

ちょっと早いけどカナカナでごはん♪これはカナカナごはん、飲み物つきで1,250円 http://t.co/Svl1xwP2 #pikubo Posted at 04:59 PM


カナカナ

カナカナは前回も来た。奈良町にある町家カフェ。カナカナごはんがおいしくて、店内もカワイイ 前回すごく気に入ったので、絶対来たかったお店。予約できないか聞いてみたけど、予約は受けていないとのこと。今は席は空いてるけど、時間が早過ぎるし・・・ ってことで、とりあえず元興寺拝観してから行ってみた。16:20頃だったので、空いてた♪ 食べてるうちに満席に。そんなに大きなお店ではないけど、でもテーブル席、お座敷席合わせても、30名くらいは入れる感じ。以前は2階にあったロシア雑貨ショップRoroは、同じ奈良町の系列店ボリクコーヒーへ移動。


maru♪のカナカナごはん


ママンの・・・名前を失念(950円)

このボリューム! ママンのはブラジル名物だったと思う。ちょっと酸味のある牛肉煮込み料理。これおいしかった! 名物エビカレーも食べたかったけど、やっぱりカナカナごはんだよね! これはオススメ★ 詳しい内容は


カナカナごはんの内容

★カナカナ:奈良市公納堂町13 tel:0742-22-3214
カナカナ

ホテルへ向けて散策 奈良町 → ホテル着 → もちいどの商店街など散策 (小鹿・スーパー・ならくたーShop等)

カナカナでごはん食べて、奈良町などふらふらしてたら、ママンの疲れがピークに… ママンをホテルに置いて、一人で明日の朝食や会社のお土産など買いに行ってきた! Posted at 08:13 PM


鹿の親子に遭遇!

ママン寝てる…zzZ お疲れさま(笑) Posted at 08:16 PM

一人で飲んでるよー☆後ろはホテルの部屋がタバコ臭過ぎて買いに行ってきたダウニーのファブリーズ(怒) http://t.co/NZW2sGSb #pikubo Posted at 11:09 PM


大活躍のファブリーズ

ホテルの名誉のために書いておくと、ホテル・フジタさんには禁煙ルームもあります! ツアー申し込み時にできれば禁煙の部屋でと指定した気もしたのだけど、もしかしたら忘れたのかも・・・ タバコ吸わなくても気にならない人も多いと思うけれど、タバコの臭いが苦手で頭が痛くなってしまう身としては、タバコの臭いには敏感! 特に最近分煙が進んでいるおかげで、余計敏感になっている気もする。なので、部屋自体にしみこんでいる臭いがダメだった・・・

ホテルフジタ奈良

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『スリーデイズ』(試写会)

2011-09-20 23:02:32 | cinema
'11.09.12 『スリーデイズ』(試写会)@よみうりホール

yaplogで当選。いつもありがとうございます! 風邪気味で行けるか心配だったので1人で行く予定だった。朝、偶然migちゃんも同じ試写会ということが判明! 一緒に見てきた。


ネタバレありです!

「ピッツバーグで大学教授をしているジョン。美しい妻ララと息子ルークと幸せな家庭を築いていた。ある日、突然ララが殺人容疑で逮捕されてしまう。彼女の無実を信じるが、証拠は不利なものばかり。ジョンは妻を取り戻すべくある計画を立てる。彼に与えられたのはたった3日・・・」という話。まぁ、サスペンスということになるかと思うのだけど、ラブストーリーでもあり、ファミリーものでもあるという感じなのかなぁ・・・。うーん。おもしろかったのだけど、ちょっと長い。まぁ、これってハッピーエンドってこと? というツッコミは全否定になってしまうので、してはいけないとは思いますが(笑) ジョンが計画を実行してからはおもしろいのだけど、そこまでが長い・・・。おもしろくなくはなかったんだけど。

妻のララ役はダイアン・クルーガーだと思い込んでて、冒頭レストランで義妹とケンカするシーンまではダイアン・クルーガーが演じているんだと思ってた。逮捕されてから何か違うと思い始めて、面会シーンで別人だと気づいた(笑) 何故そう思い込んだんだろうと思ったら、実はコレ、フランス映画『すべては彼女のために』のリメイクで、オリジナルの妻役がダイアン・クルーガーだった! オリジナルは未見だし、リメイクであることも知らなかったのだけど、何故かダイアン・クルーガーの情報だけはインプットされていたらしい(笑) まぁ、別にいいんだけど・・・。ただ、この話やっぱりどうしても疑問が残る展開 & 結末だけに、キャストに魅力がないと辛いかなと思ったので・・・。イヤ、見ていないのでダイアン・クルーガーの演技については分からないし、特別ファンでもないのだけど、女性上司の殺害容疑がかかる役なわけだから、勝気だったりカッとなりやすかったりする部分があると思う。だけど、その勝気さは生真面目さや潔癖さからきていて、それゆえジョンに妻が無実であることを信じさせる根拠になるのだと思う。冒頭、義妹と言い争う場面でもそういう面は見せているし、演じるエリザベス・バンクスも好演はしていたのだけど、ちょっとキャラが弱いかなぁ・・・。エリザベス・バンクス自身の個性が明るく女性らしいイメージなので・・・。ダイアン・クルーガーみたいに強くミステリアスな感じがちょっと足りないかも。もちろん、ダメなわけではなくて合ってない感じがしたというだけ。

この作品、あまりネタバレしてしまうとおもしろくないと思うけれど、オリジナル作品もあるし、チラシなどにも書いてあることなので、核の部分は書いてしまうけれど、要するにジョンの立てた計画というのは妻を脱獄させるというもの。見ている側もそれは分かっているわけだから、後はその過程がどれだけ楽しめるかってことと、オチがどうなるのかということが大事になってくるかと思う。ジョンが一線を越えてしまう部分が個人的にはちょっと抵抗があったのだけど、この辺りはオリジナルどおりなのでしょう。まぁ、ある意味仕方のない部分がなくはないけれど、正当防衛とは言い切れず・・・。それも普通の男の人が愛する人を取り戻すため、全てを捨てるという壮絶な覚悟なんだと思うけれど、何となく伝わらない。イヤ、ラッセル・クロウもそういう風に演じているし、そういう演出になっているけれど、なんとなくモヤッとしたものが残る。それも狙いなのかもしれないけれど・・・。前半部分というか3分の2くらいはジョンが計画を実行するまでの準備を描いていて、たまに何でも開けられる鍵(←名前を失念)の緊迫シーンなんかも出てきて、飽きてしまうことはないのだけど、実行に移してから伏線が解けていく感じなので、ジョンによっぽど感情移入できないと辛い。ラッセル・クロウは個人的にそんなに好みの役者ではないので、これだけ前置きが長いと辛かった。まぁ、あくまで個人的な感想だけど。

彼がどのように犯罪者となっていくのかという部分を丁寧に描いていて、素人が1人で計画を練り準備していく過程も興味深くはあったのだけど、もう少しテンポが良くてもよかったかも。結局、全ての伏線を見せられていたわけでもないし、成功するかは別として脱獄するのは分かっているんだし、ある程度準備したところで一気に見せられても、十分楽しめた気がする。まぁ、素人が口出しするところではないけれど(笑)

ただ、前述したけどジョンが実行に移してからの畳み掛けはスゴイ! 地味にポチポチ切ってたフェンスは、ここで使うのか! とか、伏線を見つけるもの楽しいし、見せられていなかった逃走手段なども次々出てきておもしろい。ジョンは暴走してしまうけれど、ララが体を張って止めるシーンがある。その辺りは夫婦であることもそうだし、スゴイ勢いで逃走劇を見ていた側も一休みできて、ジョンと同様冷静になることができる。この感じは好みが分かれるかもしれないけれど、個人的には良かったかも。勢いだけでは成功しないと思うし。

彼の行動の是非という根本的な部分は置いておいても、正直ツッコミどころはいろいろある。ラストのボタンとか・・・。もっと早く気づけよ(笑) 殺人罪で服役中の妻がいても教授は続けられるのかとか・・・。まぁ、その辺りは人権とか倫理観みたいな部分になってくるので、深追いはしないでおく(笑) ただ『ミリオンダラー・ベイビー』(未見)や『クラッシュ』など社会派な作品を手がけたポール・ハギスだけに、この辺りの掘り下げが足りないような気もしつつ、息子のルークの友達の母親ニコールが事実を知っても態度を変えないことで、その意思表示をしているのかなとも思ったり。まぁ、オリジナルがそうなのかもしれないけれど・・・。

キャストは意外に豪華だけど、なんとなくしっくりこないというかパッとしない。演技は良かったと思うのだけど・・・。ラッセル・クロウは私生活での暴れん坊イメージのおかげで、知的な大学教授というのがちょっと・・・。ただ、ポール・ハギスは作品の舞台でもあるピッツバーグの労働者家庭出身である感じを出したかったようなので、そういう意味では正解なのかも。どんなホメ方(笑) ララのエリザベス・バンクスについては前述したとおり。悪くはなかったのだけど、ちょっと合わない気が。『シービスケット』の奥様役とか『スパイダーマン』の秘書役とか好きだったのだけど・・・。個人的に楽しみにしていたリーアム・ニーソンがちょい役過ぎ 彼の助言をもとに計画を練るわけだから、重要な役どころで、さすがの存在感ではあったけど、ホントに1シーンのみのちょい役なので、彼から助言されていたことも忘れるしまつ・・・。

見ている間は、準備している段階も楽しかったし、ラストの畳み掛けやアクション・シーンはスゴイおもしろかった。でも、よく考えると2時間超もあったわりに人間ドラマの部分とか、何故そうなったのかという部分が伝わってこなかった印象はあったかなぁ・・・。

個人的にツボだったのは『アザーガイズ』に続いてプリウスが使われていたこと、ジョンを追う黒人刑事が松本人志にしか見えなかったこと(笑) あと、音楽がカッコイイと思ったらダニー・エルフマンだった。ピッツバーグの街の感じもいいし、画が良かった。

ララが服役中のアレゲニー刑務所は難攻不落で、アメリカ最大の高層建築の刑務所なのだそう。そんな刑務所からどう脱獄するのかが見所なので、脱獄モノ(←ってあるのか?)、アクション好きの方はオススメ。ラッセル・クロウ好きな方は是非!

『スリーデイズ』Official site
*HP見ずらい・・・ 字が小さくて、背景がチラチラしてるし・・・


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【cinema / DVD】『ルイーサ』

2011-09-12 00:00:00 | cinema / DVD
"引きこもり映画祭"3作目は『ルイーサ』 おもしろかった。ツッコミどころはあるけど、なんだかほほえましい。ルイーサ役の女優さんが素晴らしい! Posted at 02:07 PM



「長年一緒に暮らした愛猫を亡くした日に、30年勤めた墓地運営会社と女優の家政婦の仕事をクビになったルイーサ。猫を火葬するためのお金もない。初めて乗った地下鉄で新しい人生が始まる・・・」という話で、アルゼンチン映画。これは気になってた。どうやら地下鉄を舞台にした脚本募集という企画があったらしく、監督が応募、映画化となったらしい。

どうやらルイーサは若い頃に夫と娘を亡くしているらしい。毎朝、同じ時間に家を出て、同じバスに乗り、娘と夫のお墓参りを済ませて出勤する。規則正しいといえばそうなのだけど、要するにイレギュラー対応には弱いということ。解雇になるというのはかなりのイレギュラーだけど(笑) 1つの法則が崩れると全てが崩壊しまう感じを淡々とコミカルに描いているので、60歳で失業、貯金なし、身寄りもなしという悲惨な状況も、そんなに辛くなく見ることができる。

30年間同じバスにしか乗っていないので、地下鉄に乗ることが出来ない。いくらなんでもそれはないだろうと思うけれど、無表情なルイーサのキャラに何故か納得してしまう。口座解約通知の差出人の名前が頭取になっているからといって、本人にしか会わないと言い張ってしまうくらいの世間知らずで頑固者。見方を変えれば純粋で必死であるということにもなるのだけど、その辺りのバランスがいい。

アルゼンチンの事情については詳しくはないけれど、失業率は低くはないと思われる。そんな中、60歳の女性が就職できる可能性は極めて低いかと思うけれど、いきなり電車の中で物乞いを始めてしまうのも、猪突猛進というか・・・
実際に関わったらやっかいな人だと思うけれど、映画のキャラならおもしろい。ダメな人もいるかと思うけど(笑)

ルイーサを演じたレオノール・マンソが良かった! 全くといっていいほどつぶしのきかない、堅物過ぎるルイーサを、純粋な老女にしていた。イライラせずに見れたのは、レオノール・マンソのおかげ。ルイーサの新しい仕事仲間となるオラシオのジャン・ピエール・レゲラスも良かった。エンドロールに「ジャン・ピエールとの思い出に」と書かれていたので、もしやと思っていたら、2007年に亡くなっていた。本作が遺作となったのだそう。ご冥福をお祈りします。

ツッコミどころはたくさんあるし、途中ちょっとだれるところもあったけど、人間どんな状況でも生きていけるものなのだと思った。ルイーサのようになれるかは分からないし、なってしまってはダメな気がするけれど(笑) だって30年間まじめに勤めたかもしれないけれど、多分毎日同じことしてただけだからね(笑)

ルイーサのアパートのレトロな感じのデザインが好き。おばあちゃんの家というのともちょっと違う感じで、意外にポップ。ブエノスアイレスの街並みもいい。これがニューヨークの地下鉄だったら、こんなに不思議な感覚にならなかった気がする。ほのぼのともカワイイとも違う。でも、ほほえましいというか・・・ 不思議な感じ。

オススメ!!ってほどでもないけれど、こんな感じの映画は好き。たまにはこういう作品もいいと思う。

『ルイーサ』Official site

http://twitter.com/maru_a_gogo


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【cinema】『女と銃と荒野の麺屋』(試写会)

2011-09-11 18:29:36 | cinema
'11.09.05 『女と銃と荒野の麺屋』(試写会)@一ツ橋ホール

yaplogで当選。いつもありがとうございます! 試写状届いたのがギリギリだったので、1人で見るつもりだった。偶然、お友達のmigちゃんが、共通のお友達まだ~むと行く予定だと知り、3人で見ることに。


ネタバレありです! ちょっと辛口?

「中国、荒野にある麺屋の女主人は、商人から銃を購入。その調査を任じられた警官チャンは、麺屋主人の金庫の中の大金を狙っていた・・・」という話。これは・・・。好き嫌いが分かれるかもしれない・・・。ちょっとドタバタしててコメディ・タッチなので、その部分に乗れるかにかかっている気がする。個人的には乗り切れず。途中ちょっと寝てしまったし・・・。どうも個人的にドタバタ、特に日本人を含むアジア人のドタバタが苦手らしい・・・。

見てみたいと思ったのは、チャン・イーモウ監督作品だから。といっても、『初恋のきた道』『単騎、千里を走る』しか見ていない。この2本がわりと好きだった。『初恋のきた道』はチャン・ツィイーがホントかわいかった。チャン・イーモウ監督というだけで、応募してしまったので、全然知らなかったのだけど、これはコーエン兄弟の『ブラッド・シンプル』のリメイク。『モールス』の記事にも書いたけど、リメイクする意味がイマヒトツ分からない。どうやらチラシによると、20年以上前に見て以来、幾度となく脳裏に甦り続けた"心の1本"だったのだそう。オリジナルは未見。コーエン兄弟の作品自体も、そんなに見ているわけではないので、よく分からないけれど、こんな感じの作品ではないような・・・。確かに、コメディ要素はあると思うけど、こんなドタバタじゃなくて、もう少し淡々としているんじゃないかと思う。そういう意味では舞台も中国だし、時代も銃や大砲が登場して間もない頃、日本で言えば戦国時代くらいに置き換えているので、”リメイク”とは言えるのかなと思うけど、ただ何故その時代なのかは不明。でも、荒野の中のたった1件の麺屋が舞台という設定はおもしろかったかも。捜査に来た警官達に振舞った以外、全くお客さん来ないけど(笑)

妻はお金で買われ、虐待する夫を殺害しようと銃を買ったわけだし、妻の従業員のリーとの浮気を知った夫は、警官チャンに2人の殺害を依頼、そのチャンは夫の大金を狙うが、男女の従業員も大金を狙っているってことで、6人が麺屋と荒野を舞台に入れ代わり立ち代りするおもしろさは、オリジナルのプロットどおりなんだろうと思うけれど、この辺りコーエン兄弟版はわりと淡々としていることが、おかしいみたいな感じになっているんじゃないかと思われる。それを、そのまま中国に置き換えてもってことで、濃いキャラにしたのだと思うけれど、この人達のドタバタ感をおもしろいと思えるか、思えないかで、この映画に対する感想が全然違うかも・・・。個人的にはこのキャラの濃さが苦手だった・・・。無口で無表情な悪徳警官のキャラは良かったけど。役者さんがちょっと江口のりこ似なのがツボだったし(笑) 妻と愛人リーの大袈裟ぶりはまだ大丈夫だったのだけど、夫と従業員2人の完全にウケ狙いの見た目・・・。もう、その時点であざといと思ってしまって・・・。

思えば、冒頭からドタバタ。シルクロードをやって来たと思われる商人が、剣を振り回し、濃いキャラ達がオーバーリアクション。この時点であざとさを感じてしまい、続く大砲シーンでどうしようかと思っている中、真っ青な空、赤土の荒野を、紺で統一した衣装の騎馬警官達がやって来る。この色合いの美しさと、警官達が持つ杖のようなものの、頭の飾り部分が、風でクルクル回って、不思議な音を立てる感じがおもしろくて、しばし見入っていたのに、警官の隊長は何故かわざとらしいより目・・・。この人、結局このシーンしか登場しないし、より目であることに全く意味もなかったので、笑わせ要素だと思うけど、笑えず・・・。多分、緩急という意味で、例えば悪徳警官が淡々と見事な手際で悪事を働くシーンと、ドタバタ・コメディーのシーンを入れてるんだと思うけど、個人的にこのドタバタ部分があざとくて笑えず・・・。澤穂希似の愛人リーの気弱キャラの感じは、笑えはしなかったけどギリギリOK、あとは個人的には合わず・・・ でも、会場では笑い声も起きていたので、好きな人はいると思う。大砲撃って顔真っ黒とか、ベタなギャグが好きな方は楽しめると思うし、こういう緩急が好きな人もいると思う。個人的には、悪徳警官のシーンだけでも、淡々とした中にクスッとなれるシーンがあったので、その感じで見たかったかなと思うってだけ。あくまで好みの問題。

何となく舞台劇みたいな事をしたいのかなと思ったのだけど違うかな・・・。冒頭こそ商人や警官達が出てくるけど、ほとんどの場面は前述の6人のみ。そのうち1人はほとんど死体だし(笑) 舞台となる場所も数箇所に限られてるし。この辺りはオリジナルがそうなのかとも思うのだけど、ドタバタ部分といい、役者達の大袈裟演技といい、そういう演出なのかなぁと・・・。なので、これは演劇好きな人は好きかも。お芝居は嫌いじゃないけど、あまり見に行ったりするほうではないし、劇場中継みたいな番組で、お芝居を見た時には、大袈裟に感じてしまって入り込めないタイプ・・・。なので、ちょっとドタバタや大芝居が気になって入り込めなかった。最初の方はホント入り込めず眠くなってしまい、妻がいびきをグーグーかいて爆睡しているシーンでは、つられて寝てしまった。ガクッとなって目が覚めた。気づいたら斜め前のおじさんも寝てた(笑)

なんだかものすごくダメ出ししちゃってるみたいだけど、全くダメなわけではなくて、例えば前述した騎馬警官登場シーンとか、荒野というか、赤土の岩の感じと、真っ青な空とか、夜空の月の光とかの色合いや画の美しさは好き。古い中国家具の並ぶ金庫のある部屋とか、最後に闘いの場となる麺屋の建物全体の感じとか、原色というか蛍光色って感じの衣装も赤土に映える。特に妻の黄緑色の地にピンクの花が刺繍された衣装は良かった。同じく花モチーフの靴もカワイイ。悪徳警官は青。変な兜を被ってて、中で顔がいっぱいいっぱい。その姿で淡々と悪事を働くシーンは、ちょっとコミカルで好き。ラストの緊迫感も良かった。ドアに鋏のシーンは、痛かったけど、この映画初という感じで笑えた。水の入った壷が割れて、水がこぼれるシーンをスローで映したりするのも好き。そこにこだわる? みたいな(笑) ほめてます!

役者さんたちは1人も知らなかった・・・。妻役のヤン・ニーはキレイに見える時と、・・・な時あり(笑) 悪徳警官チャン役のスン・ホンレイが良かった。ご本人が意識していたかは不明だけど、無表情で淡々としている姿がちょっとコミカル。夫役のニー・ダーホンは俗物で嫌な人物を存在感たっぷりに演じていたとは思う。あとは・・・。下手というわけではなくて、大芝居なので・・・。

90分と短めなので見やすいし、映像はキレイ。リー達従業員3人がお互い投げたりしながらクルクル回して、麺の生地を伸ばすシーンは好き。だいぶ広げたわりに切ったら厚いし、すごい太いし(笑) とうがらしパウダーたっぷりかけて、熱した油注いでたけど、油そばなのかな? すすごい辛そうだけどおいしそう。警官の人達は極太ぶ厚麺を器用に食べてた。このシーンは好き。ラストの迫力も良かったし。前述したけど映像と色彩がキレイ。麺の器とか小道具など細部にまでこだわったセットや美術も見もの!

舞台劇やドタバタ・コメディー好きの方はオススメ!

『女と銃と荒野の麺屋』Official site



コメント (6)
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