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【ballet】佐藤朱美バレエスクール10周年記念公演「くるみ割り人形」全幕

2018-10-22 23:56:08 | ballet☆

【ballet】佐藤朱美バレエスクール10周年記念公演「くるみ割り人形」全幕

 

 

 

バレエのお友達の発表会を見に行ってきた! 自分たちが習っているクラスではなくて、以前から通っているお教室での発表会。詳しいことを知らずに見に行ったので、本格的でビックリ😲

 

 

佐藤朱美バレエスクール10周年記念公演ということで、「くるみ割り人形」全幕を上演。プロのダンサーが出演すると聞いていたので、てっきりそのバックで群舞をする感じなのかなと思っていた💦

 

オープニングと「ラ・シルフィード」を事前に上演。お友達の出演はコチラ。この2つは完全に生徒さんのみだったようで、3歳の男の含めてかなりの人数! 別でも習っているとは知っていたけど、こんな本格的なスクールに通っているとは知らなかった💦

 

このオープニングと「ラ・シルフィード」だけで1時間弱。生徒さんだけでこれだけ見せるの大変! 友達もかなり踊っていて上手かった。ソロパートを踊った方上手かった! 小学生以下と思われる子どもたちも、よくこれだけ振りを覚えたなと思ったら感動😭

 

「くるみ割り人形」全幕も生徒さんが中心。基本はスクールの発表会ということなんだね。クララも生徒さんの子で、この子上手だった! 中心となる高校生くらいの生徒さんが少ないそうで、もう少しソロの部分とか踊るハズだったのかな? 数人で踊るパートなどはレベルの差が出てしまう部分もあるけど、その辺りはご愛敬。バレエを習っている身としては、とにかく振りを覚えて舞台に立ってるだけで尊敬✨ ホントにバレエって優雅だから気づかないけどハード。ほんの数分踊っただけで足ガクガクになるからね!

 

パ・ド・ドゥを踊った生徒さんもいて、男性はプロの方とはいえスゴイと感動✨ しかし、その後プロ登場でさすがにスゴイと気づかされた。比較対象にしてしまって申し訳ない。ホントにあれだけ踊るのスゴイと素直に感動している。

 

金平糖役で新国立劇場バレエ団プリンシパルの小野絢子さん(小野絢子|新国立劇場バレエ団公式ページ)登場! バレエ習ってるけどバレエ界事情は全く詳しくない💦 なので、存じ上げなかった🙇 事前に先生からこのチケット代で見れるのはラッキーだよと言われていたけど、ホントに素晴らしかった! まず美女! そしてスタイルがいい! イヤ、見せる職業には容姿の良さは武器だからね! 金平糖にピッタリ。ピンクの衣装が似合う。全身がキラキラ✨ やわらかな指先とピシッと決まるポーズ。なによりパ・ド・ドゥで2人で踊っている感がスゴイ。上手く言えないけど、例えばリフトをする場合、男性が1人で持ち上げるのは負担が大きいので、当然女性も自分で持ち上がっているわけです。だから、2人で踊っていても"自分"がちゃんと踊ることは当然。でも、伸ばした手の角度がピシッと一致したり、タイミングが一致したり、2人で踊っているということの意味がちゃんと分かる。これはプロなんだから当然のことではある。パ・ド・ドゥってそういうことだからね。でも、やっぱり生徒さんは自分が踊ることで精いっぱいで、2人で踊るということにはなってなかった。批判しているのではなくて、プロではないのだから今はそれでOK。要するに改めてプロのすごさが分かったということ。

 

「くるみ割り人形」全幕見たの初めてだったし、生徒さん達もみな上手かったし。チビッ子ちゃんたちかわいかったし。何より新国立劇場バレエ団プリンシパルのお2人。小野絢子さんと福岡雄大さん(福岡雄大|新国立劇場バレエ団公式ページ)のパ・ド・ドゥやソロが見れて良かった! クリスマスシーズンにプロの「くるみ割り人形」も見てみたいな😳

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【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第3回)

2018-10-22 22:27:11 | tv☆

【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第3回)

「ひたむきさ」が運命を変える



1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。10月はルーシー・モード・モンゴメリ著「赤毛のアン」(Wikipedia)で、講師は脳科学者の茂木健一郎氏。今回はその3回目。

 

不登校から復帰したアンを皆が歓迎。アンはインフルエンサー。アンを通して子どもたちが別の世界を知る。他人に良い影響を与える資質はハーバード大学の入学基準でも重視。でも、ギルバートとは絶交中。

 

伊集院光氏の感想:ギルバートはいいヤツなのに、ギルバートはアンにとっては「無」なのか?

 

ギルバートはライバル。身近にライバルがいることは脳を育てる。アンはギルバートをライバルとして急成長していく。ひたむきさが生まれる。ギルバートは鏡。「ひたむきさ」で心を開く。人間的な魅力。人の心開く。

 

仲が良くてお互い認め合い切磋琢磨するライバルというのは理想だけど、自分では意識していないけれど、張り合うことで結果自分を高める存在というのも良きライバルなのかもしれない🤔

 

ダイアナの誕生日に招待を受け、客用寝室に泊めてもらうことになる。うれしくてダイアナとどちらが先にベッドに着くか競争して飛び乗る。ベッドにはダイアナの親戚でお金持ちのミス・ジョセフィン・バーリーが寝ていた。ミス・バーリーはカンカンに怒り、ダイアナの音楽レッスンの支援を取り消すと言い出す。アンが心を込めて謝罪すると、話を聞くうち表情が変わる。あなたは客用寝室に泊まり慣れているかもしれないけれど、初めての孤児がどれほどガッカリしたかと話すと、ミス・バーリーは笑い出す。

 

ユーモアのある謝罪?

 

伊集院光氏の感想:意図的に笑わそうそしていたわけではないので、ユーモラスではあるがアンはひたむきで真剣。

 

ダイアナに迷惑をかけたとどん底。ひたむきに謝った。 余計なことを言うより真心そのままを伝える「ひたむきさ」が相手の心の扉を開く。

 

ひたむきさは芸になる?

 

伊集院光氏の意見:ひたむきさを100%出せる人は芸になるが、1mmでもくもりが入るとぶざま。0よりひどい。いいかっこうをしようとしたり、テクニカルに説得しようという意図が入ると、より相手の心を閉ざす。100%の難しさ。

 

アンの「ひたむきさ」作者モンゴメリにも重なる。1904「赤毛のアン」執筆開始。1908年「赤毛のアン」出版。仕事の合間に執筆。前頭葉(オンとオフを切り替える脳の領域)の回路の働きにより、忙しい中長期的な夢を見失わなかった。

 

伊集院光氏の感想:その回路があると5分が濃密になるが、ないと言い訳になる。

 

集中力に使う前頭葉(Wikipedia)の回路は鍛えることが出来る。生まれつき集中力がないのではなく努力。5分でも10分でも集中することで鍛えていく。

 

でも、集中力って続かないのよね😣 でも、本読んでて夢中になって電車乗り過ごしたこと2回あるけど😅

 

ルーシー・モード・モンゴメリは幼くして母と死別。厳しい祖父母のもと本を友に育つ。15歳の頃から詩やエッセイを投稿。多くが不採用だったが諦めるなと心に誓う。教職のかたわら児童雑誌に執筆。この仕事が大好きだった。「赤毛のアン」30歳ごろ執筆開始1年以上かけて完成。5社から不採用となるが、2年後思い出して送ってみるとアメリカの出版社からOKの返事。1908年出版されるとベストセラーとなる。

 

ひたむきな独学者モンゴメリ。学ぶのが上手なのは「独学者」。先生からの受け売りではなく、自分で問題点を探す。課題を見つけて努力できたら自分のポテンシャルを引き出せる。モンゴメリの姿勢は参考になる。道を切り拓く人は独学者。何度失敗してもゴールに達するまではやめない。

 

新しい先生 ミス・ステイシー登場

 

アクティブ・ラーニング(Wikipedia)を実践している先生。ミス・ステイシーの教育:詩の朗読・芝居・野外での自然観察など

 

伊集院光氏の感想:今っぽい話

 

ドラマ・エデュケーションという演劇を活用したアクティブ・ラーニング。アメリカのトニー賞(Wikipedia)は2015年から演劇教育部門を設立。アクティブ・ラーニングで成績伸びるデータあり。アンも成績が良くなる。モンゴメリの先見性スゴイ!

 

なるほど。自然の観察とか楽しそうだけど、人前で何かをするの苦手な自分からすると、詩の朗読はまだしも、芝居とか苦痛でしかないけどな~🙄

 

アンの友人たちがグリン・ゲイブルズに集まった時、マシュウはアンが他の少女たちと違うことに気づく。2時間考えてアンだけが地味な服装であったことが分かり、クリスマスにアンに服をプレゼントすることを決意。店に買いに行くも上手く話せず必要のない熊手や黒砂糖を買いマリラに怒られる。リンド夫人に相談すると、夫人が仕立ててくれることになる。袖を膨らませて欲しいとリクエスト。パフスリーブのドレスにアンは有頂天になる。あんまりうれしくて夢の中にいるようだと語る。

 

伊集院光氏の感想:マシュウ頑張った!

 

マシュウはファッションには興味ない。だけどアンには興味がある。アンを見ていたら気づく。脳科学的なマシュウの気づき。

 

👉感情:何かが違う → 情報処理:服装? 髪型? → わかった! "何かがおかしい"感情が動く → 答えを探す → 服装だ!

 

マシュウはアンを愛していたのでアンのことを気遣っていた。愛情の証し。愛情がないと感情も動かず違和感も通り過ぎてしまう。

 

伊集院光氏の感想:アンのリアクションもいい

 

マシュウはアンを愛していたと書くことは簡単だが、マシュウがアンのために苦手なことをすることで、アンのことを愛敷いいたと読者に伝えている。

 

マシュウのこのくだりはお店でのまごつきに笑わせて、最後に感動させるの上手いと思う。よりマシュウの愛情が伝わって来る。アンはマシュウに愛されて幸せだけど、子供を持たなかったマシュウがアンという愛する存在を得られたことも幸せなんだよね😌

 

ミス・ステイシーに感化され、アーサー王の物語(中世の騎士道物語)の一幕を演じ熱中。とんでもないことに!

 

アーサー王物語の中の亡くなったエレン姫が小舟で流されていくシーンを再現。エレン役のアンは簡素な船に横たわるが船が流されてしまう。杭に飛びつきしがみつく。そこにギルバートが偶然ボートで通りかかり助けてくれる。ギルバートは赤毛をからかったことを詫び、友達になりたいと申し出る。ギルバートの瞳を美しいと思い一瞬心が動くも、にんじんと言われた悔しさがよみがえり拒絶してしまう。ギルバートは怒りもう二度と友達になろとうは言わないと言って去ってしまう。

 

すれ違うアンとギルバート

 

伊集院光氏の感想:これは普通OKする流れなのでは?

 

アンはギルバートをそれだけ好きだということ。赤毛というコンプレックスのいちばん強い部分を突かれてしまい、かたくなになってしまった。ギルバートを許すことは自分自身を受け入れること。アンはこの時点では自分の存在を受け入れられない。ギルバートはアンがいたからこそ成長。いろいろ親切にしても無視されるが、めげずに良い人間になろうとする。

 

伊集院光氏の感想:すごい説得力。好かれようと努力したり、相手の気持ちを分かろうとしている。

 

それまでのギルバートはある意味では甘やかされていた。みんなが僕を好き。アンが来たことによりギルバートも「ひたむきさ」を育む。

 

伊集院光氏の感想:自分に自信が持てない人が、自分を好きだと言われても、変なものが好きな人だとしか受け取れない。

 

確かに、自分に自信がないと好きだと言われても何で?という感じだったりはするかも。アンと同世代だった頃に読んだ時は気づいてなかったけど、大人になって読み返してみるとギルバートはもうかなり告白しちゃってるんだよね。ギルバート自身おそらく気づいていないと思うけど。人の言葉や行動からその人の気持ち、特に自分に対する好意をくみ取ることは、ある程度人生経験が必要なのかもしれない。コンプレックス自体はいくつになってもなくならない。大人になるとそれに折り合いをつける。それが出来るのは人生経験が必要。そして、やっぱり"にんじん"はまずかったね😅

 

ここまでなっても両想いになれないのはコンプレックスの強さ。愛を受けれれることが出来ない。ギルバートは諦めてしまうのか?

 

さて、次回は最終回。自分の大好きなシーン。アンのダンスの相手チケットをギルバートが取るシーンは紹介されるかな? 楽しみ。

 

100分de名著:毎週月曜日 午後10:25~10:50 Eテレ

100分de名著

 

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【art】「フェルメール展」

2018-10-21 00:36:43 | art☆

🎨【art】「フェルメール展」🎨

 

 

 

去年開催情報を知ってからずっと待ってた😍 全35作品中8点が来るとあっては、コンプリートを目指している自分としては見に行かなきゃ! 混雑を避けるためだと思うけれど、日時指定入場制となっている。チケットは当日購入も可能だけど、完売している場合も。ということで開催前にチケット購入しておいた。ぴあとかe+でも取り扱いあると思うけど手数料がかかるので、フジテレビダイレクトがオススメ✨

 

13:00~14:30の回を購入。入場開始直後は混むので後半の方がオススメとのことなので、14:00頃に行ったら入場まで10分待ち。まぁでもそこまでは待たなかったかも。15時前に出てきたけど、次の15:00からの回は長蛇の列ができてたので、やっぱり後半がいいかも😌

 

今回、イヤホンガイドは石原さとみ。これはチケット代込みなようで、全員無料貸し出し。これはとってもありがたかった。作品リストもブックレットになってて、これも豪華で素敵。全員ではなかったと思うけれど、案内係りの方はフェルメールと言えばのプルシアンブルーの当時をイメージした衣装で素敵だった✨

 




感想はTweetにつきる感じなのだけど、それじゃあんまりなので頑張って書く! 前述したとおりヨハネス・フェルメール(Wikipedia)作品コンプリートを目指しているので、フェルメールの作品が来た時は必ず行くようにしている。悩ましいのは同時代のフランドル派の作品があまり好きではないこと。1枚のフェルメール作品を見るために、好みではないフランドル派の絵画を多数見ることになる😣 今回は8点一挙展示ということで、確率的には大きいのだけど6点は既に見たことがある作だったりする。「牛乳を注ぐ女」は3回目な気も。イヤ何度見てもいいのだけど😌

 

Tweetにもあるとおり順路は2階から。入口から入ると階段を上がって会場へ。しかしこの2階がかなり混んでる💦 導線的には入口から壁に沿って見て行けば第1、第2会場は円形に作品を見れて、その脇の通路を通って第3、4、5会場と見ることが出来るのだけど、とにかく混んでるので空いてる作品から見てとのアナウンス。しかし空いてる作品なんてない💦 パウルス・モレールセの「ヴィーナスと鳩」など美しい作品もあったのだけど、順番待ちしてまで最前列で見るほど好みではないので流し見。

 

1階に降りるとシアタースペースで映像展示があったけれど、美術展でよくある5~10分程度の映像作品ではなかったような? なので流し見。通路を通ると第6会場で、フェルメール作品はここ。 

 

🎨「マルタとマリアの家のキリスト」ヨハネス・フェルメール

 

1番目は「マルタとマリアの家のキリスト」 これは"ルカによる福音書"(Wikipedia)を描いているそうで、聖書を描いた唯一の作品とのこと。かなり大きな作品で、フェルメール作品では一番大きいのだそう。これは以前見たことがある。その時の記事が見つかったらリンク貼っておく😌 記事はコチラ

 

🎨「リュートを調弦する女」ヨハネス・フェルメール

 

順番はちょっとあやふやになってるけど、次は「リュートを調弦する女」だったと思う。これ女性1人しか描かれていないけど、手前の椅子が引かれていることや、床に楽器が置かれていることからもう1人演奏者がいるのではないかとのこと。この女性のおでこの広さと、ちょっと特徴のある顔は「少女」と似てるかな。コチラも鑑賞済み。コチラ

 

🎨「ワイングラス」ヨハネス・フェルメール

 

テーブルや椅子に置かれた楽譜や楽器は男女の愛を暗示するが、ステンドグラスには手綱を持つ女性が描かれており、これは節制を意味することから、感情を抑制すること、誘惑の危険を表しているのではとのこと。この作品は初見。テーブルに掛けられた織物も細かく描き込個まれていてさすがフェルメール。ステンドグラスの手綱を単眼鏡で必死に見たけど全然分からなかった💦

 

🎨「手紙を書く女」ヨハネス・フェルメール

 

星型のリボンを編み込んだ髪型をしている女性は若くかわいい。おでこ広めだけど「リュートを調弦する女」のモデルさんとは別のような? 背景にヴァイオリンを描いた絵が掛けられており楽器=恋愛を示唆していることから、恋文を書いているのではないかとのこと。この黄色の上着はフェルメールの財産目録に記されたものと同一と思われるそうで、フェルメールお気に入りなのか6作品に描かれている。今回展示では「リュートを調弦する女」と「真珠の首飾りの女」でも描かれている。今作も以前見ている。記事が見つかったらリンク貼っておく。記事あったけど追記できてない💦

 

🎨「真珠の首飾りの女」ヨハネス・フェルメール

 

黄色の上着を着ている。リボンの髪飾りがカワイイ。4作品続けてフェルメール得意の窓辺。光の表現が美しい。そして女性の表情もやわらかで、穏やかな空気感が感じられる。この作品も以前鑑賞済み。記事はコチラ

 

🎨「手紙を書く婦人と召使い」ヨハネス・フェルメール

 

背景の絵画は旧約聖書の"モーセの発見"(モーセWikipedia)なのだそう。なるほど見た時気になって必死に見たのだけど、ぼんやりとしか分からなかった💦 全体的に薄暗いのと、光が入ってしまったりして単眼鏡で必死に見ても背景の絵までは見えない。この作品も以前見ており、その時の感想にも書いた気がするけど、女主人が被っている帽子?のレースが美しい。メイドの表情も印象的。こちらも以前鑑賞済み。コチラ

 


🎨「赤い帽子の娘」ヨハネス・フェルメール

 

光がハレーションを起こして女性の姿がぼやけて見えるのは、カメラ・オブスクラ(Wikipedia)を使った効果ではないかとのこと。この女性かなり個性的なお顔なので、注文主の奥様の肖像画だったりするのかしら? 肖像画は描いてないと思うのだけど🤔 半開きの唇は「真珠の耳飾の少女」に通じて官能的。フェルメール独特の青のドレスの効果で帽子の赤が映える。この作品は初見。


 

🎨「牛乳を注ぐ女」ヨハネス・フェルメール

 

今回のキャラクターにもなっている。「真珠の耳飾の少女」と共にフェルメールの代表作。指の赤さなどでこの女性がメイドであることが分かるそうで、おそらくパン粥を作っているのだろうとのこと。この作品テーブルの形や、牛乳の見え方などいくつか現実とは違う細工がしてあるそうで、写実的に描き込んでいながらも、絵画的にウソもついていることが見どころの一つでもあるらしい。たしか美の巨人たちで紹介していた気がする。この作品は既に2回くらい見ている気がする。でも毎回感動する。コチラ

 

当初は8作品の予定だったけれど1作品追加されたらしい。ただし1月9日からの展示とのこと😞 なら1月9日以降にすればよかったと一瞬ガッカリしたのだけど、現在展示の「赤い帽子の娘」は12月20日までの展示ということで、となると9作品全て揃う期間はないということなのね。1月9日から展示の「取り持ち女」は未見だし、2階展示がちゃんと見れていないので、1月にまた来ようと思う。

 

上野の森美術館はあまり広くないので、今回展示作品も前述の展示予定を含めて49点。じっくり見ても2時間程度で見れちゃう規模なのはいいかも。ただし混んでる💦 Twitterの公式アカウント ミルクさんによると、平日はチケット余裕のある回もあるみたいのなので、じっくり見たい人は平日の方がいいかも? それか朝一9:30からの回かな~ 土日の昼間の回は前の回の人が残っているから混んでると思われる。ただし、1階フェルメール展示会場の方が若干空いている気もしたので、先に見てから2階に戻るもありかも? 

 

とにかくフェルメールが一挙に8点見れるのは世界でもなかなかないわけで、これは絶対見るべきだと思う! フランドル派の絵画も素晴らしいものたくさんあった。今回は諸事情により流したけれど、次回はもう少しちゃんと見ようと思う。

 

 

牛乳を注ぐミッフィー小(2,592円) ポストカード(?円)

 


左:真珠の耳飾の少女ミッフィー 右:牛乳を注ぐミッフィー

 

「真珠の耳飾の少女」を見に行った時にミッフィーを購入。今回もグッズにミッフィーがあると知り絶対欲しいと思ってた。一回り大きいから若干お高いので迷ったけど、やっぱり買っちゃった😳

 

🎨フェルメール展:2018年10月5日~2019年2月3日 @上野の森美術館

フェルメール展

 

そうそう! 旧ブログに鑑賞済みフェルメール作品の記事書いてるのでリンクしておく。そっと更新しておこう😌

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【foods & drinks】GOOD CHEESE GOOD PIZZA

2018-10-20 01:07:48 | foods & drinks☆

🍕【foods & drinks】GOOD CHEESE GOOD PIZZA🍕

 

 

🍷ランブルスコ グラス(600円)

 

migちゃんと久々ご飯食べようということになり、お互い出やすい銀座でってことで、日比谷ミッドタウンに行ってみることに。実はお初。migちゃんが気になるとLINEくれたGOOD CHEESE GOOD PIZZA。たしか伊集院光とらじおとで紹介してた気がする! ってことで、こちらに決定✨

 

19時前に行ったけど3組待ち。しばらく待ったところで、migちゃんがお店の人に聞いてくれたところ30分待ちとのこと。でもそこまで待たずに入れた。不思議な作りで、入ると正面に半円形のカンター席があって、その両側に席が広がってる感じ。テラス席もある。この時期既にテラス席は寒そう💦 店内結構広くて席数もかなりあるけど予約でいっぱいとのことなので、4人以上なら予約必須かも?

 

ということで、ランブルスコで乾杯🍻 甘くておいしい! ランブルスコ大好き😍

 

 

🍖ハム&サラミ&ストラッチャテッラ HALF(1,350円)

 

GOOD SETというのをオススメされたけど、女性が1人で食べるにはちょっと量が多いということで、2人ならばこれをシェアして単品メニューをオーダーするのがいいとのこと。ならばそれでということに。単品メニューも豊富だったけれど、生ハムが食べたいということで、生ハムとサラミ、ハム、そしてストラッチャテッラというチーズの盛合せをオーダー。

 

これおいしかった! 生ハムも全くクセがなく塩味もちょうどいい感じ。ハムもおいしかったけど、サラミの脂がとろける感じが最高! ストラッチャテッラというチーズは初めて食べたけど、なんていうんだろう? ちょっと繊維のような感じというのかな? アッサリした味わいだけど乳って感じでおいしい😋 チーズと生ハム一緒に食べたらホントおいしい!

 

 

🧀3種のフレッシュチーズ盛合せ

 

説明あったけど忘れた💦 左上から栗、チリ、レーズンだったかな? 右下はモッツアレラだけど、右上は何だったかな? でも、この右上がおいしかった! フレッシュで乳!って感じでホントおいしい😋

 

 

🥗リルオレンジとタジャスカオリーブのサラダ

 

サラダはパクチー入り。migちゃんも自分もパクチー大好きだからウレシイ😍 でも、けっこう入ってたから苦手な人はダメかも?

 

🍕ビスマルク

 

GOOD SET(2,400円)はチーズ盛合せ+サラダ+ピザの組み合わせ。ピザの種類によって+800円になる。それぞれ4種類ずつくらいあったかな? ビスマルクは通常メニュー。生ハムの塩気とチーズのコク、そしてトマトソースがおいしい😋 これ直径30cmくらいあるからかなりのボリューム。メニュー的に一見少なく見えるけど、女性2人でお腹一杯! ワイン1杯しか飲んでないとはいえ、1人2,600円くらいと安い!

 

後から知ったけどDEAN & DELUCAがやってるお店なんだね。なるほど! とにかくランブルスコ含めてどれもおいしかったけど、店名にもあるとおりチーズがおいしい! チーズ好きとしては大満足 ここまた来たい。

 

そして、久々migちゃんとあんな話、こんな話楽しかった~ 次回は火鍋ね~

 

🍕GOODE CHEESE GOOD PIZZA:千代田区有楽町1-1-2 日比谷ミッドタウン2F Tel:03-6831-1900

Good Cheese Good Pizza | facebook

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【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第2回)

2018-10-11 23:18:54 | tv☆

【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第2回)

異なる価値を認め合う

 

 

1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。10月はルーシー・モード・モンゴメリ著「赤毛のアン」(Wikipedia)で、講師は脳科学者の茂木健一郎氏。今回はその2回目。


伊集院光氏の感想:それぞれのキャラの小さいバージョンが自分の中にいる。

 

アヴォンリー村は小さなコミュニティ。

 

アンが眠る前のお祈りを知らないことに驚いたマリラは、アンを日曜学校に行かせることにする。そのため3着アンの洋服を仕立てるが、全く飾り気のないワンピースにアンはガッカリするが、気に入ったふりをする。マリラはそれに気づき何が不満か問うと、1着でも膨らませた袖のパフスリーブが欲しかったと言う。

 

"身体性"の違い重要。パフスリーブを着ていないことで友達と「身体」が違うことになり、アンはさらに自信をなくしてしまう。

 

うーん🤔 自分はもうおばちゃんだから似合わなければ流行でも着ないけど、若い頃、特に思春期には周りと違う格好をしていることに恐怖のようなものを感じることはあった。仲間外れにされてしまうというような。どんな格好でも自分は自分と貫けるような自己も自信もなかったし。それにやっぱり自分も流行の服を着たいと思ったし。

 

アンに親友が出来る。同じ年のダイアナ・バリー。マリラ曰く美人で目が黒く、顔はバラ色をしているとのこと。アンは会う前から夢中になってしまう。

 

自分は美人じゃないから、せめて美人の腹心の友が欲しいと思っていた。ダイアナは想像どおり。腹心の友になって欲しいと申し出ると、ダイアナはこれを受け入れてくれる。2人は忠誠を誓い合う。ダイアナは、あんたって変わっているわね。変わっているとは聞いていたけど、あんたのことが好きになりたいと語る。

 

ダイアナはアンにとって初めての生身の友達。それまでの友達は、友達①本棚のガラスに映る自分の姿(ケティ・モーリス)、友達②谷に住むこだま(ヴィオレッタ)。初めての友達を前にコミュニケーション能力を全開。

 

アンは「安全基地」を探している。友達に受け入れられることが最初の「安全基地」=腹心の友

 

読んだ時にはアンの豊かな空想力と思っていたケティ・モーリスもヴィオレッタも、改めて聞くとかわいそう過ぎる😢 ガラスに映った自分もさることながら、こだまって😵 ダイアナと腹心の友になれてよかった。

 

アンとダイアナは通学路に名前をつけながら登校する。"恋人の小路"(通学路)、"ウィローミア"(小さな丸い池)、"すみれの谷"(森の陰にある窪池)、"樺の道"(ダイアナが命名)

 

伊集院光氏の感想:不思議なセンスを共有できてよかった。

 

ダイアナにあんたみたいにいろいろな場所に名前をつけるひとは見たことがないと言われると、アンはマリラに何か取り柄があるっていいわねと語る。ダイアナという「鏡」に映った自分の長所に気づく。(ミラーニューロン:他人の行動を見て自分のことのように感じる脳の前頭葉にある神経細胞)

 

伊集院光氏の感想:お前が話すドリフの話が面白いと言われ、自分は話が上手いのではないかと気づいた。

 

事件が起きる! アンが学校に通い始めて3週間後、2歳年上のギルバートが登校してくる。同じ学級に年上がいる多様性も描く。

 

うーん。茂木さんは多様性と言っているけど、これは多様性というか昔の田舎の学校で、そんなに生徒がいないから全学年一緒に勉強しているだけなのでは?🤔

 

ギルバートは前の席の女子生徒にちょっかいを出したり、アンに目くばせしたりする。アンは図々しいと不快感を抱き無視する。アンの木を引きたいギルバートは赤毛を引っ張り「にんじん」と言ってしまう。アンは怒りに震え石板をギルバートの頭に打ちおろす。ギルバートが自分が悪いと庇うが、先生は"アン・シャーリーは癇癪持ちです"と書いた黒板の前に立たせる。アンには耐えがたい屈辱だった。

 

実はお互いひとめぼれ。ギルバートはアンをきれいだと思ったので、赤毛がコンプレックスとも思いもよらずからかってしまう。

 

うーん。まぁ、思春期特有の感じだとは思うけれど、いくら相手のコンプレックスに気づかなかったとはいえ、赤毛に対してにんじんはないと思うよ😅 アンが赤毛を気に入っていたとしても、にんじんと言われていい気はしないでしょう。でも・・・

 

伊集院光氏の感想:自分が悪いと名乗り出るギルバートは男前。

 

ギルバートの良さを分かるかどうかで、読者の成熟ぶりが分かる! アンは事件以降ギルバートを徹底して無視。ギルバートは餡を尊重し許してくれるまで待つ。

 

確かに、あのにんじん事件は酷いと思うけど、その後のギルバートは偉いと思う。ちょっとかわいそうになるくらいアンは徹底無視だし。この後出て来ると思うけど、アンが溺れそうになっているところを助けてくれたり、ダンスの相手カードを取ったりとアン大好き感が溢れていじらしい。ずっとギルバートと結ばれて欲しいと思っていたのに、続編では別の彼氏ができてしまったりとハラハラしたけど、ちゃんと結婚して7人の母親になる。

 

翌日、アンは昼休み後教室に戻るのが遅れ、罰としてギルバートの隣の席にされてしまう。このことからアンは不登校になる。マリラはリンド夫人に相談する。リンド夫人は、あの子が自分から言い出すまでは、二度と学校ということを口に出さないことですよ。と答える。

 

リンド夫人は子供を10人育て上げた。経験から生み出された「黄金の法則」を語る。

 

伊集院光氏の感想:自分も不登校。両親も同じ対応だった。

 

脱学校化。学校だけが学びの場ではない。最先端の不登校対策や学びの多様性を描いている。

 

まぁ、確かに学校が嫌になって行けなくなっているわけだから、学校に行けというのは逆効果だよね。たまに休みたいと思う時、行けと言われると余計行きたくなくなったりしたもの。脱学校化とか不登校対策とか思って書いたのかは謎だけど、モンゴメリとしても逆効果であると思っていたってことだよね。

 

さらに事件が起きる。アンはマシュウとマリラの留守にダイアナをお茶会に招くが、間違って葡萄酒を出して酔わせてしまう。アンとしてはお茶会のホストになるのは晴れ舞台。いちご水と間違えてしまう。ダイアナは葡萄酒を3杯飲んで酔っ払ってしまう。

 

特別な日だからということで、とっておきのいちご水を出していいと言われてアンは喜ぶのだけど、実はいちご水を飲んだことがなくて、どれか分からなかったという切ない話でもあるんだよね。マリラの葡萄酒は有名なのだけど、確かキリスト教の観点から葡萄酒を作ることをよく思ってない人もいるらしく、これで葡萄酒作り反対派の口実が出来たとも言っていた気がする。

 

ダイアナの母親は激怒し、二度とアンとは会わせないと言われてしまう。この事件後、アンは学校に行く。私の人生に残されているのは学校だけだと語る。でも、ダイアナとのつき合いは禁じられたまま。そんな時・・・

 

ある日、政治集会のためマシュウ以外の大人が留守にした間、ダイアナの妹ミニー・メイが喉頭炎になり、アンに助けを求めて来る。アンは里親の家で子守をしていた時に喉頭炎の子供を看病した経験があり知識があった。アンは薬を持ってダイアナの家に向かう。お手伝いの少女にテキパキと指示し、ミニー・メイの手当てをする。マシュウが医者を連れて来た時は午前3時で、その頃にはほぼ回復していた。医者はアンの的確な処置に感心する。

 

これを受けてダイアナの母親からお茶に招待され、完全に幸せで赤毛なんか関係ない!とマリラに言う。コンプレックスであった辛い生い立ちからくる経験が、友達を救った! 「赤毛のアン」の大きなテーマは自分の個性をどう受け入れていくか。生い立ちも自分の個性。

 

伊集院光氏の感想:人からコンプレックスも個性と言われても受け入れられない。でもコンプレックスを受け入れたら楽になった。

 

自分の個性を受け入れることがスタート地点。それが出来た人は人生を自分の足で歩み始められる。「赤い髪をもった者はだれだれでもそうだわ。胸がはりさけそうになるのよ。生涯の悲しみとなるでしょうよ。」と語る。アンは全ての不幸を赤毛のせいにしている。生い立ちを受け入れられた時、自然に髪の色が気にならなくなる。

 

伊集院光氏の感想:今月のテーマが「赤毛のアン」と聞いた時、こういうことが学べるとは思わなかった。

 

確かに、思っていたより全然深い。前述したとおり、モンゴメリ自身がどこまで学術的なことだったり、意図的だったりしたのかは不明だけど、要するにいつの時代でもコンプレックスの克服や、安全基地の確立というのは重要なテーマになりうるということなのでしょう。普遍的なテーマというか。3回目も楽しみ😳 


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【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第1回)

2018-10-10 22:51:25 | tv☆

【tv】100分de名著「赤毛のアン」(第1回)

想像力の翼を広げて

 

 

 

1回25分×4回で1つの作品を読み解く番組。10月はルーシー・モード・モンゴメリ著「赤毛のアン」(Wikipedia)で、講師は脳科学者の茂木健一郎氏。今回はその1回目。


茂木健一郎氏は小5で初めて本書を読んだそうで、これはビルドゥイングス・ロマンなのだそう。ビルドゥイングスというのはドイツ語で、教養とか形成という意味。ロマンは小説。ということで、これは教養小説ということで「個性が新しい世界で花開き成長し、周りの大人も成長していく物語」なのだそう。


作者はルーシー・モード・モンゴメリ(Wikipedia)。1908年出版で、1952年村岡花子(Wikipedia)訳で日本出版。「アンの青春」「アンの娘リラ」など人気シリーズの第1作目。世界的にも日本のファンが熱狂的で、村岡花子訳がすばらしく功績が大きい。


最初の登場人物はリンド夫人。リンド夫人は「世間」みたいな存在。世間の視点から始まるのが秀逸。


そうだった! 最初はリンド夫人から始まってた! 


レイチェル・リンド夫人はマシュウ・クスバートがよそ行きの服を着て馬車で出かけるのを目撃し、妹のマリラ・クスバートを訪ねる。年老いてきたマシュウとマリラの兄妹は、畑仕事を手伝ってもらうため孤児院から男の子を引き取ることにしたのだという。しかし、マシュウが駅に着くと待っていたのはおしゃべりで空想好きな女の子だった。


アンは「安全基地」がない少女。不安だから喋ってしまう。


伊集院光氏感想:芸人も芸に自信がある人は喋らない。


たしかにそれはあると思う。もちろんアンはそんなこと意識してないと思うけど、自分を家族として迎えてくれるという人に対して不安で、しかもマシュウが内気で喋らない人だから余計に喋っちゃう気持ちは分かる。


マシュウの馬車に乗ると見る物全てを称賛し始める。白い花をつけた木々が並ぶ道で絶句。あの道は何というのか尋ねる。マシュウが並木道だと答えると、そんな名前はありえないとばかり"歓喜の白路"と名付ける。バリーの池にも"輝く湖水"と名付ける。グリン・ゲイブルスに着くと、自分の想像通りだと喜ぶ。


ネーミングの天才。プリンスエドワード島の普通の田舎。よそから来た人にしか見つけられないその土地の良さ。


リンド夫人の言葉:こんなところに自分たちだけで暮らしているのだもの、マシュウもマリラも変わった兄妹さね。木じゃあ話し相手にゃならないのに、木でよかったら、いやというほどあるけれどね。


子どもは大人がつまらないと思うものに新しい意味を見出す力がある。アンはその象徴。


マリラは男の子が欲しかったことを告げる。今日は泊まっていくように言い、初めて名前をたずねる。するとアンは本名はアン・シャーリーだがコーデリアと呼んで欲しいと言う。心の慰め。家に置いてもらえないならせめてコーデリアと読んで欲しい。

 

伊集院光氏感想:ここに来た意味を1つでも持ちたいからコーデリアと読んで欲しい。健気である。

 

するとアンはeのついたAnneと呼んで欲しいと言う。マリラはeのついたアンと呼んでくれる。

 

伊集院光氏感想:そうとう厳しい状況の中で、わずかでも変化をくれということ。健気である。

 

アン=空想好き、マリラ=現実的、マシュウ=気弱。でも、肝心な時にマシュウは意志を通す。今回もマシュウはアンを置いておきたい様子。

 

今の感覚からするとコーデリアという名前はちょっと古臭いかなと思うけれど、あの時代だと物語の主人公っぽかったりするのかな? 発音は同じだけどAnnよりAnneの方がいいのは分かる気がする。フランスっぽい。

 

家に置いてもらえないことを知ったアンは泣きながらベッドに入る。このトラブルに腹を立てたマリラが孤児院に帰すと言うと、マシュウはあの子は良い子だから返すのはかわいそうだし、自分たちがあの子の役に立つことがあると思うと言う。

 

伊集院光氏感想:わしらの方で役にたつことがあるかもというのはマシュウの成長なのでは?

 

利他性により脳は成長する。他人のためになろうとしてマシュウは成長する。何歳になっても人間は変われる。

 

アンの語りたくない生い立ち。生後3ヶ月で両親と死別。里親のもとで子守りや手伝いをしながら育つ。想像力が心の支え。想像以上にかわいそうで心がゆれる。

 

マリラは仲介者のスペンサー夫人を訪ね事情を説明する。するとスペンサー夫人はアンをブリュエット夫人のところに預けるという。ブリュエット夫人はケチで癇癪持ちであることを知っているマリラは心がうずく。ブリュエット夫人がアンを引き取ると言うと、アンは真っ青な顔をしている。マリラはアンをブリュエット夫人に渡してしまったら、この先一生この顔が忘れられないだろうと思い、マシュウと相談するから1日待って欲しいと言って、アンを連れて帰る。心ではアンを引き取ると決めている。本当のことか想像かと問うアンに、本当のことと区別がつかないならその空想とやらはなんとかした方がいいと答える。

 

マリラは愛情表現が下手で皮肉でしか答えられない。

 

グリン・ゲイブルスのアン:Anne Of Green Gables(原題) 引き取られることが決まり、自分がAnne Of Green Gablesになったと言った1回しか出てこない。

 

安全基地(グリン・ゲイブルス)の発見がひとつの着地点。ここからビルドゥイング・ロマンの始まり。

 

"赤毛が嫌い"自分が好きになれないことを、どう乗り越えるかが大きなポイント。→みんなの物語である。

 

赤毛のアンは大好き。村岡花子訳のシリーズ全巻読んで今も持ってる。高校生ぐらいの時に読んだから、アンの世界に酔いしれてるだけだったけど、意外に深いことを描いていたんだね。続きが楽しみ😌


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【art】「仏像の姿 ~微笑む・飾る・踊る~」

2018-10-08 23:10:21 | art☆

🎨【art】「仏像の姿 ~微笑む・飾る・踊る~」🎨

 

 

 

全然ノーマークだったのだけど、仏像とくれば行かなきゃ! 三井記念美術館は夜間延長は一切ないので平日は行けない💦 ってことで、3連休の中日、フェーン現象でまさかの30度越えの中、見に行ってきた!

 

展示室は7つあるけれど、どれもこじんまりとしているし、最後の展示室では模刻を展示しているので点数はあまりない。とりあえずの感想をTweetしておいたので、それに追記する形で感想を書こうと思う。

 

 

展示室1と2は洋館のような内装。ここでは小さな仏像がガラスケースで展示されている。三井記念美術館に来るとこの空間にいつもウットリ😳 展示室2は狭いスペースなので、ガラスケース1点のみ。ここに展示されていたのがポスターにもなっている「不動明王立像」。40cmくらいかな? もう少し大きかったかな? 右足を岩の上に置き、左足で踏ん張って立つ姿は迫力がある。不動明王(Wikipedia)なので憤怒の表情。後の展示で説明があったけれど、平安時代以前は両目・総髪・上歯で下唇を噛む姿で表され、平安時代以降は片目天地眼・巻髪・口の両端に牙という姿となったのだそう。この不動明王は鎌倉時代の作なので、天地眼・巻髪・牙の姿をしているけれど、このポーズはなかなか珍しいのでは? これは蔵王権現のポーズだよね。個人蔵ということでビックリしたのだけど、それゆえか保存状態が良く截金(Wikipedia)や彩色がしっかり残っている。これは素晴らしい

 

不動明王立像

 

展示室1におられた「観音・勢至菩薩立像」が良かった。画像が見つけられなかったので、文章で書いても伝わりずらいと思うのだけど、かなりの前傾姿勢。観音菩薩(Wikipedia)と勢至菩薩(Wikipedia)は阿弥陀如来(Wikipedia)の脇侍で、人々を救いに行くため臨戦態勢の姿で表されることが多い。有名なのは三千院(天台宗 京都大原三千院)のお二人で、大和座りと呼ばれる正座を少し崩したような座り方をしており、やはり前傾姿勢。それに対してこちらは立像なので立っておられるけれどもかなりの前傾姿勢。小さいこともありちょっとかわいらしい。

 

展示室4におられた「阿弥陀如来及び両脇侍像」の両脇侍のお姿にビックリ😲 なんとそれぞれ片足を後ろに曲げていて、まるでスキップでもしているかのような姿。これはどういうことなんだろう? もう臨戦態勢ですらなく、一歩踏み出しちゃったということかしら? 何だか踊りでも踊っているようでかわいらしい。螺髪(Wikipedia)のない阿弥陀如来さまも印象的だった。

 

阿弥陀如来及び両脇侍像

 

展示室3におられた奈良国立博物館の五大明王と十二神将がコミカルでかわいかった。五大明王(Wikipedia)は不動明王を中尊として、降三世明王・軍荼利明王・大威徳明王・金剛夜叉明王のこと。明王(Wikipedia)というのは大日如来(Wikipedia)の化身で、怒りをもって人々を信仰に導く。サイズが小さいこともあるけど、どこかコミカルな姿はとってもかわいいけど、怒りで人々を導けるのだろうか?🤔

 

五大明王像

 

同じく奈良国立博物館の「十二神将立像(子神~巳神)」もコミカル。十二神将(Wikipedia)は薬師如来(Wikipedia)を守護する天部(Wikipedia)で、それぞれ干支に割り当てられる。有名なのは新薬師寺の十二神将で、特に伐折羅大将がカッコイイ😍 今回は子神~巳神の6体が展示されていた。こちらも小さなサイズでどこかコミカルなのでカワイイ。


「十二神将立像(子神~巳神)」


「十二神将立像(子神~巳神)」


最後の展示室7では東京藝術大学保存修復彫刻研究室とのコラボ企画。模刻を展示。模刻することで仏像のなりたちが分かったそうで、とても興味深かった。例えば興福寺(法相宗総本山 興福寺)の天燈鬼立像・龍燈鬼立像は、胴切りをして胴継ぎしていることが分かったのだそう。これ赤と緑に塗られていたので、製作当時はこの色だったということなのでしょうけれど今の姿の方がいいな😅

 

興福寺 天燈火鬼立像・龍燈鬼立像(今回の展示はありません)

 

サブタイトルどおり微笑む・飾る・踊る仏像の姿が見られる。点数も適度で見やすい。例えば運慶作などビッグネームの仏像が展示されているわけではないけど、仏像好きなら楽しめる企画だと思う😌

 

🎨特別展「仏像の姿」~微笑む・飾る・踊る~:2018年9月15日~11月25日 @三井記念美術館

三井記念美術館


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【cinema】『プーと大人になった僕』

2018-10-08 01:38:26 | cinema☆

2018.9.14 『プーと大人になった僕』鑑賞@TOHOシネマズ日本橋

 

試写会応募しようとして、習い事の日で断念した気がする。後日譚とはいえプーさんを実写化?と思ったけど、ユアン・マクレガー主演なら大丈夫でしょう!ということで、公開初日に見に行ってきた~

 

 

ネタバレありです! 結末にも触れています!

 

「寄宿舎に入るため100エイカーの森でプーたちに別れを告げたクリストファー・ロビン。絶対忘れないと言ったけれど、父親が亡くなり、結婚し、戦争に行き、娘が生まれと環境が変わり、仕事に追われる毎日で疲れ果てていた。そんな時、彼の前にプーが現れる・・・」という感じの話。思ったよりも主人公の背負っているものが重く、決して明るい話ではなかったけれど、ストーリー展開自体やオチは王道。そこにプーたちが上手く絡んで、現実とファンタジーのバランスがいい。家族愛も描いて押し付けがましくも、ファンタジー部分も嘘くさくない。なによりプーたちがかわいくて泣いてしまった。

 

マーク・フォスター監督作品。監督の作品は『ネバーランド』、『007 慰めの報酬』、『ワールド・ウォーZ』(感想はコチラ)を見ている。近々公開予定の『かごの中の瞳』も気になるところ。今作について毎度のWikipediaから引用。『プーと大人になった僕』(プーとおとなになったぼく、原題:Christopher Robin)は2018年にアメリカ合衆国で公開されたファンタジー映画である。監督はマーク・フォースター、主演はユアン・マクレガーが務めた。本作はA・A・ミルンが1926年に発表した児童小説『クマのプーさん』とウォルト・ディズニー・カンパニーの『くまのプーさん』を原作としている。

 

2015年4月2日、ウォルト・ディズニー・ピクチャーズは『くまのプーさん』のキャラクターたちを登場させた実写映画を製作すると発表した。『マレフィセント』や『アリス・イン・ワンダーランド』、『シンデレラ』同様、必ずしも原作に忠実な形で実写映画化されるわけではないとも発表された。2016年11月18日、正式なタイトルが『Christopher Robin』に決まり、マーク・フォースターが監督に起用されたと報じられた。2017年3月1日、トム・マッカーシーが脚本のリライト作業を行っているとの報道があった。

 

2017年4月26日、ユアン・マクレガーが起用されたと報じられた。また、アリソン・シュローダーが脚本のリライト作業を行ってるとも報じられた。6月22日、ジェマ・アータートンが本作の出演交渉に臨んでいるとの報道があったが、交渉は不首尾に終わった。8月、ヘイリー・アトウェルとマーク・ゲイティス、ブラッド・ギャレット、ニック・モハメッドの出演が決まった。2018年1月、ピーター・カパルディ、クリス・オダウド、トビー・ジョーンズ、ソフィー・オコネドーがキャスト入りした。吹き替えではプー役の亀山助清とイーヨー役の石田太郎が死去したため、プー役をかぬか光明が、イーヨー役を石塚勇が担当することになった。なお、かぬかはプーの吹き替え声優4代目で、石塚は石田生存時のイーヨーの歌唱部分を担当した。なお、それ以外のキャストは全員、日本語吹き替えと同じである。

 

本作は『The Spy Who Dumped Me』、『The Darkest Minds』、『Death of a Nation: Can We Save America a Second Time?』と同じ週に封切られ、公開初週末に3000万ドル前後を稼ぎ出すと予想されていたが、実際の数字はそれを下回るものとなった。2018年8月3日、本作は全米3602館で公開され、公開初週末に2458万ドルを稼ぎ出し、週末興行収入ランキング初登場2位となった。

 

本作は批評家から好意的に評価されている。映画批評集積サイトのRotten Tomatoesには111件のレビューがあり、批評家支持率は67%、平均点は10点満点で6.2点となっている。サイト側による批評家の見解の要約は「『プーと大人になった僕』はA・A・ミルンの原作絵本やディズニーの原作アニメに匹敵する作品ではないかもしれない。しかし、子供時代のちょっとしたマジックを求めている観客にとって、同作は十分に魅力的な作品である。」となっている。また、Metacriticには35件のレビューがあり、加重平均値は59/100となっている。なお、本作のシネマスコアはAとなっている。とのこと。

 

「くまのプーさん」については、プーさん以外のキャラクターの名前もだいたい分かるけど、原作も未読でアニメ映画なども見たことがない。だから実際はどういう話なのかは分からない。なので、キャラクターとしてのプーさんはかわいくて大好きだけど、物語としては思い入れはない。冒頭にサラリと説明があるものの詳しい説明はなく、ある程度知識がある前提で作られているので、最低限それぞれのキャラくらいは知っておいた方が楽しめる。知らなくても大丈夫な作りにはなっているけど、かろうじてキャラが分かる感じの自分としては、予習?復習?しておけばよかったと思った。と、ツラツラ書いているのは、あまり詳しくないので、それぞれのキャラなどについて詳しく書けないし、時々間違っているかもしれませんという断り書き。

 

冒頭はクリストファー・ロビン(オートン・オブライエン)とプー(ジム・カミングス)たちのお別れを、まるで絵本を読んでいるかのように映す。文字通り、絵本のページが現れ、有名なあの挿絵が動き出し、そしてところどころ実写になる。クリストファー・ロビンとプーたちが100エーカーの森でズオウやヒイタチと対決したりを、文章・挿絵・実写を交えてアニメタッチで見せる感じ。これにより、プーの物語を全く知らない人でも、なんとなく彼らの関係が分かる仕組み。この導入部からカワイイ😍

 

プーたちにとってクリストファー・ロビンはリーダーであり、彼の言動がプーたちを導いていた様子が描かれる。クリストファー・ロビンが言った「何もしない」ことは、これからの自分には出来なくなると語る。お別れはさびしいけれど絶対にプーたちのことは忘れないと約束する。この辺りもとってもかわいかったし、なにより100エーカーの森がファンタジックで美しい。2人が小川の橋で佇む姿は、まるで絵本から抜け出してきたのよう。

 

クリストファー・ロビンがプーたちと別れなければならなかったのは寄宿学校に入学するため。授業中にプーの絵を描いて叱られてしまう様子から、かなり厳格な学校だと思われる。イヤ、もちろん普通の学校でも注意されると思うけど、その注意の仕方がね。そして、どうやらそれから直ぐに父親が亡くなってしまったらしい。葬儀の日、親戚のおじさんと思われる人から、これからは君が家長だ的なことを言われる描写がある。この後の人生で、クリストファー・ロビンが頑張り過ぎているのは、この言葉があったからだという描き方は好きだった。何気ない一言だったかもしれないけれど、感受性の強い子供には重かったのでしょう。

 

青年となったクリストファー・ロビン(ユアン・マクレガー)はバスの中の偶然の出会いで、イヴリン(ヘイリー・アトウェル)と恋に落ち結婚。直ぐに第二次世界大戦が勃発。身重の妻を置いて戦場で戦う日々。無事生還した時には娘は3歳くらいになっていた。これらの描写は時間にしたら5分程度だと思うけれど、これらの体験も現在のクリストファー・ロビンに影響を与えたことが伝わる。戦争による精神的なダメージ。家長として妻と娘を守ろうという義務感。そして、いきなり父親になったことによる娘との関係性。

 

クリストファー・ロビンはウィンズロウ商会という会社で、旅行カバン部門の部長をしている。社長の息子で上司のジャイルズ・ウィンズロウ(マーク・ゲイティス)から業績不振を理由に、週明けの会議までにコストカットが提案できなれば、社員のリストラを行うように言われてしまう。週末はイヴリンと娘のマデリーン(ブロンテ・カーマイケル)と別荘で過ごす予定だったのだが、ジャイルズは自身もそうするから休日返上で仕事をしろと言われてしまう。ブラック企業だわ😣

 

クリストファー・ロビンはマデリーンを自分と同じ寄宿舎に入れようとしている。それはもちろん将来のことを思ってのことで、彼なりに娘を愛している。でも、父親が一緒に週末を過ごせないと知りガッカリしている娘のリクエストに、経済学?の本を読んでしまうあたり、意思の疎通ができているとは言えない。その辺りのすれ違いをさらりと見せるの上手い。マデリーンはきちんと勉強をして成績も良いようだけれど、寄宿舎に入りたいとは思っていない。イヴリンも無理に入れる必要はないと思っている。こうなるとクリストファー・ロビンの独りよがり。でも、クリストファー・ロビンは父親のお葬式で言われた一言から、自分が頑張らなくてはという思いを背負ってきたのだと思う。

 

週末、家族を送り出した後、隣人からゲーム(カードゲーム?)に誘われるけど、ハッキリと断れないクリストファー・ロビン。この辺り人の良さと、やや優柔不断な感じが見られる。そして、これは後の伏線。休日出勤して頑張るも良いアイデアは浮かばない。前述したとおり旅行鞄を扱う部署に所属しているわけだけど、終戦直後で旅行どころではないという背景があり厳しい状況。

 

一方、100エーカーの森ではプー(ジム・カミングス)が目覚める。いつものようにハチミツをなめようとするけれど、壷の中身は空。外に出ると森はどんよりしていて、仲間たちの姿も見えない。プーはあちこち探すけれど見つからない。不安になったプーはクリストファー・ロビンの家の前に来る。クリストファー・ロビンが去ってから時が経ち荒れていたけれど、プーは勇気をふりしぼり中に入ってみる。暗い穴の中を進むと、なんとロンドンの小さな公園に出た。途方に暮れてベンチに座るプー。声を担当するジム・カミングスは3代目プーさんだそうで、以前からプーさんの声を担当。なのでとってもしっくりくる。プーさんの心細さが伝わってくる。そしてプーがカワイイ😳

 

結局いいアイデアが浮かばないまま帰宅したクリストファー・ロビンは、アパートの入り口で隣人の姿を見掛けアパートの向かいの公園に隠れることにする。身をひそめつつベンチにたどり着き、腰かけると背中合わせに座っていたのはプー! 感動の再会を果たす2人。しかし、ここはロンドン。動くぬいぐるみがいるのはおかしい! 必死にプーを隠しながら自宅へ向かう。

 

プーにハチミツを出し、いろいろ話を聞くけど埒があかない。プー自身にも何が起こっているのか分からないのだから仕方がない。プーはクリストファー・ロビンに会えたことを喜び、以前のように話しかけてくるけれど、クリストファー・ロビンとしては問題を抱えており、プーにかまっている暇はない。プーはマイペースに動き、キッチンの棚を壊してしまう。すっかり困ったクリストファー・ロビンはプーを100エーカーの森に連れ帰ることにする。クリストファー・ロビンの対応はちょっとヒドイと思う部分もあるけど、コストカットできなければ部下をリストラしなければならないわけだから責任重大。突然現れたプーにかまってられない気持ちも分からなくもない。とはいえ、よく考えると自分の娘にも心ここにあらずの対応をしていることからも分かるように、心の余裕をなくしている状況ではいいアイデアも浮かばないかもしれない。

 

翌朝2人は100エーカーの森に向かう。100エーカーの森はクリストファー・ロビンが少年時代を過ごした別荘のあるサセックスにあり、そこに行くには列車に乗らなければならない。駅まで向かう道中や、駅に着いてからもプーの無邪気さゆえのドタバタがある。クリストファー・ロビンから"ぬいぐるみ"でいるように注意されるも、どうしても好奇心が勝ってしまうプー。でも、赤い風船を欲しがって買ってもらうエピソードはホッコリ。プーはこの風船をとても大切にする。がんばって"ぬいぐるみ"に徹したため、ベビーカーの子供にさらわれてしまうのはご愛敬。ドタバタは苦手で、これでもかと繰り出されるそれはやや長く感じられたけど、プーがかわいいのでOK。

 

列車のコンパートメントに乗り込んだ2人。クリストファー・ロビンは早速仕事を始める。プーは1人外を眺め目についた物を声に出して言っている。家、木など。仕事に集中したいクリストファー・ロビンはそれをたしなめ、黙っていてくれるように頼む。まるで親子のようでもあるけど、相手がマデリーンならば利発な彼女は父親の苛立ちを察し、プーのように自分の気持ちを正直に口に出すことはなかったと思う。プーはクリストファー・ロビンの言動に違和感がある時は、その気持ちをそのまま口にする。その時にはよりイライラしていたクリストファー・ロビンだけど、これが後に思いのほか効いていたことが分かる。そして見ている側にも沁みて来る。

 

例えば別荘に着いたクリストファー・ロビンはマデリーンのことが心配で、勉強している彼女の姿を窓の外から覗き見る。しかし、仕事に戻らなければならないから声を掛けることはせず、見つからないように隠れて去ろうとする。プーにはそういうクリストファー・ロビンが奇妙に思える。愛する娘より大切なことがあるのか?と尋ねる。もちろんその通りだけど、愛する者のために働かなきゃならないのが現実。でも手段であるはずの仕事のために、愛する人たちに寂しい思いをさせるなら本末転倒なのじゃないかってことで、もちろんそれも分かっているつもり。堂々巡り。

 

クリストファー・ロビンとプーは100エーカーの森で仲間たちを探す。プーはズオウに怯えている。そんな姿に苛立ち久しぶりに100エーカーの森に戻って来たのに、懐かしさを感じる暇もないクリストファー・ロビン。心の余裕を無くしている証拠で、これではいいアイデアも浮かばないだろうと見ている側に思わせる。とはいえ、見ている側も社会人のおばちゃんなので、クリストファー・ロビンの苛立ちも理解できなくはない。でも、この時プーはとっても大切なことを言っている。プーは無邪気に思ったことを言っているだけだけど、そういう無邪気な心が物事の本質を突くことがある。そして、プーはそれを親友のクリストファー・ロビンに教えてもらったのだから、もともとはクリストファー・ロビンの中にあったものでもある。失ってしまったもの。もしかしたら無意識下でそういうことに気づいていたのかもしれない。クリストファー・ロビンはとうとうプーに怒りをぶつけてしまう。自分はもうクリストファー・ロビンの友達ではないのだと気づいたプーが切ない。プーは姿を消してしまう。

 

いなくなったならいいとはならず、もちろんプーを探す。そしてクリストファー・ロビンはイーヨー(ブラッド・ギャレット)やピグレット(ニック・モハメッド)たちと再会する。彼らも突然現れたおじさんをクリストファー・ロビンだとは信じない。イーヨーたちもズオウに怯えていて、風で風見鶏がギシギシ鳴るのをズオウの鳴き声だと勘違いしてパニックに。仕方なく傘を振り回しズオウ退治を演じて見せるクリストファー・ロビン。無事退治したと報告すると、彼らはズオウを退治できるならクリストファー・ロビンに違いないと信じてくれる。かわいい。あまり詳しくないのでイーヨーとピグレットとティガー(ジム・カミングス)くらいしか分からなかったけど、みんなカワイイ。特にとっても丁寧な言葉遣いのイーヨーが好き。クリストファー・ロビンが何かをいちいち説明したら「いちいち教えてくれなくてもいいですよ」って言うの笑った🤣

 

クリストファー・ロビンにイーヨーたちがプーはきっと待ってると言う。プーが待っているならあの場所だと丘の上に向かう。この場所きっと名前があるんだよね? プーさん全然詳しくないので分からない。その丘の上の倒木の上にこちらに背を向けて座っていた。この後姿が寂しげで本当に切なくて抱きしめてあげたくなる。プーたちはCGだと思うけど、この後姿を表現できるの本当に素晴らしい。そしてクリストファー・ロビンとプーは和解する。ここでも素敵なセリフを言っていたと思うし、感動して泣いたのに覚えてない。でも、このシーンすごく好きだった。本当に愛おしいシーン。

 

クリストファー・ロビンはプーたちに別れを告げてロンドンに帰る。帰りの列車では仕事のことはすっかり忘れ、来た時にプーがやっていたように、見たものを口にしている。同じコンパートメントの男性に注意されても気にしない。クリストファー・ロビンの中に少年の心がよみがえったことが分かる。

 

一方、100エーカーの森ではとんでもない事実が判明! なんとティガーがクリストファー・ロビンのカバンの中の書類を出して代わりに葉っぱを詰めていたのだった。プーたちは慌ててクリストファー・ロビンを追いかける。100エーカーの森を出たところでマデリーンと出会う。マデリーンはぬいぐるみが動いているので驚くけれど、以前見つけた父親が子供の頃の絵に描かれていた生き物?たちだと気付く。書き忘れていたけどマデリーンに本を読んでと頼まれる前に、この絵について質問されているシーンがある。それが伏線になっている。状況を理解したマデリーンはクリストファー・ロビンを追いかけてロンドンへ向かう。そして、そんなマデリーンを母親イヴリンも追いかける。

 

マデリーンたちは車内でも楽しい時を過ごして、それなりにドタバタするけどそこは割愛。ロンドンに到着するも父親の居場所が分からない。プーだかったか誰だったかがつぶやいた単語から、クリストファー・ロビンの会社がウィンズロウ商会であることを思い出す。タクシーで移動中にうっかり"ぬいぐるみ"であることを忘れ、運転手がパニックになってお店に突っ込んでしまう。お店の人にも見つかりパニックに。その間、偶然ウィンズロウ商会のトラックが止まっていることに気づき、すかさず荷台に乗り込むマデリーンとプーたち。

 

一方、クリストファー・ロビンは会社に到着。エレベーターで一緒になった上司のジャイルズは、どうやら仕事などせず休日はゴルフに明け暮れた様子。なのに、会議では自分は仕事をしている風を装い、責任を全てクリストファー・ロビンに押し付けようとする姿に憤りを感じる。結局、よい案が浮かばなかったクリストファー・ロビン。さてどうする? と思っていると、そこにイヴリンが到着。マデリーンが自分を探してロンドンに向かったことを知り、慌てて探しに向かう。会議はどうなる?とか思うけれど、そのツッコミはなしで! ここはクリストファー・ロビンに変化が起きたという描写でもあるし、もちろんマデリーンを探すのが優先に決まっている。

 

えーと。マデリーンとプーたちは会社に着いたんだっけ? とにかく、ウィンズロウ商会の中に入る前に何かが起きてトラックから降りる羽目になったと思う。忘れてしまった。クリストファー・ロビンとイヴリンもドタバタするけど、なんとかマデリーンとプーたちを発見する。再会を喜んだものつかの間、マデリーンが足を滑らせ持っていた書類をばら撒いてしまう。クリストファー・ロビンが必死でつかんだ一部を除いて風で飛ばされてしまった。責任を感じて泣きそうな顔をするマデリーンに対して、彼女が無事であっただけでよいと言うクリストファー・ロビン。自分の考えを押し付けたのは間違いだから寄宿舎に行かなくてもいいとも言う。未来のことは誰も分からないので、どちらが正解なのかは分からないけれど、親子の気持ちが通じ合ったのは良かった。

 

さて、書類はすべて飛んでしまったわけで、会社の機密データが流出してしまったのではないかと思うけれど、そのツッコミはなしで! 必死でつかんだ1部を何気なく見たクリストファー・ロビンはあるアイデアがひらめく。そして急いで会社に戻る。イヴリンとマデリーンを連れて、両手にぬいぐるみになっているプーたちを抱えて会議室に入ってきたクリストファー・ロビンは、書類の切れ端を社長に見せる。そこにはクリストファー・ロビンがずっと見ていたピラミッド型のイギリスの階級層を表す表。でも、本来とは逆に置かれていた。そして彼は、今まで会社はヒエラルキーの頂点である裕福層に向けて旅行鞄を作っていたが、そうではなくて下層階級向けた旅行鞄を作るべきだと語る。逆転の発想。プーたちと触れ合ったことで、物事を別の角度から見る視点がよみがえったということなのでしょう。

 

社長はこのアイデアを気に入る。すかさずジャイルズが自分の手柄にしようとするけれど、社長は自分の息子の怠慢を見抜いており、これをたしなめる。ちゃんと悪役もこらしめられてめでたしめでたし。

 

映画はクリストファー・ロビンがイヴリンとマデリーンを連れて、プーたちがいる100エーカーの森で過ごすシーンで終わる。じんわり感動的で良い終わり方。

 

よく考えればツッコミどころはあるし、環境に応じて適応したクリストファー・ロビンを改悪とする感じもどうかという気もするけれど、これはやっぱりプーとクリストファー・ロビンの話なので、この感じでOK。そして、クリストファー・ロビンにしても全シフトできるかは分からないけれど、心に余裕を持って"何にもしない"時を持つのも必要かなと思う。

 

キャストはみな良かった。「SHERLOCK」のマイクロフト・ホームズでおなじみのマーク・ゲイティスは唯一の悪役を好演。最後にぎゃふんと言う役なので、イヤな奴だけどどこか間抜感がありつつ、おぼっちゃま感も漂っていた。イヴリンのヘイリー・アトウェルも良かったし、マデリーンのブロンテ・カーマイケルもかわいかった。

 

とはいえ、今作はやっぱりプーのジム・カミングスとユアン・マクレガーにつきるという感じ。前述したとおり3代目プーさんということでさすがの演技。初代がどんな感じなのか不明だし、声や話し方も初代を踏襲しているのか分からないけど、そうだとしても何故この声と喋り方になったのかな。でも、プーさんが子供の声じゃないのがいいんだと思う。とにかくプーがかわいくて切なくてかわいい。それはジム・カミングスのおかげ。全く気づかなかったけどティガーの声も担当してたのね? 全然違くてビックリ😲

 

マーク・フォスター監督がユアン・マクレガーの中には少年のようなものがあって、それはクリストファー・ロビンに必要な要素だというようなことを語っている記事を読んだ気がする。確かにそうだと思う。登場した時には少年の心を失くしてしまっていたけれど、でも完全に失われているのではなくて、どこかで眠っている感じ。というか、自分がそれを持っていたことを忘れてしまい、それを今でも持っていることに気づいていないというような。そんな感じ。世界的に有名な物語の主人公の、変わってしまったその後を演じることはリスキーだと思うけれど、この役ピッタリだったと思う。ユアン意外に考えられないかも。

 

とにかく画がキレイ。ロンドンにしてもどこかアニメ的というか作り物感。100エーカーの森はひたすら美しいけど、こちらも自然でありながら作り物感。それらが主人公の意外に重い現実を描きながらも、おとぎ話的な感じにしていて見ていて重過ぎないし、すんなり話に入れる。

 

プーたちのぬいぐるみ感のバランスがちょうどいい感じ。有名な挿絵やディズニーアニメのイメージを保ちつつ、ぬいぐるみの質感が感じられる。どうやらユアンがプーたちと演技する際には、演劇学校を卒業したばかりの若い役者たちがプーたちを演じていたそうなのだけど、モーションキャプチャーを担当したというわけではないのかな? プーには毛があって表情を変えると動いたりする。でもその毛は熊のものではなくて"ぬいぐるみ"のもの。その質感がスゴイ。そしてカワイイ😍 この点だけでも見る価値あり!

 

これは全方向にオススメでいいと思う。子どもから大人まで楽しめる。でも、大人の方が心に響くかな。「くまのプーさん」好きな方はどうなんだろう?🤔 でもきっと気に入られると思うのだけど。ユアン・マクレガー好きな方必見です!

 

『プーと大人になった僕』公式サイト

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【動画】宇野昌磨選手 Japan Open 2018

2018-10-07 00:06:45 | 【動画】figure skate★

⛸【動画】宇野昌磨選手 Japan Open 2018⛸

 

 

 

いよいよフィギュアスケートシーズン開幕! すでに国際試合が開催されていて、トップ選手たちも出場しているけれど、一応10月1日がスケオタの間では元旦ということになっている。

 

2018年10月6日さいたまスーパーアリーナでジャパンオープン2018が開催された。ザックリ説明しておくと、チーム日本、チーム北米、チーム欧州の3チームが、男子2名女子2名のフリースケーティングの得点の合計で順位を競う。出場選手はプロも出場可能というのが特徴で、FSのみのため得点は非公認という形になっている。とはいえISU公認の試合なので、今季のプログラムがどのように評価されるのか、お祭り的な雰囲気の中で試せるという利点があり、さらに今季の世界選手権の会場がさいたまスーパーアリーナということもあり、事前に滑れるということでアリーナ・ザギトワ選手やネイサン・チェン選手など海外のトップ選手も出場している。

 

と、前置きが長くなったけれどジャパンオープン2018での宇野昌磨選手の演技。すでにロンバルディア杯で滑っているけど、今季から演技時間が30秒短縮されて4分になった。ジャンプが1本減ったとはいえ、これ逆に体力的にきついらしい。シーズン開始直後ということもあり、皆調子が上がっていない様子。昌磨も冒頭2つの大技で失敗💦 冒頭4Sは着氷が乱れてオーバーターン。回転は認定されているもののURだったらしいGOEが-4.13とガッツリ引かれた💦 続く4Fで転倒。こちらも回転は認定されたもののURだったらしい-4.13と転倒による減点1。3本目の4Tは着氷し+2.17の加点。演技後半の4T-2Tもキレイに着氷し+2.99。イーグルからの3Aはキレイ✨+3.55! 今季から後半の1.1倍は3本までとなっているので、この3Aから1.1倍なのかな? 続く3A-1En-3Fもきれいに着氷して+2.97。最後のジャンプ3S-3Tはややつまり+0.8。

 

スピンは3つの内フライングからの足かえコンビネーションがレベル3になったけど、他はレベル4を獲得。そしてロンバルディア杯ではレベル3だったステップがレベル4が取れた! 今のところ新ルール対応で少し余裕がないかなと思うけれど、音楽の表現は相変わらず素晴らしいので、滑り込んでいけばシーズン後半には素晴らしいプログラムになりそう!  186.69点で1位

 

ということで動画をドゥゾ♪(っ'ω')っ))

 

Shoma UNO - FP, Japan Open 2018

 

そして、引退して5年目になる織田信成さんが4T-3Tや3A-1En-3S、カウンターからの3Aなど難易度の高いジャンプを含む全てを着氷。素晴らしい演技を披露して176.92点で2位となり、女子も坂本香織選手が130.29点で2位、宮原知子選手が127.99点で3位となり、合計621.91点で見事優勝!

 

優勝おめでとう🎊

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【dairy】『ブレス しあわせの呼吸』鑑賞(感想は後日)

2018-10-06 00:44:36 | dairy☆

🎬【dairy】『ブレス しあわせの呼吸』鑑賞(感想は後日)🎬

 

 

 

久々映画を見て帰りたいと思ったのだけど、金券ショップ行く暇がなく、金曜日は会員は1000円で見れるテアトル系で探してみた。結果、時間と場所がちょうどよかった今作をチョイス。気になってた作品だったので行ってきた。以外にも残業でギリギリっていうか予告始まっちゃってたけど、なんとか本編には間に合った😌

 

 

 

 

ザックリした感想はTweetどおり。感想は後日UPする予定。今『プーと大人になった僕』書いてるからその後。そして、相変わらず3本書けてない💦

 

しかし18:15~と早めの回とはいえ、テアトル会員は1000円で見れる金曜日だというのに全然入ってない💦 公開からまだそんなに経ってないのに。いい映画だから見て欲しいよ😌

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