バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

心のしおり~ 八月の前の日に

2013年07月31日 | 記事日記
 夏休みを取ってブログ以外の事に奮闘のわたくしのはずでしたが、遅々として進まず正に遅れを取っています(笑)
巻き返しにどんな手立てがあるか、休憩しながら思案をしています(クスクス)

パァカッ!
伝助スイカをカットしました。



ポンコツカメラではイマイチ映像美にかけますが、とても綺麗な赤色でした。
デパートでは驚くような高値で売られていますが、生産者の方の好意的な値段で、夏らしい風情を楽しませて貰っています。

少し食べ助けをして頂いた奥様から、今の子供はスイカをあまり食べなくなったとお聞きしました。

娘のKはスイカが好きで、幼ない頃、食卓に座らせスイカを与えていると、スプーンで器用に白い部分まで食べて、すっかり薄皮一枚にしていました。

「Kちゃん、そこまで食べなくていいのよ。また買ってあげるからね」あまりのいじらしさに胸がキュンとなりました。
この事を思い出しながら、「そうだったね」と、Jと一番良かった時代に戻って行ったりしています(笑)

そのちょっとした胸キュンに今朝は出合いました。



夫が入れたドリップ型の簡単コーヒーの紙クズに、使ったフレッシュがきっちりセットされてあります。

「Jさん、いつからこんな事を?」

「ずっと前からだよ。こうしていれば、ミルクがこぼれて汚れなくていいでしょ?」

ポイ捨ての私には新しい発想に思えました(笑)

<Jはイカス>

オトコに厳しいわたくしも、この繊細さには胸キュンになりました(クスクス)



若かった頃は気心の知れた方にお客様になって頂いて、家モーニングを楽しみました。
焼き立てパンを持参されて、中々入らない夫のコーヒを、辛抱強く待っていて下さいました。

母や、義母の病院行きが押し寄せて来て、愉快な家モーニングからも遠ざかりました。
もう一度あのような時間が戻って来るのでしょうか?

色んな胸キュンにリボンを掛けて、私達は随分遠くまで歩いて来たようです。

「やってみなはれ、やらなわからしまへんで」

本田宗一郎さんの言葉を懐に、凡人が微小な事に挑戦して来ました(笑)
楽しい思い出に変わって行く事が「やらなわからしまへん」事だったのかも知れません。

降ったり止んだり、晴れたり曇ったり、おかしな空模様ですが、自分の八月の節目を、「やってみて」乗り越えたいと思います。


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