バラの住人

花弁の中の小人を探す そんな小さな日記です
もしもあなたが見つけても どうぞ秘密にして下さい(笑)

イチロー選手

2011年09月30日 | 記事日記


 覚えておいでですか?
今から17年前。イチロー選手が、当時60年近い日本野球史において、前人未到の「シーズン200本安打」を達成した翌朝の新聞です。

1994年(平成6年)9月20日。
所属するオリックス・ブルーウェーブの本拠地、グリーンスタジアム神戸における対ロッテ戦でのことでした。
わたくしの「人生思い出綴り」のフォルダの中の一枚です。

 

二十歳(はたち)のイチロー選手です。
あどけなさの残る顔ですね。

昨日、米大リーグ「シーズン200本安打」の11年目の偉業は、後16打のところで終わりましたが、すごい選手であることにはなんら変わりがありません。

「僕はね。イチローだけには世界を取らせてやりたいんだ」

「今年はね。ちょっと無理かもしれないね」

レベルを離れた同じ野球人として、彼の日頃の自己管理、練習努力は崇拝するものだったに違いありません。
息子よりひとつ年上のこの青年を、Jは心から応援していました。

偉業に区切りをつけたイチロー選手の笑顔は爽やかでした。


Jも残りの人生を野球で締めくくりたいと言います。

「Jさん。それは具体的にはどう言うことなのですか?」

野球選手と女子アナのカップルは多いですが、わたくしも強いて言えば、マイクロフォンを離さなかった学生女子アナの経験者です(笑)
しつこく食い下がりました。

一向に本心を明かさないJでしたが、そこはいつしか出来上がったカップルです。
質問に手管を加え、聞き出した答えはアッと驚くものでした。

そうか・・そうなのね。
公表はさて置き、Jの目標に向かって、それを取らせるためにわたくしももうひとガンバリです。

草野球の妻と言えども「野球遊人」を持つと大変です。


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秋虫

2011年09月29日 | 記事日記
 Jが突然私の部屋に来て「僕は今が一番しあわせだ」と真顔で言って出て行きました。

何でそんな事を言いにやって来たのだろうと思いましたが、謎はすぐ解けました。

この後に来る、夜に出される物を言っているのです。

昨夜は夫に嬉しいお届け物がありました。

そろそろ出始めた丹波の黒枝豆を「Jさんに」と、Jが一目置く奥様から。

とれとれ鯵を「今から持っていくよ」と先輩が。

今日それが今夜のアテになることを承知で、万が一変更にならないための杭を打ったのです。

 

はい。たくさんあるので四の五のなしの大盛りです。

 

 

Jはこれらを口にしながら、麦焼酎の紙パックに新聞を立てかけ「○ちゃん。読んであげようか?」と言っては読み聞かせが始まります。

私は少しも聞いていないで、マジョリンさんのお家の「太平洋の冷蔵庫」を思い浮かべておりました。

今日はどんなお魚を食べておられるのだろう・・

魚は新しければ美味しい。
旬のものは茹でるだけで美味しい。

素朴なことがいいんだと、読み続けるJの声が、BGMのように邪魔にならないのが可笑しかった。

いい夜はこんな夜だとふと思った。

秋の虫が覗いたような、そんな夜がいいんだなぁ。


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街道  その3

2011年09月29日 | 旅 紀行
 楽器は尺八一本。

歌い手は一人。

青空に吸い込まれるように、私達に染み渡るように流れ出したのは、県下の民謡ではなく、宮城県民謡「長持唄」でした。


♪ハー 今日は日もよし 天気もよいし

     結び合わせてよ 縁となる

♪ハー 蝶よ花よと   育てた娘

     今日は他人の  手に渡る 

♪ハー さぁさお立ちだ お名残りおしい

     今度来るとき  孫つれて


わたくしはカメラを向けながら、不覚にも涙がこぼれそうになりました。

 

プロの歌手の方ではないようですが、地に馴染んだ声はどこまでも深く、尺八と共に民謡音楽の素晴しさに感じ入りました。

暫くして、唄に導かれるように登場したのが「但馬農業高校畜産科」の生徒による花嫁行列です。 
 
  

この行列にカメラマンが集中したのは、何と花嫁さんではなく“牛”でした。

 

体の小さな牛でしたが、必死に、それでいて休憩しながら、花嫁の乗った重そうな花車を引いて行くのです。

そう言えば昔。農家では牛を飼って、牛の力を借りての米作りだったと、家畜としての重要な働きを思い起しておりました。



 私達の旅はまず疲れないこと。短時間で気分転換が出来ること。このふたつが柱になっているように思います。
自宅から三時間。食事も湯も良い但馬は、丁度良い位置にあります。

高速は夫が、国道は私の運転でやって来ますが、次回はこれを反対にしようと言われています。
恐ぁい。

「君ね。大型がビユンビュン走る9号線を運転しているんだよ。高速がどんなに楽か知ったほうがいいよ」

いや恐い。

 

但馬街道は私に新しいチャレンジを求めているの?
あんなに優しい道だったのに・・


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街道  その2

2011年09月28日 | 旅 紀行
2011.9.25(日)

 

 七釜温泉は湯治場で、近隣の湯村温泉、城崎温泉とは全く風景が異なります。
カラオケ・コンビニ・ネオン・スナック。カタカナの見当たらない自然の中にあります。
宿からほんの数分車で走ると海があります。
わたくしのブログに度々登場する、浜坂の海です。

 

快晴の今日、日本海といえどもこの海は、いつも私が見るに穏やかです。
Jは相変わらず靴が汚れるのを嫌って、降りようとしません。
野球で土と遊んでいるのにおかしな事を言う人です。

一人で浜に近付いて、あッと驚きました。
波うち際は石が打ち寄せ、中ほどはこの風景です。

 
 

先般の台風15号、それ以前の12号の残骸かと思われます。
美しい海の中には色んなものが漂っているのだと実感します。
名前に「帆」の字の付く、孫のHを連れて来たい海ですが、美しいばかりではないことも、教えないといけないと思いました。
「海を守る」ということ等。


ここを離れて私達は、この旅行の「ちょっとした目的」であった場所へ、街道を折り返す事に致しました。

 

 湯村温泉の近くにある「但馬牧場公園」で本場但馬牛が安くで食べられると言う情報をゲットしていました(笑)
特別肉が好きと言う訳でもありませんが、但馬牛ともなれば「特別」です。
神戸牛、松阪牛の種元である但馬牛には、時たま巡り会っては感嘆しますが、そうと知っては素通り出来なくなっていました。
シャトルバスに乗り換えて、高台の会場に到着しました。
大変な賑わいです。

 
 

私達は軽く考て、お目当ての最後列に並びました。

  

午前11時15分販売、先着500名ということで、すぐさま打ち切りになりましたが、これが苦業の行列になりました。
空は天を突く青空です。日差しもきつく、幼児がぐずり始めました。
「辛抱しなさい!」持っていたパンフレットで、ピシャリと小学生の頭を叩く親も出始めました。
わたくしも二度ほど諦めそうになりましたが、傍らのJは悠然としています。
食い意地が張っているのか、炎天下はお手のものなのか粛々と牛歩の如く前進して行きます。

ステーキは焼くのに時間が掛かり、待つこと一時間。やっと愛しき但馬牛を手に入れました。
こんなに待って食べ物を手に入れたのは初めてです。相当な食い意地は私だったかしらと思いました。




いくらだと思われますか?300円は安いですか?

柔らかくてとても美味しい。

「ごめんね。○ちゃん。今度は並ばなくてもいいところで食べさせてあげるからね」
これだからJは婦女子に人気があります。私の敵わないところです。
立ちくらみでチョッと言い過ぎましたか?(モウイヤデスネ)


そろそろ帰りましょうかという時になって、この青空に染み渡るような、尺八の音が聞こえ始めました。
おや何でしょう?
これは果たして・・
Jが感動の声を上げた歌声を、わたくしも会場の皆さんも聞くことになったのです。

つづく・・


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街道  その1

2011年09月27日 | 旅 紀行


 兵庫県美方郡新温泉町七釜の宿の玄関先には、最近こんなユニークなオブジェが飾られるようになりました。

後方かまちで、にょきと見えるのはJの足だと思います。

すでに大瓶を四本空けた夫は、表に出られず、かまちでの鑑賞になったようです。

今日で三度目になるお宿の、家庭的な食膳を頂き、旅の喜びを満喫しておりました。

おかみが一人作られるお料理は何処かで食べた感じのする暖かな品々です。






カニ・ソムリエの肩書きをお持ちのおかみで、今はまだ冷凍ガニとは言え、瞬間冷凍されたカニはさすが目利きの美味しさです。

今日おかみが勉強されたと言う、「イカのギョウザ蒸し」が出されましたが、私達夫婦が好んで作る「イカの鉄砲焼き」
の変わりバージョンで、あざみさんのお目に止まればと思います。
餃子のタネを詰め込み蒸しておられます。火を通すと硬くなるイカですが、蒸すと硬くならないようです。
タレは味噌ダレでも、ポンズでも何でも合うように思います。

 

最後のハマグリの吸い物に、たくさんの料理がすぅと納まって行く締めの味わいを感じました。

 

朝食は今でもおひつを使って下さり、おかみが、わたくし達を「お帰りなさい」と出迎えて下さったことが、じわっと分かって参ります。

 

Jが見つけたこのお宿「福寿荘」さんを目指したのは、快晴に恵まれた九月二十四日土曜日の事でした。
但馬路はふくよかで、二週間前に通ったこの道を、わたくし達は飽きることもなく、まるで帰るように走って行きました。

実はこの旅にはもう一つ、ちょっとした目的を持っていました。

 

つづく・・



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帰路

2011年09月26日 | 記事日記
 

 ポピーにマーガレット。この季節まず無い花ですね。

お返しのカタログ選択を利用して、初めてこのような物を選んでみました。

「光触媒フラワーグリーン」・・空気清浄化、脱臭作用の効果がうたわれています。

さて、どれほどの効果があるものなのでしょうか。


物を選ぶ自信も後退して、新しい商品なども分からなくなって来ました。

段々過去の人になって行くのを実感します。

Jと二人で「爺さんや、婆さんや」と言って、昔ばなしの世界に入って行く・・そんなような気がします。


今日はこんな歌を歌いながら浜から帰って来ました。

♪人生いろいろ
 あなたといろいろ
 いつだっていぃろいろあなたとあったわね


Jがキャッキャと喜びました。
「○ちゃん。調子がいいね」


難しく考えないJが、私の伴侶で良かったと思う瞬間を重ねながら、二人の世界に深く落ちていこうと思いました。

人生いろいろ
いつだっていろいろ
いろいろあなたと見ていたわ


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仕事

2011年09月24日 | 記事日記
 コンパクトデジカメに納めたまま、どうしても文章に出来なかった写真が一枚あります。
私の中の夏の置き土産になりました。

 

ネットで調べればクモの生態もすぐ分かりますが、払っても払われても、庭の何処かしこに、一夜にして綺麗な文様を描いていました。

少し大きくなって孫が遊びに来たら、この事を何と伝えればいいのでしょう。


クモが何故こうするのか。

頑張ることのの大切さ。

命のこと。


難しい課題を与えられて、ひと夏では答えの出ない悪行多いバーです。

Jに任せたいところですが、おそらく逃げ出すと思います。

 

たった九ヶ月の子供でも、何かを学ぼうとしているのが感じられます。

バー自身も、もう少し心を整え、円熟した大人になって行かなくてはと、クモの作った糸巻き図を、天下の功労図だと眺めています。


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明けて今朝

2011年09月23日 | 記事日記
 外の日差しが暖かくて気持ちがいいくらい、室内は寒い朝を迎えました。
こんなに気温の変化があると、付いて行くのも大変です。

肥料を入れた後、油粕の発酵を少し待っていた夫が、冬野菜の苗を植え付けています。


あっ。残してあったナスに実が付いています。

 

秋茄子です。小さいものは皆んな可愛い。
花はたくさん付いて、何回か喜ばせて貰えそう。

小さな小さな秋を、こんな所で見つけました。


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娘よ

2011年09月22日 | 記事日記
 台風が去った後は不思議と一輪の花に恵まれます。

晩春と初秋に二度の開花が見られるサフランモドキです。きっと気温が近いからかと思っています。

 

花が途切れることなく、また心から花を愛される、M先輩の庭に咲いたサフランモドキとは少し違うようなのですが、モドキですからきっといろんな種類があるのかも知れません。

作庭の折に造園屋さんが植えた球根で、もう随分長い付き合いになります。
ピンクの色合いの濃い、可憐な植物です。

台風の以前にすでに満開になり、どうかなぁと思った同庭のヒガンバナも、旬花の強さでへこたれずに立っていました。
アッパレです。

 

こちらも球根で、少しづつ増えて行き、竹の根締めに一役買っています。
九州には以前から白い彼岸花が盛んだったようで、我が家の物もそちらからやって来ました。

松江城を訪ねた時に、堀川めぐりの土手沿いに「黄色い彼岸花」が満開で、その美しい姿に目を奪われた夫が、この時期になると島根に行こうと言います。

島根は遠いですが、もう一度行ったほうがいいかも知れません。
その時貰った出雲大社のお札を、娘はもう捨ててしまったと思いますので(あちゃ)。
縁結びの総本山、大社のお札は、普通の神社のお札よりうんと高いのに困った子です。

ひんやりとした気温になっています。
「風を引かずに達者で暮らせと」と芦屋雁之助さんの歌が聞こえてきそうな、秋の空が広がり始めました。


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嫌いなもの

2011年09月21日 | 記事日記
 「Kちゃんです!」

「えっ誰?」

「娘です!」

ああムスメ・・随分久し振りだこと。

「お母さん。大丈夫?裏山の崖、崩れていない?」

「うん。今のところ大丈夫。美の川が大変なのよ。避難勧告が出たみたい」

「そうよ。三木の名前が出たので心配になって」

そうだ。東北の地震の折も、勤務中なのに電話をくれたわ。この子・・
走り回って所在の掴めない娘でも、何処かで故郷の父母を思っているのね。

 

「今何処?」

「これから出勤」

そうなんだ。この子に限らずお勤めの方は大変です。

午前八時。TVを見ると、台風は今紀伊半島の沖を関東に向かっています。

右側は太平洋ですので、風雨は少しましに感じますが、上陸すると大変です。
このまま消えてと思います。

地震・雷・火事・台風。オヤジが消えて久しいですが、本当に困ったものです。


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困りもの

2011年09月20日 | 我が家の伝言板
 台風15号は進路を東よりに変え、21日に四国沖に達する見込みとの新聞報道を読んでいました。

播磨に位置する当地方も朝から断続的に強い雨が降っています。

12号で被害があった紀伊半島が心配です。

嫌だなぁと思っていましたら、玄関戸をドンドン叩く音が聞こえます。

チャイムではなく、不気味な音です。

黒ずくめの人影がスリガラス越しに見えました。

いつもならここはJの出番なのですが、生憎留守です。「ハイ」と答えますと郵便局ですと言います。

何故チャイムを鳴らされないのでしょう?

女性の声でしたので、思い切って開けますと、顔見知りの配達員の方が立っておられました。

黒ずくめは雨合羽のせいで、雫が流れ落ちています。

当然こんな日もお仕事で、大変だなぁと同情してしまいました。

チャイムの事は言えずに荷物を受け取りました。

朝のちょっとびっくりする出来事でした。


しかし・・雨の中、彼女から手渡されたものは嬉しいありがたいお届けものでした。

 

嫁のYちゃんのご両親の実家は、今台風が向かおうとしている四国にあります。
お帰りになると、当地の鳴門ワカメを送って下さいます。
ワカメの産地は数々ありますが、徳島市八百秀商店の扱う本場ワカメは「う~ん」と絶句したまま、死んでしまったのではないかと頬を叩かれる美味しさです。
Yちゃんとご縁を頂くようになってから、折々にお母様がこの名品をお送り下さり、ありがたい幸運に恵まれています。


徳島には吉野川と言う大きな美しい川が流れています。
おそらく山間も懐深い所に違いありません。

いたるところの豊なものが、自然の猛威で傷められる事になります。

この台風がどうぞ少しの被害で静まりますようにと祈るような気持ちです。
どうぞどうぞ鎮まりますようにと、海の稔り箱を抱えています。


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訪問者

2011年09月20日 | 記事日記
 「Fです」

「まぁ。Fさん」

我が家では最近とんと聞こえない柔らかな美しい声が聞こえます。

わたくしは転げるように玄関に行き、戸を開けました。

天はこの方に全てを与えられたのではないかと思う美しい奥様が、灯りの向こうに立っておられました。

「Fさん。先日は梨をありがとうございました」

「いえ・・その梨の事なのですが・・あまり美味しくなかったでしょ。こちらならと思いまして」

わたくしはスーパーの特価で買った梨が、どういうわけか美味しくなかったので、先日頂いた梨を心から喜んでおりました。

「今日のほうがと思いまして・・」

お姉様が今一度送って下さったと言う郷里の大きな大きな梨を携えておられました。

  

さして用も無いのに、Jまでがウロウロしています。

一目見たいのよね。Jさんも。この年下の可愛い奥様を。


「ブログ拝見しています。続けて下さいね。お料理もしました。鉄砲焼き美味しいですよね。イワシのお料理も」

「ええッ!」

「○さんからあざみさんに入りました」

「まぁ!」

嬉しいなぁ。あざみさんもきっとお喜びだわぁ。こんな事もあるのだわ。


いっぱい喜ばせて頂いて、彼女の車が遠ざかる音を玄関の内で、頭を下げながら聞いていました。

白いマンジュシャゲが夜目にひかり、人は優しい風にならなくてはいけないと、そっと語ったような・・

そんな秋が始まる夜のことでした。



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ラストサマー

2011年09月19日 | 記事日記
 「○ちゃん。ぶどう狩りの券を貰ったのだけれど行く?」

野球の練習場にいるはずのJから電話が入りました。

嫌だと言えば下さった方へのJの面目もあるだろうと思い、「はぁい」と返事をして当人の帰るのを待ちました。

全てのメニューをこなした夫の帰宅は遅く、ユニホームを着たままの出発になりました。

こんな時間帯は果たして?と思いましたが、車で30分のそのぶどう園は結構な人出で賑わっていました。

水と、ゴザを貰い、たくさんの人の中に座を取りました。

 

殆どが子供連れのお若いご夫婦で、わたくし達のような初老の二人連れは何組もないように思われました。
何度かぶどう狩りの経験はありますが、そんなに食べられるものではありませんね。
一房を持て余してしまいました。品種はベリーAです。

 

計らずも拙宅の裏山で、古くからの友人の、その奥様が作られるぶどうの高品質を改めて知ることになりました。

小学生の3~4年と思われる子供が、お母さんの背にまとわりついたり、膝に乗ったりしている光景を見て、男の子でもこういうことをするのだったかしらと、遠い遠い昔に思いを馳せましたが、何も思い出せませんでした。

夫を待つ間に、野村克也元プロ野球監督が、お孫さんを連れて、故郷の京丹後市網野町を訪れ、野球人としての心構えを、プロ野球選手になりたいと言う孫に教える場面を見た後だったので、これからの私達にも孫と遊び、何かを伝える時間があるだろうかと、目の前の子供達の姿と重ねながら、思いを巡らせていました。

わたくしもひとつふたつ何かを伝えられるバ-になりたいものと、妙にすっぱいぶどうを噛み潰しました。

夏の終わりをぶどうの味で知ったと言ったほうがいいでしょうか。


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初秋近影

2011年09月19日 | 我が家の伝言板
 九月某日は息子の連れ合いYちゃんの誕生日で、会いたいなぁと思っても、微妙に遠い所に住まいがあって、ヒョコっと訪ねるわけにも行きません。
ケーキを買ってこちらでお祝いしようと言う事になりました。
「特別の日用カップ」を出し来て、オレンジのクレープ包みケーキを思いを込めて食べました。

 

 
四年前、突然息子が連れて来た彼女を見た時の鮮烈な印象が今でも忘れられません。綺麗・・
Sがどうしてこんなお嬢さんと?
世にも不思議なご縁の始まりです。

そんな嬉しい甘酸っぱいケーキを食べた日の後、野良着に着替えたJの田起しが始まりました。
雨が続いた後の土は柔らかく、一目でいい土だなぁと思います。
新しい土、肥料を加えて、曇り空が幸いして予定より早く作業が進むようです。

 
 

「キャベツでしょ。白菜でしょ。ブロッコリー、菊菜、そして大根。君はほうれん草はちっとも食べないから今年は没!」

私の質問に答えながらJは楽しそうです。

「道すがらの畑はみんな植え込みが終わって、大根も芽を出しているんだ。気が焦ってね。やっとやれたよ。夢に見るほどだったんだ」

「ふ~ん」

そんなもんなんだ。人にはそれぞれの楽しみがあって、元気でやっていられるんだなぁ。


そうこうしている間に今日は色々なプレゼントが届きます。

 
 

お身内が釣って来られたというとれとれカワハギ。
鳥取の学生さんが改良研究されているという梨。
Jの友人が作られたミョウガや小芋。

野菜が大きくなったら皆さんJの野菜を貰って下さるでしょうか?
どこにでもある野菜ですが、腰にサロンパスを貼った野菜です。

Yちゃんもいるかなぁ。おろしダイコンにすると美味しいよ。


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移ろい

2011年09月17日 | 映画館便り
 その昔、神戸のメリケン波止場で(古っ)、小石を投げてカモメを泣かせ、波をブイブイ言わせたわたくしも、すっかり勢いが無くなって、トレンドからも遠ざかっていた昨今、負けてられないと、三つ年上の、ちょっといかついオトコを引き連れて、本日封切作品を掲げて湯気の立つ映画館にもぐり込みました。

篠原涼子主演・女刑事・雪平夏見が孤軍奮闘する「アンフェア」




始まると五分も経たないうちに連れがいびきをかきはじめてたのでパンチを入れ、「えっ?」と、とぼけたので暗闇でメンチを切りました。
恐れをなして、コワモテはその後おとなしく見ていました。

どんでんがえしの三重四重苦で「あ~ッ誰も信じられなぁい」と言った、エンターテイメントとしては呆然自失の上級作品でした。

決して天下の美人女優ではありませんが、いい演技をします篠涼は。

<こんな世界は嫌だわ。あなた大丈夫なの?>と正気に戻って連れの顔を見ましたが、JはあのUSBメモリーがどうなったのだろう?とあまりに複雑な構成を理解出来ずにいます。
水戸黄門が最高の娯楽作品だと信じるJの魂を、これぞ正義と信じましょう。

「最近の映画はアメリカ的だね」

本当に今回もパソコンが重要なパーソナリティーを持ち、パソコンを知らないとストーリーの謎解きも難しい事を痛感しました。

トレンドにアウトパンチを入れられたのは、図らずも昔の浜のヨーコだったのを認めざるを得ない、三連休の初日になりました。

年は取りたくないものです・・


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