真面子の社会観察日記

社会で起きている様々なできごとを真面目に言いたい放題!

ペースメーカー(1)

2008年02月09日 | Weblog
ここ数日、ペースメーカーについての記事が掲載されている。ペースメーカー植え込み者が、外出のたびの携帯包囲網に身の危険を感じると投書したらしいが、私も同じ気持ちで、混んだ電車には恐くて乗れない。ところが、ある医師は、携帯電話はペースメーカーに影響しないと断言したと言うのだ。総務省はペースメーカーを携帯電話から22CM離すという指針をだしているのだが、実際のところ影響を受けるのは古い機種のペースメーカーであって、最近の機種は影響が無いと話している。

ペースメーカー植え込み者としては、とても気になるところだ。22CMの距離が混んだ電車では取れないので私は車通勤にしているのに、影響が無いとなると電車通勤も可能ではないか。そして、日常生活でもっと注意すべきは、万引き防止用の電子商品監視装置と電磁調理器のIH炊飯器なのだそうで、ふたをあけた時の電波が強く影響するらしい。他にも、MRI検査は受けられないし、まだ商用化されていないがリニアモーターカーにも乗れない。

一体、何がどうなっているのかが分からないが、携帯電話はペースメーカーに影響するものと思っていたので、携帯も使わないでPHSにしているのに、もっとしっかりしたデータで出して欲しいと思う。周りはどう考えるのか分からないが、植え込みをしている私は、ペースメーカーは体内にあるし、不具合が生じたらすぐに病院に連絡し、24時間体制で対応してもらえる心臓ペースメーカー・カードを持ち歩いているのだ。

つまり、瞬時にいつでもデータが分かるようになっているから安心して日常生活を送れると思っているのだが、この記事によれば、ペースメーカーを入れたらそれで総てが大丈夫みたいな印象を受けた。私はとても若くしてペースメーカーを植え込むことになってしまったので、今年で20年も経過するけど、1日たりとてペースメーカーのことを忘れて生活はした事は無い。何時も、恐怖と戦いながら生活しているのだ。



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