細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●『ノー・タイム・トゥ・ダイ』で、ボンドは北方領土での銃弾に倒れるが・・。

2021年10月05日 | Weblog
●10月4日(月)10-10a.m. 東急109シネマズ二子玉川・シアター3
M-023『007・ノータイム・トゥ・ダイ』"No Time To Die "(2020) MGM-UA ,Universal Picture Entertainment.
製作・バーバラ・ブロッコリ 監督・キャリー・ジョージ・フクナガ 主演・ダニエル・クレイグ、ラミ・マレック<122分・ビスタサイズ> 
ご存知、ジェームズ・ボンドの、英国秘密諜報部員シリーズは、とくに熱中して見ているファンではないが、気がつけば、わたしの人生の映画的な伴走者だった。
だから、たしかに今回発売された<PEN+>出版の、<007完全読本>を買ってみたら、全25作品は、とにかく全部見て来たし10作品ほどはDVDでも持っている。
スタートした当時は、テレビの<ナポレオン・ソロ>や<サンセット77>のような、探偵や刑事やスパイ活動の諜報員をヒーローにした作品がブーム。
その中で、ショーン・コネリーが主演した「007は殺しの番号」が評判になり、第二作目の「ロシアより愛を込めて」が、マット・モンローの唄と共にヒットした。
わたしは特にボンド・ファンでもなく、ただの映画ファンとして、気がつけば、ほとんどのシリーズは見て来たし、一応は映画評論家時代でもあり、全作品をチェックして来た。
このところの、コロナ騒動で、映画館への足も遠のいて来たが、この007は見たいので、月曜日の1回目を狙って行ったが、場内はほぼ8割がたにお客が着席しているのだ。
相変わらずのイギリスの秘密諜報員のジェームズ・ボンド氏は、この作品でも、あの「ボヘミアン・ラプソデイ」でオスカー・ノミネートされた異彩レミ・マレックと対決。
彼は「ボヘミアン・・・」でも、アカデミー主演男優賞を受賞したキャラクターなので、さすがに、ボンド対決でも、演技的にはボンドを圧倒して見せるのは、サスガ。
肝心のボンド・ガールズも、カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したレア・セドウや、黒人のラシャーナ・リンチも絡むが、作品のテンポも澱みはなくスピーディだ。
毎度の名車<アストン・マーティンDB5>も完全に復活して、ド派手なカーアクションも披露して、<ボンド・ブランド>のイメージは継承して見せる。
ラストは、どうやら、ロシアの北方領土にある廃棄工場のような廃墟での銃撃戦となり、ボンドも銃弾に倒れたが、<ノー・タイム・トゥ・ダイ>なのだから・・・。
きっとまた、復帰してくるだろうことを祈りたい。

■左中間への痛打がレフトのグラブを弾いてのツーベース。 ★★★☆☆・・◉
●全国でロードショー中

1 コメント

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一言で以下出てこないっすね (onscreen)
2021-10-12 18:04:33
お疲れ様でした(笑)

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