●5月23日(水)15−30 京橋<テアトル試写室>
M−057『プリンセス・カイウラニ』Princess Kaiulani (2010) matador pictures / island films 米
監督/マーク・フォービー 主演/クオリアンカ・キルヒャー <98分> ★★★☆
いまやリゾート・アイランドとして相変わらずの人気のハワイ諸島。
先週、久しぶりにマウイ島に滞在して、そのパラダイスとしての存続に、多くの尽力を注いでいる姿に敬服した。
天来の自然条件に恵まれながらも、これだけ多くの観光客が訪れたら、その魅力の維持には日頃の管理努力が必要だ。
その意味で、マウイ島の美観が損なわれずにあることは、本当に嬉しかった。
この映画はハワイ諸島が統合されながら、アメリカの属国として市民権を得ていない100年以上も前。
伝統あるハワイ王朝の最後の王女となった若いカイウラニの、イギリスでの青春と、ハワイでのアメリカ州立への苦闘を描いている。
一種の青春映画だが、貴重なハワイ史の再現映画として、現地出身のオバマ大統領も興味あるだろう。
ほとんどがオアフ島ロケで、当然のように、プリンセスも現地出身のクオリアンカが好演。
製作と脚本も兼ねた監督も、夫人がハワイ出身ということで、実に真摯で丁寧な作品に仕上げている。
「ファミリー・ツリー」、「ソウル・サーファー」そして本作と、ことしはハワイ映画が三つ揃い。
それぞれに、ハワイ関連ならではの作品的な意味合いを上質に見せた。
ハワイ旅行を予定している方は、ご参考に見られた方がいいだろう。
■手堅いジャスト・ミートのセンター前ヒット。
●7月、新宿武蔵野館などでロードショー