●2月27日(金)13-00 西銀座<東映本社試写室>
M-022 『釣りキチ三平』東映/2008
監督/滝田洋ニ郎 主演/須賀健太 ★★★☆☆
70年代にヒットした少年コミックを、「おくりびと」の滝田監督が実写映画化。
秋田の山奥の滝に潜むという伝説の巨大魚に、少年三平が挑むという、冒険ファンタジーだが、その巨大魚のシーンにはVFX/CGテクニックを駆使して、それなりの見せ場は作っている。
脚本を『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢良太が書いているだけに、ちゃんとした「夢」のあるドラマとしての作為が活かされていて、まさに健全ファミリー・ムービーの魅力を讃えているのはさすがだ。
全編ロケーションによる山奥のシーンも爽やかで、これも癒しの効果はあり、アカデミー授賞監督の新作ということよりも、爽やかな少年映画として心地いい。
少年の純粋な目を通じて、いまの大人たちの感性の老化に、いい清浄感を注いでくれる作品だ。
かつては、みんな三平のような少年だった筈だ。
●3月20日より東映系で春休みロードショー
M-022 『釣りキチ三平』東映/2008
監督/滝田洋ニ郎 主演/須賀健太 ★★★☆☆
70年代にヒットした少年コミックを、「おくりびと」の滝田監督が実写映画化。
秋田の山奥の滝に潜むという伝説の巨大魚に、少年三平が挑むという、冒険ファンタジーだが、その巨大魚のシーンにはVFX/CGテクニックを駆使して、それなりの見せ場は作っている。
脚本を『ALWAYS 三丁目の夕日』の古沢良太が書いているだけに、ちゃんとした「夢」のあるドラマとしての作為が活かされていて、まさに健全ファミリー・ムービーの魅力を讃えているのはさすがだ。
全編ロケーションによる山奥のシーンも爽やかで、これも癒しの効果はあり、アカデミー授賞監督の新作ということよりも、爽やかな少年映画として心地いい。
少年の純粋な目を通じて、いまの大人たちの感性の老化に、いい清浄感を注いでくれる作品だ。
かつては、みんな三平のような少年だった筈だ。
●3月20日より東映系で春休みロードショー