ゴエモンのつぶやき

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バリアフリーで落語を 「ぱらりんらくごぴっく」来月ワッハホールで 大阪

2010年04月30日 01時30分56秒 | 障害者の自立
 障害のある人もない人も楽しめる落語会「ひとにやさしい落語の祭典~ぱらりんらくごぴっく」が5月15日、大阪市中央区のワッハホールで開かれる。障害者らが地震に遭遇したら、というテーマから考えた落語などが披露されるといい、主催者側は「(障害のある人もない人も)バリアフリーになれる会にしたい」と意気込んでいる。

 落語家の桂福団治さん(69)が会長を務める「日本手話落語協会」(大阪市阿倍野区)の主催。「ぱらりんらくごぴっく」は、福団治さんと弟子で全盲の落語家、桂福点さん(42)が、阪神淡路大震災15周年に合わせて演じる新作リレー落語「YURE」のテーマと出演者の顔ぶれに、今年が冬季五輪とパラリンピックイヤーであることを重ね合わせて福団治さんが考えた造語。

 「YURE」は現在を舞台に、ハイテクマンションに住む3人の障害者が大地震に遭遇。パニックになりながらも…というお話。福点さんが前半、福団治さんが後半を演じる。

 「阪神淡路大震災から15年、あのとき障害者が何に困り、どう乗り越えたかを語り継ぎたいという師匠の思いが、この落語になりました。重くなりがちなテーマですが、手話も含めて師匠ならではの技が出て、笑いもたっぷりあります」と福点さん。

 福団治さんは「障害のある人もない人も関係なく、生の落語の舞台に触れてもらい、帰るときに『おもろかった』とバリアフリーになってもらえる落語会にしたい」と話している。

 他に、福団治さんの手話落語の弟子で、聴覚と言語に障害のある宇宙亭福だんごさん、元保育園長の宇宙亭きららさん、元聾学校教諭の宇宙亭笑任さんが出演、バリアフリーの味付けをした持ちネタを演じる。

 午後2時、午後6時半開演の2回公演。前売り2500円(当日3千円)。問い合わせは日本手話落語協会((電)06・6622・7848)。

MSN産経ニュース

大分のニュース30回…車いすマラソン「賞金レース」に

2010年04月30日 01時29分19秒 | 障害者の自立
 大分国際車いすマラソン大会(県、日本障害者スポーツ協会・日本パラリンピック委員会、大分合同新聞など主催)の実行委員会が28日、大分市営陸上競技場であり、第30回記念大会の概要やロゴマークなどを決めた。レースは11月14日に大分市で開催。マラソン(フル)の男女各クラス上位3人と、世界・日本・大会の各記録更新者にそれぞれ10万~50万円の賞金を贈ることを全会一致で承認した。

 大会は国際パラリンピック委員会公認(予定)。12日に県庁で記念式典、13日には開会式などがある。
 パラリンピックの参加資格に準じて14歳(従来は16歳)からの出場が可能となり、脳性まひの選手は機能別に「T33」「T34」の新クラスに分かれる。
 賞金は記念事業の一環で、対象はフルマラソン。金額は男女各クラスともに▽優勝50万円▽2位30万円▽3位10万円。これとは別に▽世界新50万円▽日本新30万円▽大会新10万円―の「タイムボーナス」(記録更新者全員)も設ける。
 大会スローガンは「30年の歴史と感動!そして、羽ばたけ、次の時代へ!」。県内外から公募で寄せられた1514点の中から、大分市の会社員堀之内真児さん(48)の作品を選んだ。
 大会のロゴマークは大分大学4年の植松桃子さん(21)=大分市=と九重町職員の日隈毅さん(24)=同町=が共同制作。力強く疾走するランナーの勇姿を、大分県の地形に模してデザインしている。今後、関連グッズなどに活用していく。

出場者増に期待感

 単独開催の車いすマラソンとしては国内初となる「賞金レース」に、選手たちの期待は大きい。大会事務局も大会の在り方に“一石”を投じることで、減少傾向にある出場者数の盛り返しを狙っている。
 「名実ともに世界最大の大会となる」。プロとして活躍する廣道純選手(36)=大分市=は興奮する。「海外では賞金レースは当たり前。体を酷使して勝負の世界で闘うアスリートにとって吉報だ」
 昨年の29回大会の出場者数は264人。ピーク時(10回大会)の約6割まで減っている。高額賞金が懸かる海外レースを重視するトップ選手も少なくない。
 大分大会に8回出場、海外でも活躍する洞ノ上(ほきのうえ)浩太選手(36)=福岡県=は「世界にはハインツ・フライ(スイス)より速い選手がうじゃうじゃいる。そんな選手が来れば、大分も盛り上がる」と気合を入れる。
 一方で「『賞金』だけが上滑りし、大会の本質が置き去りになってはいけない」との声も。最も障害が重いクラスでフルに挑戦している井上聡選手(32)=愛媛県=は「制限時間の関門突破に精いっぱいの選手もいる。自分の限界に挑戦するために走る選手への配慮も忘れないでほしい」。
 第1回から走り続ける吉松時義選手(67)=別府市=は賞金レースを評価した上で、「(上り坂として難関の)弁天大橋を必死に越えようとする選手たちの走りが見る人の心を揺さぶり、大分の魅力にもなっている。二つの側面から、大分の良さを伸ばしていってほしい」と願う。

大分合同新聞

鯖江市のNPOが高齢者らの希望に応じた移送配車サービス開始

2010年04月30日 01時27分10秒 | 障害者の自立
鯖江市のNPO法人「さわやかさばえボランティア虹」は、今年度から、同市から市民協働パイロット事業の指定を受けて、高齢者や障害者など、外出が困難な人の移動を支援する「おでかけサポートセンター」の運営を開始する。

この事業は、いつでもどこへでも自由に移動できるための移送サービスの情報を提供して、気軽に町に出てもらおうというもの。福祉移動サービス、介護タクシーなどを運営する市内9つの協力事業所と連絡を取り合って、センターに情報を集約。利用者の身体状況、必要な介助、出発地、目的地など、一人ひとりの要望に応じて、配車・取次ぎサービスを行っていく。

市民活動を支援する同市の「まちづくり基金」の採択を受け、外出が難しい人へのガイドブック(A4判36ページ)600部も作製した。市内のケアマネジャーや福祉施設、量販店、病院、市役所などに配布して利用者への周知協力を求めていく。冊子には、同センターの使い方、移動支援サービスの特徴や事業者の選び方などを紹介している。

この事業のモデルとなったのは、杉並区移動サービス情報センターや大阪府枚方市の共同配車センターなどの先進事例。運営方法や、冊子作りにヒントを得たという。「3年がかりでようやく、センター開設の運びとなりました。ケアマネジャーさんをはじめ、福祉の関係者でも、移動サービスの利用の仕方がわからない人も多いようです。また、障害者の人など、潜在的に必要だという声は聞こえてくるので、多くの人に知ってもらい、利用してもらいたい」とサポートセンターの天谷理事長は語っている。

■問合せ先
鯖江市おでかけサポートセンター準備委員会
電話0778-62-0536

◎鯖江市おでかけサポートセンタースタッフ・ブログ

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・神奈川県、NPOとタクシーの福祉輸送に関する情報提供を開始

ケアマネジメント オンライン

CTC、障害者雇用促進へ 浜松のNPOと連携

2010年04月30日 01時25分22秒 | 障害者の自立
 伊藤忠テクノソリューションズ(東京都、略称CTC)はこのほど、障害者の雇用促進を目的とした子会社を都内に設立した。浜松市内のNPO法人と連携し、6月中にも県内農家の収穫や草取りといった農作業の請け負いを始める。請負先農家の農作物もCTCが社員食堂用などに買い取る方針で、農家の安定出荷にもつなげていく考えだ。
 CTCが設立した子会社は、100%出資のひなり(東京)。厚労省に特例子会社認定を申請中で、来月にも認可を受ける見込みという。浜松市と東京都内に拠点を持ち、浜松オフィスでは、NPO法人しずおかユニバーサル園芸ネットワーク(浜松市)と協力して県内農家の農作業や軽作業を請け負い、人手不足に対応する。現在はひなりのスタッフがジョブコーチとして障害者の研修を行っている。
 請負先農家の生産物仕入れも特徴の一つ。仕入れにあたり、社内で年間数千万円の費用がかかっていた給茶機のリースを自前の機械に変更し、茶葉を請負先から直接買い入れる体制を整えた。
 米や野菜などの作物についても、約7千人いるCTCグループ社員用の食堂の食材用に請負農家から買い付ける方針。ひなり管理部の次藤智志部長は「農業に参入して既存農家と競合するのではなく、障害者と農家、企業が協業できる環境をつくりたい」と話す。
 障害者の事前研修を受け入れ、6月以降に作業を依頼する予定という鈴木製茶(牧之原市)の鈴木鉄司園主は「繁忙期の人手も確保できる上、企業を通して静岡の農産物を発信できるいいチャンス」と話す。

静岡新聞

障害者バスケ 九州予選開催 県立武道館、県内初開催

2010年04月30日 01時21分27秒 | 障害者の自立
 スポーツを通して親睦(しんぼく)交流を深めようと、10月に千葉県で開催される第10回全国障害者スポーツ・バスケット競技の九州ブロック地区予選会が18日、那覇市奥武山の県立武道館で行われた。沖縄での開催は初めて。

 男子5チーム、女子2チームが出場し熱戦を繰り広げた。攻守の切り替えが速く、見応えのある試合が続いた。県代表チームは、男女とも1回戦で負けた。
 女子キャプテンの新垣佳子さん(33)=沖縄市=は「負けてとても悔しい。悔しさをバネにまた挑戦したい」と次回への奮闘を誓った。男子チームの酒井克浩コーチは「2月に急きょ編成したチームで経験不足だった。身体能力では劣らないのでチームプレーを強化し、次回につなげたい」と話した。
 主催者の一人、県手をつなぐ育成会の田中寛会長は「障害者が自信を持ち、人生の選択肢を増やすきっかけになるよう団体スポーツのすそ野を広げたい。沖縄は練習する場所や環境を整えていく必要がある。これからが重要」と話す。
 今大会は小禄高校バスケットボール部約40人がボランティアで大会運営に参加した。

琉球新報