第60回東北地区盲学校弁論大会(東北地区盲学校文化・体育連盟、東北地区盲学校長会主催)が27日、仙台市青葉区の宮城県視覚障害者情報センターで開催された。東北6県から選ばれた出場者12人が約7分間の制限時間で熱い思いを語り、青森県立盲学校中学部の後藤恵里子さん(2年)が中学部の最優秀賞に輝き、全国大会出場を決めた。
後藤さんは「Dear」と題し、亡くした父親に対する手紙の形式で弁論。障害を受け止め、前向きに生きようとする決意を披露した。受賞後、後藤さんは「発表している時は緊張して、ほとんど覚えてない」と笑顔を見せた。10月に大阪市で開催される全国大会については「今日より文章が頭から抜けないように頑張りたい」と抱負を語った。
審査委員長の阿部一彦・東北福祉大学教授は講評で「とても質が高かったので審査に時間がかかった。誰が優勝してもおかしくなかった」と述べた。
受賞者と演題は次の通り。
<中学部>最優秀賞=「Dear」青森県立盲学校2年、後藤恵里子さん▽優秀賞=「夢はかなうと信じている」山形県立山形盲学校3年、長谷部瑞紀さん、「誓い」福島県立盲学校1年、小椋汐里さん<高等部>最優秀賞=「当たり前の共有を目指して」青森県立盲学校普通科2年、千代谷悠希さん▽優秀賞「支えられて」山形県立山形盲学校専攻科理療科2年、大泉桃子さん、「イチについて、ヨーイ」岩手県立盛岡視覚支援学校普通科1年、藤戸雅也さん
毎日新聞 2011年6月28日 地方版
後藤さんは「Dear」と題し、亡くした父親に対する手紙の形式で弁論。障害を受け止め、前向きに生きようとする決意を披露した。受賞後、後藤さんは「発表している時は緊張して、ほとんど覚えてない」と笑顔を見せた。10月に大阪市で開催される全国大会については「今日より文章が頭から抜けないように頑張りたい」と抱負を語った。
審査委員長の阿部一彦・東北福祉大学教授は講評で「とても質が高かったので審査に時間がかかった。誰が優勝してもおかしくなかった」と述べた。
受賞者と演題は次の通り。
<中学部>最優秀賞=「Dear」青森県立盲学校2年、後藤恵里子さん▽優秀賞=「夢はかなうと信じている」山形県立山形盲学校3年、長谷部瑞紀さん、「誓い」福島県立盲学校1年、小椋汐里さん<高等部>最優秀賞=「当たり前の共有を目指して」青森県立盲学校普通科2年、千代谷悠希さん▽優秀賞「支えられて」山形県立山形盲学校専攻科理療科2年、大泉桃子さん、「イチについて、ヨーイ」岩手県立盛岡視覚支援学校普通科1年、藤戸雅也さん
毎日新聞 2011年6月28日 地方版
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