ゴエモンのつぶやき

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ごみ収集支援利用低迷 佐世保

2011年12月27日 01時38分35秒 | 障害者の自立
◆ハードル高く現在5人
 市長、対策検討の意向



 傾斜地に住む、足が弱った高齢者や障害者の家へごみ回収に行く佐世保市の住民サービスが始まって5年目になるのに、利用する市民は現在5人しかいない。家族や知人にごみ出しが頼める人は対象外のため、利用のハードルが高いのが原因のようだ。


 この「ふれあい収集モデル事業」は2007年、ごみ出しが大変な斜面地が多い7地区をモデル地区として市がスタートさせた。対象はごみ出しが常時困難で親族や近隣の援助、介護保険など公的サービスの支援が受けられない人などに限られる。初年度は申請13件に対し認可5人、その後は申請も年4、5件に減った。認定された人は5カ年度の合計で70~94歳の15人にとどまっている。


 約6万7千人いる65歳以上の市民のうち、モデル地区には約2200人いる。6日の定例市議会の一般質問では、議員が「後ろ向きになって坂道を降りステーションまで運んでいる人もいる」と傾斜地のごみ出しの実情を紹介し、対象認可のハードルが高いのではないか、とただした。朝長則男市長は答弁で「何らかの対策が必要」と検討の意向を示した。

朝日新聞 2011年12月26日


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