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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

地域教育の原点跡に案内板

2012年06月12日 02時03分23秒 | 障害者の自立
 福山市神村町の神村学区探訪の会はこのほど、明治初期に神村啓蒙(けいもう)所が開設された同町の石井家旧宅に案内板を設けた。啓蒙所は市出身の思想家窪田次郎の発案で、市内や周辺で全国に先駆けて無料の初等教育を進めた。地域の教育の原点として広く紹介する。

 探訪の会によると、石井家は江戸期の有力農家。木造平屋にわらぶき屋根の旧宅は遅くとも1700年代中ごろに完成した。敷地は約3千平方メートルあり、江戸期の面影が残る。1872年、旧宅内の一部に神村啓蒙所が開設された。

 当時啓蒙所は市内を中心に約80カ所あり、読み書きや算数を教えた。国が近代教育制度を定めた学制の発布に伴い73年に神村小に改編され、旧宅は76年まで校舎となった。

 この日は会員の住民や市教委職員たち10人が旧宅の門の脇に「神村啓蒙所跡」と記した案内板を設置。会長の猪原一元さん(80)は「今は住人がおらず老朽化しており、市教委とともに調査や保存を進めたい」とあいさつした。

 会によると、啓蒙所に使われた寺は多く残るが、民家は珍しいという。


【写真説明】石井家旧宅の門のそばに住民たちが設けた案内板。奥右に旧宅がある

'中国新聞 -12/6/11


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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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啓蒙所のことで (杉本武信)
2012-11-22 10:28:38
啓蒙所のことで、情報をいただき、神村町に当時、啓蒙所に使われた民家が残っていると聞き、ネットでこのページを見ることができました。
小生は、「窪田次郎が遺した日本の宿題」と言う小説を、この10月に発刊しました。それで、読者から、福山市内の啓蒙所の跡が現存するとの情報をいただいたのです。
機会を見て現地を訪ねてみたいと思っています。
この小説は、ネットにも載せていますので、本の名前で検索してください。
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啓蒙所のことで (杉本武信)
2012-11-22 10:29:46
啓蒙所のことで、情報をいただき、神村町に当時、啓蒙所に使われた民家が残っていると聞き、ネットでこのページを見ることができました。
小生は、「窪田次郎が遺した日本の宿題」と言う小説を、この10月に発刊しました。それで、読者から、福山市内の啓蒙所の跡が現存するとの情報をいただいたのです。
機会を見て現地を訪ねてみたいと思っています。
この小説は、ネットにも載せていますので、本の名前で検索してください。
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