ゴエモンのつぶやき

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道の駅に活路 障害者施設の商品販売

2011年02月26日 01時03分05秒 | 障害者の自立
 県内の障害者施設でつくる商品を、幹線道路沿いにあり、観光客が多く訪れる各地の「道の駅」で販売する計画が進んでいる。3月中に佐伯市の「宇目」と「かまえ」で常設コーナーを設置、他の道の駅でも協力を呼び掛けていく。地域の特色に合わせた“目玉商品”の開発も進めており、販売促進による、障害者の工賃アップを目指す。

 県の委託を受け、インターネット上で障害者施設の商品を販売するサイトの運営をする事業体「イチオシ家族」が計画した。サイトには県内25施設が参加して133品を紹介している。周知不足などから閲覧件数が上がらず、販売を始めた昨年4月からの9カ月の売り上げは約5万円と伸び悩んでいた。
 道の駅に常設コーナーを設けることで「商品の実物を見て、触れる場を提供したい」と担当者。「道の駅で商品を購入してもらい、良いと思えばネットでの注文にも結びつくだろう。売り上げアップにつながればうれしい」と期待する。
 さらに、福祉施設が新商品の開発を担当し、各地の特色を出したオリジナル商品を道の駅に提案する。
 道の駅宇目(田村亮店長)では、5施設がクッキーや木製おもちゃなどを出品。新商品の開発は大分市の就労支援事業所「ワーク大分すみれ会」が担当。イノシシや「宇目の唄げんか」をモチーフにした商品を検討しており、首藤京子所長は「ここでしか買えない、逸品に仕上げたい」と言う。
 ストラップを出品する中津市「真珠園」の湯浅浩施設長は「福祉施設の商品として売るのではなく、一般の商品との競争に耐え得る商品づくりを進めることが大事。道の駅に商品を置かせてもらうことで、購入者のニーズを知り、今後の商品開発に役立てたい」と話した。

大分合同新聞


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