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旧診療所を障害者就労支援施設に/いちき串木野(鹿児島県)

2008年01月23日 23時09分44秒 | 障害者の自立
旧診療所を障害者就労支援施設に/いちき串木野(鹿児島県)


障害者が明るく、格好よく働くための技術を身に付けて-。いちき串木野市曙町のいとう耳鼻科(伊東一則理事長)は昨年末、移転開業に伴って同市下名の旧診療所を障害者自立支援法に基づく就労継続支援施設としてリニューアルオープンさせた。現診療所の2階にも就労支援のカフェを開設。現在3人が就労訓練を受けており、4月からは串木野養護学校卒業生の利用も見込まれる。
 診療所は昨年11月末に移転。開業通算10年の節目を迎え、事務長で支援施設管理者の伊東紀子さん(47)は「お世話になっている地域に恩返ししたかった。養護学校の卒業生らを支えるシステムができないかと考えた」と同市初の施設の開設準備を進めてきたという。
 利用対象は18歳以上。従来の作業所のイメージを一新し、付加価値の高い分野で障害者が自活する技術習得を目指す。「ワークスペース i(アイ)」(約260平方メートル)で(1)生花を特殊な液で処理しみずみずしさを保たせるプリザーブドフラワー作り(2)アロマトリートメント(3)木片やブリキなどに絵の具を使って絵を描くトールペイント作り(4)パソコンや縫製-などの技術習得に取り組む。作品は販売する予定。
 画家で保健師の伊東さんらが指導、アロマトリートメントは毎月、東京から講師を招く。「カフェ i(アイ)テラス」では接客など就労訓練をする。
 特別養護老人ホームに勤務経験があるスタッフ都外川真知子さん(51)は「利用者の気持ちをうまく引き出し、楽しく通える施設にしたい」。伊東さんも「障害者が新たな業種へ進出し、格好良くしっかり生きてほしい」と語った。利用者やボランティアを募集中。同施設=0996(24)3333、090(7159)3276。


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