プロ野球のOBでつくる全国野球振興会の八木澤荘六理事長(72)が22日、京都府宇治市小倉町のNPO法人「就労ネットうじみっくすはあつ」の作業場を訪れた。破れた硬球を障害者たちが縫い合わせて修繕する「エコボール」活動を見学した。
同会は、2014年からエコボール活動の公式サポーターを務めており、今後は修繕に使う革や糸、針などを提供することを検討しているという。
作業場では、利用者4人が裂けた球の革を糸で縫い合わせ、布で磨いて仕上げた。八木澤理事長は「大きな針を使うんですね」「本当に見事。これならまだ十分使える」と声を掛け、じっくり観察した。作業を見た八木澤理事長は「一つ一つが大変根気がいる作業だと改めて感じた。より良いサポートにつなげたい」と話していた。
球の修繕方法を見る八木澤理事長
2017年03月23日 京都新聞
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます