ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者への虐待3198人、5人死亡 昨年度

2017年12月29日 02時48分01秒 | 障害者の自立

 家庭や施設、職場で虐待を受けた障害者が、平成28年度に3198人(前年度比109人減)に上り、うち5人が死亡したことが27日、厚生労働省の調査で分かった。このうち、全国の福祉施設職員らによる利用者への虐待は件数、人数とも過去最多を更新した。

 調査によると、施設職員らによる虐待は401件(同62件増)、被害者は672人(同103人増)。身体的虐待が57%と最多で、心理的虐待42%、性的虐待12%と続く。相模原市の障害者施設での殺傷事件は、現役でない元職員の犯行とされるため、件数に含まれていない。

 家族による虐待を受けたのは1554人(同61人減)で身体的虐待が63%と最多。放棄や放置(ネグレクト)は16%だった。死亡した5人は、親が障害のある子供を殺した事案が2人、ネグレクトによる死亡が2人、病死が1人。施設、家庭ともに知的障害者が被害に遭う例が多かった。

 このほか、職場の雇用主や上司らから虐待を受けた障害者が972人(同151人減)いた。調査は24年10月に施行された障害者虐待防止法に基づき、今回が5回目の実施となった。

2017.12.28   産経ニュース


「おばあちゃん」に会いたくなる アマゾンCMが3位

2017年12月29日 02時26分06秒 | 障害者の自立

 CM総合研究所が発表する11月度の銘柄別CM好感度ランキングで、アマゾンジャパンの有料会員サービス「Amazonプライム」が3位にランクインした。1人暮らしをする祖母と、その家を訪れた孫の青年のふれあいを描く心温まるストーリー。「おばあちゃんに会いたくなった」という感想が多く寄せられた。高齢化社会という社会的なテーマを情感をもって描く短編映画のような味わいが、幅広い世代の共感を呼んだ。

Amazonプライム「モーターバイク」篇 Amazon.co.jp提供
 
CM総合研究所調べ

 Amazonプライム「モーターバイク」篇のCMは、セリフが一切なく、バックに流れるピアノの音色と出演者の表情による演技で、こんなストーリーが語られる。

 1人暮らしをしている祖母の家を訪ねた孫の青年が、若い頃の祖母の写真を見つける。そこにはオートバイのヘルメットを小脇に抱えて、祖父に寄り添っている祖母が写っていた。青年は何かを思い立ったようにスマートフォンを取り出し、Amazonプライムで品物を注文。翌日、届いたのはヘルメット。それをかぶった祖母が、青年の運転するオートバイの後ろに乗り、幸せそうな笑みを浮かべている…。

 CMの前半は、祖母の孤独感が伝わる暗いトーンだが、孫のオートバイの後ろに乗って走る後半は一転して幸せ感にあふれた明るい画面になり、バックの菜の花畑の美しい黄色が目に鮮やかだ。その撮影は、3日間をかけて菜の花畑の名所でロケを実施。菜の花が満開になるタイミングとあわせるのが一番難しかったという。2人乗りのシーンは実際にオートバイに乗ってもらい、カメラカーで併走して撮影した。

 CM好感度調査の得票では、20~50代の女性を中心に幅広い支持を獲得。好感要因は「心がなごむ」が最も高く、「ストーリー展開」「映像・画像」が続く。8月7日のオンエア開始から4カ月目での月間3位というロングヒットだ。

 AmazonプライムのCMは、2016年3月に始まった赤ちゃんと犬の交流を描く「ライオン」篇、同年12月から始まった障害物を飛べないポニーと調教師を描く「ポニー」篇に続き3作目。前2作もセリフがなく、映像と音楽でストーリーを表現して、いずれも好感度ランキングでトップ10入りするヒットCMとなっている。

Amazonプライム「ライオン」篇  
Amazonプライム「ポニー」篇

老人の孤独を客観的な視点で

 CM総合研究所の関根心太郎代表は、「大ヒットした作品に続く2作目、3作目を当てるは難しいのですが、上手にバトンをつないでいます。祖母と孫のふれあいというエモーショナルなストーリーを、うまく商品に結びつけた秀作。思いついたらすぐ注文できて、翌日届くというAmazonプライムの配送サービスが、自然に表現されています」と表現手法を高く評価する。

 アマゾンジャパンの桑田淳氏によると、今回は社会問題を取り上げたのが前2作との違い。「現代日本での大きな社会問題である高齢化社会、老人の孤独をテーマにし、それを押しつけがましくなく、説教くさくならないように、客観的な視点で淡々と描きました。6週間のCMオンエアの後にある『敬老の日』に向けて、CMをご覧になった皆様が自分の祖母のことを思い、何らかのアクションを起こしていただければ、と考えました」と言う。

 実際、好感度調査に答えたモニターのコメントでも、多かったのが「おばあちゃんに会いたくなった」「おばあちゃんがどうしているか気になった」という声。

 社会的なテーマを描きながら、見た人は自分のこととして感じ、リアリティーをもって受け止めている。その優れた短編映画を見るような味わいが、多くの人々の心をつかんだようだ。

(日経エンタテインメント! 2017/12/28)


津波避難タワーを建設 バンダアチェ 大震災で被災の日本企業

2017年12月29日 02時17分08秒 | 障害者の自立

 2004年12月のスマトラ沖地震・津波で甚大な被害を受けたアチェ州都のバンダアチェ市で21日、建材総合メーカーの日鉄住金建材(本社・東京都江東区)が開発した「津波避難タワー」の完成式が開かれた。同社は11年の東日本大震災で仙台製造所(仙台市宮城野区)が被災。12年以降は仙台を皮切りに津波避難タワーを日本国内で建設してきた。海外での設置は初めて。
 同社は、バンダアチェ市と防災局、同市で防災研究などに取り組んでいるシャークアラ大学、地元の鉄骨加工業者と協力。企業の社会的責任(CSR)活動の一環として、タワーの柱に使用した高強度角形鋼管の提供や設計などを支援した。
 完成したタワーは屋上付きの3階建てで、高さは約14メートル。収容可能な人数は約500人。高い耐震性があり、浸水が予想される1階部分は波圧を逃がすため壁を設けていない。さらに障害者らも素早く避難できるようスロープも備えた。
 設置場所は、海岸線から数キロ内陸にある防災、消防両局の合同事務所敷地内で、避難ルートの途中にあある。
 完成式には、日鉄住金建材の中川智章社長、同市のアミヌラ・ウスマン市長ら関係者が出席した。同日には避難訓練も実施され、地元の子どもたちが参加した。
 津波避難タワーは、同社が長年培ってきた耐震鋼構造の設計技術・ノウハウや、高強度の柱用材料をはじめとする構造用鋼材の製造技術を生かして開発された。日本ではすでに35基が完工済み。

バンダアチェ市に建設された津波避難タワー=日鉄住金建材提供
バンダアチェ市に建設された津波避難タワー=日鉄住金建材提供
 
じゃかるた新聞   2017年12月28日

高齢者と子どもたちが日常的に交流『幼老連携型施設』による新たな福祉のかたち

2017年12月29日 01時47分36秒 | 障害者の自立

園庭を挟んで併設された2つの施設

明るく温かみのある空(うきは幸輪保育園)

 2016年4月、福岡県うきは市に老人

 

 

ホームと保育園とが併設された“幼老連携型施設”が開設された。同施設は、同じ敷地内に介護付き有料老人ホーム「エバーガーデンうきは」と「うきは幸輪保育園」が園庭を挟んで向かい合うように建てられており、入居する高齢者や保育園の園児が日常的に触れ合うことができるのが特長。子どもたちが園庭で遊んでいると、その声に誘われるように高齢者も外に出てきて一緒に遊ぶ光景が見られるほか、毎日の昼食前には園児が老人ホームを訪問して一緒に手遊びや歌などを楽しむ時間が設けられるなど、両者の自然なかたちでの活発な異世代交流を促している。

 施設の運営は、筑後市や久留米市などで特別養護老人ホームや障害者支援施設を運営する(社福)素王福祉会がエバーガーデンうきはを、筑後市や広川町で保育園を運営する(社福)幸輪会がうきは幸輪保育園をそれぞれ担当。両法人がこれまで培ってきた介護および保育のノウハウによる運営に加えて、両法人が同じグループに属している強みを生かした、より一体的な連携・協力体制が可能となっている。

 両施設の設計を行ったのは、中国を中心に世界各国で独創的な建築を生み出す建築家として注目される福岡市出身の建築家・迫慶一郎氏。エバーガーデンうきはでは施設内に光が心地良く差し込むことで、明るく清潔感がありながらもシックで落ち着いた雰囲気を醸し出している一方、うきは幸輪保育園のほうも自然光を多く取り込むことで、明るく温かみのある柔らかな空間が形成されている。また、園庭を挟んで互いの施設が向き合うことで、一体感をもちながらも開放的な造りとなっている。

高齢者だけでなく子どもたちにも効果が

清潔感のある施設内(エバーガーデンうきは)

 “幼老連携型施設”として開業した同施設は、高齢者と子どもとの継続的な関わりが生む相乗効果を追求することで、介護と子育てに社会全体で取り組んでいくモデルケースの構築を目指している。16年4月の開業からこれまでの間の成果や手ごたえはどうだろうか。

 「日常的に子どもたちと触れ合うことで、入居されている高齢者の方々には当初の期待以上に良い効果が表れています。顕著な例では、認知症を患っていた女性入居者が、わずか3カ月で目に見えて改善されたケースもあります。とくに女性のほうが、子どもたちと触れ合うことでの効果は大きいようですね。入居者は皆、子どもたちとの日々の触れ合いの時間を楽しみにされていますよ」と、素王福祉会・公益事業本部の永井真二本部長。現在、定員30名に対して入居率は100%で、入居者の平均年齢はおおよそ88歳。皆それぞれが、子どもたちと触れ合う暮らしを、活き活きと楽しんでいるようだ。

 一方の子どもたちにとっても、当初の期待以上に良い効果が表れているという。幸輪会事務局長の荘野陽太郎氏は、「うきは市では、園児たちが祖父母と同居しているケースも多いのですが、祖父母の年代は50~60代などで、エバーガーデンに入居されている高齢者からすると園児たちはひ孫のようなもの。そうした歳の離れた高齢者と日常的に触れ合うことで、『お年寄りを助ける気持ち』や『弱者をいたわる心』などが子どもたちのなかに芽生えているようです。『街で身体の不自由なお年寄りに声をかけてあげるようになった』などの声も、園児の親御さんから聞いています」と語る。高齢者と子どもの双方にメリットが生まれているこの幼老連携の取り組みは、小川洋・福岡県知事が視察に訪れたほか、海外の新聞社の記者が取材に訪れるなど、高い注目を集めている。両法人は今後も新規で施設を開設する際には、幼老連携型で展開していく方針だ。

 先進国における共通課題であり、日本においては社会問題ともなっている少子高齢化。その対応策の1つとして、幼老連携型施設はこれからの社会福祉の新たなかたちとなっていくかもしれない。

園庭を挟んで向かい合う2つの施設

子どもたちと高齢者の触れ合いの時間。双方に良い効果が出ている

 
2017年12月28日   NET-IB NEWS
 

デフリンピック・女子バレーの山崎選手が尾﨑知事訪問

2017年12月29日 01時36分34秒 | 障害者の自立

 7月にトルコ・サムスンで開かれた、4年に1度の聴覚障害者国際大会「デフリンピック」の女子バレーボールで、金メダルに輝いた日本代表の山崎望選手(33)=室戸市=が26日、尾﨑正直知事を訪れ、「金メダルは、これまで支えてくれた人たち、家族、クラブの仲間の応援のおかげ」と感謝した。

デフリンピック女子バレーボールでつかんだ悲願の金メダルを振り返る山崎望選手

2017.12.27   高知新聞