ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者スキー世界選手権 森井が2位 鈴木が3位に

2017年01月30日 01時21分10秒 | 障害者の自立

イタリアで行われている障害者スキー、アルペンの世界選手権の男子スーパー複合で28日、座って滑るクラスで森井大輝選手が2位、鈴木猛史選手が3位に入りました。

イタリアで行われている障害者スキー、アルペンの世界選手権は28日、スーパー大回転と回転で争うスーパー複合が行われました。

男子の座って滑るクラスでは、森井選手が前半のスーパー大回転で5位、後半の回転でも5位と安定した滑りを見せ、障害の程度に応じた係数をかけた最終的なタイムで2本合わせて1分52秒29をマークし、2位に入りました。

森井選手は、高校2年生の時のオートバイの事故で下半身が不自由になりながらもチェアスキーに取り組み、これまでパラリンピックでは4つのメダルを獲得しています。

一方、小学2年生のときの交通事故で両足を失った鈴木選手は、最終的なタイムで森井選手と0秒41差の1分52秒70となり、3位に入りました。

また、健常者の時にモーグルで着地を失敗して下半身にまひが残る夏目堅司選手は11位でした。

このほかのスーパー複合の女子の座って滑るクラスでは、病気の影響で足が不自由になった村岡桃佳選手が4位、男子の立って滑るクラスでは、トラックとの交通事故で片足を失った三澤拓選手が5位でした。

1月29日   NHK


障害者対応要領 策定は43% 市区町村の理解進まず

2017年01月30日 01時15分52秒 | 障害者の自立

 全国の市区町村のうち、昨年四月に施行された障害者差別解消法で策定が義務づけられた対応要領を実際に作ったのは、施行半年後の昨年十月一日時点で43%にとどまることが分かった。対応要領は障害者が暮らしやすい街づくりを進めるため、職員がどう対応するかまとめた文書。相模原殺傷事件で共生社会のあり方が問われる中、障害者施策を進める市区町村の理解が進んでいない。 

 法律を所管する内閣府が全国の自治体にアンケートをした。その結果、全国千七百四十一の市区町村のうち、対応要領を策定したのは七百五十七だった。

 横浜市は幅広く障害者から意見を聞き、不当な差別として「障害を理由に会議、講演会、イベントへの参加を断る」ことを挙げ、視覚障害者への合理的配慮としては「ホームページにPDFデータのみでなく、音声に変換できるよう、テキストデータも掲載する」と明記した。具体的な対応要領があれば、自治体は障害者が社会参加しやすい施策を進めることができる。

 障害者が不利益を受ける問題は法施行後も続いている。昨年八月には埼玉県入間市共催の大相撲地方巡業で、障害者が車いす観戦を断られたことが明らかになった。

 職員が適切に対応するには、障害の種類や程度によって、どのような配慮が必要か知る必要がある。法律が市区町村に対し、自治体内で暮らす障害者や関係者らに意見を聞くなどして、対応要領を策定するよう義務づけたのもそのためだ。

 内閣府は「障害者団体と二人三脚で対応要領を策定する自治体もある。こうした試みが広がるよう働き掛けたい」と話す。

 障害者政策に詳しい慶応大の岡原正幸教授(社会学)は「法律の精神がないがしろにされている。障害者の見解を踏まえて具体的な対応要領を定めることで、法律の理念は実現する。早急に対処すべきだ」と指摘する。

 対応要領とは別に、障害者差別解消法は全国の市区町村に、障害者からの相談の解決を後押しする専門組織「障害者差別解消支援地域協議会」を作るよう求めているが、設置は全体の29%にとどまる。

2017年1月29日   東京新聞


軽度障害者や高齢者対象 リハビリビクス開発

2017年01月30日 01時08分47秒 | 障害者の自立

 鳥取県エアロビック連盟(横山隆義会長)は全国で初めて、軽度の障害者や運動機会の少ない高齢者を対象に、体力や健康の維持を目的とした有酸素運動「リハビリビクス」の開発に取り組む。今年4月の完成を目指し、連盟関係者らが具体的な運動の内容を詰めていく。

 リハビリビクスは「リハビリテーション」と「エアロビクス」を合わせた造語。日本エアロビック連盟(東京)が推進する健康寿命を延ばすエクササイズ「スローエアロビック」の普及活動の一環として、県エアロビック連盟が初めて取り組む。

 同連盟の佐々木一郎事務局長はリハビリビクスについて「ゆっくりしたテンポの音楽に合わせ、椅子に座ったままでも筋力トレーニングやストレッチ効果が期待できる運動にしたい」とし、一般的な健康体操と比べ、無理のない動きにしていく。

 また、「楽しみながら継続的にできるような工夫をしたい」「テンポを変えて難易度を変更できないか」などのアイデアが上がっており、県福祉課や理学療法士の意見を聞きながら調整していく。

 完成後は、医療・福祉施設に連盟指導員らが出向いて直接指導する方針で、多くの人に周知するためDVDなどの映像制作も考えている。

 横山会長は「県や市町村の社会福祉協議会とも連携し、普及につなげたい。運動することの少ない人のきっかけになれば」と期待する。

「リハビリビクス」の開発に取り組む横山会長(左から2人目)ら連盟関係者

2017年1月29日   日本海新聞


幸せとは何か?障害者雇用取り入れた企業描く「幸福な職場」開幕

2017年01月30日 01時01分06秒 | 障害者の自立

「幸福な職場~ここにはしあわせがつまっている~」が、東京・世田谷パブリックシアターにて上演中だ。

「幸福な職場~ここにはしあわせがつまっている~」ビジュアル

「幸福な職場~ここにはしあわせがつまっている~」ビジュアル

本作は、昭和30年代に日本で初めて知的障害者の雇用を取り入れた実在のチョークメーカー・日本理化学工業を題材にした、劇団東京フェスティバル・きたむらけんじの代表作。物語の舞台となる蒲田理化学工業の専務・大森泰弘を安西慎太郎、従業員の原田亮輔を松田凌、養護学校に通う少女・吉岡聡美をSUPER☆GiRLSの前島亜美が演じ、谷口賢志馬渕英里何、谷口欣太郎の3人がその脇を固める。

上演に当たって前島は「皆さんが慣れてしまっているかもしれないほんの小さな幸せの一つ一つを、この役を演じて、改めて考えていだけたらと思います」と観客にメッセージを送った。公演は明日1月29日まで。

2017年1月28日   ナタリー


命の尊厳社会で支えよう 相模原事件受け研修会

2017年01月30日 00時49分57秒 | 障害者の自立

 障害者や認知症患者らの人権について話し合う人権研修会「人間の尊厳と私たちの仕事を問う」が28日、京都府木津川市加茂町の市加茂文化センターで開かれた。参加者が、安楽死を医療側から迫られている欧米の現状などの報告を受け、命を社会全体で支え合うことの大切さについて考えた。

 社会福祉法人「いづみ福祉会」(木津川市加茂町)が、昨年7月、相模原市の障害者施設で19人が殺害された事件を受け開いた。

 重度心身障害の長女(29)がいるフリーライター児玉真美さん(60)=広島県呉市=が基調講演をした。児玉さんは、欧米で安楽死や医師による自殺の手助けが合法化され、医療側が治療が無益だと判断した場合には治療を停止できるなどといった現状を報告。「終末期の患者や障害者、高齢者が生きるに値しない、との価値観が拡大しつつある」と警告した。

 続いて福祉施設の職員ら参加者約130人がグループに分かれて議論した。「つらいから死にたいという人を死に追いやるのではなく、生きようと寄り添う姿勢が大切」や「障害者が、人の優しさについて気付かせてくれる社会の光のような存在なのだと訴え続けなくては」との意見があった。

人間の命の尊厳について語り合う参加者ら

 2017年01月29日   京都新聞