ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

企業で働く障害者 過去最多の36万人余

2015年11月29日 12時04分06秒 | 障害者の自立
障害者の雇用が義務づけられている従業員50人以上の企業で働く障害者は36万人余りに上り、これまでで最も多くなりました。
厚生労働省が、法律で障害者の雇用が義務づけられている従業員50人以上の民間企業およそ8万8000社を対象に、ことし6月時点の雇用状況を調査した結果、これらの企業で働いている障害者は36万6353人でした。
これは去年より2万1501人、率にして6.2%増えていて、これまでで最も多くなっています。
内訳は、身体障害者が5861人増えて23万8405人、知的障害者は7475人増えて8万7140人、精神障害者は8165人増えて4万808人となっています。法律で決められた雇用率2%を達成した企業の割合は、去年より2.5ポイント改善し47.2%でした。
厚生労働省は「大企業を中心に障害者の雇用は着実に進んでいるが、雇用率が達成できていない企業も多いので、就職の支援をするとともに指導を徹底したい」と話しています。
 
11月27日    NHK

障害者の雇用について講演

2015年11月29日 11時57分38秒 | 障害者の自立

 障害者の雇用促進などについて考えるフォーラムとネットワーク会議が27日、県立佐世保特別支援学校で開かれ、地元企業や特別支援学校、福祉施設などの約100人が雇用の在り方などについて考えた。

 同校と佐世保地区障がい者就労支援協議会が、雇用の現状を知ってもらい、企業などの理解につなげようと年1回開催。障害者雇用に力を入れる食品簡易容器メーカー、エフピコの特例子会社ダックス四国福山工場(広島県福山市)の障がい者雇用責任者、且田(かつだ)久美さん(41)が講演した。

 且田さんは「人は努力や我慢、もがいたりすることで成長する。彼らにもそうする権利がある」と強調。その一方で福祉の関係者は障害者の限界値を設定しがちだと指摘した。新卒採用の離職率が高まっていることなどにも触れ、「障害者の能力を企業の戦力に生かしませんか」と呼び掛けた。

 雇用につながる情報共有化についてのグループ討論もあり、企業側は「施設をバリアフリーにしたり、介助者が必要だという認識がある」、学校側は「企業が求める能力と、生徒の適正を見極めるのが難しい」などと意見交換。「障害者を中心にしながら、就労につなげるため、連携をもっと密にしないといけない」とそれぞれの考えをまとめた。

「障害者の能力を企業の戦力に生かしませんか」などと話す且田さん

 (2015年11月28日更新)
長崎新聞



段ボールのツリーづくり 全従業員が障害者の会社

2015年11月29日 11時49分40秒 | 障害者の自立

 クリスマスを控え、従業員9人全員が障害者という田原市赤羽根町の段ボール加工会社「イノウエファクトリー」では、段ボール製のクリスマスツリーづくりに追われている。

 同社は、20~60代の知的や精神、体に重い障害がある人たちが、自動車部品などの輸出用梱包(こんぽう)資材の加工を手掛けている。

 2年ほど前、保育園に通う子どもを持つ知人から「家庭で簡単に組み立てたり、色を塗ったりできるツリーがほしい」と相談を受けた。

 ログイン前の続き障害者のやりがいにもつながると考えた社長の井上敦詞さん(39)は、強化段ボールの加工技術を生かして製造に乗り出した。「障害者が能力を発揮し、誇りを持って社会に送り出せる自社製品がほしかった」

 障害者が、段ボールからツリーのパーツを一つひとつ丁寧に抜き取り、袋詰めをして出荷する。

 今年は10月下旬から注文が入りはじめ、12月24日のクリスマスイブまで注文を受け付ける。新たに開発した卓上サイズの高さ30センチから、店舗などに飾る2・6メートルまで。家庭用に適している1・4メートルのツリーが一番の売れ筋という。価格は1千~1万2千円。色は茶色のほか、黒や白もある。枝の部分の模様も要望に応じて変えられるという。

 障害者は、それぞれの能力に合わせて作業を分担。2年前から同社で働いている中西直弥さん(24)は「段ボールからパーツを抜くときに折れないように気をつけています。施設などで飾ってもらえるとうれしい」と話す。

 段ボールのツリーは軽いうえ、組み立ても簡単で収納の場所も取らないのが特徴。田原市豊橋市の図書館、福祉施設、保育園など20カ所以上にツリーを寄付し、展示してもらっている。

 井上社長の妻で取締役の幸子さん(45)は「製品づくりを通して障害者への理解を深めてほしい。生き生きと働きながら自立しようと頑張っていることを知ってもらいたい」と話す。

 同社では、ツリーのほか、災害時に使う組み立て式の簡易トイレの製造や段ボールの家具づくりなどに力を入れている。

 問い合わせは、イノウエファクトリークリスマスツリー事業部(0531・45・2350)へ。

写真・図版

段ボール製のクリスマスツリー

2015年11月28日     朝日新聞デジタル 


ふるさと納税に障害者芸術 滋賀・湖南市、特産品贈る

2015年11月29日 11時42分58秒 | 障害者の自立

 滋賀県湖南市は12月から、ふるさと納税の寄付者に市内の特産品を贈る「ふるさときらめき湖南づくり寄付」を始める。地元ゆかりの「アール・ブリュット(生(き)の芸術)」作品など、全国的にも珍しい品も用意した。

 これまでは礼状だけだったが、ここ2年の納税は100万~200万円台にとどまっており、1千万円を目標にスタートする。1万円以上の寄付者が対象で、納税価格帯を30万円以上までの七つに分け、それぞれの3割以内を返礼代に充てる。

 返礼品は、地元人気店のシフォンケーキや防災グッズのかまどベンチなどを含む35品を用意。専門的な美術教育を受けていない人が独創的に表現するアール・ブリュット作品は、市内在住の作家が描いた絵画を贈る。

 市は「市全体のPRにつなげ、移り住む人を増やしたい」としている。インターネットでは「ふるさとチョイス」と検索し、湖南市を探して申し込む。

ふるさと納税の寄付者に湖南市が贈る、アール・ブリュット作品などの特産品

【 2015年11月27日 11時02分 】  京都新聞


障害者映画の「つながり映画祭」 渋谷で12月4日から

2015年11月29日 11時38分19秒 | 障害者の自立

 障害者を描いた国内外の劇映画やドキュメンタリーを紹介する「つながり映画祭」が、12月4~6日、東京都渋谷区宇田川町の映画館「アップリンク」で開かれる。障害者が働く共同作業所の全国組織「きょうされん」などが毎年企画し、他では見られない作品が集まる。

 7回目の今年は10作を上映する。初日は、埼玉県川口市で12年間続く「SKIPシティ国際Dシネマ映画祭」特集。今年、世界各地から寄せられた約680本から上位に選ばれたドキュメンタリー「あした生きるという旅」(内田英恵監督)や、短編アニメーション「息ができない」(木畠彩矢香監督)などを紹介する。

 「あした生きるという旅」は、体中の筋肉の機能が徐々に衰えていく難病を48歳で発症した塚田宏さん(2013年死去)と彼を支えて共に生きた妻の闘病生活を記録した作品。映画祭を除くと今回が初上映になる。製作・演出・撮影を担当した内田監督もトークに訪れる。

 2日目は北欧特集だ。フィンランドの知的障害者によるバンドを追ったドキュメンタリー「パンク・シンドローム」をはじめ、北欧の華やかなインテリアやファッションが話題となったスウェーデンの劇映画「シンプル・シモン」など。

 3日目は、千葉県の入所施設を舞台にした1966年の作品「われら人間家族」(勝目貴久監督)と、ポーランドの劇映画「幸せのありか」を上映する。

 各日とも午後3時15分から。各回入れ替えで一般1200円(当日)、3日間フリーパス券(3千円)など。予約は映画館のサイト(www.uplink.co.jp/movie/2015/40833)か、きょうされん(03・5937・2444)。

写真・図版

 2015年11月28日   <アピタル:ニュース>

http://www.asahi.com/apital/medicalnews/mednews