ゴエモンのつぶやき

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パラリンピック:障害者アスリート発掘へ 都が育成事業

2015年11月14日 16時56分54秒 | 障害者の自立

 2020年東京パラリンピックに向けて、東京都が障害者アスリートの発掘・育成に初めて乗り出す。今月中に事業への参加者を募り、来年1月に障害者スポーツの体験会、2月に競技ごとの練習試合などを行い、参加者の適性を見極めて選手としての強化に取り組んでいく。20年大会の出場選手を生み出すことが目標だ。

 「一人でも多く地元の選手が出場し、活躍して、応援する観客を熱狂させることが非常に大事」。20年大会の成功に向け、舛添要一知事は発掘事業の意義をこうアピールする。

 発掘事業の対象者は、都内に在住・在学・在勤の小学5年生以上で、20年大会の実施競技に該当する障害がある人。まずは障害者スポーツを体験して楽しさを感じてもらい、その後の練習試合などで経験を重ねてもらう。一方で、これらを通じて参加者の競技への適性も見ていく。

 都内には全国レベルの障害者競技団体がある。こうした利点を生かして、都は各団体と連携しながら、20年大会に出場できるような障害者選手の発掘・育成を目指す。

 日本パラリンピック委員会(JPC)は14、15年度にそれぞれ東京と関西の2会場で障害者アスリートの発掘イベントを実施し、各年度に計約100人ずつが参加した。ただ、いずれも1日のみの開催で終わり、体験会の色彩が強かった。その後も継続して活動している障害者はほとんどおらず、強化指定クラスの選手発掘や育成には至っていない。

 都は今後、二つの都立の障害者スポーツセンターを活用したり、特別支援学校を練習拠点としたりすることを念頭に、発掘した選手の練習環境整備に向けて具体的な検討を進めていく。JPCも来年度以降、都とすみ分けて首都圏以外で競技人口拡大に向けた事業の開催を検討している。

  都の事業の参加募集は30日まで。問い合わせは都パラリンピック選手発掘プログラム事務局(03・6705・6152)。

 ◇ジュニアの強化環境が課題

 障害者スポーツは、どの競技団体も組織が脆弱(ぜいじゃく)で、ジュニア層が練習を積んでも成果を披露する舞台が皆無という実態がある。東京都障害者スポーツ協会の尾崎真幸事務局長は「選手の発掘・育成にはジュニア向けの大会が必要」と指摘する。

 ハード面でも、各地のスポーツ施設の多くでバリアフリー環境が整っておらず、障害者が利用できないという課題がある。

 視覚障害者でパラリンピックの競泳で数々のメダルを獲得した河合純一・日本パラリンピアンズ協会会長は、都の発掘事業を「障害者がスポーツに親しめる機会が増えることは意義がある」と評価する。その上で「やはり利用しやすいのは家や職場の近くの施設。現在の環境や仕組みを変えていくことが大切だ」と話している。

 【ことば】2020年東京パラリンピック

 2020年東京五輪閉幕後の8月25日〜9月6日に開かれ、初採用のテコンドーとバドミントンを加えた計22競技が実施される。出場者は視覚を含む身体障害者が中心で、12年ロンドン大会に続き、水泳など知的障害者が出られる競技もある。第1回大会は1960年にローマで行われ、東京では64年大会以来の開催。同一都市で2度パラリンピックが開かれるのは東京が初めて。聴覚障害者は別の大会がある。

今夏に東京都障害者総合スポーツセンターで行われた日本パラリンピック委員会のアスリート発掘イベント

2015年11月13日       毎日新聞


<地域支えて>障害者就労手助け

2015年11月14日 16時51分08秒 | 障害者の自立

◎「みやぎ社会貢献大賞」歴代受賞団体(3)シャロームの会(仙台市若林区)

 昼時になると連日、日替わりランチを求めて客席が埋まる。「少々お待ちください」。オレンジ色の帽子とエプロン姿のスタッフが心を込めて応対していた。
 仙台市内で飲食店などを運営するNPO法人「シャロームの会」(仙台市若林区新寺)は、精神障害者の就労支援に取り組んでいる。
 新寺の事務所に併設した飲食店「太陽とオリーブ」で料理の盛り付けや食器洗いを担当する佐藤恒輔さん(32)=青葉区=は「やりがいがある。少しずつ働くことに慣れ、いずれは一般企業で働きたい」と前を向く。
 このほか飲食店は「オリーブガーデン」(青葉区一番町)と「オリーブの風」(宮城野区榴ケ岡)、総菜店は「ポコ」(同区西宮城野)の3店を展開。洗濯やアイロンがけ、買い物といった日常生活の基本を教える訓練施設も備える。
 シャロームの会に登録する障害者は現在約70人。不特定多数の人に応接する飲食業は、コミュニケーション能力を高めるのに最適だという。
 シャロームはヘブライ語で「どんな時も、あなたはそのままで素晴らしい存在」の意。副施設長の加藤文彦さん(39)は「困難を抱える人たちの生きづらさに寄り添い、本人の可能性を広げたい」と語る。
 シャロームの会で技術を身に付け、洋菓子店、ホテルなどの一般事業所に就職した「卒業生」も数多い。加藤さんは「障害者が活躍する場をどんどん広げたい」と力を込める。

<メモ>設立は2003年。スタッフは17人。現在、弁当の配食サービスを計画中。連絡先は022(293)4345。

人気の日替わりランチを配膳する「太陽とオリーブ」の店員

2015年11月12日     河北新報


障害者にオーダーメイド メガネの和光が無償で

2015年11月14日 16時40分06秒 | 障害者の自立

 障害者にオーダーメイドの眼鏡を無償で提供する奉仕会が12日、名古屋市千種区の今池ガスビルで行われ、同市内の障害者就労支援施設など13施設の利用者約60人が好みの一本を選んだ。

 メガネの和光(名古屋市中区)が創業50周年を機に毎年行ってきたもので、今年で19回目。

 参加者は視力測定を受けた後、400本のフレームの中からお気に入りを選択。問診を受け、掛け具合を調整してもらっていた。

 就労支援施設で訓練中の同市千種区の緑川裕子さん(32)は「思うように働けない私たちに目を向けてくれてうれしい。今日は掛け心地のよい眼鏡を選んだ」と笑顔を見せた。完成した眼鏡は来月、各施設に届けられる。

 同社業務推進課の辻洋一統括課長は「眼鏡を作ろうと思ってもなかなか作れなかった人たちに眼鏡を届けられれば」と話していた。

2015年11月13日 Copyright © The Yomiuri Shimbun



セントケア子会社 市内に障害者支援施設

2015年11月14日 16時29分05秒 | 障害者の自立

 川崎市内に多くの介護施設を構えるセントケア・ホールディングス(株)の子会社であるピアサポート(株)(横浜市)は1日、川崎市内の高津区溝口に、障害者の就労をサポートする就労移行支援事業所「ピアジョブサポート溝の口」を開設した。

 同社は2008年から障害者の就労支援を行っており、これまで横浜市内に3カ所の事業所を開設、今回4カ所目の開設となる。通い続けることで生活サイクルをつくる「体力づくり」やオフィスワークの基礎となる「PCスキル」、「ビジネスマナー」などの習得を通じて、仕事に必要なコミュニケーションスキルを身につけていくプログラムを提供していくほか、職場への定着支援まで行う。

 内閣府の「平成27年障害者白書」では、日本の障害者の総数は787・9万人で、人口の約6・2%。2014年6月1日現在、障害のある人の雇用者数は11年連続で過去最高を更新し43・1万人となり、民間企業雇用率も1・82%に上昇し、年々雇用促進が広がっている。同社は「より多くの障害者に安心して長く働ける仕事に就いていただけるよう、これまでの成果をいかし、首都圏を中心に今後も継続的に事業所を増やしていく予定」としている。

 事業所所在地は高津区溝口3の9の3佐保田ビル2階。問合せは同所(【電話】044・829・0845)へ。

実際の仕事を体験し、就職に向けてのスキルを身につける

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2015年11月13日    タウンニュース


障がい者週間記念の集い~障がいへの理解を深めるために~

2015年11月14日 16時26分52秒 | 障害者の自立

障がい者週間記念の集い~障がいへの理解を深めるために~

12月6日(日曜)午前11時~午後4時開催

12月3日(国際障害者デー)から9日(障害者の日)は「障がい者週間」です。市はこれに合わせ、障がいへの理解を深め、障がいのある人の社会参加への意欲を高めてもらおうと「障がい者週間記念の集い」を開催します。今年は、12月4日(金曜)~25日(金曜)に行われる「天神クリスマスマーケット2015」と連携して開催。誰でも気軽に参加できるイベントです。

■期間/12月6日(日曜)午前11時~午後4時

■場所/市役所西側ふれあい広場・1階ロビー

▼費用 無料

▼申し込み 不要 ※雨天決行

ふれあい広場では、障がい者ダンスチーム「ハッピーカラーズ」と福岡のサルサバンド「サクラ・イ・ス・ピント・コン・ピントゥーラ」の共演やファッションショーなど、障がいのある人もない人も一緒になってさまざまなイベントでステージを盛り上げます。

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 市役所1階ロビーでは、正午から車いす陸上選手の山本浩之氏(49)によるトークショー「あきらめない生き方」、午後2時からはパラリンピック正式種目の球技「ボッチャ」体験会などを行います。

イベント内容は変更になる場合があります。詳細はホームページ(「福岡市 障がい者週間記念の集い」で検索)でご確認ください。

 山本浩之さん(北九州市出身)

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20歳の時に交通事故で下半身まひに。以来、車いす競技に打ち込み、北京パラリンピック車いすマラソン6位、2010年・2012年東京マラソンと 2013年ボストンマラソンでは男子車いすマラソン優勝など、数々の優秀な成績を収めました。

日本の未来の車いすアスリートたちが世界と闘える環境をつくるために、各地で講演やジュニア育成教室などさまざまな活動を続けています。

 国は、平成26年1月に「障害者権利条約」を批准しました。平成28年4月には「障害者差別解消法」が施行されます。市は、今後も障がい者の権利擁護・差別解消に向けた取り組みを進めていきます。

【問い合わせ先】

▽障がい者在宅支援課

電話092-711-4248

FAX092-711-4818

▽NPO法人福岡市障害者関係団体協議会

電話・FAX092-762-5880