ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

知ってましたか!? 国会議員の携帯電話は非常時でもつながる

2011年03月28日 01時20分46秒 | 障害者の自立
 地震発生時は携帯電話がつながらず、イライラした人も多かったと思うが、国会議員の携帯電話は、いつでも使えることはあまり知られていない。

「2003年に十勝沖地震、04年に新潟県中越地震が発生したことを受け、国会で議論されました。被害程度の確認や、関係機関と素早く連絡を取るため、国会議員の携帯電話は1台に限り、災害時でも優先的に使えるようになったのです」(政界関係者)

 携帯電話会社に1日預ければ、中のチップを特殊なものにかえてもらえる。議員の他に病院や警察、電力会社など命を預かる人も、一部優先電話となっている。

「全体の5%ほどです」(携帯業界関係者)

 ちょっとうらやましい気もするが、国民の生命と財産を預かるのが国会議員だ。有効活用してもらいたいものだが、今回の大地震では一部の議員が“不適切な使用”をしていたようだ。

「被災地とは関係ないのに『これから電車に乗りたいのだが、いつになったら電車が動くんだ』とキレて電話をかけてきた人がいました。地元で予定があるため、どうしても帰りたかったようです」(鉄道会社関係者)

「うちのセンセイは、家族に電話をかけ、無事を確認しただけでした」(野党秘書)というから勝手なものだ。

 中には「愛人に安否確認の電話をかけた」「地元秘書に『ガソリンを確保しておけ』と指示した人もいる」などのウワサも飛び交っている。


●家族の無事だけ確認した議員も

 携帯電話各社は「今回も適正に使用されたと思っている」とコメントしているが、ITジャーナリストの井上トシユキ氏はこう話す。

「全議員を優先登録する以上、使用内容については調査すべきです。『後援会幹部に頼まれ、大人気タレントのコンサートチケットを簡単に取った』というウワサも以前聞いたことがあります。無料で支給されるJRパスで不倫旅行した人もいたぐらいですから。落ち着いた段階でしっかりと検証し、襟を正してもらいたい」

 発信先は3カ月間、携帯会社に残っている。議員のみなさん、お忘れなく。

(日刊ゲンダイ2011年3月24日掲載)

統一地方選:政見放送に手話 でも通訳士は足りず

2011年03月28日 01時13分36秒 | 障害者の自立
 今回の統一地方選から知事選の政見放送で手話通訳が認められ、自治体によっては選挙公報の音声テープ版を新たに作成するなど、障害者に優しい選挙に一歩前進した。だが手話通訳士の養成が追いつかず、自治体によって取り組みに差があるなど、真のバリアフリー化にはまだ時間がかかりそうだ。

 総務省によると政見放送の手話通訳は、手話通訳士の確保難を理由に、これまで国政選挙(参院選選挙区を除く)でしか認められていなかった。しかし障害者団体からの要望を受け、総務省は知事選でもできるよう今年1月に政見放送の規定を改正。また知事選に限らず、選挙公報の音声テープや点字版の作成などに取り組むよう都道府県・政令市選管に通知した。

 4月10日投開票の福岡、佐賀、大分の知事選では各陣営が手話通訳付きの政見放送を実施。選挙公報の内容を吹き込んだテープはこれまで佐賀だけだったが今回初めて福岡県選管もCDで用意する。

 しかし政見放送で手話通訳ができるのは研修を受けた手話通訳士のみ。10年8月現在、九州・山口の資格者は福岡19人▽鹿児島4人▽熊本3人▽山口2人--など。県内に資格者がいない佐賀県聴覚障害者協会は今回、他県の協会に依頼した。同協会の中村稔会長は「資格者の養成を国が積極的に担うべきだ」と注文する。

 4月1日告示の県議選では、大分県選管が障害者向けに、候補者名や党派などを録音したテープを初めて配布する。九州・山口では佐賀県選管に次ぐ試みだが「作成時間や予算を考えると基礎情報を吹き込むのが限界」(大分県選管)という事情もあり、他県では実現していない。

 一方、公選法で認められていない政見放送の字幕について全日本難聴者・中途失聴者団体連合会は「今後、高齢者が増えることを考えても早く実現させてほしい」と訴える。

毎日新聞 2011年3月27日

利便性の向上確認 JR鳥取駅構内バリアフリー化整備

2011年03月28日 01時11分04秒 | 障害者の自立
鳥取市のJR鳥取駅構内で進められていたバリアフリー化整備の完了を受け26日、鳥取市などの関係者が新設備を視察し、高齢者や障害者などの利便性の向上を確認した。

 整備は国や市の協力でJR西日本が、高齢者や障害者などの移動円滑化の促進を目的とした「バリアフリー新法」に基づき着手していた。新設備は12日から19日にかけて順次運用を始めている。

 改札と2階のホームは2基のエレベーターで結ばれ、中2階のトイレの段差もスロープに改修。多機能トイレも新設されたほか、階段の二重手すりや、車椅子の通行を考慮して改札口の一部は従来の約60センチから約90センチに拡大した。

 視察した市老人クラブ連合会の沖田博敬会長は「エレベーターでホームまでスムーズに動ける。トイレなどもすごく便利になった」と評価。同駅の陶山正明駅長は「高齢者や身体が不自由な方にも利用いただきやすい整備ができた。気持ちよく利用しただけるよう、新設備と併せて職員一同努力していきたい」と話していた。

日本海新聞

東日本大震災:「災害弱者の助けに」被災地で福祉バイオトイレ車が活躍/海老名

2011年03月28日 01時06分28秒 | 障害者の自立
 東日本大震災の被災地で、海老名市国分南1丁目の警備会社「優成サービス」の福祉バイオトイレ車が活躍している。現地で活動にあたる八木正志社長は「少しでも、災害弱者の障害者や高齢者の助けになれば」と話している。

 福祉バイオトイレ車はボタン一つで、車いすを持ち上げ、水を使わずにおがくずを利用し、汚物を処理する。60度くらいで攪拌(かくはん)し、水蒸気を放出することで、においも極力抑える。

 八木社長は21日、福祉バイオトイレ車2台、社員2人とともに宮城県石巻市に到着した。「現地の悲惨な状況に涙が出る。わたしたちの活動が少しでも障害者らに喜んでもらえれば」と話す。中学校などの避難所で車が待機し、1日40人程度の車いす利用者に使われている。個室で暖房も完備されているため、着替えをする女性らにも感謝されているという。

 同社は2009年7月、トラックに乗せた移動トイレを改造し、車いす利用者が使える福祉バイオトイレ車を開発した。これまで、車いすマラソンや同社主催の花火大会などで活躍してきた。今回の震災を受けて、海老名市内で連携するNPO法人「やさしくなろうよ」(品田直子理事長)を通じて、石巻市で受け入れ態勢が整っていることを知り、即座に協力を決めた。

 八木社長は「仮設トイレはあるが、下水が復旧していないため、過酷な状況が続いている」と話す。23日にはさらに社員ら4人がバイオトイレ車1台に乗り込み、宮城県石巻市の避難所に向かった。


現地に向けて出発する福祉バイオトイレ車=海老名市国分南

カナロコ(神奈川新聞)

視覚障害者に「声の新聞」届け30年 加西の団体

2011年03月28日 01時02分04秒 | 障害者の自立
 加西市に、目の不自由な人のために新聞記事や市の広報誌を朗読し、収録テープを届けるボランティア団体「かしの実グループ」がある。ただ「読む」のではなく「目の前にいる人に語り掛けるように話す」取り組みは30年以上続いている。現在、新メンバーを募集中で、春から初心者向けの「朗読ボランティア入門講座」を開く。


 同団体は1978年に発足し、メンバーは17人(うち男性1人)。市内の50~70代で、元バスガイドから初心者まで経験の有無はさまざまだ。

 新聞記事と市広報誌をそれぞれ月1回、加西市健康福祉会館(北条町古坂)録音室で朗読し、収録。目の不自由な市内在住・出身者十数人へ無料で届けるほか、リスナー(聞き手)の要望を受け、図書なども朗読する。隔月1回、アクセントや間の取り方などを学ぶ勉強会を開き、年1度はリスナーとの交流会も催す。

 「播州弁を直すのがなかなか難しいんですよ」と高橋妙子代表(51)。メンバーはアクセント辞典を引きながら「分かりやすく聞き取りやすく」をモットーに語り続ける。

 学生時代、放送部に所属していたという高見喜代子さん(74)=加西市北条町西南=は、活動歴20年以上。「リスナーが喜んでくださるのが何よりの励み。すごく勇気づけられます」と話す。

 4、5月の毎週木曜(5月5日除く)には、朗読ボランティアを始めたい人向けに、同会館で入門講座を開く。全7回(午後1時半~3時半)で参加費千円。定員20人。また、リスナー(視覚障害者のみ)も募集中。申し込みは、4月4日までに市社会福祉協議会TEL0790・43・8133へ。

神戸新聞 -