趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

ダンゴムシが害虫へ

2024年05月17日 11時25分52秒 | 環境に関する話題

澄み切った青い空。現在快晴で風が少し冷たく感じられます。一昔前の5月といった感じの当地です。明日からは急激に温度が上がって30℃近くまで上昇する地域もあるとか。 そんな気候の異常が原因なのか?小さな菜園ではダンゴムシの異常行動が

実はこの記事でも書いたのですが、

生ゴミ処理 - 趣味と節約と時に妄想の記録

広さ的には、40㎝×60㎝程の場所なのですが、この中に少なくともダンゴムシが300匹以上発生。まる2日かけてダンゴムシを捕まえて、少し離れた雑草の生い茂る空地へと放ちました。

やれやれと思っていたら、生き残りが、プランターの小松菜を容赦なく食べてました。 ダンゴムシの幼虫(成長過程)が若い芽を食べる事は知ってはいましたが、どう見ても成虫と思われる黒いダンゴムシが食べているのをこの目で確認。数年前から、根切り虫か夜盗虫と思っていた、新芽を食い散らす犯人が、何と「ダンゴムシ」だったなんて・・・ショックが隠せません。ダンゴムシは2024年の現在、益虫ではありません。完全なる害虫指定です。

プランターの中は腐葉土ですから、ダンゴムシの餌となる落ち葉が沢山あるのに、そちらには見向きもせず、柔らかいやっと出て来た四つ葉目をダンゴムシが侵食。 よって、その小松菜は成長が出来ず弱って枯れてしまいます。 四つ葉目が無残にも切り落とされていた小松菜もありました。その時はまだ犯人は確定していなかったのですが、一昨日曇りだったので、ダンゴムシの活動も活発で、ふとプランターの中を見たら、成虫が・・・食べてましたw。

wiki間違ってますよ。もうダンゴムシは幼虫だろうが、成虫だろうが、若い柔らかくて美味しい葉を食べる害虫です。多分自然の森や林にいるダンゴムシは益虫の役割も担っているのでしょう。

そして、ダンゴムシがここまで増えた原因が・・・生ごみ処理だったとはね。とてもとても残念でなりません。少しでも生ごみを減らそうとした努力が、結局ダンゴムシを異常発生させて、さらには大切な菜園の野菜の若い芽を食い散らす害虫へと変化させてしまったようです。 生ごみをボカシなどの自然由来の方法で処理する場合は完全に外界と遮断できる容器で行わないと、一旦ダンゴムシが異常に増えた場合は手が付けられません。薬で処理するしか方法は無くなります。僕の場合は、まる2日かけて捕まえましたが、残りが繁殖したら、今度は最終手段の薬を使うつもりです。 些細な被害の内は目をつぶっていましたが、新しく種を蒔いた小松菜達(4月に蒔いた)は、被害の大小はありますが、殆ど被害を受けています。こんな感じ。

ダンゴムシも、枯葉を食べるよりも、若い小松菜の葉を食べた方が美味しくて直ぐにエネルギーになる事に気づいてしまったのでしょう。こうなるともうダメです。 

少し成長した葉もお構いなく食べられる。

このサイズの小松菜で、次の成長点(若い葉)が食べられた個体は成長が止まって枯れてしまいます。ですから多分農家さんは薬剤を使わざるを得ないのでしょうね。 完全無農薬は家庭菜園でもかなり厳しいです。ミームオイルとか散布してますけど、ダンゴムシにとってはむしろ逆効果かも知れません。美味しい若い小松菜の葉がさらに美味しくなっているのかも知れません。実際にミームオイルを散布してから、被害が拡大しました。この辺りはもっと検証しないとなんとも言えませんが・・・。

そして菜園で最も強靭なのが・・・「シソ」です。ダンゴムシに見向きもされずにすくすくと成長していますw。

そんなわけで、生ごみ処理をされる際は十分な注意が必要です。臭いだけでは無かった・・・。やっぱり専用のコンポストでの処理が必要ですね。

ダンゴムシにはくれぐれもご注意を!

家庭菜園は大きな学びがありますね~今日に感謝。おおいなる自然の恵みに感謝。


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 住民困惑するも工事続行。 | トップ | ブラジルの大洪水 対岸の災... »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
参考になりました。 (☘雑草Z☘)
2024-05-27 06:20:06
>wiki間違ってますよ。もうダンゴムシは幼虫だろうが、成虫だろうが、若い柔らかくて美味しい葉を食べる害虫です。

なるほど、ダンゴムシも進化(?)したんですね。虫は世代交代が速いから、どんどん進化しますね。農薬に強い昆虫も次々現れて農薬に強い耐性を持つようになりましたし。
私もこの記事を読んでから、ダンゴムシに厳しくなりました。
Unknown (アーヤパパ)
2024-05-27 11:30:06
この目で成虫のダンゴムシが小松菜の葉をかじっているのを見なければ気がつきませんでした。それも何回も。 他に食べるもの沢山あるのに。 例えば自然に生えたシソの新芽とか近くに生えているんですよ。でもダンゴムシの被害には合っていません。好みはあるのかも知れません。既に300匹以上のダンゴムシを捕まえて、近くの林に捨てましたよ。しかもダンゴムシって触ると直ぐに丸くなるはずなのに、この菜園のダンゴムシは、ひっくり返って死んだふりをするんです。それ以上に刺激を与えると流石丸くなりますが。外敵が少ないから、そのあたりの本能も緩んでいるのかも? だいたいピンセットで軽くつまんでも、初めはピンセットをかじりに来ますからね。機会があれば死んだふりを写メしてブログにアップしますね。
ハイパーダンゴムシ? (☘雑草Z☘)
2024-05-27 20:18:43
ダンゴムシに限らず、多くの虫は死んだフリをしますが

>だいたいピンセットで軽くつまんでも、初めはピンセットをかじりに来ます

って獰猛化したのでしょうか?

>既に300匹以上のダンゴムシを捕まえて、近くの林に捨てました

ってのも凄い話です。そんなにいっぱい出てきたら、気持ち悪いですね。
Unknown (アーヤパパ)
2024-05-28 19:12:31
死んだふり?と申しますか、フリーズするのは他の虫でもたまに見ますが、ダンゴムシがひっくり返ってお腹を出して丸くならずにフリーズするんですよ。それが普通なんでしょうかね?それ以上に刺激を与えると流石に丸くなる感じでした。 だいたいこんな大量発生したダンゴムシを生まれて初めて見たので・・・。生ごみ処理スペースに潮干狩りのアサリの穴みたいのが沢山出来て、そこそ少し掘ると、出るわ出るわダンゴムシ。1回の作業で30匹位。それを1日三回。それを3日繰り返したので単純に300匹以上です。子供から黒くて立派な成虫まで沢山見つけましたよ。コメントありがとうございます。

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

環境に関する話題」カテゴリの最新記事