趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
時に妄想も書いたりします。時々趣味の写真もUPします。

見分けが付かない。でも・・・

2016年05月14日 10時48分50秒 | 環境に関する話題
昨日は室温26度まで上がったの生息地。現在は22度。うーん、昨日が昨日なんで長袖2枚着ててちょうど良いくらいです。午後にまた25度を超えてくる予想がされたますから・・・体温調節機能が・・・やばそうです。

さてと、昨日は夢の話でしたが、今日は現実の話です。何に付いてか?と申しますと「虫」についてなので興味の無い方はスルーして下さい。でも、家庭菜園をされている方にとっては大切な話ですけどね。

でははじめます。テーマ「見分けが付かない。でも・・・」ですが、これね・・・「テントウムシ」の話なんですよ。

背景から説明しますと、友人宅の家庭菜園なんですが、実はお隣に厄介な木がありましてね・・・その木に毎年大量のアブラムシや貝殻虫が付くんですよ。そのアブラムシが風に乗って毎年、友人宅の菜園にやってきては、野菜をムシャムシャと食い散らすわけです・・・涙。でも、お隣に文句も言えない・・・。仕方なく、できる限りの自己防衛を考えたわけですね。

その自己防衛の範囲で、アブラムシならばテントウムシだとひらめいて、一昨年色々と調べたんですね。一番簡単な方法は自分でテントウムシを捕まえてこれば良いわけですが・・・それが、さっこんテントウムシをまったく見かけないんですね。

それで、さらに調べて行くうちに、テントウムシを農薬(生物農薬)として既に利用している事もわかりました。

それで、今年はネットで購入しようかな?と思ったのですが・・・これがかなりお高い・・・涙。

金が無いと、無農薬で野菜も育てられない時代ですよ・・・ほんと。

友人宅のある地方は岐阜県でも田舎です。なら、知り合いにテントウムシが畑にいる家もあるだろうと、聞いてみたら?と友人に言ったところ、やはりいました。

でも、ちと話が違う・・・。

なんでも、毎年大量にテントウムシがわくそうなんですが、そのテントウムシが大切な農作物の若葉を食べてしまうらしいのです。

にゃにー??葉っぱを食べるテントウムシ? そういえばと閃いて、つーか、記憶の片隅にあったデータが脳裏に浮かびました。それは

テントウムシには「肉食性」→アブラムシやダニなどを食べてくれる人間にとっての益虫と、「草食性」→雑草ではなく農作物を好んで食べる害虫がいるという事実。

テントウムシで検索すればすぐにわかりますが、マダラテントウムシ亜種という分類で(でもテントウムシなんですよ)、ニジュウヤホシテントウとかオオニジュウヤホシテントウとかいう仲間です。

正直いって、益虫とされるテントウムシも、かなり特徴的な7星テントウや体が黒ベースで赤い星が二つのテントウムシはすぐにわかりますが、ナミテントウといわれる種類はかなりいて、当然皆「肉食性の益虫」なんですが、その体の色や星のバリエーションは多種にわたるんですね。

それで先日、友人が知り合いから大量に袋に入った(スパーの透明な袋ね)テントウムシを持って帰って来たのですが、どうも話を聞いて・・・これ害虫のテントウムシでは?と思い色々調べました。

しかし、ネットで紹介されている写真(ニジュウヤホシテントウとかオオニジュウヤホシテントウ)と似ているといえば似ているし、違うと言えば違う。

違いを見分ける決定打が無い・・・。おまけに違う種類のテントウムシもその中にいるみたいだし・・・・。


そこで、一匹を取り出して(見た感じは、ニジュウヤホシテントウに良く似てますが)、菜園のジャガイモの葉っぱを少し入れて、一晩放置。その結果が・・・下の写真

これだ!

逃げられるといけないのでビニール越しに撮ってます。しかも葉の裏側から撮影。テントウムシは影のみです。

害虫確定です。

俗に、テントウムシダマシといわれているそうですが、益虫と害虫の区別は、異様に星が多い個体は害虫と判断してよさそうです。

さて、ここからが本題です。常々自然界は人間社会の反映。映し鏡だと書いて来ました。

このテントウムシダマシは益虫のテントウムシと共存している事も多いですよ。そうなるとなかなか農薬も使えないし・・・益虫側のテントウムシも同時に処理されてしまいますからね。

おまけに、益虫のテントウムシは鳥などの他の捕食動物や昆虫から身を守る為に、黄色い液を出しますが、この害虫側はそれを出さないのも特徴だそうです。ですから、益虫にまぎれて悪さをするわけですね・・・。

まだこうやって細かく調べれば、区別は付きますけどね。でも、見た目では僕には判別が付けられませんでしたね。

テントウムシダマシで画像検索をかけると沢山写真が出て来ますが、益虫側のテントウムシも混在しているようなので、より判別が難しいかも・・・。

最後に、害虫のテントウムシダマシの画像をのせて今日の記事は終了です。
テントウムシダマシ

テントウムシがやって来た!と喜ぶものもつかの間、もしかすると「ダマシ」かもしれないというお話です。

追記・・・我々は宇宙人だ!って・・・すごい乗り物でやってきても、もしかすると!? 自然界は人間の心の反映である事を忘れてはいけません。 同時に警告であることも。

コメント
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