後肢外側の種子骨だ。
上1/3までなら摘出した方が良いし、摘出しても大丈夫だと考えている。
ただし、8つある種子骨は、競走で受ける負担が異なる。
前肢の内側種子骨が最も負担が大きい。
次いで前肢の外側種子骨。
次いで後肢の内側種子骨。
前肢の内側種子骨以外は、その馬の走り方や肢の形で負担の強さの順が異なるかもしれない。
後肢は外側種子骨の方が折れることが多いように思う。
このような種子骨頂部の骨折は、種子骨炎が要因になっていることがある。
いわゆる「種子骨炎」とは、x線撮影すると種子骨に放射線状に陰影があることを言う。
種子骨炎と言っても、骨に炎症があるわけではない。
放射線状陰影は血管孔だと言う人が居るが、私は疑問に思っている。
x線像で放射線状陰影に見えるはずの部分で折れている。
どう?
血管孔に見えますか?
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ときどきエネルギーが放出されている方が、大きな地震にならなくて良いのかもしれない。
しかし、20世紀後半は「地学的平和」と呼ばれる地殻変動や異常気象が少ない50年だったようだ。
それももう終わったのかもしれない。
午後から雨になる天気予報で言っていたのに…
何だか曇って来たなぁと、思っていたらあっという間に雨そして、雷…
土砂降りになる前には収牧は終わりましたが、季節の変わり目の雨に当ててしまいました。
この行動力の鈍さが問題のようです。
外は雨
竜巻情報も出ています。
夕方までは持ちましたね。面白い雲が出ていると思ったら、だんだん黒く厚い雲になっていって、夜には遠くで雷と雨でした。
「x線像で放射線状陰影に見えるはずの部分で折れている」ということは、種子骨炎も種子骨骨折なのでしょうか?
「種子骨炎といっても、骨に炎症があるわけではない」とありますが、種子骨に放射線状陰影が映るということは、少なからず種子骨にも何らかの異常があるのでしょうか?
勉強不足で質問してしまっていますが、よろしくお願い致します。
種子骨炎は骨折ではありません。今回の種子骨骨折は、種子骨の放射線状陰影と呼ばれる部分で折れていた。ということです。
「種子骨炎」とか「種子骨線条陰影」とかがどうして起こるのか、できるのかまだよくわかっていないようです。異常と言って良いのかどうかもわかりません。血管孔、栄養孔は正常な種子骨でもあるわけですから。
しかし、種子骨骨折の要因になっとと思われる症例には遭遇します。
種子骨炎がない種子骨は折れないのかと言われると、そんなことはないと思います。
ん~難しいですね。