日曜日。
朝、相棒と散歩に出て、入院厩舎に寄る。
ゆうべの開腹手術の馬のようすを訊く。
朝、飛節OCDの関節鏡手術。左右両方。
3日齢の子馬の剖検。
生まれてから立って乳を飲みに行くが吸引できず、NMS新生子馬不適応症候群が疑われていた。
脾臓は白脾髄が見えなかった。
肺はわずかに鬱血。
皮膚テント戻り悪く、眼球陥没。
新生子馬脳症と敗血症だろう。
まともに乳を飲めないのでは、集中管理しないと24時間以上はもたない。
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1歳馬の腰痿の剖検。
安楽殺してから脊髄造影。
動的な頚髄腔の狭窄のようだった。
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午後、2歳馬の中手骨の疲労骨折。めずらしい部位。
18歳の繁殖雌馬が陰部を蹴られて、縫合してあった陰部が裂けた外傷。
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夕方から、実習生3名それぞればらばらのお迎え。
着いたら電話して迎えに来てもらう。頼まれたら迎えに行って連れて来る。何かトラブルがあったら電話で連絡する。トラブルがあったら、解決しても解決しなくても連絡する。トラブルの最中はいつでも連絡を受けられるようにしておく。
最近の大学生はそんなこともできないのかね。
実生活の経験がなさすぎるのだろう。
こどもを集団管理してペーパーテストばかり受けさせていてはいけない。
必要な生活力や行動力を身につけていないのは役に立たない〇〇だ。
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ガルルウ
お迎え、お疲れ様です。学生さんもお疲れでしょか?実のある実習となりますように。
オラ君、デカガムやっつけ中ですか。気合はいったお顔ですね!雪もだいぶ解けたようで。
今朝は寒いけど春の朝に間違いない、と感じる空気。あの日とはだいぶ違って。
そして、大物と格闘するオラ君。命って様々ですね。
なんか、臨床実習なんてより、もっと前の段階が必要な気がします。
思い当たる節があります。。。
就職しても仕事以前の段階が。。。ということも多々。
そうは言っても嫌われてもいいから一々教えていかないとと感じます。
教えてくれる大人が周りにいなかったんだろうなと。
我々の仕事ではなく親や学校が教えることなのかもしれませんが、そこを待っていている根気も度量もないので頑張ってみることにしています。
言えば案外素直ですよ。顔に出るやつも少なからずいますが。。。
数年で辞めてしまう者にはそういうのが多いと思っていますし、逆にさっさと辞めてくれた方が良かったのにと思う10年以上選手もいます;涙。当たり前のことをいまさら教えてもらっているのに顔に出るやつなんてそうでしょうね。