馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

ボヘミアン・ラプソディー

2018-12-24 | 日常

とてもヒットしている、と聞いても、ただの音楽映画、サクセスストーリーかなと思って観に行かなかったと思う。

若い獣医さんが3回観ました。泣きました。と、言っていたので。

私たち世代は、現役のロックバンドとしてクイーンが好きだったという人も多いのだろう。

クイーンの曲は、CMやBGMや、それから挿入歌としてもよく使われていて、聞きおぼえのあるパートも多い。

しかし、それとは別に、フレディ・マーキュリーとして生きて死んだ一人の”パキボーイ”の生き方と苦悩に涙した。

生きることはたいへんだ。しかし、素晴らしい。たとえ短くても。苦悩に満ちていても、だ。

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今日は、肩甲骨骨折のLCP抜去。

歩きはとても良い。

馬もかなり大きくなった。

しかし、肩甲軟骨あたりにプレートが飛び出ている。

肩甲骨がいくつかのピースに割れていたのだ。

よく治った。

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網嚢孔ヘルニアの腸管手術のあと、Post Operative Ileus が続いていた繁殖雌馬はあきらめた。

Mama・・・・・just killed the horse・・・・・・

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午後は、2歳競走馬の腕節骨折の関節鏡手術。

つづいて、1歳馬の傍直腸膿瘍の切開手術。